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外装塗装の役割とは?

外装塗装の役割とは??

その効果と外壁塗装をやらないリスク💡

 

外壁塗装は住まいを守るメンテナンス工事

外壁塗装と聞くと、外壁に色を塗る見た目を変えるだけの工事と思われる方もいるかもしれません。しかし、外壁塗装は、見た目の改善だけでなく外壁や屋根の機能を改善し、快適な住空間を

維持するという住まいにとって大切なメンテナンス工事でもあるのです。そんな外装塗装には大きく分けて4つの役割があります。

・美観の保持・耐久性の向上・断熱、遮熱性の向上・防汚性の向上

 

・美観性の保持

外装塗装を行うことで、新築の時のような美しい外観に蘇ります!また従来の外壁色と異なる色合いに変更した場合、今までとは違った

雰囲気にリフォームすることも可能です。

・耐久性の向上

塗料が壁面を保護し、外壁の耐久性を向上させてくれます。これにより、外壁だけでなく建物自体の寿命を延ばしてくれます。

・断熱、遮熱性の向上

塗料の中には断熱、遮熱の機能を持つものがあります。断熱、遮熱効果のある塗料を使用すると、室内の温度上昇、低下を軽減させることができます。冷暖房の効果が高まり、電気代の

節約や省エネにつながります。

・防汚性の向上

多くの塗料には、防汚性を向上させる機能があります。これにより、外壁が汚れにくくなり、美しい壁面を長くお楽しみいただくことができます。

 

外壁塗装は本当に必要か?

築10年以上経っている、なんとなく汚れが目立つような気がする、だけど、まだ大丈夫だろう。と外壁塗装を先延ばしにされている方はいらっしゃいませんか?

そもそも外壁塗装は必要ないと考えている方もいますよね。

外壁塗装は不要な時期にむやみに行うものではありません。必ず塗装をするべき時期がやってきます。その時に放置してしまうと、雨漏りが始まり、ひいては立てもの自体の強度が低下し、

取り返しのつかないことになりかねません。そのような事になってはお住いの価値全体も下がってしまいます。外壁や屋根は適切な時期に塗装することが大切なのです。

 

外装塗装をやらないリスク

ではもし外装塗装をやらないとどうなるのでしょう。

・建物の劣化が進む

建物は日々、紫外線や雨風など厳しい外的環境にさらされています。また、台風や地震などの予期できない自然現象によって、想像以上にダメージを受ける場合もあります。

私たちが家の中で快適に暮らせるのは、外装や屋根が守ってくれているからなりません。

洋服や、日用品も長く使えばくたびれたり、汚れたりします。

同じように外壁や、屋根も劣化が進行していき、汚れやひびなどが目立つようになります。

主な劣化の症状

・変色、退色・チョーキング現象、白亜化・コケ、カビ、藻の繁殖・塗膜のはがれ、膨れ・ひび割れ・錆の発生

 

・雨漏りが起きる

建物の劣化が進むと様々な不具合が起こります。その中でも、最もご相談いただくことが多い不具合が雨漏りです。

家の中まで雨が浸透してきますから、屋根だけでなく外壁が原因の場合もあります。

雨漏りといえば屋根が原因のイメージがあると思いますが、屋根だけでなく外壁が原因の場合もあります。下記に主な雨漏りの原因をまとめました。

発生箇所 主な原因
屋根 屋根材の経年劣化、板金の劣化
外壁 外壁のひび割れ(クラック)、コーキングの劣化
ベランダ 表面の防水層の劣化、排水溝の劣化・詰まり
サッシの隙間の劣化
雨樋 破損、詰まり

 

実は雨漏りの原因を特定するのはプロでも非常に難しいケースがあります。雨が侵入している箇所と家の中で雨漏りが起きている場所が同じとは限りませんし、複数の要因が絡んでいる場合には原因を突き止めるのはさらに困難になります。

もしも原因が複数あった場合には、何度も調査・補修をしなければならない可能性もあります。
補修には費用がかかりますし、回数が増えれば金額も増えていきます。雨漏りが起きる前に塗装で外壁材や屋根材のメンテナンスをしておく方が、結果的にはかかる費用を抑えることができるのです。

塗装ではなく大規模工事を行う必要がでてくる

劣化が進み、雨漏りも放置し続けた場合、家のあらゆるところに影響が出てきます。

木材への影響

家の内部に水分が侵入し、木材が腐ってしまいます。耐震性が著しく低下し、ひどい場合は建物が倒壊する危険性があります。

金属への影響

金属も水分に触れると腐食し、サビが発生します。鉄筋コンクリートの内部が錆びると、家の強度が低下して危険です。

電気設備への影響

漏電とは、目的の電気回路以外に電気が流れてしまうことです。通常、電気配線には電気が漏れないように絶縁処理が施されていますが、雨漏りによって絶縁体と電気配線の隙間に水が入り込むと、漏電が起こる可能性があります。漏電すると人体への感電などの大きな事故につながる恐れがあり、大変危険です。
雨の日に度々停電する場合は、漏電しているかもしれません。早急に電気保安協会などに相談しましょう。

健康への影響

家に雨水が侵入すると、建物内部の湿度が高い状態となります。カビが発生しやすい環境になりますので、アレルギー反応が起きることがあります。

シロアリなどの有害生物の発生

雨漏りによる湿気で、シロアリやダニなどの有害生物が繁殖しやすくなります。特にシロアリが発生してしまった場合、駆除やリフォーム費用で高額な費用が掛かってしまいます。

このような事態に陥ると、もう外壁塗装では解決できません。

屋根の葺き替え工事やサイディングの張り替え工事などで対応することになり、外壁塗装よりも費用がかさみます。つまり、長期的な視点で見ると、定期的に外壁塗装をする方がかかる費用が少なくすむといえます。
なにより、ボロボロの家よりキレイな家に住む方が快適に暮らせますよね。

 

季節ごとの塗り替えメリット・デメリット

季節

さて、「築10年を過ぎている」「外壁の劣化症状がみられる」などの理由で外壁塗装を実施することを決めました。ですが、いざ塗装工事を始めるとしたらどの季節がいいのか、気になりますよね。
外壁塗装ができる環境は、使用する塗料によって異なります。各塗料メーカーの一般的な推奨基準は以下のとおりです。

気温:5℃以上
湿度:85%以下

つまり、積雪地域や寒冷地域を除けば、一年中施工することが可能です。
ただし、雨の日は施工できません。季節ごとにメリット・デメリットがありますので、工期や工事中の過ごしやすさなど、優先したい項目を決めて、ご自身にあった工事時期を選択しましょう。

季節ごとの塗り替えメリット・デメリット
季節 メリット デメリット
  • 気温や湿度が安定しており、塗料も乾きやすい
  • 砂埃や黄砂などのゴミが付着することがある
  • 塗装業者が繁忙期に入るため、工事日程が希望通りにいかないことがある
梅雨
  • 適切な湿度を守れば、問題なく工事を進めることができる
  • 雨が多いため工期が延びる
  • 塗料の乾きが早いため、予定通りに工事が進む
  • 窓を開けることができない
  • 日中は屋根が暑くて登れないので、朝早い時間や夕方に工事が行われる
  • 湿度が低く、塗料が乾きやすい
  • 台風が多く工期が延びる可能性がある
  • 窓を閉め切っていても問題なく過ごせる
  • 気温が5℃以下になると施工ができなくなる
  • 塗料の乾燥に時間がかかる

 

外壁の種類と塗り替え時期

外壁の種類と塗り替えの時期の目安

外壁塗装を依頼する上でまず確認したいのが、自宅の外壁の種類。種類によって塗装の時期や工法などが異なってきます。もしも外壁の素材がわからない場合は、塗装業者に確認してみましょう。

窯業系サイディング

窯業系サイディング

塗替え時期

7~10年

耐用年数目安

40年

外壁に設置するために開発された塗装パネルをサイディングと言います。窯業系サイディングは軽量で工期も短く済み、大量生産が可能なことから、近年に建てられた一戸建ての外壁に多く利用されています。窯業系サイディングは、セメントや繊維質を主な原料として高熱で焼き上げて製造されます。
表面の塗装で防水性を保っているため、メンテナンス頻度を下げてしまうと塗料の切れ目からサイディング自体に水分が浸み込み、深刻なダメージを与えかねません。
またサイディングを貼り合わせた際に生じる目地も、コーキングと呼ばれる充填剤で防水性を保っていますが、経年とともに劣化していくいため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
コーキングの耐用年数は5~10年。ヒビや剥がれが補修の時期のサインになります。
窯業系サイディングは表面の塗装とコーキングの同時実施がおすすめです。
またサイディング自体の耐久性は40年程度。サイディングに大規模なヒビやカビ、剥がれが見られる場合は、張替えがおススメの場合もあります。
金属系サイディング

金属系サイディング

塗替え時期

10~15年

耐用年数目安

40年

金属系サイディングとは、アルミニウムやステンレス、ガルバリウムなどの金属を原料とするサイディング材。
窯業系サイディングよりヒビやカビなどに強いのが特徴です。金属由来の光沢の美しさに加え、断熱性にも優れており、新築では窯業系サイディングの次に人気の外壁材です。
ただしサビが発生しやすく、窯業系のサイディング同様、塗装でのメンテナンスは必要不可欠です。
塗り替え時期は10年からと他のサイディング材と比べて比較的長く、メンテナンス頻度は少なめです。
木質系サイディング

木質系サイディング

塗替え時期

8~12年

耐用年数目安

40年

木質系サイディングは天然木の表面に塗料を塗り付けて作られたサイディング材です
。窯業系サイディングにも木目のデザインの物がありますが、木質系は素材もすべて木でできているのが特徴です。
天然木を使っているため、湿気や日光による劣化などを防ぐための塗装が欠かせません。耐用年数は40年と他のサイディング材と遜色ありませんが、塗り替え頻度は短い部類に入ります。
樹脂系サイディング

樹脂系サイディング

塗替え時期

10~20年

耐用年数目安

40年

塩化ビニル樹脂を主な原料にして作られた樹脂系サイディングはアメリカを中心に普及している素材です。
外構の水道パイプ等でも使われる強度の高い樹脂材ですので、耐久性、耐水性、断熱性に優れており、また素材自体に着色を施しているため、傷などによる色落ちが少ないのも特長です。
また、コーキングを必要とせずに施工できるため、塗装のみの補修で済むメリットもあります。樹脂系サイディングは日光に含まれる紫外線が劣化を引き起こすため、UV対策が施されている塗料で塗装を行います。
ALCボード

ALCボード

塗替え時期

8~10年

耐用年数目安

60年

ALCボードはコンクリートに小さな気泡を多数含めることで軽量化した舗装材です
。コンクリートのもつ、耐久性・耐火性などに優れた素材で、サイディング材の中でも耐用年数が長いのが特長です。
表面には凹凸の模様など意匠性を持たせたもの、フラットなデザインに仕上げたものなどがあります。このALCボードは工法上、小さな気泡が表面にも発生します。
塗装が薄いと、この気泡から水分が素材に入り込んでしまい、ボード内の鉄骨を腐食させ劣化を早める原因になります。
モルタル

モルタル

塗替え時期

8~10年

耐用年数目安

30年

モルタルとは、石灰を主成分としたセメントに砂や水などを混ぜてつくる素材です。高度経済成長期の日本の戸建て住宅のほとんどはこのモルタル外壁によってつくられました。
現在でも、サイディング材や木材など、他の素材と組み合わせることで住宅の外壁に利用されるケースがありますが、モルタルだけの外壁塗装は圧倒的に少なくなっています。
これはサイディング材の普及により、工期や技術力が必要なモルタル壁が敬遠され、左官の技術者の高齢化なども相まって減少傾向に繋がっているからです。
モルタル自体は、高い耐久性、耐火性を持ち合わせているため、住宅の外壁として申し分のない素材です。
またサイディング材のようにつなぎ目がないため、コーキングのメンテナンスも不要です。しかし経年とともにひび割れが発生することがあり、このひび(クラック)から雨漏りや浸水の悪影響が出てしまいます。モルタル外壁の塗装の場合は、この補修メンテナンスが欠かせません。塗り替え時期は8~10年と他のサイディング材と比べても一般的な間隔です。
タイル

タイル

塗替え時期

なし

耐用年数目安

40年

タイルは陶磁のものや石材のものが外装材として使用されます。これらは天然由来の素材で、雨の浸水も少なく耐熱性にも優れているため、外壁塗装の必要はありません。
ただし、目地に使用されているモルタルにはカビが発生する恐れがあるため、洗浄などのメンテナンスは必要になります。
壁の一部にタイルが使用されている場合、外壁塗装時には塗料が付着しないよう養生します。
木造

木造

塗替え時期

なし

壁材として木材が使用されている場合、原則として塗り替えは必要ありません。木造の建物は木材の吸湿性などをうまく利用して建てられており、他の壁材のようにコーティングする必要性が薄いこと、外壁に傷みが生じた場合は、木材ごと交換してしまうことなどが理由です。
もちろん木材への塗装が不可能なわけではなく、天然樹脂塗料やウレタン樹脂塗料など使用して木材を保護することもできます。しかし木材は吸湿性や伸縮性などの理由から塗料の接着が他の外壁材と比べ低く、塗り替え頻度は高くなってしまいます。
また木材ならではの塗料として、素材の内側に染み込んで保護する浸透タイプの塗料も利用可能ですが、こちらも他の壁材の塗装ほど長期にわたる効果は出にくく、継続して効果を得るためには3年~5年周期での塗り替えが必要になります。木造の建物もメンテナンスは必要ですが、塗装による保護は一般的ではありません。
トタン

トタン

塗替え時期

5~6年

耐用年数目安

15年

トタンは表面を亜鉛でメッキした鋼板のことで、広義には金属系サイディングの一種といってもいいでしょう。住宅などの屋根材、壁材として明治から昭和にかけて幅広く利用されましたが、高耐久の新しいサイディング材の普及とともに、住宅での利用はごくわずかとなりました。塗り替え期間は短く、長くても6年程度
。トタン壁の場合は外壁リフォームも視野に、塗装を行う方が良いでしょう。

 

屋上・ベランダ防水工事が大切な理由

防水工事はなんだか難しそう・・・

ですが、実はとても身近なところで防水工事がされており、劣化したまま放っておくと雨漏りを引き起こすリスクがあります。

大事な建物を長くご使用いただくためには、定期的な防止工事が欠かせません。

そこで本記事では、なぜ防水工事が

大切なのか理由を解説します。

 

防水工事をする目的

防水工事をされているところは、屋上やベランダ、バルコニー、パラペットなどです。

これらは、共通して雨ざらしになるところですよね。つまり防水工事をする目的は、雨漏りを防ぐためです。

 

雨漏りをするとどんな症状が出る?

雨漏りをすると、天井や壁から水が滲みでてくる・・・

そんなイメージがあります。もちろん、水が部屋に流れてくるだけでもとても大変なのですが、ここまで流れてきた水は、柱など建物の内部を通ってきてるため、

大事な構造体を濡らしてしまっている状態です。

木造の様に柱や梁などの構造体に機材が使われている建物は、水に濡れると腐食を起こして強度が著しく低下する危険性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しでもおかしいと思ったら雨漏り調査を!!

・水が垂れる音がする

・壁に水が染みた跡がある

・妙にこの部屋だけ臭い

このようなちょっとした異変を感じましたらそのまま放置せず専門業者に雨漏りしてないか調査してもらうことをおススメします。

 

定期的に防水のメンテナンスをすることで雨漏りを防げる!

冒頭でもお伝えしたように、ベランダやバルコニー、屋上、パラッペトは防水がされており、雨漏りを防ぐ重要なものとなっております。

当然、防水が劣化していれば水が内部に染みやすくなってしまうため、そのまま放置するのは厳禁です。

・屋上

・外壁

・窓

・ベランダ、バルコニー、パラッペト

上記4か所は雨漏りが起きやすいところといわれております。

住宅は一般的にfrp防水やウレタン防水が採用されている

防水はいろいろな工法がありますが、住宅の場合はこちらの2つの方法が一般的です。

・FRP防水

・ウレタン防水

この2つの工法について具体的に説明します。

 

・工期が短くて強度・軽量性に優れるFRP防水

FRP防水は繊維強化プラスチックの事で、不飽和ポリエステル樹脂にガラスマットを組み合わせた防水工法です。

・柔軟性に優れるウレタン防水

ウレタン樹脂を塗布して防水層を作る工法です。伸縮性のある塗膜を形成して様々な下地、施工形状に適用できます。

防水工法は、状態や施工条件に合わせて適切な工法を採用することが大事です。

 

防水工事が大切な理由は雨漏りを防ぎ、建物を守るため

屋上やベランダなどに施工されている防水はずっと保つものではありません。

ある程度、年数が経過すれば劣化が現れてきますので、適切なタイミングで防水のメンテナンスを行うことが大事です。

定期的な防水のメンテナンスは雨漏りをう防いで建物の老朽化を守ります。5~10年が防水のメンテナンス時期となりますのでこれくらいの

年数立っていましたら、ぜひご連絡お待ちしております。

マンション管理人トラブル

毎日平和に過ごせるのが1番ですが、日々の生活を送る中で住まいに関するトラブルに遭遇する可能性もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”隣の部屋がうるさすぎて寝れない”

”天井から水が漏れてくるとしたの階から苦情が来た”

”エアコンが壊れてしまった”

このような住まいに関するトラブルに合った場合、どこに相談すればよいのでしょうか?

 

設備トラブルはまず説明書を確認

エアコンや温水洗浄便座といった住まいの設備が故障した場合、まずは説明書を読みましょう。対処法が記載されており、簡単な手順で解決するケースもあります。

ガスの臭いがするときは緊急!!

ガスの臭いがするときは、窓を大きく開けてガス栓を閉めたうえで、すぐに契約している会社に電話しましょう。また、電気の火花で引火する可能性があるため、

換気扇や照明のスイッチは入れないようにしましょう。

 

大家さんや不動産管理会社に連絡する

設備の故障や苦情などの生活トラブルは、物件の貸主あるいは、貸主から依頼を受けている不動産会社に連絡しましょう。

不動産会社と、管理会社の違い

物件探しの際に利用した不動産会社は貸主と入居者の仲介を業務としており、物件を管理する管理会社は異なる可能性があります。

設備の費用は誰が負担?

 

 

 

 

 

 

 

 

賃貸物件でエアコンや給湯器などの設備が故障した場合、貸主と入居者のどちらが修理費用を負担するのでしょうか?

この取り決めは契約ごとに違うため賃貸契約書を確かめましょう。

取り扱い説明書に従わない間違った使用法による故障や、故意に壊した場合を除き、修理費用は貸主が負担すると定められているのが一般的です。

 

市区町村や国民生活センターといった窓口に相談する。

管理会社や、貸主では対応できないと言われてしまった場合や、そもそもトラブルの相手が管理会社や貸主である場合は各相談窓口に連絡しましょう。

 

生活トラブルを相談する際のコツ

生活トラブルを管理会社や各種窓口に連絡する際は、相談内容を大まかにメモしてから連絡すると伝え忘れを防ぐことができます。

 

まとめ

・設備トラブルの場合は説明書で解決できる可能性がある。

・生活トラブルは契約書に記載されている貸主や管理会社に連絡する。

・貸主や管理会社で対応できないときは各種相談窓口に連絡

・可能な範囲で証拠や書類を用意しておこう

 

内装工事について

内装工事ってどんな仕事内容がある?内装工の平均年収や魅力について紹介

人親方として内装工事を専門に行っている方も多くいらっしゃるでしょう。内装工事と言っても、さまざまな作業があります。しかし、それら全ての作業をこなせるという一人親方の方も少ないのではないでしょうか。

この記事では、内装工の仕事内容、内装工の平均年収、内装工の魅力について、ご紹介します。ぜひ、この記事を参考に一人親方として、

レベルアップするための情報収集をしてみてください。

内装工の仕事内容

内装業とは、内装に関する仕事の総称であり、細かく見るとさまざまな作業があります。ここでは内装業で発生する主な作業として8つの作業をご紹介します。

  • 軽鉄工事
  • ボード工事
  • クロス工事
  • 塗装工事
  • 左官工事
  • 床仕上げ工事
  • 木製建具工事
  • 家具工事

もし、経験したことがない作業があれば、ぜひ参考にしてみてください。

軽鉄工事

軽鉄工事とは、建物の壁や天井などの骨組みを、軽量鉄骨を使ってつくる工事のことです。軽鉄工事には、厚み0.5mm程の薄い鉄板が材料として使用されます。

軽量鉄骨は、火災に強い・耐久性が高いなどのメリットがあり、一般住宅でも木材ではなく、鉄製の材料を使用することが増えています。

ボードを張る壁をつくる際は必要となる工事のため、需要は高いといえるでしょう。

ボード工事

ボード工事は、クロス工事や塗装工事などの前に行う工事であり、壁や天井などの下地にボードを張ります。

ボードには以下のような種類があります。

  • 石膏ボード
  • 強化石膏ボード
  • 耐水ボード
  • 防音ボード
  • 防湿ボード

それぞれのボードを、つくりたい部屋に合わせて選択し、工事を行います。

ボードを張るメリットとしては、火災が発生した際に、火災の広がりを最小限に抑えられ、避難経路を確保できる点が挙げられます。

内装工事では欠かせない工程のため、需要が高いといえるでしょう。

クロス工事

クロス工事ではボード工事で張り付けた下地の上に壁紙を貼ります。ボード工事では下地を張り付けたときに、

つなぎ目が現れてしまうので専用のパテで平らにする必要があります。

作業には高度な技術が必要となるため、内装業のなかでも技術の差が現れやすい作業といえるでしょう。

技術力が評価されることで、より多くの仕事を獲得でき、収入を上げられるでしょう。

塗装工事

塗装工事では、壁や天井など部屋の内部に塗装を施していきます。

壁や天井に用いられている材質は、状況によって異なるため、材質によって塗装する材料を選定する必要があります。

塗装は刷毛やローラーを使用しますが、塗装の作業は難しく、さまざまな知識や熟練した技術が必要です。

完成度が職人によって違うため、技術力があれば依頼を受けやすくなるでしょう。

左官工事

左官工事とは、専用のコテを使用して、モルタルなどの壁土の材料を水で練り、下地の上に塗り付けていく工事です。

下地の上に塗り付けていく以外にも、ペンキやタイルの下地塗、土間打ちや階段の仕上げなどさまざまな場所で行います。

内装工事では欠かせない作業が多いため、需要の高い作業といえます。

床仕上げ工事

床仕上げ工事とは、建築物内の床に、フローリングやクッションフロア・カーペットなどをはめ込み、床面を仕上げていく工事です。

床材の高さ調節や空気の通り道などを考えてはめ込む必要があり、高度な知識と技術が必要となります。

仕上がりの差が出やすいため、技術力があることで継続して依頼を受けやすくなるでしょう。

木製建具工事

木製建具工事は、新築住宅において、内装工事がすべて終わった後の仕上げ工事として行われます。

ドアやふすま、障子などをつくる仕事であり、近年デザイン性を求めるユーザーが増加傾向にあることから、

デザイン性にこだわるユーザーの期待に応えるための重要な役割を担っています。

家具工事

家具工事は、建築物に家具を備え付けたり、家具の材料を現場で加工・組み立てて備え付ける工事です。近年、デザイン性にこだわるユーザーが多いため、

職人のセンスや技術が必要となる重要な作業となっています。

家具は日常で使用するものであることから、家具工事はユーザーから直接技術力を認めてもらえるチャンスです。

技術力を身に付けも変わるということも念頭に置いて、仕事を獲得できるようにしましょう。

内装工の魅力

内装工事のさまざまな作業と平均年収について紹介しましたが、内装工の魅力も紹介していきます。ここでは、2つの魅力について、ご紹介します。

  • 環境面の負担が少ない
  • 長く勤められる

内装業で独立を検討している方は、参考にしてみてください。

長く勤められる

内装工は専門職であるため、経験を積むことで技術を身に付けられ、長く勤められます。さまざまな現場で、内装工事が行われていますし、その工事の作業内容は多岐に渡ります。内装工事を何度も経験していくにつれて、作業をスムーズに進めることができるようになるでしょう。

また、上述した通り、内装工事には多くの作業内容があります。最初はクロス工事を専門に行っていても、現場によっては他の工事を行うこともあるでしょう。

そうすれば、ご自身のスキルも幅も広げることができ、案件を受けられる幅もどんどん広がっていきます。「手に職をつける」という言葉を体現している職業が、内装工なのです。

さらに、一人親方として独立していれば定年がないため、体力が続く限り仕事を続けられます。内装技能士などの資格を取得すると継続的に仕事を受注できるようになり、新しい仕事にもチャレンジできるでしょう。仕事を継続的に受注できるとより長く勤められることとなるため、資格を取得して、信用を得ることも大切です。

環境面の負担が少ない

内装工は屋内での作業がメインとなるため、夏の暑さや寒さなどの影響を多少受けるものの、他の業種に比べて労働環境による身体への負担は少ないです。

雨や風などの天候に左右されることがないため、工期が伸びる心配もありません。工期が安定していることにより、継続的に仕事を獲得できるでしょう。

内装工に向いている人

最後にご紹介するのは内装工に向いている人です。以下の項目に沿ってご紹介します。

  • 手先が器用な人
  • インテリアやデザインを考えるのが好きな人
  • チームワークやコミュニケーション能力を重視して仕事を進める人

それでは順にご紹介します。

手先が器用な人

内装工の仕事は、ほぼすべて手作業で行います。内装をきれいに仕上げるべく、細かい作業も多いため、細かい作業が苦にならず手先を器用に扱える人が向いています。細かい作業を繰り返し正確に行えるだけの忍耐力も必要となるでしょう。

インテリアやデザインを考えるのが好きな人

内装工の作業で使用する材料は多種多様であり、設置する場所や目的・空間などに合わせて材料を選びます。仕上がりの完成度を高めるために、

インテリアやデザインのアイディアが豊富で、自分自身で考えることが好きな人が適しています。

チームワークやコミュニケーション能力を重視して仕事を進める人

内装作業の現場では、複数人でチームを組んで作業を進めます。チームで協力して作業を効率的に進めるためには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。メンバー同士で協力するチームワークや、作業中に意思疎通を図るためのコミュニケーション能力が必要です。

内装工はイベント業界でも求められている!

内装工は仕事の繊細さや技術力の高さが評価され、建設業以外にも活躍の場を広げています。コロナ禍が明け、イベント業界では今まで開催を控えていたイベントも、再開してきています。

今後どんどんと大きなイベントも開かれていくことでしょう。

今回はイベント業界について以下の内容に沿ってご紹介します。

  • イベント業界とは
  • イベント業界で仕事を獲るなら職人BASEに登録しよう

内装工が建設業以外の仕事を得るために有益な情報となるでしょう。それでは順に紹介していきます。

イベント業界とは?

イベント業界とは、総合管理(元請)となる広告代理店や総合制作会社に加え、演出、会場設営、音響、照明、映像などの「制作」や、進行運営、警備、清掃などの「運営」に関わる専門技術会社など広範囲にわたります。

これらの作業は、内装工も行うことができるものが多く、イベント業界の会場設営や、音響や照明、映像などの仕事で、活躍できます。

まとめ|内装工事の仕事は多岐に渡るのでスキルを高めて案件を受注しよう

内装工事にはさまざまな作業がありますが、どの作業も欠かせないものです。そのため、将来性もあると予想されるため、今後も継続的に仕事を行えるでしょう。

内装工の魅力としては、長く勤められること、環境面での負担が少ないことが挙げられます。

また、内装工に向いている人としては、手先が器用な人やインテリアやデザインが好きな人、コミュニケーションを重視できる人です。内装工は今後、会場設営などで、イベント業界での活躍も見込まれるため、将来性があるといえます。

オートロック物件

オートロックはやっぱり必要?家族の安全を守る オートロック付き賃貸のススメ

オートロック

子どものいる家庭にとって、賃貸物件の安全面は特に気になるポイントですよね。子ども連れでも安心な物件を選ぶには、治安がいい地域を選ぶのはもちろん、オートロック付きの賃貸を選ぶのも有効な方法です。

家族の安全を守るためには、どの点に気を付けてオートロック付きの賃貸を選べばいいのでしょうか。この記事では、オートロックの種類やオートロック付き賃貸のメリット・デメリット、内見の際に気を付けるべきポイントについて紹介します。

 

オートロックとは

まずオートロックとは、建物内に共用の玄関ドアがあり、開けるために暗証番号や鍵が必要になる設備のことをいいます。

住人に内側からロックを解除してもらうことでも開きますが、基本的にはこうした解錠作業が必要なので、防犯性が高いのが特徴です。では、以下でオートロックの種類を見ていきましょう。

暗証番号タイプ

オートロックの種類のなかでは主流です。0~9までのテンキーが用意されており、暗証番号を入力することで解錠します。

暗証番号は住人それぞれが設定できる場合と、全住人が同じ番号を使う場合がありますが防犯性を高くしておきたい方は前者を選ぶとよいでしょう。

鍵を取り出す作業がめんどうな方や鍵をよく紛失してしまう方にはおすすめです。

ただし、何度も入力を間違えると一定時間再入力ができなかったり、管理会社に開けてもらう必要があるため、しっかりと暗証番号を覚えておく必要があります。

集合キータイプ

部屋の鍵で共用玄関を開けるのが集合キータイプです。こちらも暗証番号タイプ同様、

広く普及しています。鍵にはピッキングされにくい形のディンプルシリンダー錠が使われていることが多く、部屋の鍵で共用玄関も開くので、簡単に使えてすぐ慣れることができるのがメリットです。

ただし、どの部屋の鍵でも共用玄関が開くように作られているため、他の住人の鍵が盗まれると、誰でも共用玄関は突破できてしまいます。防犯性は他のタイプより低めといえるでしょう。

カードキータイプ

カードキータイプには2種類あります。

カード式・・・差し込み口にカードを入れ施錠するタイプ
タッチ式・・・読み取り部分にカードをかざして施錠するタイプ

いずれも複製されにくく防犯性が高いのが特徴です。持ち運びしやすく紛失しても再発行までがスムーズである点も嬉しいポイントです。

ただし電子機器の近くに保管しておくと磁気不良を起こし、解錠しにくくなることもあるので注意が必要です。

指紋認証タイプ

スマートフォンのホームボタンのように、指紋をセンサーで読み取ることで解錠する方法です。

近年実用化が広まってきており、複製される心配が低いため防犯性も高いのが特徴です。

ただし、導入費用が高額であるため、一般的な賃貸物件にはあまり採用されていないのが現状です。

指紋認証タイプのオートロックを希望する場合は、家賃が高くなることや物件の選択肢が少なくなることを覚悟しておきましょう。

 

家族の安全を守るオートロック付きの賃貸のメリット

では、具体的にオートロック付きの賃貸にはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下で見ていきましょう。

不審者の侵入を防げる

共有玄関で鍵がかけられているので、住人以外が住居エリアに入ることを防げます。不審者が玄関ドア前をうろうろしたり、部屋を出入りするところを覗かれたりすることもありません。

小さい子どものお留守番が多いご家庭にとっては、特に安心できるポイントといえるでしょう。

営業などを断りやすい

新聞や訪問の営業マンが来ても、共有玄関のインターホン越しに喋るため、断りやすいでしょう。ドアのすぐ向こうにいるわけではないので、不要な営業の場合はインターホンを切ればOK。

ドアをノックされたり、ドア越しに名前を呼ばれたりすることもありません。

安心感がある

共有玄関と部屋の玄関、2つのロックで守られている状態であるため安心です。

両親が共働きで子どもを留守番させざるをえない場合など、ロックが多い方が安心ですよね。

深夜の帰宅で周りに目が行き届かない場合や、たくさん買い物をして両手がふさがっている場合など、無防備な時でも共用玄関さえ通ってしまえば、部屋まで安全にたどり着けるでしょう。

 

オートロック付きの賃貸のデメリット

 

荷物の受け取り時に面倒な場合がある

例えば荷物の受け取り時など、オートロック解除の手間と玄関のインターホンに出る手間があります。

また、宅配ボックスや郵便受けが共用玄関の外側に設置されている場合もあるため、インターホンの回数が1回で済んでも、毎回1階まで取りに行く必要が出てくることもあります。

新聞配達や通販をよく利用する方は、郵便受けや宅配ボックスの場所も確認しておきましょう。

 

家賃が相場より上がる場合がある

オートロックがない賃貸物件よりも家賃が高くなる傾向にあります。

また、木造アパートよりもRC造のマンションなど、耐震構造がしっかりしている建物にオートロックがある場合が多いです。予算には余裕を持っておきましょう。

 

カギや暗証番号を忘れた場合の対応が面倒

指紋認証以外のタイプのオートロックは、鍵や暗証番号などを忘れた場合、その後の手続きが大変です。管理会社に電話をしたり、住人であることを示すために身分証明の必要が出てきたり……。

その間は家の中に入れないことも多く、夏や冬に鍵を忘れてしまうとかなり大変なので、忘れないよう注意する必要があります。

 

オートロックだからと過信してしまうことがある

オートロックの防犯性はたしかに高いのですが「オートロックだから安心」と気が緩んでしまうと、玄関の鍵をかけ忘れたり、

共有玄関を通る時に不審者が一緒に入ってきたりして犯罪に巻き込まれてしまうことも。

共有玄関の出入りの際は変に同じタイミングで出入りする人がいないか気を配りつつ、オートロックだからといって玄関の鍵を開けっ放しで出かけたりしないようにしましょう。

 

オートロック付き賃貸を内見する際に気を付けるべきポイント

駐輪場や車庫からの導線

オートロックの防犯性が高くても、正面玄関以外の駐輪場や車庫、非常階段などから侵入できるつくりの物件では、全体的に防犯性が高いとは言えません。

塀やフェンスなどが低くかったり、他の住人が勝手口をよく開けていたりすると、せっかくオートロックがあってもそこから侵入されてしまいます。

また、道路沿いにある物件は、犯行後に車で逃げやすいので注意が必要です。

 

監視カメラや管理人駐在の有無

監視カメラや管理人が駐在していれば、万が一建物内に不審者が侵入しても、声をかけてくれたり記録に残ったりするので安心です。

監視カメラが付いている場合は、死角がないかも確認しておきましょう。

管理人さんが常駐している場合は家賃が高くなる傾向にありますが、その分防犯性が高まります。セキュリティ面が心配な方は、オートロックに加えてこうした点が備わっている賃貸を探すとよいでしょう。

まとめ

この記事では、オートロックの種類やオートロック付き賃貸のメリット・デメリット、内見の際に気を付けるべきポイントについご紹介しました。

大切な家族の安全を守る設備として、オートロックはかなり活躍してくれるでしょう。

部屋に入る時、後ろからついてきていた侵入者に押し込まれて強盗にあう危険性も少なくなります。防犯性の高さを求めるなら、ぜひオートロック付きの賃貸物件を探してみてはいかがでしょうか

 

夏の電気代削減方法

暑い夏はエアコンの温度を下げてしまいがちですが、電気代も節約したい。

そこで、節電しながらも涼しく過ごせる方法をご紹介いたします。今日から省エネ節約術を試して、電気代に悩まされない快適な夏を過ごしましょう!

 

 

エアコンの温度を1℃上げる+扇風機

<その1>エアコンの温度を1℃上げる+扇風機
エアコンは夏場で1番電気代がかかる家電です。
ついついエアコンの温度を下げたくなってしまいますが、そこは我慢して1℃上げましょう!
1℃上げるだけで約10%も節電になり、電気代も今の電気代から10%も安く出来ます。

でも暑いのは我慢出来ないですよね。
そこで登場するのが扇風機です。

エアコンの温度を上げてその分の熱は扇風機の風で冷やす、というように併用すると
体感温度も風を直接肌で感じるのでかなり下がり、ひんやり涼しくなります。
扇風機は省エネな物を使うと電気代もほとんどかかりませんので、ぜひお試しください。

エアコンのフィルターはこまめに掃除

<その2>エアコンのフィルターはこまめに掃除
エアコンはひと夏でかなりの働きをしてくれます。
するとエアコンの内部も汚れが溜まりやすくなり、
その汚れがあるせいでエアコンの冷気がきちんと部屋に入って来なくなったりします。
そんな事になると温度を更に下げたくなりますので、また電気代が上がってしまいますよね。
ですので、フィルター掃除をするのも節電には効果的です。

2週間に一度、フィルターの掃除をするだけで、なんと4%も消費電力が節減されるそうです!
フィルターが汚れたまま使い続けることは、健康にとってもよくありませんので、
夏だけでなく、こまめにフィルター掃除をする習慣をつけましょう!

室外機にも目を配ろう

<その3>室外機にも目を配ろう
エアコンのフィルター掃除や扇風機との併用以外にも、
エアコンの室外機をちよっと工夫する事で節電になる方法もあります。

夏、エアコンの冷却機能を使うと、たくさんの熱が出ます。
その熱を効率良く外へ出すのが室外機の役目ですが、その際に多くの電力を消費しています。

そこで試していただきたいのが、「室外機を冷やす」ということ。
室外機を冷やすと効率もグンと良くなり、電気の消費もグッと抑える事が可能なのです。

直射日光が当たらない場所に室外機を設置し
水をかけて冷やしてやるとそれだけで20%から30%の節電効果になります。
実際に、業務用の大型室外機には水を霧状にして噴き付ける機能を持った物もあるんです。

ですので、水やお風呂の冷めた残り湯などでも良いので室外機にかけてあげましょう。
ただし、サビ付きや内部への浸水には十分気を付けて実施することをオススメします。

遮光・遮熱の対策を!

<その5>遮光・遮熱の対策を!
夏場の熱は部屋の中だと窓から入ってくる事もあります。
窓からの熱や光を遮断するには、やはりカーテンを遮光・遮熱の物に変えるのが1番です。

商品によって差はありますが、遮熱カーテンを使用すれば
室内の温度が下がるのは明らかですよね。
ほとんどはポリエステル素材で家庭でも簡単に洗いやすいのも特徴です。

他には和室に似合うスダレやグリーンカーテンなども遮熱性が高いですが、
特に機能的に優れていると言われているのがサンシェードです。
風の強い日だと飛ばされやすいので、そこは注意して使わなければなりませんが
紫外線も大幅に遮断してくれる良い遮熱・遮光アイテムです。

クールシェアで涼しさを分け合おう

<その6>クールシェアで涼しさを分け合おう
別々の部屋で別々にエアコンを使うと
それだけでもかなりの電力が消費され、電気代も高くなっていきます。
そこで今取り入れられているのが「クールシェア」というものです。

クールシェアとは家族がリビングなど一ヶ所に集まり、
エアコンを使用するのを1台だけに抑える取り組みのことです。

家庭内だけでなく、地域内でも地域の一部に集まってシェアする
という取り組みを積極的にしている自治体もあります。
夏休みは、お子さんと一緒にそういった場所へ行ってみるのもいいかもしれませんね。

クールシェアは、家族内や地域コミュニティ内での団らんができますし、
電気代の節約だけでなくコミュニケーションにも良い方法です。

体を冷やす食材に注目

<その7>体を冷やす食材に注目
夏場に身体が冷たくなる物を食べることも、
体感温度を下げてエアコンの温度を上げなくて済むようにし、節電に役立つ方法です。

単にアイスなどを食べるのではなく
“体を冷やす夏野菜や果物”を取り込むのが効果的です。

具体的には、
緑豆/もやし/セロリ/大根/トマト/なす
豆腐/バナナ/キウイ/柚子/レモン
うなぎ/かに/あさり

などが体を冷やす効果があります。

飲み物ならコーヒーや緑茶が効果的です。
夏野菜やそれらの食べ物を食べて
体の芯から熱を溜めにくくすることで、
体感温度を上げずに済むので涼しく過ごせます。

涼しい素材の服や寝具を取り入れる

<その8>涼しい素材の服や寝具を取り入れる
夏の夜というのは寝苦しくなったりする事があります。
そんな時に効果があるのが寝具や服の素材を変える事です。

服を夏物の涼しげな素材の服に変えるだけでもかなり体感温度は低くなります。
麻・レーヨン・コットン・リネン・ポリエステル…などがその代表ですね。
冷感インナーを着るのも効果的かもしれません。

寝具も夏用のシーツを敷いて
掛け布団も熱がこもりにくい素材に替えるといいでしょう。
シーツは汗をよく吸収する物が1番寝心地が良くてサラッと快適に過ごせます。

寝苦しくなって起きてエアコンをまた付けて…ということを繰り返さなくても済むので、
その分電気代も抑えられたりします。

寝るときは2階がおすすめ

<その9>寝るときは2階がおすすめ
寝る時の部屋というのも暑さ対策をするのに考えると良いでしょう。
寝る時に1番涼しい場所を夏場の寝室にするのも効果的です。

通常、夜の外気温は上に行けば行くほど下がります。
ですので、普段1階で寝ている方は2階またはロフトなどに移動してみるといいでしょう。
寝る前にしっかり換気すれば、エアコンが無くても十分涼しくなっているはずです。

ただし、窓を開けっぱなしにして寝ると防犯上危険ですので、
十分お気を付けくださいね。

まとめ

暑い夏を省エネで乗り切るには、少しの知恵と
ちょっとした工夫さえあればいろいろなことが出来るということがわかりました。

ご紹介した方法を試せば、単に電気代が安くなるだけでなく、
家族の団らんが増えたり、地域コミュニティに積極的に参加出来るようになったり、
新しい発見や勉強に繋がったりと、良いこと尽くしです。

この夏を快適に過ごし、楽しく乗り切るならば省エネ節約術は効果的な方法と言えますね。
ぜひ今日から試してみてはいかがでしょうか?

熱中症対策は万全ですか?

工事現場において大雨は滴ですよね。日々の工程の不安から解放されます。

 

しかし梅雨明けということは、夏本番ということです。建設業では例年、熱中症が多発しており死亡に至るケースもあります。

建設業では昨年、令和4年度に172件の熱中症が発生しております。いくつかの事例で、熱中症予防のための労働衛生教育を行っておらず、発症時、緊急の処置が適切に

なされていませんでした。

熱中症は、いつ、どこでも、誰でもなりかねません。熱中症になりかねない時期があります。

・5月の暑い日・梅雨の晴れ間・梅雨明け・お盆明け

特になりやすい時期です。9月も暑さが厳しい日がありますから、年間を通して5か月は注意が必要ということです。

 

日常的な体つくり

・水分をこまめにとる

のどが渇いていなくてもこまめにとることを習慣づける。

・塩分を程よくとる

過度にとる必要はないですが、毎日の食事を通して程よく塩分を取り、大量にあせをかくときは塩飴や塩タブレットなど摂取しやすいものでとると

楽です。

・十分な睡眠

寝不足は現場作業をするものにとって大敵です。

睡眠の質もとても大事で、エアコンや扇風機を使って快適な睡眠環境を整えましょう。

・前日のアルコール

二日酔いは熱中症を発症しやすくなります。アルコールは非常に利尿作用があり、翌朝脱水状態になっている可能性があります。

 

作業環境を改善する

送風装置を導入して作業環境を改善すると、熱中症の発生リスクを抑えられます

例えば、大型扇風機などの送風装置を導入すれば、作業現場に涼しい風を送れるため、作業員が快適に作業できるようになるでしょう

。足元に遮光ネットを設置して、地面からの照り返しを防ぐのもおすすめの対策です。

導入費用は発生しますが、屋外用のスポットクーラーを導入するのもよいでしょう。屋外用スポットクーラーは、「移動式エアコン」とも呼ばれる設備です。

室外機不要で涼しい風を送れるため、風のない日や風通しが悪い現場の熱中症対策になります。

他にも以下のような改善策もおすすめです。

  • ・ドライミストの設置
  • ・テントや簡易的な日よけを設置して日陰をつくる
  • ・散水

ファン付き作業服や熱中症対策グッズを活用する

ファン付き作業服とは、作業服の腰のあたりに取り付けられたファンが取り付けられた作業服のこと。

ファンを回して、作業服の内側に空気の流れを発生させることで、衣服内の空調をコントロールします。

エアコンのように冷風を送り込む機能はありませんが、気化熱を利用して体温を下げてくれるため、それまでの作業服にはない涼しさを感じられるでしょう。

冷感機能のあるアームカバーやアンダーウェアを導入するのも効果的です。

最近は、コンプレッションウェアに冷感機能や吸汗速乾機能を内蔵した製品も増えています。

コンプレッションウェアは、伸縮性の高い生地によって着用者の体の動きをサポートしてくれるインナーウェア。快適性と安全性を両立できるでしょう。

 

休憩時間の設定を見直す

休憩を取るタイミングや休憩時間を見直す方法も効果的です。

休憩時間には体の疲労を取る効果があるほか、水分・塩分の補給時間にもあてられます

例えば、「午前中に1回の休憩を設定している」という現場なら、休憩回数を2回に増やしたり、1時間ごとに休憩を設けたりして、作業員が休める機会を増やすのがよいでしょう。

休憩回数を増やせない場合は、休憩時間の延長を検討してみてください。

15分休憩を30分休憩に延長すれば、熱中症の発生リスクを抑えられるでしょう。

また、日照りが厳しい時間帯は作業強度を落としたり、作業員の体調チェックの回数を増やしたりする方法も効果的です。

気象予報などを参考に臨機応変に対応できるとよいでしょう。

 

現場で熱中症が発生したときの対策

もしも土木現場で以下のような症状がみられる従業員が発生したら、熱中症の可能性があります。

  • ・立ちくらみ
  • ・吐き気
  • ・筋肉の硬直(こむら返り)
  • ・脱力
  • ・まっすぐ歩けないなど

熱中症の可能性がある場合は、以下のような応急処置を行いましょう。

  • ・涼しい場所へうつす
  • ・衣服を脱がせて体内の熱を外に出す
  • ・氷嚢で首やわきの下、太ももの付け根を冷やす
  • ・経口補水液やスポーツドリンクで水分・塩分を補給する

万が一、「意識がない」「呼びかけへの返答がおかしい」といった症状があれば、すぐに救急車を要請してください。

従業員の体調が回復して、自力で水分を取れるようになっても、念のため医療機関の受診を勧めましょう。

現場で実施したい「熱中症の予防対策」

土木現場で実施したい熱中症の予防対策は以下の3点です。

  • ・作業中の巡視を行う
  • ・熱中症に関する研修を実施する
  • ・チェックシートを活用する

それぞれ解説します。

 

作業中の巡視を行う

気象予報などを参考に、気温や湿度が高い日、日照りが強い日など熱中症が発生しやすい日を確認して巡視を行いましょう。

巡視を行うと、作業現場をその目で確認できるため、安全性を客観的に判断できます

夏の土木現場では、高い気温や直射日光などの影響により、現場の作業員は消耗しています。「体調の変化に自分で気づけない」というケースは発生するかもしれません。

そこで、現場の責任者が作業員に声をかけたり様子を確認したりすることで、事故が発生する前に現場の安全を守ることができるのです。

巡回車両を利用して複数の現場を回る場合は、車両に経口補水液や塩分補給キャンディを搭載しておけば、巡視の際に物資の補給も完了できます

 

熱中症に関する研修を実施する

作業員自らが熱中症予防に取り組むようになると、熱中症の発生リスクが大きく低下するでしょう。

注意喚起のチラシやポスターを作業員の目に留まるところに設置したり、熱中症に関する研修会を開催したりする方法が効果的です。

研修会には、作業員同士の連携を高める効果もあります。研修を受けた作業員同士で声をかけ合うようになったり、研修を受けた作業員が別の作業員へ注意喚起したりといった効果を期待できるでしょう。

チェックシートを活用する

チェックシートを作成して従業員自らにチェックしてもらうと熱中症の予防対策になります。

「目まいや立ちくらみがある」「吐き気がする」といった項目を設けたチェックシートを用意して、作業員に配布しましょう。

作業員自らが自分の体調をチェックすることで、現在の体調を客観的に把握できます。

「チェック項目にあてはまる場合、すぐに所属長にその旨申し出ること」などと注意書きを記載しておけば、体調不良者が発生する前に対処できるでしょう。

作業員の人数が多く、確認業務が煩雑になる場合でも、あらかじめチェックシートを記入してもらい巡視の際にまとめてシートを確認すれば、業務を効率化できます

 

現場の熱中症対策を万全にして安全な業務遂行を

熱中症は、体温調整機能が正常に機能しなくなり、体内に熱がこもった状態。

頭痛や吐き気、筋肉の硬直などを引き起こし、状態が改善されない場合は命の危険にもなるおそろしい症状です。

気温や湿度、日光といった環境の影響を受ける土木現場だからこそ、本記事でご紹介した熱中症対策を参考にしていただき、作業員の安全を確保して安全に業務を遂行してください。

外装塗装の事前準備

 

外壁の塗装面積・形状・立地場所によっても異なりますが、外壁塗装にはおおむね2週間前後の期間が必要です。

天候も加味します。その間家で暮らすことはできますが、事前にお客様のほうで出来る準備はやっておきたいですよね。そこで外壁塗装を行う前にやっておきたい準備と、

各工程ごとについて簡単にお話します。

◼ 外壁塗装前にやっておきたい準備

まずは外壁塗装前にやっておきたい準備について。塗装期間中にご家族の方が暮らしやすいようにするための準備はもちろん、各業者とのやりとりを円滑・スムーズにするためやトラブルを事前に防ぐためといった目的の準備になります。

 

・外壁の近くにある物を片付ける

外壁塗装をする際、外壁の近くに物がたくさんあると仮設足場作業や各工程職人の邪魔になってしまいます。

仮設足場を組む工程を想像してもらうと分かりやすいかもしれませんが、外壁から50㎝~1m以内に組み立てることが多いため、外壁の近くに物があると作業員が移動させるのに手間がかかってしまいます

。移動作業に手間がかかって塗装期間が伸びてしまうと工事時間にも影響が出てしまうため、事前に物を移動・片付けておくことで、

よりスムーズになると思います。ほとんどの家の場合、仮設足場組は1日以内で終わりますが、物が極端に多いと、日をまたいでの作業になるので、2日頂くこともまれにあります。

そうなると費用もかさみますのでもったいないお話です。

 

・車の移動場所を用意しておく

外壁の近くに自家用車を駐車している場合、仮設足場を組むときの邪魔になったり使用した塗料が付着してしまったりすることがあるため移動場所を用意しておく必要があります。

外壁から少し離れたところにカーポートがある場合は、塗料の付着を防げるようなカバーをかけるだけで飛散を防止することもあります。

塗装業者によって養生対応が異なるため、塗装期間に入る前に車の移動について業者に聞いて確認しておくと良いでしょう。

また立地条件によっては使用材料を置かさせていただいたり、工事車両を止めさせていただくケースもあります。

 

・ご近所様へのご挨拶

外壁塗装の期間中は、塗料の臭いが広がってしまったり工具を使った時の騒音がしたりすることも。

高圧洗浄に際して水が近くの家にかかってしまったり、塗料が飛んだりといったことも考えられます。

そのため塗装工事を行う日程や時間帯をできるだけ早めに近所の方にお伝えしておくとご近所様も安心です。

リフォーム業者も一緒に挨拶に回ってくれたり、リフォーム業者だけでいってくれたりする場合もあるため、事前にリフォーム業者に相談してみましょう。

ただ弊社の場合は先にお客様にご挨拶をお願いしています。われわれ業者が先に行くと「なんで家のものが先に挨拶に来ないんだ!」と、ご近所様の方から注意されるケースも増えてきていますのでそうさせて頂いております。

 

・工事代金の支払い

弊社の場合、塗装工事の費用支払いは、2分割にお願いしております。着工前と工事終了後のことです。

その場合は塗装期間に入る前に納金していなければ塗装に入ることができなくなってしまうため、遅れないようにお支払うようにしましょう。

資材・塗料の発注もその中から行いますので協力をお願いしております。お支払いが行われないと塗装着工もできなくなるので、ご契約時には必ず確認が必要です。

 

・壊れたら困る物を事前に伝えておく

塗装工事前に外壁の近くのものを片付けておくという準備をさきほどお話しましたが、簡単には移動することができない物や、外壁の近くではないけれど敷地内に大切なものがある場合もあるはずです。移動して壊れたら困る物は事前に業者に伝えておくようにしましょう。

当然のように思われるかもしれませんが、伝えておくことでリフォーム業者が物の存在を確実に認識してくれるため安心度が高まります。

リフォーム業者は毎日忙しく作業を進めているため、移動する存在が曖昧だと万が一不注意にも劣化していて壊れてしまうケースもないとは言い切れません。

万が一を防ぐために、リフォーム業者に伝えておけることは事前になんでも伝えておくようにしましょう。

ただ、なるべくなら大切なものはご自身で動かすことが一番なのは付け加えておきます。

特に問題が多いのが大切な樹木などです。

・洗濯物を干す場所の確保

基本的に塗装工事中は洗濯物を外に干すことはできません。窓に養生を行っているためです。

家にサンルームや洗濯スペースがある場合は問題ありませんが、そうでなければ室内干しできるスペースを確保する必要があります。

室内干しに使える場所がない場合、近くのコインランドリーを使用するという手もあるため、塗装工事中にストレスなく暮らせるように事前にイメージしておくとスムーズでイライラすることが軽減されます。なるべくなら一日でも早く窓養生を外せるように塗装工程も組んでは行きます。

 

・塗装前の家の状態を撮影しておく

塗装工事を行う際、塗装前の家の状態を撮影しておくことも準備の一つです。

色の違いを確認するためというのはもちろんですが、塗り替え前に問題のあった箇所を直してもらえているかどうかの確認にも使えます。

万が一忘れていた場合の証拠にもなるため、できるだけ撮影しておくことをお勧めします。

ご家族の思い出作りにも活用されてみてはいかがでしょうか。ただし、リフォーム業者も事前には写真を必ず撮影しているのがほとんどです。必要なら業者さんに相談するのもありだとは思います。

 

◼ 外壁塗装の工程

外壁塗装前の準備が分かったところで、実際に外壁塗装を進めていく工程はどのようになっているのでしょうか。

それぞれ家の状態・材質によって基本工程が変わることもありますが、塗装工事の一般的な流れについてお話します。

 

・ご近所様ご挨拶や塗装準備

塗装工事の日程が決まったら、塗装作業に入る前に近所の方へのご挨拶に伺います(最低一日前まで)。塗装作業内容や想定される期間についてご説明を行うことで、

お隣様には普段通りに近い生活をしていただけるよう努めさせていただきます。お客様も事前にできる準備が準備があれば、工事に入る前に準備していただけると幸いです。特に工事車両の駐車場所・足場運搬車両の資材搬入時間や高圧洗浄日の干し場所・窓の開閉については必ず説明しております。

 

・足場や飛散防止ネットの設置

仮設工事を安全に進めるために、仮設足場の組み立てや飛散防止ネットの設置は重要な工程です。

塗装職人が能力を最大限に発揮するためはもちろん事故が起きないよう、ご近所の方々への配慮といった目的もありますので、手を抜くことなく作業させていただきます。

 

・高圧洗浄

塗布塗料の品質を発揮するためにも、高圧洗浄で長年の外壁の汚れや苔を落とすことも大切な工程の一つです。

汚れや苔などが付着したままだと、どれだけ丁寧に外壁を塗装しても塗膜が落ちやすくなったり機能を発揮できなくなったりしてしまいますので重要な工程の一つになります。

塗料を外壁に馴染ませて密着させるためにも、外壁塗装前には必ず高圧洗浄を行います。屋根塗装や付帯部があっても基本1日以内で終了します。

・下地処理

外壁を高圧洗浄後にしっかりと乾燥させたあとは下地処理という工程に移ります。

外壁の劣化箇所や度合いに応じて、サビの除去や釘の補修・ケレン・シーリング補修といった処理を行います。

塗装前に下地処理を丁寧に行うことで、完成後の仕上がりの良さや耐久性へと繋がりますので大切な工程になります。サイデイング外壁材やALC外壁材の場合にはシーリングの打ち換え工程もあります。

・養生

外壁塗装する箇所と、塗料が付着してはならない箇所があるため、塗料の付着を防ぐために養生という作業を行います。

もうひとつマスキングの役割もあることも覚えておいていただけたらと思います。大変手間がかかる工程ですが、養生を怠ると小さな箇所から品質に差が出てきてしまいます。

そのため(株)匠エージェントは品質を支える工程として養生も丁寧に行うことはもちろん、要だとも考えております。養生の差で完成の差が決まるともいわれております。

・塗装

ここまで塗装事前準備が終わりましたら、いよいよ外壁塗装の工程に入ります。

基本的に外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りと3回に分けて3度塗りを行います。リフォーム業者によっては中塗りではなく上塗り2回と説明しますのでご確認ください。

下塗りは、中塗りと上塗りの密着度を高めるためのもので、下地を整えていく作業です。上塗りという最終仕上げに向けて行うのが中塗りです。

中塗りの色を変える塗装業者様も多いですが塗料缶の数が多くなるのと、仕上がりに差異が出来るためお勧めは出来ません。見た目の良さや耐久性に直結してくる上塗りを行い、仕上げの工程となります。

・点検

外壁の大きな面だけではなく、付帯部と言われる雨戸・軒天井・破風板なども塗装を行い、点検や仕上がりの最終確認を行ったら塗装工程の完了となります。

塗装品質のチェックは塗装業者・リフォーム業者が行いますので、お客様の方で何か気になる点がありましたら担当者にお気軽にお申しつけください。

お客様の方で仮設足場や危険な屋根上に上がられるケースも多く、頭部の事故や転落事故にも繋がりますので、事前にリフォーム業者の方にお尋ねください。

・足場の解体と片付け

塗装作業の最後に、仮設足場の解体や片付け・清掃も丁寧に行います。「最初にお伺いした時よりも奇麗な状態にしよう!」を念頭にお引き渡しさせていただきます。

なお慌ただしい仮設足場解体撤去時では見落としがちな屑ゴミや養生テープなどは、後日改めて清掃を行います。基本1日以内となります。

・清掃、ご近所様ご挨拶

後日天気や明るい時に改めて屑ゴミや養生テープなどの確認清掃を行わせて頂きます。

◼ まとめ

外壁塗装を行う際、自分で出来る準備は事前に行いたいというお客様もいらっしゃるかもしれません。

外壁塗装工事に入る前に外壁近くの物を片付けたり、車の移動場所を確保したり、大切な物はお伝えいただいたりと、工事中のトラブルを防ぐためにお客様にしていただけると安心な準備もあります。リフォーム業者の方で出来ることもありますので、お客様の方でお時間がないような場合にはぜひリフォーム業者まで遠慮なくご相談ください。

中にはご近所様とトラブルを抱えているケースもあるかと思います。

何かご不明点や疑問点があれば、お気軽にご相談ください。

貸地と借地権の違いとは?

土地活用には「貸地」と「借地権」があることをご存知でしょうか?

貸地と借地権は土地を貸すことですが、内容が少し異なるのです。
これらの違いや、おすすめの土地活用方法についてご紹介します。

 

貸地とは

貸地とは、土地をそのまま貸すことを目的とした貸し土地のことです。

貸地に似たことばとして「借地」や「借地権」という言葉があります。
貸地と「借地」とは同じ意味合いで使われますが、貸地と「借地権」は内容が異なります。

また、貸地は基本的に建物を建てることを禁止しています。
しかし、貸地は大きな意味で利用されることがあり、建物を建築することを目的とした貸地=借地権も含めて貸地と表現するケースもあります。

 

 

借地権とは

借地権とは、建物の所有を目的として土地を借りる権利のことです。

そして、借地権が設定された土地のことを「底地」と呼びます。

貸地は基本的に建物の建築を許可せず土地だけを貸すことを意味しますが、借地権は建物を建築する目的で土地を貸すという違いがあります。

 

貸地”で土地活用するときのメリット・デメリット

貸地と借地権で土地を貸す場合、それぞれにメリットやデメリットがあります。

 

貸地 土地活用のメリット

初期費用が少なくて済む

貸地で土地を貸すメリットの1つ目は、初期費用が少なくて済むことです。

貸地を貸すときは土地として貸し出すため、建物を建築するときに比べ土地造成費用が抑えられるという特徴があります。

土地と道路などの収入路に高低差がない場合は、ほぼ初期費用は必要ありません。

田や畑を貸し出す場合は初期費用がそれなりにかかりますが、田や畑に建物を建築できるようにするほど費用はかかりません。

 

賃貸借契約を解除しやすい

貸地は土地を貸し出すだけのため、賃貸借契約を解除しやすいというメリットがあります。

借地権のように土地に建物を建築するために土地を貸すと、借地借家法の適用を受けてしまいます。
借地借家法の適用を受けると、原則、地主は賃貸借契約を解除することができなくなります。

もしお子さんが土地を利用する可能性がある、土地を売却する予定があるなどの場合は賃貸借契約を解除しやすい貸地がおすすめです。

 

市街化調整区域でも貸しやすい

貸地は土地だけを貸すため、市街化調整区域内の土地でも貸しやすいというメリットがあります。

市街化調整区域とは人口を抑制するために設定される地域で、建物を建築することが原則できません。

そのため、市街化調整区域内では借地権で土地を貸すことは難しいですが、貸地であれば市街化調整区域内でも土地を貸せる可能性があります。

 

貸地 土地活用のデメリット

収益性が低い

貸地は収益性が低いことがデメリットです。

土地を借りた人は貸地は建物を建築しないため、土地だけで収益を上げます。

しかし、建物があるほうが収益は上げやすく、相対的に土地だけを貸す場合は賃料が低くなる傾向があります。

 

節税効果はほとんどない

貸地として土地を貸す場合は借り入れをする必要がなく、あまり節税効果はありません。

土地を貸すことにより相続税対策は可能ですが、土地の相続税評価が少し下がるだけで節税効果は大きくありません。一般的に相続税対策になる借り入れをして、相続財産との相殺をすることができません。

また、土地上にアパートなどの居住系賃貸物件を建築すると固定資産税が減税されますが、貸地ではこのような減税措置も受けられません。

 

借地権”で土地活用するときのメリット・デメリット

貸地に続き、借地権で土地を貸す場合のメリットやデメリットをご紹介します。

借地権 土地活用のメリット

 

地代が比較的高い

借地権で土地を貸すときには、貸地より比較的賃料が高くなります。

土地を借りた人は土地上に建物を建築することにより、土地だけではなく建物でも収益を上げることができます。そのため、賃料が高くなる傾向があります。

 

長期間安定して貸すことができる

借地権では建物を建築するため、建築費用を回収するまでテナントが撤退しづらい傾向にあります。そのため、借地権は長期間にわたり貸し続けることができます。

また、借地権は賃料が高いため、長期間安定して土地を貸すことができます。

 

借地権 土地活用のデメリット

賃貸借契約は原則解約不可

借地権は借地借家法の適用を受けるため、原則、地主から借地権を解除することができません。

借地権には定期借地権という期限が到来した場合、借地権が自動的に解除される権利がありますが、定期借地権は事業用定期借地権で10年以上、一般定期借地権は50年以上貸さなければなりません。
そのため、すぐに土地を元に戻したいとしてもできなくなります。

また、事業用定期借地は最短10年で契約解除されますが、テナントは建築費用を回収しないといけないため、なかなか10年で契約してくれるテナントは多くありません。

 

多額の初期費用がかかる場合も

借地権で土地を貸す場合、多額の初期費用がかかるケースがあります。

借地権は貸地と同じく初期費用はあまりかかりませんが、場合によって多額の初期費用がかかるケースがあることに注意が必要です。

借地権は土地上に建物を建築するため、建築に必要なライフラインなどの設備を整えたり、貸地より造成の制限が厳しくなったりします。

このようなケースだと初期費用が数百万以上かかるケースが考えられます。

 

近隣トラブルが発生しやすい

借地権で土地を貸すと貸地よりも不特定多数の人が土地に出入りすることになり、近隣とのトラブルを引き起こしやすくなります。

土地だけ貸すだけだから近隣の人のことはあまり気にしなくて良い、というわけではないことには注意が必要です。

 

貸地と借地権の土地活用方法とは

貸地と借地権では土地活用法が異なります。それぞれの代表的な土地活用法方法を紹介していきます。

貸地での土地活用方法

  • 資材置場
  • トラックなどの車両置場
  • 家庭菜園
  • 墓地や霊園

このように貸地は建物を建築しない活用方法です。
墓地や霊園の場合は長期貸しになりますが、資材置場やトラックなどの車両置き場の場合は短期貸しにも対応可能です。

また、貸地は狭い土地から大きい土地まで貸せたり、市街化調整区域内の土地でも貸せたりする用途が多いのも特徴です。

 

借地権での土地活用方法

  • 定期借地権付マンション
  • ロードサイドの商業施設
  • 工場や倉庫
  • 病院やクリニック

借地権の土地貸しは、建物に多額の投資をしなければなりません。そのため、短期貸しはできず数十年以上の長期貸しになります。

借地権の土地貸しは建物を建築しなければならないため、市街化調整区域内の土地では対応できないケースがほとんどです。

 

 

まとめ

貸地”は土地を土地のまま利用することを目的とした人に貸す土地のことで、
“借地権”は建物を建築する目的とするために借りる土地のことでした。
貸地と借地権は借りる目的が違うため、活用方法や貸すことのメリットやデメリットも異なります。

そのため、貸地と借地権のそれぞれの内容を把握しておくことが必要です。実際に土地を貸すときには、貸地と借地権の違いを把握したうえで、
私どものような土地貸しの専門家に相談することをおすすめします。貸地などは土地が存在する地域により、メリットを最大限活かすことができるかが変わりますが、
そこまで個人が判断することは困難だからです。

 

不動産投資について

不動産投資はやめとけと言われてしまう理由4つ|初心者が知っておくべき大切なこと

不動産投資に興味がある方、しようと考えている方は、

「不動産投資なんてやめとけ」「不動産投資ってなんか怖いよね」「難しそうだし、お金もないから無理でしょ」

などとネガティブな言葉をかけられたり、調べたらリスク失敗ばかり出てきて戸惑ってしまうことも多いのではないでしょうか。

 

確かに、不動産投資にはやめておいた方がいい場合もありますし、投資なので当然リスクやデメリットもあります。

ただ、やめておいた方が良い場合を除き、不動産投資は堅実に資産形成ができる魅力的な投資法です。

 

当記事では不動産投資を「やめとけ」と言われる理由と、不動産投資は怖いものではないということ、逆にやめておいた方が良いパターンをご紹介します。

不動産投資に興味がある人から、やめといた方が良いと思っている人まで、ぜひご覧いただきたい内容です。

 

「不動産投資なんてやめとけ」と言われてしまう理由は主に4つあります。

  1. リスクが大きい割にリターン(利益)がそんなにない
  2. 空室が出てしまい、家賃収入が入ってこなくなる
  3. 不動産を借金をして購入しなければならない
  4. 物件管理の手間暇がかかる

ただし、やめとけと言う人の大半は先入観と思いこみで言っているパターンもあるため、果たして本当なのか?を考察していきましょう。

①リスクの割にリターンが低い

不動産投資を反対される1つ目の理由は「リスクが大きい割に利益がそんなに出ない」ということです。

確かにフルローンで不動産投資をする場合は、毎月入ってくる家賃収入から、ローン返済分や管理費など諸経費を引いた手残りは、毎月プラスになっていれば良い方。

例えば区分マンション(マンション一室)のキャッシュフローは、毎月1~2万円あればかなり良いでしょう。

確かに、不動産投資は短期的にみるとリターンは少なく、

1~2万円という数字だけ見ると、何百万、何千万の借金をして月1万…と肩を落としてしまう人もいるかもしれません。

 

ただ、不動産投資で利益を得る方法は家賃収入だけではなく、不動産を売却することでも可能。

数十年の長期間で投資金を回収しつつ、最終的に売却してより多くのキャッシュフローを得られる点は不動産投資のメリットです。

②空室で家賃収入が途絶える恐れがある

不動産を賃貸に出しても、入居者が退去してしまって、家賃収入がなくなってしまうのが怖いという人も多いです。

確かに、購入する物件選びに失敗したり、適切な管理が施されていなければ空室続きで家賃収入は得られなくなります。

「価格が安いから」「インターネットに書いてあったが高そうだったから」

など、安易な理由で物件を購入してしまうと、なかなか入居者がつかずに困ることもあるでしょう。

 

首都圏の駅近・周辺環境が充実している・ニーズに合っている(単身者向けかファミリー向けかなど)など、物件のポイントを押さえておき、

適切な管理さえしておけば、仮に空室が発生してもすぐに入居者はつきます。

③借金のリスクがある

借金をすること自体がリスクと考える人は非常に多いです。

住宅ローン・自動車ローンなどの必需品と違い、自分が使うものではないものにローンを組んで始めることを怖く思う気持ちは分かります。

収支計画もろくに練らずに無理に多額の借り入れをして不動産投資をした結果、失敗してしまう人がいるのも事実。

 

不動産投資の収支計画をしっかりと練り、年収・用意できる自己資金に見合った物件を選んでローンを組めば、怖いものではありません。

さらに住宅ローンや自動車ローンなどと違い、不動産投資のローン返済は自分が働いたお給料からではなく、入居者からの家賃収入で賄うことができるのです。

④投資物件の管理に時間・手間がかかる

不動産は所有しているだけでは家賃収入は得られないので、入居者募集や契約・対応、建物管理など管理業務を行う必要があります。

ただ、会社員として仕事をしながら管理業務なんてできるワケがない、手間や時間がかかるからやめとけ、と言われてしまう人もいるかもしれません。

確かに、管理業務時間も手間もかかるので、不労所得を得るとは言い難いでしょう。

 

ただ、管理会社に業務を委託することで、時間や手間をかけることなく不動産投資を行うことができるのです。

毎月の家賃収入の5%(管理会社)の管理費を払うだけで、入居者募集・対応(クレームや家賃集金など)・物件自体の管理清掃など一連の業務を任せることができるため、

自分ですることは管理会社から入ってくる家賃入金確認と、たまに来る管理会社からの報告の電話を受けるぐらいになります。

サラリーマンやOLでも不動産投資はできるのです。

2. 不動産投資は怖いものではない!初心者が理解しておくべき大切なこと

不動産投資はリスクが低く、安定している

不動産投資は多額の借金をするからリスクが高いと思われがちですが、株やFXなど他の投資と比べるとかなりの低リスクで行うことができます。

株やFXは値動きが激しいため、短期で一気に儲かる場合もありますが、一夜で暴落して何百万という損を出してしまうことも…。

一方で、不動産価格の値動きはゆっくりなので、一夜で急落したり、下がったとしても不動産の資産価値が0やマイナスになってしまうことはありません。

不況時でも賃貸需要は変化しにくい

人間にとって「住居」というのは生活を営むうえで必要不可欠のもの。

2008年のリーマンショック、2024年のコロナショックのような不況下でも家賃下落や、家賃収入がなくなったりすることはありません。

逆に不況下だと、住宅購入を考えている人も一旦踏みとどまって、賃貸に流れてくる可能性も高くなります。

入居者がいる限りは、不況下だとしても毎月安定した家賃収入を得続けることができるのです。

不動産投資のリスクと回避方法を知ることで失敗は防げる

不動産投資が低リスクでできることはお話ししましたが、投資なのでリスクはあります。

ただ、リスクの種類と回避・対策法があり、対策を講じておけば大半は回避できますし、万が一リスクが現実になってしまったとしても損失を最小限に抑えることができます。

簡潔に不動産投資のリスクと回避方法をご紹介しましょう。

リスクの種類 概要 回避策例
空室リスク 入居者が退去してしまい、家賃収入が途絶えてしまう
  • 需要のある立地や物件を購入する
  • 適正な家賃設定をする(相場家賃を基準にする)
家賃滞納リスク 入居者から家賃を滞納されてしまい、家賃収入が途絶えてしまう
  • 入居審査を厳しくする
  • 管理会社や保証会社に依頼する
金利上昇リスク ローンの金利が借り入れ当初より上昇してしまい、返済額が上がってしまう
  • 固定金利を選択する
  • 余裕があれば繰り上げ返済をする
災害リスク 地震や火災などで建物に大きな損害を被ってしまう
  • 地盤が強いエリアや強い構造(RC・SRC)の物件を選ぶ
  • 新耐震基準の物件を選ぶ
  • 地震保険や火災保険に加入する

不動産投資すべてのリスクと回避策については以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

 

不動産投資はやめておいた方が良い人の特徴

不動産投資はやめておいた方が良い人の特徴

不動産投資はやめとけと言われるどころか、低リスクでリスク対策も明確、利回り計算もしやすいということがお分かりいただけたかと思います。

しかし、不動産投資は万人に向いているわけではなく、やめておいた方が良い人も存在するので、特徴をご紹介しましょう。

楽をして利益を出したい、リスクを一切取りたくない人

何もせずに楽をしてお金を稼ぎたい、リスクは一切取りたくないという人は不動産投資どころか、投資自体やめておいた方が良いです。

また、楽をして利益を出したいというのも投資では、ほぼ不可能です。

不動産投資ではある程度知識をつけてから、不動産会社や金融機関とのやり取りをして物件を購入、購入後も管理会社とのやり取りなど、さまざまな人とのやり取りが必要になります。

不動産投資についての勉強したくない人

不動産投資や不動産に関する勉強をしたくない人も、不動産投資はやめておくべきです。

儲かるという安易な理由だけで勉強を一切せずに始めると、利益が出る物件が何なのかもわかりませんし、不動産業者とのやり取りでも何を言っているか分からず、すべてを丸投げすることになります。

悪徳な不動産会社も存在するため、利益が全く見込めない物件を買わされて失敗してしまうということも…。

物件の善し悪しを見定められる程度の知識はつけておかないと、利益が出る不動産投資はできません。

投資金額を貯蓄できない人

貯金が全くない人も不動産投資にはおすすめできません。不動産価格の約20%は貯金がある状態が望ましいです。

確かに不動産投資はフルローン(不動産価格全てをローンで賄うこと)、つまり自己資金0円でも始めることが可能です。

しかし不動産投資を始めると、仲介手数料・ローン事務手数料・不動産取得税・固定資産税などの初期費用がかかってくることを忘れないでください。

また中古物件ではリフォームや修繕が必要になる場合もあるでしょう。

1年目は特にかかる費用も大きいので、貯金が0円、生活もギリギリというレベルで不動産投資を始めることはおすすめできません。

すぐに利益を確定したい人

上述したように、不動産投資は毎月少額でも安定した不労所得を得ていき、数年、数十年という長期目線で利益を確定させる投資法です。

短期で利益を確定させたい人には不動産投資は向きません。

 

不動産売買を繰り返してすぐに利益を得るという方法もありますが、2024年現在は不動産価格がすでに高値で推移しており、今後の不動産価格が値上がりすることはあまりないでしょう。

そのうえ、不動産の売却益に対しては「譲渡所得税」がかかり、5年未満の短期で不動産を売却すると39%と税率が高く、売買を繰り返して利益を得る投資法は難易度が非常に高くなります。

 

短期で利益を確定させたいなら、リスクを取ってでも株やFXなどの投資法を選びましょう

 

5. 不動産投資は投資手法を理解することで、やめとけと言われるような投資ではなくなる

不動産投資は、知識をつける、資金を準備するなどの事前準備をしっかりすること、またリスク対策を練ることで「やめとけ」と言われるような投資ではなくなります。

むしろ不況下でも安定した家賃収入を毎月生み出してくれ、低リスクでできる魅力あふれる投資法なのです。

短期で利益をたくさん得たい、楽をしてお金を稼ぎたいという人は、リスクは大きくなりますが不動産投資はやめておいた方が良いです。