不動産業ブログ

太陽光パネル付き中古住宅!

太陽光付き住宅を購入する際に気を付けるポイント

2022年に東京都が環境保護条例を改正し、2025年4月以降に建築の確認済証を交付された住宅には、大手メーカーなどに太陽光パネルの設置を義務付けるなど、太陽光パネル付き住宅が注目を集めています。

日本では2012年前後から太陽光パネルを設置する戸建住宅が増えてきました。そこから約10年以上経過する中で今後さらに太陽光パネル付きの中古住宅が市場に流通することが考えられます。

ポイント1 太陽光発電にもメンテナンスが要な個所がある

先ず屋根に取り付けてある太陽光パネル自体は、メンテナンスが必要ないと言われることが多いです。

ここで最も注意するべき点としては太陽光パネルではありません。

太陽光パネルで発電した電気はそのままでは利用できず、その電気を家庭で使えるようにするにはその電気を変換するパワーコンディショナーという機械が必要になります。一般的な家電同様に約10年~15年周期で交換が必要とされています。

そのため、太陽光パネルの設置が増えてきた2010年前後から既に10年以上が経過しているので、太陽光パネル付きの中古住宅購入後すぐにパワーコンディショナーを交換する工事が発生する可能性もあるということに注意が必要です。

ポイント2 太陽光パネルの下にある屋根材のメンテナンス時の注意点

屋根をメンテナンスする際の方法は、

1.塗装

2.カバー方法

3.葺き替え

の大きく3つの方法が考えられます。

上記のうち、2.3に関しては屋根材自体を物理的に取り換えたり今の屋根材の上に新しい屋根材カバーをしたりするため

屋根材の上に取り付けている太陽光パネルに関しては脱着しなくてはなりません。太陽光パネルを脱着するにあたっては大きく2つの注意点があります。

 

先ず太陽光パネルを脱着する作業に費用が発生します。

屋根に取り付けてある太陽光パネルの枚数によりますが基本的には20~30万円程度の費用が発生するといわれています。

そのため屋根材のメンテナンス費用に加えて太陽光パネルの脱着費用も掛かるということも頭に入れておく必要があります。

2つ目は太陽光パネルを脱着することでもともと太陽光パネルに着けられている保証が外れてしまう可能性があります。

まずもともと太陽光パネルを付けた業者に脱着作業をお願いできる場合はそのまま最初の保証が有効という可能性があります。

しかし、違う業者に脱着作業を依頼した場合は、もともとついていた保証を引き継ぐことは基本的にできません。

そのため後々トラブルが発生した場合誰もその状況を保証できないということになりえます。

もしカバー工法や葺き替えでの屋根のメンテナンスを検討されている場合は太陽光パネルを最初に設置した業者に連絡し、脱着作業をお願いするといいでしょう。

また業者による屋根材のメンテナンスを行う場合には一般的に太陽光パネルで隠れている部分以外の範囲だけを塗装することが多いため上記のような脱着作業を伴わなくなります。

しかし、塗装の場合は塗料を扱うため塗料が太陽光パネルに付着しないよう注意することが大事です。太陽光パネルに塗料が付着することでその部分で正常に発電ができなくなる可能性や、部分的に熱を帯びやすくなるなどして故障の原因になる可能性も考えらるためです。

また作業中に物理的に太陽光パネルを破損しないように注意することも大切なため、屋根材のメンテナンスを担当する業者としっかりすり合わせをすることが需要です。

 

ポイント3 太陽光パネルの名義人変更が必須

太陽光発電で余った電気を売る制度は固定価格買取制度と呼ばれ、太陽光パネルを所有しているのか届け出を出して登録することになっています。

そのため太陽光パネルが設置されている中古住宅を購入する場合太陽光パネルの所有者も変わるため名義人を変更する必要が生じます。ただこの名義人変更が少し煩雑なため注意が必要です。

変更者だけが届け出を出せば完結するものであれば簡単ですが例えば前所有者である売主の実印と印鑑証明が必要なため

売り主の協力が必須であることと、状況次第では手続きが完了するまで3か月かかった事例もあります。

この点に関しては売主であったり不動産仲介再度も知らない場合も考えられるためしっかりと確認する必要があります。

最後に

太陽光パネル付き中古住宅はこれからどんどんと市場に流通していく段階と考えられるためまだ、不動産仲介でも取り扱いに慣れていない可能性も考えられています。

そのため太陽光パネル付き中古住宅のメリットだけに耳を傾けるのではなく充分に売主・仲介側とすり合わせをしてみんなが納得する不動産取引を実現することが大切です。

 

賃貸でもできる夏のカビ対策!

賃貸で今すぐできる夏のカビ対策!カビにくい物件選びのコツ!

賃貸マンションやアパートは、一戸建ての住宅と比べると湿気がこもりやすくなりがちです。

せっかく素敵な部屋を見つけて住み始めても湿気に悩まされると不快に感じますよね。湿気がひどくなりいやな臭いやカビが気になる方もいるでしょう。

 

 

賃貸マンションやアパートで湿気がたまりやすいのはなぜ?理由を解説

賃貸マンションやアパートは、一戸建ての住宅に比べると湿気がたまりやすい傾向にあります。

理由を見ていきましょう。

 

・窓が少なく空気があまり循環しない

一戸建て住宅の場合、独立した住戸なのである程度自由に窓を配置できますが、マンションやアパートの場合はそうはいきません。

隣の部屋と接しており窓を付けられる場所が限られているからです。

窓が少ないと空気が循環しにくくなり、室内に湿気がたまってしまいます。

 

・コンクリート造は調湿気効果があり木造住宅は湿気に強いとされています。

一方、賃貸マンションやアパートはコンクリート造がメイン。コンクリートには木材のような調湿効果がないので湿気がこもりやすい傾向にあります。

また、コンクリート自体にも水分が含まれておりしっかり乾くには数年かかります。

新築や築年数が浅い物件は湿度が高くなりやすいといえるのでジメジメ感やカビなどが気になる方は築年数が古い物件を選んだ方がいいです。

 

湿気が私たちに与える影響は?

湿気がこもったまま放置しておくとどのような問題があるのでしょうか?

湿気が与える影響を説明します。

 

・カビの発生

カビが発生しやすい室内の温度は、25℃から28℃です。湿度も60%を超えてくるとカビが発生しやすくなるといわれています。室温や湿度が高くなる梅雨のシーズンは、カビが生えるには条件が揃った時期だといえるので特に対策が必要です。

カビが生えるとまず気になるのは、独特な臭いや黒っぽいしみです。カーテンや壁紙にカビが発生してしまうと目立つこともあります。

またカビは80000種類以上あるとされています。中には、水虫や喘息、シックハウス症候群アレルギーなどの原因となるカビもあります。カビは私たちの体に様々な影響を与える可能性があるのでできるだけ発生させないようにしたいです。

・害虫が出やすくなる

カビの発生は、害虫の活性化にも繋がります。活動が活発になると考えられる主な害虫はダニや、チャタテムシなどです。食べ物のかすや保存食品を餌とするほかカビも好んで食べます。

・体がだるくなる

空気中の水分の量が増えて多湿な環境になると体内から汗や尿などの水分をうまく排出できなくなってしまいます。

体温調節の機能が低下し、体がだるいと感じたり食欲不振になったりすることもあります。

 

賃貸住民必見!

今すぐできる湿気・カビ対策

・家具の周りに隙間を作る

家具は壁から5~10センチ程度離して設定しましょう。家具をピタッと壁に着けると空気が通らなくなり、カビが発生しやすくなるからです。家具は滅多に移動させませんが模様替えや引っ越しなどで動かしたときに壁にびっしり生えていることもあります。

また壁に加えて家具と床の間にも隙間を作るとさらに効果的です。

すのこを引きその上に家具を設置すると通気性が良くなりますが見た目に抵抗がある人は足つきの家具を選ぶといいでしょう。

・定期的に喚起をする

湿気対策には、換気が欠かせません。一人暮らしの場合、日中仕事で不在にしている間は窓が閉まっているので空気がこもってしまいます。外出前や帰宅後に20~30分窓を開けて喚起をする習慣をつけるようにするといいでしょう。

効率よく喚起したい人には、サーキュレーターの使用もお勧めです。

・洗濯物の部屋干しはなるべく控える

洗濯物の室内干しには防犯性が高く花粉や黄砂などもつかないメリットがあります。

しかし、湿気の事を考えると部屋干しはあまりお勧めできません。洗濯物は濡れているので狭い部屋に干すと急激に湿度が上がってしまうからです。

天気がいい日はできるだけ洗濯物は外に干すようにしましょう。どうしても部屋干しをしたいならば広い部屋に干したり除湿剤や除湿器を使いましょう。

 

湿気が気になる人向け<内見時のチェック>

湿気に悩まずに賃貸暮らしを送りたい人は物件選びからこだわりましょう。

・窓の数が多いか

できるだけ窓のかずが多い物件を選らびましょう。

理想的なのは、各部屋に2か所以上窓がある部屋です。湿気のこもりやすいキッチンやお風呂場、トイレにも「窓があるとさらに快適な暮らしが期待できます。内覧時には実際に窓を開けて空気の流れを確認しましょう。

・2階以上の物件か

賃貸マンションやアパートの1階の部屋は他の部屋よりも家賃が安く設定されている場合が多いです。しかし、1階の部屋の比べると多湿になりやすい点があげられます。1階の部屋は地面に近いので地下からの湿気の影響を受けやすく湿度が高くなってしまうのです。

・周囲環境に問題はないか

周囲環境も重要なポイントです。川や水路などが物件の近くにないか確認しましょう。川などが近くにあると自然を身近に感じれる点はメリットです。しかし、太陽の光で川の水が蒸発し周囲の湿気が高くなっています。川の方から吹いてくる風も、湿気を多く含んでいると考えられます。

また、物件の近くに高い建物がないかも大切です。

高い建物が周辺にあると日当たりや風通しが悪くなり室内がジメジメとしています。住宅街などにある低層のマンションやアパートは日当たりの良い場所が多いでしょう。

マンションやアパートは構造上、木造の一戸建て住宅と比べるとどうしても湿気がこもりやすくなってしまうことがあります。

湿気を放置しておくと室内の環境や私たちの健康に影響がある可能性も。

正しく対策すれば、湿気の影響で発生するカビなどはある程度防げます。

 

住宅内での熱中症

室内で起こる熱中症を予防しよう!!

対策法と快適な家づくりのコツ

 

 

日本の夏、6~8月の平均気温の長期的な上昇や都市化によるヒートアイランド現象などで、室内でも熱中症対策は重要になっています。そこで、エアコンの適切な活用など室内熱中症を予防するポイントや快適な家づくりのコツを紹介します。

 

1・熱中症発生状況とその原因は?

最悪の場合、死に至ることもあるなど決して油断できない熱中症。外出先や、運動中だけでなく実は室内でも頻繁に起きているのです。

熱中症の発症状況

総務省消防庁によると、熱中症になって救急搬送される人の人数は2018年に約9万5000人と前年の約1.8倍に急増しています。その後も、2021年を除いて毎年6万人から7万人が救急搬送されるなど、夏の熱中症対策は必須となっています。

 

また、医療機関での診断では、入院の必要ない軽症が60%以上、入院医療となる中等症が30%、3週間以上の長期入院が必要な重症も2%強、さらには死亡例などもあるなどして決して油断はできません。まずは熱中症にならないことが大切です。

 

熱中症による緊急搬送の発症場所

実は、発症場所は住居が最も多く、次が道路、その次が野外駐車場や野外コンサート会場等となっています。住居には、室内以外に庭、ベランダなども含まれ、室内での熱中症対策が十分でなかったことや、庭やベランダだからと熱中症への注意を怠ったことが考えられています。

 

 

室内熱中種の原因

室内熱中症は、環境、体の状態、行動の3つの因子によって引き起こされています。環境の変化によって体のバランスが崩れ、汗や皮脂温度による体温調整が難しくなり、体温が上昇してしまっているのです。

 

環境

気温が高い・湿度が高い・日当たりがいい・締め切った室内または部屋が狭い

・エアコンがない・急に熱くなった日・熱波の襲来など

 

近年は夜間も気温が下がりきらず、就寝中に室内熱中症になるケースもニュースなどでよく見かけます。

夜間もエアコンを使って適切な室温、湿度を保てば室内熱中症の対策になります。タイマーで数時間後にオフにする設定もありますが明け方まで寝苦しくなることも多いため、エアコンはつけたままにすることも考えましょう。

その場合は、設定温度に注意し、冷えすぎないようにしましょう。オンオフを繰り返す方が逆に電気代がかかることもあります。

 

身体の状態

高齢者・乳幼児・肥満と診断された方など・下痢やインフルエンザでの脱水状態・糖尿病や精神疾患といったとき・二日酔いや寝不足といった体調不良・低栄養状態など

 

行動

激しい筋肉運動や慣れない運動・長時間の屋外作業・水分補給ができない状況

たとえデスクワークであまり動いてなくても水分は体から失われていきます。しかも喉の渇きはしばらく続くと慣れてしまい、水分不足に気付きにくくなることもあります。

在宅ワーク中なども、適度に休憩を取り積極的に水分補給をするようにしましょう。

 

2・熱中症の症状と応急処置

万が一、熱中症になったらどうしたらいいのか?

ご自身の体調の変化や周囲の方の異変に気付くために注意すべき症状と応急処置、医療機関を受診する目安についてまとめてみました。

 

熱中症と思われる症状

以下のような、体調の異変を感じたら熱中症の可能性があります。

・顔のほてり

・体温が高い

・汗のかき方がおかしい

・体のだるさや吐き気

・めまいや立ち眩み

・呼びかけへの反応が鈍い、意識が遠のく

・まっすぐ歩けない

・筋肉痛や、手足の痙攣

・頭痛

こうした体調の変化は人によって感じ方が異なるうえ、同じ環境にいても一人一人の体の状態や行動などによって熱中症のかかりやすさは違ってきます。

誰もが熱中症にかかる可能性があることを忘れず、体調の変化を感じたら早めに応急処置や医師の判断を受けましょう。

 

3・室内熱中症を予防する10の対策ポイント

デスクワーク中くつろいで居るとき、就寝中など室内での熱中症は活発に活動していなくても起こります。

対策として十分な水分補給と適切な室温・湿度の調整など10のポイントをご紹介します。

 

こまめな水分や塩分を補給する

汗をかくことは、体の体温調節に役立ちます。知らない間に失われていく体の水分を補給ししっかり汗がかけるように水分を補給しましょう。喉が渇いたときは、すでに脱水症状は始まっているといわれます。

喉の渇きを待たず、定期的に水分をとることが大事です。通常の水分補給は水やお茶で十分ですが、ビールなどのアルコールは体内の水分を排出動きがありかえって水分不足を招くので、熱中症対策にはなりません。。

また大量に汗をかいたときは塩分も多く失われるため、水分と塩分の両方を補給することが大切です。

 

エアコンや扇風機などを使って適切な室温と温度を保つ

環境省は、熱中症対策としての湿度は28度を目安としていますが、これは28度を上回ると熱中症の危険度が増すという意味。

無理に28℃を維持する必要はないので、ご自身や家族や熱いと感じない温度に調節しましょう。

ただ、外との気温差が大きいと部屋から出入りするときに、体への負担が大きくなるため、温度を下げるなどして快適さを保ち

室温を下げすぎない工夫も必要です。

 

4・風通しを良くする

風の取入口と出口を設けるなど、部屋や家全体の風通しを良くします。

日光を遮る日陰を作る

窓はブラインド、すだれ、遮光カーテンなどで日光を遮り、必要以に室温が上がらないようにしましょう。

ベランダなど窓の外に植物によるグリーンカーテンを作ると

日陰ができる、壁の温度の上昇を抑える、見た目にも涼しいなどの効果が期待できます。

 

5・遮熱・断熱で室温を保ちやすくする

外からの熱を防ぐ遮熱、内部と外の熱の出入りを極力減らす断熱など、リフォームや新築などで自宅の住宅性能を

充実させれば室温を一定に保ちやすくなり熱中症にも役立ちます。

 

6・体が暑さに慣れる行動を意識して行う

気温が高い日が続くと、体は次第に暑さに慣れていきます。ただ、涼しい日の後に急に暑くなるなど気温が急変した場合体が暑さに慣れる時間がなく、熱中症になりやすいとされています。

あまり暑くならない時期から、無理のない範囲で軽く運動したり入浴で汗をかいたり、意識して体を暑さに慣らしていきましょう。

 

 

 

エアコン24時間つけっぱなしはどうなる??

エアコンの電気代24時間つけっぱなしだとどうなるか?

 

エアコンの電気代は冷房でも暖房でも気になるところです。

夏はエアコンを使う分、電気代が多くかかります。夏になると電気代の請求が一気に増えてしまい驚いてしまうかたもおおいのではないでしょうか?

電気代が高い理由と1時間当たりの消費電力と電気代の目安についてです。

 

最新エアコンの電気代は安い

 

最新エアコンの電気代は昔のエアコンと比較して省エネです。

家電は毎年モデルチェンジし、少しづつ性能がアップしています。しかしながら、エアコンは毎年買い替えるような家電ではありません。

当然ながら、うちのは何年前に買った、、という家庭も多いでしょう。

 

エアコンの電気代を抑える賢い6つの使い方

エアコンの電気代は使い方によっても変わってきます。エアコンが稼働するとできるだけ負荷がかからないように使用すると消費電力を

少なく使えて電気代の節約につながります。

6つのポイントとしては、

・室内温度の目安は28℃

・エアコンは自動運転モードでの利用を基本にする

・こまめにオン・オフのし過ぎはダメ

・定期的に室内機のフィルターを掃除する

・扇風機やサーキュレーターを兼用する

・室外機の周囲にはものを置かない

 

エアコンは自動運転モードでの利用を基本にする

エアコンを運転するときに、電気代を気にして初めから弱運転をしていませんか?実は弱運転をすると、逆に電気代が多くかかってしまいます。

エアコンは室内温度を設定pン度まで下げる間が一番電気を使います。自動運転は一気に室温を設定温度まで下げそのあとは省エネ運転を

してくれるので、効率の良い運転方法といえます。

エアコンは自動運転で運転しましょう。

 

こまめにオン・オフしすぎてもダメ!

エアコンを使う際に室温が寒くなったらスイッチを切り、また熱くなったらスイッチを入れる

とこまめなスイッチのオンオフを繰り返してしまうと逆に電気代が高くなってしまいます。

エアコンは室温を設定温度にするまで一番電気代がかかるのでこまめにスイッチオンオフせずに、一度適温になったそのままの

温度を自動運転で保つ方が電気代を節約できます。

 

室内機のフィルターを掃除する

エアコンのフィルターがゴミや埃で目詰まりすると、運転効率が悪くなって余計な電気がかかってしまいます。

室内機のフィルターは2週間に1度は掃除するよう心かけましょう。

 

扇風機やサーキュレーターを兼用する

エアコンで送り出した冷たい空気は、部屋のしたの方にたまり暖かい空気は上部にたまります。

エアコン使用中は扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させて、温度差をなくしましょう。

部屋の温度を均一にすると無駄にエアコンの設定温度を上げる必要がなくなり電気代の節約につながります。

エアコン冷房時、エアコンの風向きとサーキュレーター・扇風機の風向きは以下のように設定しましょう。

・エアコンの向き:水平に設定

・扇風機、サーキュレーター:天井に向けて

 

室外機の周囲にはものを置かないようにする

エアコン室外機の周りに草が生えていたり、物が置いてあったりするとエアコンの効率が落ちて故障の原因にもなります。

室外機周りの草は刈り取り、植木鉢など物を置かないようにしましょう。

また、冬に室外機に雪が積もって室外機周りの温度が低くなってエアコンが悪くなり

無駄な電気代がかかってしまいます。室外機は、雪に弱いのです。室外機カバーで囲ってあげるようにしましょう。

 

まとめ

エアコンは賢く電気代を節約していきましょう。

最新のエアコンは省エネな機種が多いですが、フィルターが目詰まりしていたり室外機の周りの温度が低くなったりすると消費電力が上がり、

結果として電気代も高くなってしまいます。エアコンを効率的に使うにはこまめに掃除をする、室外機の周りの温度が下がらないように工夫するなど

ちょっとした手間が必要ですね。

 

 

後悔しない賃貸物件選びのコツ

後悔しない賃貸物件のコツ!

 

賃貸物件を選ぶ時には、できればじっくりと時間をかけて条件整理や部屋探しを進めたいところです。

焦って決めたばかりに住んでみて後悔してしまうといったケースも少なくありません。

今回は後悔しない物件選びのコツについて、失敗例とその対策をセットで紹介します。どのような点を意識するべきなのか、

具体的な失敗例を通して紹介します。

 

家賃に関する失敗例

 

希望条件を優先するあまり適正以上の家賃が発生してしまった

家賃よりも先に細かな条件を決めてしまった場合に起こりやすいケースです。賃貸物件を探すときには最初に無理なく支払える

家賃を決めてから条件を調整するようにすると便利です。

一般的に家賃は手取りの3分の1以内とされているのでまずはこの数値を目安にしながら固定費や生活費とのバランスを考慮して上限を設定しましょう。

 

管理費を計算に入れ忘れていた

賃貸物件には、管理費・共益費があらかじめ賃料に組み込まれている場合と、家賃とは別に請求される場合の2つのパターンがあります。家賃をほかの物件と比べる時には管理費も合算して比較するようにしましょう。

初期費用に目を向けていなかった

賃貸物件を借りる時には敷金や礼金仲介手数料といった初期費用が掛かります。目安は家賃の4~6か月分と大きな額になるので事前に把握しておきましょう。

住んでみてもっといい物件が見つかった

リサーチ不足のまま物件を選ぶと似たような条件でもっと家賃の安い物件を見落としてしまうケースがあります。

立地に関する失敗例

立地については、特に住んでみてから気づくポイントが多くあるためできるだけ事前に細かなリサーチをしておきたいところです。

 

駅からの時間が想像以上にかかる

まずは駅からの徒歩所要時間を確認しましょう。徒歩所要時間とは歩いて移動したときにかかる分数の事であり、不動産情報の表記ルールにのっとり、計算されています。

しかし、徒歩所要時間はあくまで概算であり物件の入り口から部屋までの時間、信号、踏切に引っかかる可能性、坂や階段の上り下りにかかる時間、駅の出入り口からホームまでの距離などは計算に含まれていません。

そのため、候補の物件が見つかったら実際に周辺施設まで歩いて時間やルートの状況を確認しておくことが大切です。

 

周辺の騒音が気になってしまう

利便性の高いエリアには、線路沿いや幹線道路沿いなどの騒音が気になりやすい物件もあります。

こうしたエリアでは二重窓などの騒音対策が取られているところも多いですが、対策がなされていない場合は音の問題が気になってしまうケースもあります。

騒音が気になる場合は、物件の防音対策とともに周辺エリアの交通量などもチェックしておきましょう

 

想像以上に生活利便性が低かった

生活利便性を決める要因は数多くあり、価値観やライフスタイルによっても異なります。

スーパーやコンビニまでの距離は多くの人が重要視しますがそれ以外にも幅ひろい視点で生活環境を考えることが大切です。

例えば、ペットを飼育している場合の動物病院までの距離、子育て世帯の場合の公園や小学校・幼稚園・保育園の有無や距離など、人によって重視するべきポイントは異なります。

日常生活に必要な施設を書き出して、あらかじめ条件を明確にしておくと部屋探しがスムーズに進むでしょう。

 

間取り・収納に関する失敗例

間取り・収納に関する失敗例は初めて賃貸物件を借りる場合に起こるものが多いです。

家具の設置が難しい、部屋に入らなかった

一般的に部屋の形状は正方形や長方形の方が使いやすいとされています。特殊な形状の場合は、内見時に細かく採寸しておくなどして問題なく家具を設置できるかチェックしましょう。

また、内見のタイミングでは玄関ドアの間口も確認することが大事です。大型のベッドなどは入らない可能性もあるので、あらかじめ採寸をしてから内見に臨むようにしましょう。

 

コンセントが不便な位置についていた

意外と見落としてしまいがちなポイントとしてはコンセントの位置によってある程度家電の配置が決まってしまうので、内見の時には間取り図に書き込んでおくといいでしょう。

 

ワンルームと1kの特徴を知らずに借りてしまった

一人暮らしをする場合は大きく分けてワンルームと1kの2種類から間取りタイプを選ぶケースが多いです。

両者の違いはキッチンと居室が仕切られているかどうかでありキッチンとの間に仕切りのある1kにはこのようなメリットがあります。

・キッチンの匂いが居住スペースに移りにくい

・玄関から居室が見えないため宅配などの対応がしやすい

・洗濯機の音が居室まで届きにくい

一方、ワンルームは同じ広さの1kと比べて家賃が安くなりやすいのがメリットです。そのため、あまり自炊はしない、家賃の安さを重視したいといった人にはお勧めです。

 

ゴミ置き場や駐輪場など共用部分も見ておく

ゴミ置き場や駐輪場などの共用部分は物件の管理状況を判断するうえで大きな材料になります。

整理清潔に保たれているか忘れずにチェックしておきましょう。

ゴミ置き場は、敷地内外どちらにあるかによって捨てやすさも変わります。忙しい方や不規則な仕事の方は、24時間捨てられる式内ゴミ置き場のある場所がいいでしょう。

 

自分で取り付けるものがないか確認

エアコンや照明、コンロなど自分で取り付ける必要があるものをチェックしておきましょう。コンロは、都市ガス、プロパンガスなどによって変わってくるため注意が必要です。

またウォシュレットを利用したい場合は入居後にウォシュレットの設置を検討できるかなどトイレも忘れずチェックしましょう。

 

まとめ

入居してから公開しないために、賃貸物件の内見は重要なもの。最近ではインターネットから部屋の写真や動画、VRなど

を使ってチェックできるようになりましたがやはり、内見で自分の目で見て体感することも大切です。

他人にとってプラスとなるポイントでも自分のライフスタイルや好みに合わなければ意味がありません。

あくまでも自分にとってどうなのかという視点をもって判断するようにしましょう。

住宅ローンについて

住宅ローンで頭金なしのフルローンを組むのはなぜお勧めできないのか??

貯金がなくて頭金は用意できないが、住宅を購入したい。そのような方は住宅を購入できないのか?

結論として諦める必要はありませんが頭金なしで購入するにはリスクがあります。

住宅ローンを組む際には、かつては頭金が物件価格の2割以上は必要とされていましたが、今では頭金ゼロでも住宅ローン

が組める、いわゆるフルローンというものが提供されています。

しかしながら、住宅を購入する際には、頭金を用意する方が安心です。リスクを踏まえたうえで、どの程度の頭金を

用意するのかいつ購入するべきなのかを検討しましょう。

1・頭金を用意せずにローンを組むことは可能

そもそも頭金とは物件価格のうち購入時に現金で支払う額の事を言います。かつては購入価格の7~8割までしかローンを組めない時代もあったのですがネット銀行が台頭し既存の銀行とのサービス競争が激しくなった結果、フルローンを組める銀行もできました。

また住宅を購入する際は物件価格だけでなく融資手数料や登記費用、印紙税といった諸費用が掛かります。この諸費用は基本的に自己投資で用意するものとされていましたが最近では諸費用リフォーム費用、さらには引っ越し費用まで物件価格に加えて融資してくれる住宅ローンを提供する金融機関も出てきています。

自己資金なしでも家が購入できるなら、すぐにでも買いたいと思われるかもしれませんが実際には頭金なしでフルローンを組むことはお勧めできません。その理由について詳しく説明します

金融機関によっては住宅ローンをフルで組めますがそれをお勧めできないのは理由があります。

2・住宅ローンの審査に通りにくくなる

頭金なしの場合、住宅ローンの審査は頭金ありの場合と比べて厳しくなります。ローン完済までは家や土地に金融機関の抵当権が設定され融資先に万が一のことがあってローンが払えなくなってしまうと金融機関はその物件を売却します。

そういった場合、物件の売却価格が住宅ローンの残高よりも安くなってしまうリスクが高まるため住宅ろーんの審査に通りにくくなるのです。

利息負担が増え、総返済額が大きくなる

頭金なしで住宅ローンを組むと借りる金額が大きくなるので当然払う利息額も増えます。また金融機関によっては、頭金の割合に応じて金利が異なる場合があります。

基本的に諸費用は自己資金が必要

諸費用とは前でも説明したような内容の費用ですが、その金額は新築住宅の場合は物価価格の3~8%と言われています。その金額を含めて住宅ローンを組むと確かに自己資産は少なくて済むのですが、金融機関側からすると延滞リスクが高まるため、金利が上がる場合があります。従って、諸費用は自己資金として用意しておく方がお勧めです。

そもそも頭金がゼロの状態で毎月返し続けることができるのか

フルローンの返済を返していくとなると毎月の返済額がかなり大きくなります。そもそも頭金がゼロということは

これまでお金を貯められていないということです。返せなくなるリスクを踏まえて想定している月々の返済額が現在の収入に対して適切なのかどうかを吟味しましょう。

フルローンを組まない場合はどうするか

資金援助のお願いをする

自己資産が用意できるめどが立たない場合、両親や祖父母など直系尊属に資金援助を頼むという手段が考えられます。

通常、直系尊属からであっても一定の金額を超える贈与には贈与税がかかります。しかし、住宅の購入、新築、増改築などのために

贈与を受ける場合、一定の限度額までは非課税となる制度があるのです。

地道に貯金から始める

そもそも貯金がない時点での住宅購入がライフスタイルに適していないという可能性もあります。

まずは物件価格の1割など目標を決めて貯金することから始めましょう。

身の丈に合った物件を選ぶには最初にシミュレーションで購入可能な物件価格を把握することが大切です。簡易的に毎月の返済額などが計算できるサービスもあるのでうまく利用していきましょう。

リスクがあるフルローン。少しでも貯金して頭金を準備しよう。

住宅ローンをフルローンで組むと様々なリスクがあることを見てきました。頭金なしでも組めることはできますが、長い返済期間にかかる金利の事などを考えると少しでも用意をしておいた方がいいです。