不動産業ブログ

大家さん必見!よくあるトラブル対策

賃貸管理でよく起こるトラブル事例と対処法を解説!!

 

騒音やペット無断飼育など、近年増加傾向にあるトラブルが発生した場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

賃貸管理で起こりうるトラブル事例の対処法!

 

・ペットがNGな物件で入居者がペットを飼っていた場合明け渡しを求められるのか?

 

 

契約書の禁止条項に該当しても、必ず解除可能とは限らない!

賃貸契約を解除するためには、単に契約違反というだけでなく信頼関係の破壊という要件を満たす必要があります。

しかし、ペットが家族の一員という認識も社会に広がりつつある現在、ペットの無断飼育が信頼関係の破壊に該当するとは言い切れません。

裁判では、ペットの種類、頭数、飼育の実態、契約違反の悪質性、物件や近隣へ具体的にどのような損害が発生しているか等の

具体的な事情を考慮して、契約の解除が相当な事案かどうか判断されます。

 

・上階住人の足音が響いてうるさいから強く注意してほしい

事実確認、発信源の特定、対応方法の検討は慎重に!!

入居者が受忍限度を超える騒音を発している場合、直ちに騒音を止めるよう求め、程度によっては契約解除、建物明渡請求を検討する事があります。

しかし騒音トラブルの対応方法は慎重に考えなければなりません。人によって音に対する敏感度合いは様々で、被害を訴えている方の

話を鵜呑みにすると、客観的な状況を掴み損ねる恐れがあります。

また、マンションにおける音の伝わり方は単純ではなく、音のする部屋とは全く違う部屋が発信源という場合もあります。

そのため、不用意に犯人と決め付けて厳しく注意してしまうと、余計なトラブルを招くことにもなりえます。

 

・家賃滞納

家賃滞納も近年増えているトラブルです。一時的に払えない、もしくは必ず払う意思がある場合は待ったほうがいいこともあります。

しかし、明らかに払う意思がなく開き直ってる場合早い対応が必要です。

まずは、電話や催促状、請求書の送付、訪問などで支払いの交渉をしましょう。それでも、応じない場合は、連帯保証人に連絡をして

督促状を送付します。

このような交渉をしても家賃滞納が続くようであれば、強制退去の法的手続きをとるしかありません。

 

・汚部屋

報道番組でもたまに特集が組まれるような、賃貸物件が汚部屋になってしまうトラブルも少なくありません。

近隣入居者から異臭がする、ゴミがベランダまであふれているなどの、クレームで発覚することが多いトラブルです。

場合によっては、フローリングや壁の腐食、室内設備の故障などのトラブルに発展します。

ただし、たとえゴミであっても入居者の所有物になります。

大家さんであっても勝手に捨てることはできません。そのため、〇〇日までにごみを処分してください、期日までに対応がなければ処分並びに

賃借契約解除を行いますなどの、内容証明郵便を送りましょう。

内容証明を送ってもごみを処分する権利はありませんが、合法的に対応をすることが可能です。

 

・家賃の値下げ交渉

入居を検討している人や長年住んでいる入居者は家賃の値下げを交渉してくる場合があります。

この場合、家賃を下げる気はないとしてもまずは検討している態度をとりましょう。そして、周辺の家賃相場や共用部分で劣化してる部分はないか確認しましょう。

家賃相場と、同党だったり、設備や共有部分に不具合がなかったりするのであれば値下げの必要はありません。ただし、

設備に不具合があったり管理がずさんだったりするとクレームになってしまうことがあります。

日頃から、値下げ交渉に繋がらないようにきちんと対処をしておくことも大切です。

 

まとめ

賃貸管理は、文字どおり事業の経営です。

大切な自分の資産を活用して事業を行うのですからまずは賃貸経営のメリット・デメリットの理解に努めましょう。

そして、管理会社任せ、人任せにせず、事業計画を入念に立てて見通しを付けたうえで、賃貸経営をスタートしましょう。

 

施工管理と現場監督の違い

施工管理と現場監督の違い

施工管理と現場監督の違い

冒頭でも述べた通り、施工管理と現場監督に大きな違いはありません。

ただ、現場監督が作業員への指示や資材の発注など、現場での仕事が多い一方で、施工管理は現場以外にも「事務作業」「クライアントとのやり取り」などの作業もおこないます。

つまり、施工管理と現場監督の違いを強いて挙げるとするならば「業務内容」「業務の幅」にあると言えるでしょう。

逆に共通するポイントとしては「現場のスケジュール管理をおこなう」「現場の職人や作業員に指示を出す」などがあります。

施工管理も現場監督も未経験OK

施工管理と現場監督は、未経験でも十分に目指せます。実際、未経験者でも積極的に受け入れてくれる会社は多いです。

しかし、施工管理と現場監督は、現場全体を指揮したり、豊富な知識を持つ職人とコミュニケーションをとったりする必要があるため、十分な専門知識とスキルを要します。そのため、未経験からのチャレンジは正直なところ難易度は高いです。

とはいえ、施工管理で必要なスキルや知識は、現場で経験を積めば誰でも習得が可能なため、難しく考える必要はありません。

「施工管理を目指したい」「現場監督になりたい」という人は、まず仕事内容について理解することから始めるとよいです。

施工管理(現場監督)の仕事内容

施工管理(現場監督)の仕事内容

施工管理(現場監督)の仕事内容は下記の通りです。

  1. スケジュール作成
  2. 現場の調整
  3. 予算の管理
  4. 現場の雰囲気づくり
  5. 安全管理
  6. 事務管理

それぞれの仕事内容について分かりやすく解説します。

1.スケジュール作成

スケジュールの作成は、建設現場で最も重要視されている仕事となっています。スケジュール通りに工事を進め、工期内に現場を完成させることは「顧客の信頼アップ」「コストの削減」などにつながるためです。

そのため、施工管理は、効率的かつ無理のない工期スケジュールを作成しなければなりません。

具体的には「週間工程」「月間工程」「全体工程」という段階ごとのスケジュールを組んだうえで定期的に打ち合わせなどをおこない、工期までに現場を完成させます。

2.現場の調整

施工管理と現場監督は、現場を完成させるために必要な機材・材料、人員などの調整もおこないます。

建設現場では、悪天候や作業ロスなどによるトラブルが付きものですから、施工管理は常に、人員や機材を調整します。

加えて、安全な作業に必要な機材や人員を確保することも大切な仕事の一つです。H3 3.予算の管理

決められた予算の中に収まるように工事の進行を管理するのも施工管理の仕事です。

たとえば、作業の進捗が遅れている場合「人件費」「機材のレンタル費」などの経費が追加で必要になります。そういった追加の経費が予算内に収まるかどうかを判断したり、調節したりするのが主な仕事です。

また、現場でかかる費用とは別に、会社運営にかかる「減価償却費」「維持費」などは一般管理と呼ばれ、会社によっては施工管理が管理をおこないます。

4.現場の雰囲気づくり

現場では、職種の異なる大勢の人が関わり合いながら仕事を進めています。一人ひとりが異なる価値観を持ち、任命された仕事を遂行しているのは建設現場ならではの特徴でしょう。

そんな多様な考えをもった人が大勢いる現場で、円滑に工事を進めるために必要なのが「雰囲気づくり」です。

普段からさまざまな人とコミュニケーションをとり、信頼関係を深めることで工事がスムーズに進みやすくなります。命の危険と隣り合わせでもある現場では、必要不可欠な仕事の一つと言えるでしょう。

5.安全管理

現場には人より大きい重機や高所など、命に関わるような危険が数多く潜んでいます。現場監督や施工管理は、こういった危険から作業員を守らなければなりません。現場を指揮する人にとっては非常に大切なミッションと言えるでしょう。

たとえ工期内に現場を完成させたとしても、重大なケガ人を出してしまうと「業務クオリティが低い」とみなされます。

危険から身を守るためのルールは各現場によってすでに設定されているため、施工管理や現場監督はそのルールを遵守させることが主な業務です。現場で働いている人に危険が及ばぬよう、安全に配慮した指示を常に出していく必要があります。

6.事務作業

現場全体を任されている施工管理は、事務作業もおこないます。

具体的な業務内容は、

  • 施工プランの作成
  • 施工計画に関する書類の作成
  • 工期スケジュールの作成
  • スケジュール管理の調整

などと多岐にわたります。

また、現場が完成したあとも「安全確認の書類」「報告書」など、作成しなければならない書類は非常に多いです。

ちなみに「事務作業は施工管理がやるもの」というイメージが強いですが、現場監督も図面を描いたり、写真を整理したりなどといったデスクワークがあります。

施工管理(現場監督)の年収

施工管理(現場監督)の年収

建設業界全体の平均年収の推移を平成20年~26年で見てみると、400~415万円の間を横ばいに伸びていることが分かります。

一方、転職エージェントdodaのデータを見ると、施工管理の平均年収は444.3万円でした。

このことから、施工管理の平均年収は、建設業界の中でも比較的高いことが分かります。年収の差にして40万円ほど変わるため、決してその差は小さくはないでしょう。

また、建設業界の平均年収がほぼ横ばいであることから、業界内の年収は「上がりにくく下がりにくい」という特徴を持っていることが分かります。

年収を上げる方法

年収を上げる主な方法は「施工管理技士の資格を取得する」「経験を積む」の2つです。

最もイメージしやすいのは資格の取得でしょう。施工管理技士を取得することで会社から「十分な経験と知識を持っている」と判断されるため、転職直後でも高い給与を得られます。

また、経験を積むことも年収を上げるうえで大切な要素です。

「どういった立場で何年間の業務を全うしたか」という点は転職面接の際などに必ず見られます。十分な経験があると判断されれば、転職に伴って年収を上げることも可能です。

経験の有無を分かりやすくアピールするために作られたのが施工管理技士の資格ですから、年収アップを目指したい人は勉強をしてみるとよいでしょう。

まとめ

本記事では「施工管理と現場監督の違い」「施工管理’(現場監督)仕事内容」などを紹介しました。

施工管理と現場監督の仕事内容には、あまり大きな違いがありません。強いて言うのであれば「業務範囲の広さ」です。

現場をメインとした現場監督の仕事よりも、現場と現場外の仕事を請け負う施工管理のほうが業務範囲が広いのです。

また、施工管理も現場監督も未経験から挑戦できます。ただ本記事で紹介した通り、たくさんの経験や知識を要するため、まずは現場での実務経験を積むことが大切です。

人口減少と空き家増加の課題

 

 

近ごろ話題になることの多い空き家問題。福岡県大牟田市では、住宅系部門管轄の空き家を活用するために、福祉系部門の民生委員が調査を行いました。空き家の状態を調査し、住宅を必要とする人とのマッチング、他の支援団体と連携して包括的な生活の支援を目指しています。

他の自治体のお手本になりそうなこの取り組み、大牟田市都市整備部建築住宅課の今福信幸さん、西山妙佳さん、NPO法人大牟田ライフサポートセンターの牧嶋誠吾さん、三浦雅善さんにお話を聞きました。

大牟田市の空き家問題と住宅要確保配慮者の実情とは

福岡県大牟田市は、かつては炭坑節でも知られる三池炭鉱が栄え、1960年代には20万人以上の人でにぎわう、日本の高度経済成長を象徴する街でした。しかし閉山と共に人口は減り、現在では多くの自治体と同様に、人口減少や高齢化などの問題を抱えています。

増え続ける空き家問題も深刻です。
大牟田市の今福さんによると、2019年に実施した調査では2912件の空き家が存在し、2016年からわずか3年で1138件も新たに空き家が増えているとのこと。現状のまま利用できる空き家が減少し、修繕が必要だったり利用が困難だったりする建物が増えていることがわかります。

 

大牟田市では、人口の減少とともに空き家の増加も問題になっている(資料提供/大牟田市)

大牟田市では、人口の減少とともに空き家の増加も問題になっている

一方、何らかの事情で住まい探しに困っている高齢者、障がい者、ひとり親世帯、外国人など「住宅確保要配慮者」と呼ばれる人たちも増え続けています。

これらの問題を解決しようと、大牟田市では、2012年から行動を起こし始めました。同年、住まい探しが困難な人たちの入居や生活をサポートする団体としてNPO法人大牟田ライフサポートセンターが誕生。翌2013年には、不動産関係団体や医療・福祉関係団体らと情報を共有し、円滑に居住支援を行うための場として「大牟田市居住支援協議会」が立ち上がりました。現在、協議会の事務局は大牟田市の建築住宅課と大牟田ライフサポートセンターが共同で担っています。

大牟田市では全国の取り組みと比べてもかなり早い時期から見守りや、空き家を居住支援に利活用するためのワークショップを行い、関係者間で問題を共有することが居住支援協議会立ち上げの素地となっていった(資料提供/大牟田ライフサポートセンター)

大牟田市では全国の取り組みと比べてもかなり早い時期から見守りや、空き家を居住支援に利活用するためのワークショップを行い、関係者間で問題を共有することが居住支援協議会立ち上げの素地となっていった(資料提供/大牟田ライフサポートセンター)

 

空き家の実態を調査するために、民生委員と学生が活躍!

現在は大牟田ライフサポートセンターの事務局長であり、当時は大牟田市の職員だった牧嶋さんは、増え続ける空き家を住まいの問題を抱える人たちの受け入れ先として利活用できないか、と考えました。そのためには、まず空き家が「市内のどこに、どれくらいあるのか」の把握と「空き家の老朽状態の確認」をする必要がありますが、市の財政は厳しく、予算もなければ人も足りません。

大牟田ライフサポートの牧嶋さん(右)。かつては大牟田市職員として、住宅部局と福祉部局両方の仕事を経験したため、双方の仕事や考え方も理解した上で「居住支援とは暮らしの基盤を整えることで、決して箱だけを提供するものではない」と話す(写真撮影/りんかく)

大牟田ライフサポートの牧嶋さん(右)。かつては大牟田市職員として、住宅部局と福祉部局両方の仕事を経験したため、双方の仕事や考え方も理解した上で「居住支援とは暮らしの基盤を整えることで、決して箱だけを提供するものではない」と話す(写真撮影/りんかく)

そこで牧嶋さんたちは300人の民生委員(※)に協力を求めることを思いつきました。ところが、当初は相談しても「厚生労働大臣から委嘱され活動している民生委員は、自治体職員の下請けではない」「なぜ私たちがやらなくてはならないのか」と反対意見も多かったのだとか。

「日ごろから築いてきた人間関係を武器に『空き家利活用は地域の問題でもある』ということを何度も説明し、最終的には24校区の内、23校区に協力してもらうことができました。地域で支える認知症の取り組みなど、長期にわたる行政と民間(民生委員)の協働という土壌があったからできたのだと思います」(牧嶋さん)

※民生委員/厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員で、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・援助活動を行う。地域社会のつながりが薄くなっている現在、子育てや介護の悩みを抱える人や、障害のある方・高齢者などが孤立し、必要な支援を受けられないケースがある中、身近な相談相手となって、支援を必要とする住民と行政や専門機関をつなぐパイプ役を務めている

 

民生委員たちは地域に精通しているので、地図を見ただけでどこに空き家があるかを把握していることも多い。この空き家調査でデータだけではわからなかった、市内の空き家の位置や数が明らかに(画像提供/大牟田市)

民生委員たちは地域に精通しているので、地図を見ただけでどこに空き家があるかを把握していることも多い。この空き家調査でデータだけではわからなかった、市内の空き家の位置や数が明らかに(画像提供/大牟田市)

さらには、市内の高等専門学校の建築学科の先生に相談し、学生たちに空き家の老朽度調査を実施してもらえないかを相談。結果、かかった費用は民生委員に渡した蛍光ペン代と学生たちのアルバイト代を合わせて、約90万円でした。

 

空き家と、住まいに困っている人たちをつなぐ仕組み

この調査で得られた情報をもとに、牧嶋さんたちは本格的な空き家を利活用した居住支援に踏み出します。
2014年には、住宅確保要配慮者向けWEB情報システム「住みよかネット」を立ち上げました。入居を希望する人と空き家のオーナーをマッチングするだけではなく、入居してからの暮らしも見据えた「居住支援」の相談窓口へとつなげるものです。

「住みよかネット」では、空き家の所有者などから許可を得た物件情報を掲載。借りたい人や購入したい人が物件を探せるだけでなく、問い合わせることで居住支援の窓口につながる(画像提供/大牟田市居住支援協議会)

「住みよかネット」では、空き家の所有者などから許可を得た物件情報を掲載。借りたい人や購入したい人が物件を探せるだけでなく、問い合わせることで居住支援の窓口につながる(画像提供/大牟田市居住支援協議会)

大牟田市の居住支援では、住宅の確保から入居支援まで、大牟田市居住支援協議会が窓口となりつつ、入居後の生活支援に関しては居住支援法人であるNPO法人大牟田ライフサポートセンターなどの支援団体が主となって支援していく体制をとっています。ここまでが住宅施策、と区切ってしまうのではなく、互いに連携をとり、必要なところを補い合いながら業務を分担しているところが特徴的でしょう。

「私たち大牟田市居住支援協議会は、空き家所有者と入居希望者を結びつける『仲人』です。オーナーに行政や福祉の窓口に相談にきた相談者の人となりを紹介しながら、現場でお見合いをしてもらいます。この、第三者が間に入るトライアングルの関係と運用の仕組みづくりが重要なんです」(牧嶋さん)

入居後も支援団体が間に入ることで、オーナーが直接対峙するのを避け、入居者に起こっている問題解決のための相談に乗ることができるわけです。

 

住宅確保の相談から生活支援までの流れ。「居住支援とは、ただ家を紹介するのではなく、空き家物件の確保から、入居サポート、さらには入居後の生活の支援まで、住宅と福祉、両方の支援が必要」だと、牧嶋さんは言う(画像提供/大牟田市)

住宅確保の相談から生活支援までの流れ。「居住支援とは、ただ家を紹介するのではなく、空き家物件の確保から、入居サポート、さらには入居後の生活の支援まで、住宅と福祉、両方の支援が必要」だと、牧嶋さんは言う(画像提供/大牟田市)

住宅の確保には、空き家を提供するオーナーさんを継続して募集しています。
空き家を貸し出すことができれば、オーナーさんはその収入を建物の維持管理に充てることが可能。空き家のまま放置して劣化が進み、倒壊の恐れや相続の際のトラブルの原因になったりするリスクも減らせるので、オーナーさんにとってもメリットです。

オーナーさんから相談が入ると、市役所の建築住宅課の職員と大牟田ライフサポートセンターのスタッフとが一緒に現地に空き家調査に赴きます。

「大牟田市に空き家の相談が寄せられる件数は年間約80件ほど。オーナーさんの希望を聞きながら利用が可能か、取り壊さないと危険なのか建物状況を調査し、使用可能な場合は利活用の道をオーナーさんと共に相談していきます。行政職員が一緒に同行することでオーナーさんも安心して活用を検討できます」(大牟田ライフサポートセンター 三浦さん)

「調査に伺うと、家財道具の処分などを希望されることもあります。市としては特定の会社を紹介することができませんが、NPO法人である大牟田ライフサポートセンターなら直に紹介できるので、オーナーさんも、市としても助かります」(大牟田市 西山さん)

 

大牟田市職員の西山さん(左)と大牟田ライフサポートセンターの三浦さん(右)(撮影/りんかく)

大牟田市職員の西山さん(左)と大牟田ライフサポートセンターの三浦さん(右)(撮影/りんかく)

困っている人たちにとって「本当に必要な支援は何か」を見極める

大牟田市では、居住支援を行う際、相談に来る人たちに必ずお願いしていることがあります。それは、居住支援協議会の事務局である大牟田市の職員と大牟田ライフサポートのスタッフ以外に、メインとなる支援者をつけること。最初の相談時点で支援者が誰もいない場合は、支援団体への紹介も行っているそうです。

また、大牟田市においては近年、ひとり親世帯、特に母子家庭の困窮者が目立つと言いますが、住まいに困っている人の事情はさまざま。単純に高齢者の問題、低所得者の問題、といったように分類して区切れるものではありません。

「住まい探しだけに困っているケースはごくわずかです。多くの場合、仕事やそれに伴う収入、医療・介護の必要性など、さまざまな問題が複雑に絡み合っているため、よくよく話を聞くと、その人に必要なのは住まいではなく、生活に紐づく複数の問題だったりします。

現場でメインとなる支援者とは別に、私たち大牟田ライフサポートでは、面談を通じた適切なアセスメント(その人自身や周りの人、環境に及ぼす影響を把握すること)によって、相談内容の本質はどこにあるのか、必要な支援は何かを見極めるのです」(牧嶋さん)

住まい探しの相談にくる人は、住まいだけでなく、さまざまな問題を抱えている場合が多い。相談者ごとに本当に必要な支援をしていくため、居住支援協議会以外にメインとなって支援をしていく団体をつけるようにしている(資料提供/大牟田ライフサポートセンター)

住まい探しの相談にくる人は、住まいだけでなく、さまざまな問題を抱えている場合が多い。相談者ごとに本当に必要な支援をしていくため、居住支援協議会以外にメインとなって支援をしていく団体をつけるようにしている(資料提供/大牟田ライフサポートセンター)

居住支援を継続していくためのポイントや課題は?

大牟田市の住宅部局と福祉が連携をとって、居住支援を押し進める事ができるのは、以前から協働の土壌があったことが大きいでしょう。さまざまな分野の人が集まって福祉的視点からの空き家利活用などについて話し合うワークショップを開催するなど、コミュニケーションを重ねてきました。

「民生委員だったり、地域の住民だったり、民間の企業とも関わっていく必要があります。居住支援を広げたいと考えるときも、最初の一歩は現場で属人的な関わりをきっかけに動いていくことが大事です」(牧嶋さん)

そして、今後改善すべき点を聞いたところ、間髪を入れずに「運営費です!」との答えが返ってきました。

「基本的に、お金にゆとりのない人を支援の対象者にしています。既にある制度に則った支援には補助金がつきますが、NPO職員の人件費など、運営費を確保していくのも大変だということを基礎自治体にもっと知っていただきたい。居住支援は行政サービスの一環だという認識がもっと広まってほしいと思います」(牧嶋さん)

居住支援だけで事業を成り立たせるのは至難の業。継続的な支援のための運営費を確保していくことが大牟田市のみならず、居住支援の現場の課題といえそうです。

大牟田市都市整備部建築住宅課課長の今福さん。牧嶋さんと一緒に長年大牟田市の住宅施策、居住支援を推し進めている(撮影/りんかく)

大牟田市都市整備部建築住宅課課長の今福さん。牧嶋さんと一緒に長年大牟田市の住宅施策、居住支援を推し進めている

空き家をセーフティネット住宅として活用していくことは、国としても目指しているところです。しかし、うまく推し進められている自治体はまだまだ多くはありません。そんな中で、大牟田市は非常にうまく、住宅と福祉が連携している例と言えます。

300人もの民生委員が空き家調査に動いたり、市の職員とNPO法人が常に一緒に活動を行う大牟田市の居住支援は、常日頃から良好な人間関係を築いてきたからこそ。大牟田市の協働の姿勢は、他の地域にも参考となるヒントがいろいろとあるのではないでしょうか。

台風に備える防水工事

台風シーズンに備える!

台風に強い防水工事とは?

 

台風によって発生する防水トラブル

台風が来た時に発生する防水トラブルには、まず設置されているものが転倒した時に防水層が傷つくことがあります。

台風のシーズン中は、それらを方付けて置いたり、フェンスなどに固定して置いたりしましょう。

風圧によって防水材が剥がれてしまう事があります。防水層の劣化が進んでいる場合、下地との密着性や耐風圧も落ちて風に煽られてしまう事も多いです。

 

屋上の防水を守るポイント

建物の防水を守るためには、まず定期点検、定期メンテナンスを必ず行いましょう。

特に前回のメンテナンスから年数が経過している場合には、早めの点検が推奨されています。

また、耐風圧に強い防水工法への改修もご検討ください。

アスファルト防水やシート防水の場合は、劣化が進んで密着性が落ちた部分から風に煽られて剥がれる事があります。

そのためできる限り、耐風圧の高い工法を選び、劣化を早く発見するために定期点検を必ず行いましょう。

 

雨漏りしやすい屋根の特徴とは?

実は、雨漏りしやすい屋根には特徴があります。

 

・屋根にソーラーパネル・太陽光発電がある家

適性ではない場所に留め具を打ったり防水加工を怠ると、留め具の箇所から雨漏りしてしまう可能性があります。

また経年劣化が激しい屋根材に設置しても同じことが言えます。

 

・接合部の多い凹凸屋根

屋根が複雑で接合部分の多い屋根は、その接合部分から雨漏りしやすいです。

また、増築やリフォームしている住宅は接合部分が多いため、雨水の逃げ道がなく溜まってしまいます。

その際、ひび割れたシーリング材や劣化した板金部分から侵入してしまいます。

メンテナンスを放置すれば、その分雨漏りリスクが高まり、工事費用も高額になってしまいます。

 

・軒がない、軒が短い家

最近では、デザイン性を重視して、軒が少ない住宅が増えています。

特に、最近の陸屋根住宅は、軒を極限減らす傾向にあります。しかし、軒が無かったり短かったりすると、紫外線や雨風によって劣化した屋根や壁から雨漏りが発生する

確率が高まります。

 

まとめ

雨漏りが発生したら、まずは目視でチェックし状況を把握しないといけません。

ご自身で屋根に登ったり、修理は行わず、まずは雨漏りの専門業者に確認してもらいましょう。

台風やゲリラ豪雨による被害の場合には、火災保険で補償される可能性もあります。最適な雨漏り修理を行うためにも。知識と経験が豊富な優良専門業者に相談してください。

新築戸建て光熱費

賃貸から比べて電気代が安くなる?新築戸建てで電気代を安くする方法とは?

最近は日用品だけでなく、延期代も上がってきており大変ですよね。

今の賃貸住まいから、新築戸建てに引っ越しする際には、住宅ローンも心配、電気代も削減したい!と思う方が多いでしょう。

今回は戸建てに引っ越した時に電気代を安くする方法をお伝えしていきます。

新築に住んでから電気代が掛かって仕方ないと後悔しないように、今回の記事を参考にしていただきたいです。

 

1.賃貸住宅の光熱費は高い?その理由とは

賃貸住宅では断熱性がほとんど考えられていないのが現状です。

例えば、窓サッシの多くが単板ガラスのアルミサッシになっており、余計にエアコンを動かせることになり、電気代が上がる要因になります。

給湯もガスが多く、光熱費全体で考えるとオール電化にするだけで圧縮できるコストが多くあります。

このように、一般的な賃貸では、必然的に光熱費がかかりやすいようになっています。

 

2.戸建て住宅の電気代を下げる4つの方法

2-1太陽光発電システム

オール電化の場合は、時間帯別契約を採用する方が多いですが、深夜の時間帯は電力単価が安くなる代わりに、昼間は比較的高い単価になります。

太陽光発電は昼間、発電した電気を自家消費するため晴れていれば単価の高い時間帯の電気を買わずに生活できるメリットがあります。

 

 

2-2 ZEHの考え方

断熱性を上げることで、冷暖房の効きをよくする、必要以上に設定温度を上げなくても快適に過ごせることから、冷暖房にかかる電気代を制御できます。

また窓のグレードアップも重要です。

家の熱は窓から出入りする割合が多く、窓性能江尾見直すだけで室内の温熱環境は大きく違ってきます。

ZEH住宅では、断熱以外に、給湯器・冷暖房・照明器具なども省エネ性の高い機器を採用するため、普通に暮らしていても必然的に

エコな生活ができるようになっています。

 

一戸建てが光熱費が高い理由

一軒家のほうがマンションなどの集合住宅よりも光熱費が高くなるのは、どのような理由が関係しているのでしょうか?

 

家の広さ・フロア数の違い

マンションやアパートよりも、専有面積が広いことで、空調などの消費電力が大きくなる点が挙げられます。

それに応じてエアコンや照明などの電気設備が増え、それらを同時に使用する頻度も多くなります。

2階建てや3階建ての一軒家はワンフロアの集合住宅と違い、空調効率が下がりやすいのも特徴です。

そのため、マンションと同じような生活をしているつもりでも、電気料金に差がついてしまいます。

 

契約アンペアの違い

契約する電力会社によっては、契約アンペア数によって基本料金が変わることがあります。

アンペア数とは、簡単に言えば同時に使用できる電気量の最大値の事です。一般的に、契約アンペア数が大きくなるほど基本料金は高くなります。

アンペア数が大きければ、消費電力の大きな家電を1度に使ってもブレーカーが落ちる必要がありません。

そのため、複数の家電を同時に使用することが多い一軒家では、集合住宅よりも大きなアンペア数に設定されている事が多く、

基本料金の時点で高くなってしまうケースがあります。

 

まとめ

・一軒家の光熱費は集合住宅よりも高くなる傾向がある

・電気代とガス代は住居人数が増えるほど高くなる傾向がある

・家の広さや構造、性能によっても光熱費に大きな差が出る

・省エネ・エコ住宅なら一軒家でも光熱費を抑える事が可能

・省エネ性能の高い家づくりでは施工会社選びが大事

 

 

 

 

子育てしやすい賃貸物件

子育てしやすい賃貸物件とは?

探し方や騒音トラブル対策、家賃補助制度についてご紹介します。

結婚や出産を機にマイホーム購入を検討する人もいれば、賃貸住宅で子育てをする世帯もあります。

賃貸住宅での子育ては、良い面もあれば気を付けなければならない点もあります。

今回は、子育てしやすい賃貸住宅の探し方や、騒音トラブル対策などついてご紹介します。

賃貸住宅で子育てをするメリット・デメリットは?

賃貸住宅に住むメリットは、ライフスタイルの変化に応じて住み替えがしやすい点が挙げられます。

子供が小さいうちは、家事と子育てがしやすい間取りを選んだり、子供の成長に合わせて子供部屋を確保できる物件に住み替えたりと、状況に応じて住む物件を選ぶことができます。

また、賃貸のほうがマイホームを購入するよりも初期費用が抑えられる為、家計のやりくりがしやすい点もメリットといえます。

デメリットとしては、騒音によるトラブルに繋がりやすい点が挙げられます。

子供が室内で走りまわったり、泣いたりしたときの生活音が原因となり、近隣の世帯に迷惑をかけてしまう可能性があります。

そのため、騒音対策が必要だと言えます。

子育てしやすい賃貸住宅を探すポイントは?

一人暮らしや大人だけの引っ越しとは異なり、子育てに向いている賃貸住宅を探す際は、いくつかポイントがあります。

子育てしやすい街かどうか判断する!

 

子育てしやすい環境としては、近くに子供が遊べる公園がある、保育園や小学校が近くにあるといった点がポイントになります。

公園は外から中の様子が見えるような見通しのいい方が、安心して子供を遊ばせられます。

自治体が独自で行っている、子育て世帯向けの支援制度も有無も住むエリアを決めるときはチェックしましょう。

医療費助成や、学用品費の助成などを行っている自治体もあります。

 

子育てしやすい物件のポイント

・1階や階下が共用部分の部屋

・防音性に優れた構造

・和室のある間取り

・収納スペースに余裕がある

・モニター付きインターホン、オートロックの物件

 

特に子供が小さい場合は、足音や生活音が響きにくい1階が適してるでしょう。

災害がおこったとしても1階であればすぐに外に避難できます。子供の出す声や音が気になる人は防音性に優れた鉄筋コンクリート造の物件を選ぶのもおススメです。

和室で使用される畳はクッション性が高く、足音を吸収してくれる効果も期待できます。

万が一、子供が転んでしまっても衝撃を吸収してけがを防いでくれます。

収納スペースは多い方がいいでしょう。ベビーカーや自転車を室内に置く場合は、広い玄関がおすすめです。

子供の防犯対策として、セキュリティーもある程度しっかりした物件だと安心です。誰かが訪ねてきた時のためにモニター付きインターホンやオートロック付きの

物件を選ぶのもいいでしょう。

 

子供の泣き声などの騒音トラブル対策!

 

子育てをする際に課題となるのが、子供の泣き声や生活音などの騒音トラブルです。

子供は足音が大きくなりやすく、ソファやベッドから飛び降りたり、室内で走り回ったりと、近隣の住居に音が伝わりやすい傾向があります。

騒音トラブルを避けるための対策としては、防音性に優れた物件や、クッション性の高いフローリングやカーペット敷を採用した物件を選ぶことです。

住んでからでもできる対策としては、愉快防音マットを敷いたり、遮音カーテンを設置したりする方法があります。隣室と接している壁がある場合は、壁に背の高い家具を設置すると、ある程度の防音効果が期待できます。

 

子育て世帯が活用したい家賃補助制度

ファミリー向け賃貸は広い分、家賃も高くなりがちですが家賃の一部を補助してくれる制度を利用するのもおすすめです。

特定優良賃貸住宅

特定優良賃貸住宅は、全国すべての地域にあるわけではありませんが、各自治体が定める条件を満たした世帯は、毎月家賃補助を受ける事ができます。

入居者は契約家賃から助成金を差し引いた額を支払いますが

敷金や管理費などは助成金の対象外となるケースが多いです。住みたいエリアに特定優良賃貸住宅があるかどうかは、自治体のホームページなどで確認しましょう。

UR賃貸

独立行政法人である都市再生機構が管理する賃貸住宅で、礼金や仲介手数料、保証人、更新料がかからないといった特徴があります。

対象物件は限られますが、どちらの制度も先着順となっているので、興味のある人は住みたいエリアにあるかどうか調べてみるといいでしょう。

 

まとめ

子供が、安心安全に暮らせるように、物件の構造や間取りをよく確認することが大切です。

子育て世帯には、制度などありますので上手に利用しましょう。

建設現場の台風対策

台風大国エアr日本の建設現場にとって台風は避けてはと通れない問題で、台風対策を怠ると、最悪の場合は死亡事故に

繋がります。そこで今回の記事では、工事現場の台風対策について解説します。

 

多雨風対策のポイント

・高所足場の安全を確保しよう!

現場に置けr、台風対策で最も気を付けたいのが、足場の安全対策です。

足場がもし、台風で倒壊すれば近隣の住宅に大きな被害を与えます。

現場外も巻き込んだ大事故に繋がる危険性があるためしっかり対策を講じてください。

特に高所の足場は要注意です。

 

地上では大した風でなくても、高所では強風になる場合もあります。

具体的な対策としては、単管やクランプを差し込んで足場のつなぎを補強しましょう。

また養生シートの各所を縛りなおしたり、外したりするのも有効です。平時では足場を守ってくれる養生シートですが、

暴風時は逆に足場にかかる負担を大きくしてしまう可能性があるみたいです。

 

・資材の飛散を防止しよう!

建築資材が台風時に吹き飛ばされたり、雨の影響で流れだしたりしないための対策も重要です。

飛散しやすいのは、カラーコーンや安全看板、表示パネルなどです。

特にパネル状の資材は飛ばされやすく、爪がついた板などは風に飛ばされれば凶器と化す危険性もあります。

台風が接近してきたら現場内をくまなく確認し、ネットやメッシュシート、ロープなどで資材をしっかり固定しておきましょう。

撤去して事務所や倉庫にしまっておくのもお勧めです。

 

・まとめ

台風被害は保険でリスク対策を行うこともできます。やはり、被害を起こさないということが最大の対策だと言えます。

 

 

賃貸の台風対策

皆様がお住いのマンションには、雨戸がついていますか?

お住いの地域へ台風が近づいてきた時に、ご自宅のマンションに雨戸がないことに気づいた方も多いのではないでしょうか?

台風上陸の多い日本では、安堵桃山時代の書院造りから雨戸が取り付けられ、家屋を守ってきた歴史があります。

今回は、雨戸の無いマンションやアパートにお住いの方に向けて、事前にできる台風対策と手順をお伝えします。

 

 

マンションにはなぜ雨戸がないのか?

1番の理由は、雨戸落下の被害を防ぐためです。雨戸は建物の外側に取り付けられる為、台風などの風圧により、外れて飛ばされる可能性があります。

平屋や、一戸建てと違い、回数のあるマンションでは高層階から雨戸が落下すると、周辺の家屋などに損害を出してしまったり、歩行者に落下してしまう可能性が

あり大変危険です。

また、マンションの窓の作りは2重サッシや強化ガラスなど、雨戸が無くても大丈夫なように頑丈になってます。

 

台風前にするべき、雨戸に代わる対策とは?

雨戸がないマンションやアパートであっても、よほど大きな台風が直撃してこない限りは、特別に対策が必要なわけではありません。

そうはいっても、雨戸がないと、外から飛んできたものでガラスが割れてしまうなど、台風が来る際には不安もありますよね。

台風が心配な方のために、賃貸マンションでできる対策をご紹介いたします。

 

・飛散防止フィルム

窓にガムテープを張るとどうしても見た目が悪くなりますし、台風のたびに取り付けるのは大変ですよね。

ホームセンターに売っている、飛散保護フィルムであれば、目立ちませんし、一度貼り付けてしまえば、万が一ガラスが割れた場合に飛び散りませんので安心です。

飛散防止フィルムは、ガラスの飛散防止にプラスして、遮熱、断熱、UVカットや目隠しなどの効果付きフィルムになっているものも多く、台風対策も兼ねて

気になる方はチェックしてください。

 

・カーテンを閉める

万が一ガラスが割れてしまっても、室内へガラスの破片が散らばる前にカーテンが守ってくれます。

突っ張り棒をカーテンの室内側、下から4分の1程度の場所に取り付けましょう。

こうしておくだけで、カーテンが飛び散ったガラスを受け止めるガードの役割を果たしてくれますので、家族や自分が誤ってガラスを踏んでしまう事もありません。

 

・段ボール

窓の外から段ボールをあてて、その上からガムテープなどで補強することで、ものが当たって窓が割れることを防いでくれます。

ご自宅の窓ガラスが薄いと感じている場合は、補強して台風に備えておくと安心です。

 

ベランダ・バルコニーの台風対策も忘れずに!

 

雨戸がついていない場合、ベランダやバルコニーに置いてあるものが窓ガラスにぶつかる場合もあります。

 

物干しざおは取り外して床に置いておき、室外機も倒れる心配がある場合は、ロープで固定しておくとよいでしょう。その他ハンガーや、スリッパ、植木鉢

など、ベランダから飛んだり倒れたりするものはすべて室内に避難させておきましょう。

ベランダの排水溝の掃除もこの際いいかもしれません。

台風でゴミなどが飛んできて、詰まってしまうと雨が流れず、最悪の場合、自宅や階下の住居に漏水してしまう事も考えられます。

 

まとめ

普段から防災対策をしていきましょう!

こちらで紹介してきたような台風直前にできる対策も大切ですが、実際に台風が来れば停電などによりインフラの混乱が起こる可能性もあります。

普段から防災意識を高めて懐中電灯などの防災グッズや予備の食料、電池を用意しておくなど、万が一に備えておくことが大切です。

 

外装工事とは?

外装工事とは?工事の種類や、必要性を知ろう!!

 

外装工事という言葉を耳にしたことがありますか?

外壁や屋根など、家の外から見える部分の設備や装飾の事を外装といいます。

雨風や、紫外線を常に浴びている為、放置すると汚れがひどくなったり、劣化が進んだりしてしまいます。

そこで外装工事の種類や必要性をご紹介します。

 

 

外装工事とは

外壁や屋根など外から見える設備や、装飾の事を外装といいます。

外観は家の顔ともいえる部分なので、できるだけ綺麗に保っておきたいですよね。しかし、雨風や紫外線を浴び続けている事から

定期的なメンテナンスや、外装工事を行う必要性があります。

 

外装工事の種類

外装工事と一言で言っても、工事の種類は場所によってさまざまです。

劣化が気になり始めた場所や補修をしたい場所、きれいにしたい場所など目的に合わせた外壁工事をできるように

工事の種類を頭に入れておきましょう。

 

💡外壁

外装工事の中でも最もメジャーなのが外壁に関する工事です。

外壁はれかの度合いによって塗り替えやカバー方法、張替えといったリフォーム内容を選ぶことができます。

さまざまな外壁材の種類がありますが、塗り替えの場合は家の外壁に合わせて塗料選びをする必要があります。

劣化が進んでても、強度が残っている場合はカバー方法、強度が残っていない場合は張替えを選択できます。

外壁材の耐用年数や塗料の単価、特徴などを考慮したうえでリフォーム方法を選ぶようにしましょう。

 

💡屋根

屋根も外壁と同じようにメジャーな外壁工事の1つです。

家全体を覆っており、雨をもろに受ける事から劣化が進みやすい箇所だと言えます。外壁と同じく、家の外観を決めるため、

外壁と一緒にリフォームして色を選ぶことで理想に近い外観に仕上がります。

屋根も塗り替えだけでなく劣化の度合い応じてリフォーム方法を選びましょう。

 

💡トラブルへの対処

雨漏りや断熱といったトラブルが起こった時の対処も外装工事の一つです。

家の外装や屋根で雨漏りが発生している場合、できるだけ早く対処するようにしましょう。様々な劣化の症状の中でも

雨漏りは深刻な症状の一つであり家自体の劣化に繋がる症状でもあります。

劣化が家の内部まで進みすぎると、費用が高くなったりするため、注意が必要です。

また外壁リフォームと同様に、断熱材を入れたり防水加工を行ったりすることも。トラブルへの対処はもちろん、トラブルを未然に防ぐための

外装工事を行うこともあります。

 

 

 

外装工事の必要性

 

外装工事は家の保護や耐久性の観点から必要な工事だと言えます。

家の中は過ごしやすさに直結するため劣化が進むごとに気になりがちですが、外観は多少汚れても過ごしやすさとは関係ないためつい放置してしまう

人もいるかもしれません。しかし汚れやすい箇所であることから、定期的なメンテナンスを行う事が大切です。

見た目はもちろん、劣化が進むと雨漏りなどの深刻な状態に陥る事も得るため早めに対応するようにしましょう。

 

防水

外装工事の必要性として、防水性を高める事が挙げられます。塗装によって防水性能を高めることができますが、前回の塗装から年数が経つと塗料に含まれた

防水機能が落ちてしまいます。外壁材の種類によっては、防水性能の低いものもあるため、長い時間塗装をせずにいると外壁材から雨水が侵入してしまう事が

あります。そのため、特に防水性の低い外壁材を使用している場合は、早めに塗り替えなどの対応を行うことがおすすめです。

 

外壁の保護

外壁や屋根に塗った塗料が固まると、塗膜という膜が張り、外壁や屋根を守る役割を果たしてくれます。

雨や風、紫外線といったダメージを受け続けている外壁や屋根を守るためには塗膜の力が必要です。

しかし、塗装をしてから年数が経つと塗膜の力が弱くなってしまうため、定期的な塗り替えが必要となります。

 

まとめ

外装工事は、外壁や屋根など外から見える設備や装飾の事を言います。主に、外壁や屋根の塗装やカバー方法、張替えといった

リフォームについてご紹介しました。

お家のメンテナンスには様々な方法がありますので慎重に検討してみてくださいね。

ファミリー向け賃貸

ファミリー向け賃貸の選び方と注意点!!気お付けるのはどこ?

 

子供がいるファミリーに向いている賃貸物件とはどんなものなのか、あえてファミリー向けを選ぶのはなぜなのか?物件を選ぶ際の

注意点まで含めて解説いたします。

 

ファミリー向け賃貸物件に暮らすメリット!!

家計にとことん優しい!

 

子供の成長に合わせた間取りへ!引っ越しのしやすさ。

賃貸物件の魅力は不動産を所有していない身軽さにあり、転職などの都合や気分一つで自由気ままに引っ越しができる点がメリットです。

子供が成長するに従って、部屋数が必要になったり、進学や習い事などで引っ越したほうが利便性がよくなったり、短い期間に様々な変化が起きます。

持ち家の場合は、住宅ローンの支払いなどでそう簡単に引っ越しを選択肢に入れられませんが、ファミリー向け賃貸ならば気軽です。

ライフスタイルの変化に合わせて、より過ごしやすい物件へ、より利便性の高い物件へ身軽に引っ越せるのは大きなメリットとなるでしょう。

 

住宅にかかる初期費用が安く抑えられる

住宅にかかる初期費用が戸建てや分譲マンションを購入するのに比べれば大幅に安く抑えられる点です。

購入ともなると、用意する頭金や諸々かかる手数料、登記するための司法書士へのお願いなど高額な費用を用意しなくてはなりません。

今後の子供の教育費を貯めないといけない、大切な時に余分な資金を住宅にかけずに済むのは、魅力的なメリットといえます。

 

家電の買い替え、修理の心配なし!設備は大家におまかせ

新しい住まいに引っ越しとなると、家具や家電など揃えなくてはいけません。ですが、ファミリー向け賃貸では充実した設備が期待できます。

物件ごとに標準でついている設備は、給湯器や冷暖房のエアコン、照明など物件によってさまざまです。

エアコン1台購入するにしても数十万円かかり工事費用などあるので、家計の助けになります。

元々付いている設備であれば故障の際の修理も大家さんや管理会社に連絡するだけで手間もかからず、場合によっては料金も変わりません。

 

デメリットはいくつ??

 

元気すぎる子供には退屈?騒音トラブルが怖い!

小さな赤ちゃんの内から小学生になる幼少期まで、約10年ほどの間は子供の成長にあわせた騒音対策が必要になります。

赤ちゃんの内は、黄昏なきや夜泣きに悩まされ、少し成長すると足音などの生活音が隣や階下に響く可能性が高いです。

子供のいるファミリーの大きな悩みである音の問題は、賃貸物件との相性が悪いためどの物件でも避けられないデメリットとなっています。

 

ファミリー向け賃貸のえらびかた

子供のいるファミリー向け賃貸を選ぶ際にどんな注意点があるのか?

どこを見れば失敗しない選び方ができるのか?

 

防音性が高いもしくは1階がおススメ!

住みやすい物件を選ぶ注意点は、デメリットにある足音などの生活音、騒音トラブルに発展してしまわないかです。

子供がいる家庭であれば1階の物件を探したり、防音性の高い物件の探したりするのもおすすめです。

1階は、荷物の多くなりやすい外出時の行き帰りも移動距離が短く便利で、まさにファミリー向け賃貸です。

 

十分な収納スペースはあるか

子供の荷物は増え続けます。赤ちゃんのうちはそれほど荷物は多くないように思えますが、

だんだんと成長するにしたがって増えます。

部屋の至るところに収納スペースがある物件を探したりするとあとから困りません。

 

子育てしやすいエリアか?治安・施設・医療機関

子供のいる暮らしでは、住まいからアクセスのいい場所子供を遊ばせられる公園や施設、かかりつけとなる病院、幼稚園や小学校などがあるかが選び方のポイントです。

さらに最寄り駅や買い物スッポトからの帰り道には街灯があるか、駅周辺の繁華街の治安はいいかなども選び方のポイントです。

 

最後に

物件の選び方や注意点を知っていればその物件の特徴を捉え自分たちの暮らしにどうマッチしているかを

具体的にイメージできるでしょう。

素敵な暮らし、成長していく暮らしがこれからもできるように物件を探してみませんか?

 

 

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