不動産業ブログ

賃貸物件の寒さ対策

賃貸でもOK!窓や床の寒さ対策をご紹介

雪のなかにたっている建物

寒さが厳しくなる季節に備えて、暖房機器以外の寒さ対策を考えているママやパパは多いのではないでしょうか。

住んでいる地域や住まいの環境によっては、暖房だけでは足りないこともありますし、電気代も気になりますよね。

とはいえ、賃貸住宅に住んでいる場合、どこまで自分で対策していいのか迷ってしまいます。

この記事では、賃貸住宅でもできる寒さ対策をいくつかご紹介します。

大がかりなことをしなくても、簡単に対策できる方法ばかりなので、参考にしてみてください。

 

賃貸住宅の寒さ対策は原状回復できるように

賃貸住宅の何もない部屋

賃貸住宅で暮らしている場合、退去する際は入居時の状態に戻す「原状回復」が義務付けられています。

そのため、許可なくリフォームをしたり、壁に穴を空けたりするなど大がかりなDIYはできません。

例えば、「窓を二重窓にするなどグレードアップするような内容ならいいのは?」と考える方がいるかもしれませんが、勝手に手を加えてしまうとトラブルに発展する可能性も……。

寒さ対策をする際は、原状回復できるかどうかを意識しておこないましょう。

賃貸でもできる【窓】の寒さ対策

リフォームや大がかりなDIYをしなくても、窓から冷気が入ったり、暖気が逃げていったりするのを防ぐ対策ができます。

複数組み合わせれば効果も高まりますよ。

 

断熱シートを貼る

断熱シートはホームセンターなどで販売されています。

フィルムタイプや、プチプチと呼ばれている気泡緩衝材に似たタイプがあり、デザインもさまざまなので好みのものを選べます。

断熱シートと聞くと冬場に使用するイメージが強いかもしれませんが、実は夏も役立つため通年貼りっぱなしできるタイプなら張り替える手間がかかりません。

ただし、プチプチタイプは外からの光が入りにくくなったり、網ガラスなど使用できない窓があったりします。

購入前にしっかり確認しましょう。

 

断熱ボードを立てる

冷気を遮断する断熱ボードもおすすめです。

窓際に立てるだけなので、シートのように貼る手間がかからず、窓の大きさに合わせてカットするなど加工も簡単にできます。

断熱シートが使えない窓にも使用できますよ。

ただ、窓から出入りする際は、外したり跨いだりしなければならないため、出入りする窓に使用するのは向きません。

 

断熱カーテンに変える

断熱カーテンは特殊な加工を施していたり、通常のカーテンよりも厚手の生地を使用したりしており、室内の暖かい空気を外に逃がしません。

断熱効果以外に、防音・遮音効果や結露を抑える効果も期待できます。

断熱カーテンを選ぶ際は、下から冷たい空気が入らないよう、窓のサイズに合ったものを選ぶのがポイントです。

なお、”断熱”カーテンと混同しがちな”遮熱”カーテンは冬でも効果がありますが、どちらかといえば夏向けです。

ちなみに、断熱カーテンを夏に使用しても効果が期待できます。

 

窓に隙間クッションを貼る

ゴムパッキンやコーキングが劣化している場合や、窓枠にゆがみがある場合、隙間風が入ってきます。

そこで、クッション性のある隙間テープを貼って、ふさいでしまいましょう。

比較的安価なので、家じゅうの窓に使用できます。

隙間テープを貼っておけば、隙間風だけでなく虫やほこりの侵入も防げますよ。

 

窓の寒さ対策に!DIYで二重窓を作ってみよう

賃貸でも挑戦できる、二重窓DIYについてご紹介します。

二重窓とは

二重窓とは、通常の窓の内側に、もう1枚窓を取り付けたものです。

外窓と内窓の間に空気を含んだ層ができることで断熱効果が生まれ、外気の影響を室内に伝えにくく、暖房が効きやすくなるのがメリットです。

外気と室温の差が小さくなり、結露ができにくくなるのも特徴です。

DIY二重窓の材料・作り方

ガラスの二重窓を設置するにはコストがかかりますが、実はホームセンターで購入できる材料で作ることができます。

【材料】

  • ポリカーボネート
  • ガラス戸レール
  • カブセ
  • 養生テープ
  • カッター、両面テープ、メジャー(定規)

【作り方】

  1. 窓枠の手前に合わせて、窓枠のすべての辺に両面テープでガラス戸レールを付ける。跡が残らない両面テープを使用。
  2. 窓枠のサイズを測り、ピッタリのサイズにポリカーボネートをカットして2枚分の窓を作る。2枚の窓は、設置したときに重なりができるようにカットする。ポリカーボネートはカッターで筋を入れると切りやすい。
  3. 2.でカットした2枚の窓を1.のレールにはめてサイズの確認をする。窓を上辺のレールにはめたあとに、手前にたわませるようにして下辺のレールに入れるとサイズが合う。ここでサイズの調整をおこなう。
  4. ポリカーボネート窓の上下をくるむように養生テープを貼る。これにより滑りが良くなる。
  5. ポリカーボネート窓の開閉する辺にカブセをはめる。

二重窓の効果

二重窓がある場合とない場合とでは、室温と外気温との差はどのように変化するでしょうか。

二重窓がない場合は室温が3時間で2.3度下がったのに対し、二重窓がある場合は0.7度しか下がりませんでした。

また、16:30時点の外気温と室温を比べると、二重窓がない場合は外に比べて室内が1.3度高いのに対し、二重窓がある場合は2.8度高い結果となりました。

賃貸住宅でも手軽に設置できるDIY二重窓ですが、寒さ対策に一定の効果が期待できることが分かります。

賃貸でもできる【床】の寒さ対策

ジョイントマット

通常、暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へたまります。

子どもが床で過ごすことが多い家庭は、床の寒さ対策も入念にしておきましょう。

 

コルクマット・ジョイントマットを敷く

コルクマットやジョイントマットはどちらも断熱効果があるだけでなく、防音対策にもなります。

クッション性があるため子どもが転んでも安心ですし、子どもが横になってもヒンヤリしません。

また、汚れたときは、その部分だけ外して洗えるので、お手入れも楽ですよ。

手軽にセットできるのも、うれしいポイントです。

 

ラグの下に断熱シートを敷く

寒さ対策として、すでにラグを敷いている家庭も多いかもしれません。

しかし、ラグだけでは対応しきれないケースもあります。

そこで、ラグの下に床用の断熱シートを敷けば、熱を下に逃がさないだけでなく床からの冷気を防ぎます。

ラグに限らず、カーペットやホットカーペットの下に敷くのも効果的です。

暖房効率も上がるので、暖房代の節約にもつながります。

 

ホットカーペットを敷く

ホットカーペットを敷くのもおすすめです。

電気代はかかるものの、コンパクトなサイズなら電気代は月に数百円程度と、電気ストーブよりは安く済みます。

断熱シートを併用すれば温度が低くても温まりやすくなりますよ。

ストーブのように部屋全体を暖めることはできませんが、子どもが床で過ごすなど、その場を暖めるための対策として有効です。

 

サーキュレーターで部屋の空気をかき混ぜる

床付近の空気を暖めるには、サーキュレーターや扇風機を使用するのも一つの方法です。

下にたまる冷たい空気と、上にたまる暖かい空気を混ぜれば部屋の空気が均一になり、室内の温度差を解消できます。

なお、サーキュレーターや扇風機は、真上に向けると効率良く空気を循環させられます。

ただし、エアコンの暖房機能を使用しているときは、エアコンに向けましょう。

賃貸でもできる【その他】の寒さ対策

加湿器

ドアや室内の環境を意識するなど、窓や床以外にもできる寒さ対策がいくつかあります。

玄関ドアからの冷気を防ぐ

冷気は玄関ドアからも出入りします。

ドアが冷たくなって室内まで寒くなっている場合は、玄関ドアに断熱シートを貼ってしまいましょう。

断熱シートを貼れば、窓や床と同じように暖かい空気を逃がさず、冷たい空気の侵入を軽減できます。

また、外とつながっている玄関ポストも冷気が入りやすい部分です。

集合ポストがあるなど、玄関ドアのポストを使用していない場合は、完全にふさいでしまうのもおすすめです。

退去時にもとに戻さなければなりませんが、郵便受けが外せる場合は外してしまったほうが、しっかり対策できます。

 

部屋を加湿する

私たちが快適に過ごせる湿度は40~60%とされており、湿度が40%を切ると寒さを感じやすくなるだけでなく、肌や喉に影響を及ぼす可能性も……。

反対に、湿度が高いと体感温度も上がるため、加湿器などで部屋を加湿するのも有効です。

加湿器を使用する際は、部屋の中央の少し高い位置に設置すると良いですよ。

加湿器がない場合は、洗濯物を室内干しにしたり、濡れたバスタオルをかけておいたり、入浴後は浴室のドアを開けておいたりすると湿度を上げられます。

湿度は湿度計でこまめに確認しましょう。

 

室内のドアの隙間をふさぐ

室内のドアの下に隙間がある場合は、隙間をふさいでしまえば暖かい空気が逃げたり、廊下や暖房がきいていない部屋から冷気が入ったりするのを防げます。

窓の隙間をふさぐのと同様に隙間テープを使用したり、パッキンを使用したりして埋めましょう。

ただし、通気性を考慮して隙間が設けられているケースもあるため、ふさぐべきかそのままにしておくべきか、一度考えてみてくださいね。

 

まとめ

賃貸住宅の場合は、原状回復の義務があるため、リフォームや大がかりなDIYでの寒さ対策ができません。

とはいえ、窓や床、ドアなどの対策をしておけば、暖かい空気が逃げたり、冷気が入ったりするのを防げます。

今回ご紹介したアイテムは、ホームセンターなど身近な場所で購入できるうえに、簡単に取り付けられるものばかりです。

複数組み合わせればより効果が期待できるので、できる部分から対策して、暖かい室内で快適に過ごしましょう。

 

建設現場で気を付けたいこと

建設業界では、「安全第一」を掲げて日々安全対策が行われています。施工管理の方々をはじめ、現場で働くすべての人が、安全に作業が進められるよう努力をしているのは間違いありません。しかし、いくらルールが徹底されていても、意外と見過ごされがちな「実は危ない行動」が存在するのも事実です。

今回は、そんな「見落としがちな危ない行動」について5つ挙げ、皆さんに再確認していただきたいと思います。特に若手の方はもちろん、ベテランの方にも参考にしていただける内容ですので、ぜひ最後まで読んで安全意識を高めてください。

 

1. 何気なくやってしまう「ちょっと飛び降りる」行動

最初に注意すべき行動は、何気なくやってしまいがちな「ちょっと飛び降りる」という行動です。たとえば、腰くらいの高さの場所からぴょんと飛び降りること、脚立の2段目から飛び降りること、鉄筋を乗り越えて飛び降りることなど、現場ではよく見かける光景ではないでしょうか。「これくらいの高さなら大丈夫」と軽く考えてしまうことも多いですよね。しかし、その油断が事故の原因になることを忘れてはいけません。

建設現場は、普段の生活とはまったく異なる環境です。周囲には尖った物や工具が散乱していることが多く、特に安全装備を着けた状態では、予期せぬリスクが増えます。作業中、腰道具や安全ベルトが何かに引っかかることもよくあります。たとえ高さが50cmや60cm程度だとしても、何かに引っかかれば体勢を崩し、最悪の場合、頭から落ちてしまう可能性も十分にあるのです。

そのため、飛び降りる前には必ず周囲を確認し、腰をしっかり落としてから慎重に足だけを下ろすようにしましょう。「ちょっと飛び降りる」という何気ない行動が、重大なケガや事故につながるリスクがあることを忘れずに、常に慎重な行動を心がけることが大切です。

 

2. 危険から「隠れる」行動のリスク

次に注意すべきは、「危ないから隠れる」という行動です。例えば、重機が動いているときに、つい物陰に隠れて安全を確保しようとすることがあります。特にバックホーなどの大型重機が旋回している際に、「危ないかもしれない」と感じて隠れるのは、間違いではないように思うかもしれませんが、実際には非常に危険です。

なぜなら、重機のオペレーターは全方向を常に確認できるわけではありません。視界に入らない場所にいる人は、オペレーターにとって「いないもの」として扱われることがあります。物陰に隠れたまま、オペレーターが重機を動かすと、自分の存在に気づいてもらえず、大事故につながる可能性が高まります。特に重機が急に動いたり旋回する場合、隠れていた人が巻き込まれるリスクがあります。

したがって、危険を感じたときは、物陰に隠れるのではなく、まずオペレーターに自分の存在を知らせましょう。目を合わせて自分の位置をしっかり認識してもらったうえで、安全な場所に移動することが重要です。

 

3. 親綱を使った墜落防止の過信に注意

3つ目に紹介するのは、親綱を使った墜落防止に過信してしまう行動です。親綱とは、墜落防止のために設置される太いロープで、鉄骨の組み立て作業などでよく使用されます。親綱に安全帯を掛けて作業を行うのは標準的な対策ですが、問題は「適当に設置された親綱」を過信してしまうことにあります。

工事が進む中で、一時的に設置された親綱や、しっかり固定されていない親綱を頼りにするのは非常に危険です。墜落防止用に設置されたものが不完全であれば、いざというときにまったく機能せず、かえって大事故を引き起こしかねません。

しっかりとした設備が整っている場合は別ですが、適当に設置された親綱に頼ることは避け、必要に応じて正式な設備やしっかりとした墜落防止策を講じることが非常に重要です。親綱の使用に関しては常に慎重な対応が求められます。

 

4. 後ろ向きで歩くことのリスク

4つ目の危険行動は、後ろ向きで歩くことです。現場で作業員同士が会話をしているとき、つい「お疲れ様でした」と言いながら後ろに2歩ほど下がることはよくあります。何気ないこの行動が、予期せぬ事故の原因になることをご存知でしょうか?

現場では、状況が刻一刻と変化します。数分前には安全だった場所に、突起物や資材が置かれていることもよくあります。後ろ向きで歩いていると、足元の確認ができないため、いつの間にか障害物にぶつかったり、穴に落ちたりしてケガをするリスクが高まります。また、工具や資材を持っている他の作業員とぶつかってしまうと、重大な事故につながる可能性もあります。

安全に動くためには、後ろ向きに歩くことを避け、常に目の前の状況を確認しながら行動することが不可欠です。現場では視界がすべて。周囲をしっかり確認し、事故を防ぐためにも、後ろ向きで動くことは避けましょう。

 

5. 軍手でベビーサンダーを使う危険

最後に紹介するのは、軍手をはめたままベビーサンダーを使用することの危険です。ベビーサンダーは金属や鉄などの素材を切断するために使用される工具で、回転する刃が非常に高い速度で動いています。しかし、軍手をつけたままこの工具を使うことは非常に危険です。

軍手の繊維や毛が回転する刃に巻き込まれる可能性があり、最悪の場合、手や指が工具に巻き込まれてしまうことがあります。軍手が刃に絡みつくと、あっという間に手全体が巻き込まれるため、非常に深刻なケガを引き起こすリスクがあるのです。

ベビーサンダーを使う際には、必ず毛がない革手袋を使用することが推奨されます。革手袋は巻き込みにくい素材でできているため、軍手に比べてはるかに安全です。非常に便利な工具だからこそ、使用する際には特に慎重な姿勢で安全に配慮することが求められます。

安全意識を高め、現場での事故を防ごう

以上、今回ご紹介した「実は危ない行動5選」は、どれも現場でよく見られるものですが、実際にケガや事故につながる危険性を持っています。特に新人や若手の方々には、こうした行動を避けるよう注意していただきたいと思います。また、ベテランの方々もご自身の行動を見直し、若手に適切な指導を行うことで、現場全体の安全意識を高めていきましょう。

建設現場での作業は、常にリスクと隣り合わせです。しかし、少しの意識と工夫で事故を防ぐことができます。今回の内容を参考に、ぜひ安全な作業を心がけてください。そして、現場での安全意識向上に向けて、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

建設業の人手不足の原因とは?

建設業の人手不足の原因とは? 2025年問題に備える解決策を紹介

 建設業では、人手不足が深刻な問題となっています。人手不足の原因として挙げられるのが、労働人口の減少や、給与水準の低さによる新規雇用の減少、建設業の需要拡大などです。

2025年には、建設業の労働人口が約90万人不足すると予測されています。そのため、建設業の人手不足を早期に解決することが重要です。本記事では、建設業の人手不足の原因や、人手不足を解消する手段について詳しく解説します。

建設業の人手不足が進む原因とは?

 少子化に伴う人口減少の影響により、さまざまな業界で人手不足が問題視されています。建設業も例外ではなく人手不足が進行しており、企業の経営層や人事部門担当者にとって大きな課題となっています。ここでは、建設業の人手不足が進む主な原因である「働き手の高齢化」「給与水準の低さ」「建設業の需要拡大」について解説します。

高齢化が進んでいる

 建設業における人手不足の原因のひとつに、労働人口の高齢化が挙げられます。

国土交通省が2021年10月にまとめた「最近の建設業を巡る状況について【報告】」によると、2020年における建設業の就業者数は492万人で、ピーク時の1997年の685万人と比べて約28%減少しています。今後も労働人口は減少すると予想されていており、高齢化の進行による技術継承問題などが懸念されます。

建設業の労働人口が減少している背景には、建設業に対する悪いイメージがあります。建設業では屋外や高所での作業することが危険な印象や、「体育会系の雰囲気が強い」「長時間労働がある」といった印象が、若者に敬遠されている一因とも考えられます。

若者の新規雇用を促進できないことで、現在働いている中年層が長く働き続け、高齢化を進行させているという悪循環に陥っています。

給与水準が比較的低い

 ほかの業界と比較して給与水準が低いことも、人手不足の原因のひとつです。

国土交通省が公表している「建設業における賃金等の状況について」によると、製造業の賃金ピークが50~54歳であるのに対し、建設業の賃金ピークは45~49歳です。製造業よりも早く、40代後半で賃金のピーク時期に達しています。

日給制を採用している企業では、悪天候による作業停止や欠勤などによりその日の給与が変動するため、給与額が安定しません。このように、一般的な月給制を採用している企業よりも収入が安定しない点も、新規雇用が拡大しない原因でしょう。

建設業の需要が拡大している

 建設業の人手不足や高齢化が問題視される一方で、建設業の需要そのものは拡大しています。

国土交通省の「令和4年度(2022年度) 建設投資見通し 概要」によると、2015年頃から建設投資額(名目値)は右肩上がりとなっており、2022年度の建設投資は66兆9,900億円(前年度比0.6%増)にのぼる見込みです。内訳は、政府投資が22兆5,300億円(前年度比3.7%減)、民間投資が44兆4,600億円(前年度比2.9%増)となっており、特に民間での需要が大きいことがわかります。

こうした需要の高まりに対し、人材供給が間に合っていないという実情があります。国土交通省が実施した「建設労働需給調査」によれば、2022年11月における全国の過不足率は8職種で1.3%「不足」、6職種で1.7%「不足」となっています。さらに、翌々月・翌々々月の労働者の確保に関する見通しについては、どちらも2割超が難色を示しているとのことです。

今後もしばらくは需要が上がり続けると予想されますが、このまま需要と供給のバランスを欠いた状態が続けば、作業者1人あたりの負担が増加していき、やがて人離れに発展する可能性は否めないでしょう。

ICT×建設のノウハウで建設現場DXをトータルサポート
ICT×建設のノウハウで建設現場DXをトータルサポート

建設業界は、人材不足や業務効率化などをはじめとしたさまざまな課題を抱えています。
こうした課題を解決するためには、建設業界ならではの事情や背景を把握した提案が必要になります。
NTT東日本は、ICTと建設業の知見をかけ合わせた新会社ネクストフィールドを立ち上げ、建設業界の課題解決を支援します。

建設業の人手不足を改善する方法

 建設業の人手不足は現在も進行います。ここでは、人手不足を解決するために重要な若手の新規雇用や、生産性の向上などにアプローチする方法をご紹介します。

業界のイメージを向上させる

 建設業に対する若者のイメージは、危険な作業や過酷な労働環境という印象が先行し、体力的・精神的に厳しい仕事と捉えられがちです。それだけでなく、天候に左右される不安定な業務であることや、「休日が多くない」「長時間労働」というイメージを持つ若者も多いことでしょう。

若手の新規雇用を促して人手不足を解消するには、上記のようなイメージを払拭しなければなりません。現在では、働き方改革や業務内容の見直しなどにより、職場環境の改善に取り組んでいる企業も多くあります。過去には、国土交通省による「建設業イメージアップ戦略実践プロジェクトチーム(CIU)」が発足され、建設業のイメージアップが国を挙げて進められました。

実際に行われている具体的な取り組みとしては「建設現場の仮囲いをデザイン性の高いものにする」「働く車(重機)のイベントを実施する」などがあります。一般の方や子どもたちに向けて、「肉体労働で苦しい」といったイメージを払拭するイベントを開催し、企業や建設業全体のイメージアップを図っています。

 

工期を適切に設定する

 建設業では、工期が短いことも大きな問題です。

前述したとおり、建設業では就業人口が少ないにもかかわらず、建設業に対する需要は拡大しています。

そのため、多くの建設現場をスケジュール通りにこなせるよう、工期が短く設定され、各工程をこなすために残業が生じて、長時間労働が発生しやすくなっています。

長時間労働が続くと、現場で働く労働者への負担が増え、離職率が高まることも懸念されます。労働者の負担を軽減したり、離職を防いだりするには、余裕を持った工期を設定することが重要です。

国土交通省による「建設工事における適正な工期設定等のためのガイドライン」でも、適切な工期を設定して働き方の改善を図り、発注側が余裕を持った工期の設定の重要性を理解することも重要だとしています。

生産性を向上させる

 人が手動で行う作業をロボットやAI、ICTなどによって自動化したり、業務を効率化したりすることも重要です。作業を効率化して生産性の向上を図ることで、少ない人数でも業務をこなせるうえ、業務自体のクオリティ向上も期待できます。

たとえば、クラウド上で図面や工程画像を管理する方法が挙げられます。従来までは、紙やCD-ROMなどの物理的な方法で、図面や工程画像を管理することが多く、複数人で共有するには場所や時間を合わせる必要がありました。しかし、クラウドで管理すれば、時間や場所にとらわれず、ネットワーク環境さえあればいつでもどこでも図面や工程画像を確認できます。

さらに、AIによる作業の自動化も効果的です。ルーチンワークや監視といった作業をAIに代行させることで、作業時間の短縮やヒューマンミスの防止に役立てられます。近年では、設計や画像認識などにもAIが導入されるなど、現場のICT化が進められています。ICT化については、次項で詳しく解説します。

 

建設業における効率化のカギ「ICT」とは

 

建設業のICT化を進めることで、業務効率化や人手不足の解消が期待できます。AIやロボットを活用すると、作業を単純に機械化・デジタル化するだけでなく、人ができない高度な作業も実現できます。以下では、ICTの概要やできることを解説します。

ICTとは「情報通信技術」のこと

 ICTとは「Information and Communication Technology」の略称で、日本語では「情報通信技術」と訳されます。身近な例でいうと、メールやSNSなどを通じたコミュニケーションが挙げられます。「コミュニケーション」という単語が入っていることからもわかるように、ITを使った情報共有や情報伝達がICTと呼ばれます。

建設業におけるICTには、たとえば図面や工数をスマートフォンやタブレットを使って共有したり、現場を遠隔地から監視できるよう、現場にカメラを設置したりする方法が考えられます。ほかにも、資料や画像をデータ化してオンラインで共有する、ドローンを用いて測量するなどの方法もあります。

建設業にICTを取り入れることで、従来の方法でヒューマンエラーが多かった作業や、工数が多くかかっていた作業などの改善が可能です。

 

建設業のICTが求められる背景について

 建設業は他業界と比較して生産性の向上が遅れています。日本生産性本部が内閣府の「国民経済計算」をもとに作成した「主要産業の労働生産性水準の推移」によると、産業別の名目労働生産性において、建設業は1時間あたり及び1人あたりの指標が低く、1位の不動産業と比べて7倍以上の差がついています。

ICTによって実現できること

 建設業にICTを導入すると、さまざまな効果が期待できます。

たとえば建設業では、職人の高齢化と後継者不足により、技術や知識の継承が難しいという問題があります。

しかし、ICTを導入すれば、熟練の技術と知識を持った職人にしかできなかった業務(属人化)も機械化することが可能です。

作業によっては、従業員の間で作業時間に差が出たり、ミスの量が異なることもあるでしょう。

難しい作業を機械化すれば、人の手によって発生する人的ミスも防げます。測量や設計などにICTを取り入れれば、人によるケアレスミスや誤差が発生せず、正確な数値で作業ができます。

さらに、ICTの導入によって、作業時間の短縮や業務プロセスの効率化も見込めます。

労働時間を短縮できれば、労働者の負担を軽減できるうえ、「長時間労働が多い」というイメージの払拭につながるため、職場改善や新規雇用の促進にも効果が見込めます。

このように建設業のICT化は、人手不足をはじめとする諸問題に対し、ひとつの解答を示した取り組みといえます。

建設労働の需要は今後も増加が予想されるため、安定的に事業を継続するには、人手不足の解消や業務改善が不可欠です。

これらを実現するためにも、ICTの導入をおすすめします。

まとめ

 建設業では人手不足をはじめ、労働人口の高齢化や生産性の低さなど、さまざまな問題があります。少子高齢化や2025年問題が加速する前に、これらの問題を早期に解決することが求められます。

 上記の問題を解決するには、各企業が建設業のイメージアップを図ること、さらにICTの導入により業務効率化を促すことが重要です。今回紹介した内容を踏まえ、今から対策を講じましょう。

引っ越し時の家電処分方法

引っ越し時の家電処分方法9選!注意点や安く処分する方法も解説

 

本記事では、引っ越し時の家電の処分方法・費用と、処分時の注意点について解説します。
家電の処分方法は、主に9種類あります。それぞれ特徴をまとめたので、「できるだけ安く抑えたい」「今日・明日来てほしい」など希望に合わせて選ぶことができるでしょう。

エアコンや洗濯機などの取り外しの注意点、処分のタイミングやおすすめの不用品回収業者も解説します。

引っ越し時の家電処分は家電リサイクル法に注意

引っ越し時に家電処分を行う際には、家電リサイクル法に注意が必要です。

家電リサイクル法とは

  • エアコン
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機(乾燥機)

といった家電4品目を適正に処分するための法律です。生産、流通、販売ルートでの回収が義務付けられています。

そのため、家電4品目を処分する際には、家電を製造するメーカー、家電を販売している小売業者などで消費者がリサイクル料金を支払って処分する必要があるのです。

引っ越しで処分したい家電に家電4品目が含まれる際には、粗大ゴミとして排出はできないので、注意しましょう。

小型家電なら無料回収ができる

小型家電の一例 携帯電話、携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機、デジタルカメラ
卓上計算機、電話機、電気カミソリ、ドライヤー
リモコン、ACアダプター、カーナビ など

引っ越しで処分する家電に小型家電が含まれる場合は、小型家電リサイクル法に従って処分することができます。

小型家電リサイクル法とは、スマートフォンや携帯ゲーム機などに含まれるレアメタルのリサイクルを目的とした法律で、対象となる小型家電であれば無料回収できるのです。

処分方法は以下のようなものが挙げられますが、回収する品目は自治体によって異なっています。処分時には地域の取り組みを確認しましょう。

  • ボックス回収:公共施設等に設置された回収ボックスによる処分
  • ステーション回収:ゴミ収集場所で資源回収して処分

引っ越し時の家電処分方法9選と費用相場

不用品回収業者

ここでは、引っ越し時の家電処分方法9選と費用相場を解説します。

なお、引っ越し時の家電に家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)が含まれる場合には、基本的に家電リサイクル料金(リサイクル料金+収集運搬費)が必要になるので、念頭に置いておきましょう。家電リサイクル料金は概ね以下の通りです。

対象家電製品 家電リサイクル料金
エアコン 990円
テレビ(液晶・プラズマ式・15型以下) 1,870円
テレビ(液晶・プラズマ式・16型以上) 2,970円
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下) 3,740円
冷蔵庫・冷凍庫(171L以上) 4,730円
洗濯機・衣類乾燥機 2,530円

※別途、収集運搬費が必要

引っ越し時の買い替えで家電処分

引っ越し時の買い替えで家電を処分する方法は、ポピュラーです。

新しい家電を購入した家電量販店で古い家電を引き取ってもらえるので、手間がかからないのが大きなメリットといえるでしょう。

なお、家電処分時には収集運搬費が必要で、料金は概ね以下の通りとなっています。

  • 家電量販店:約650円~700円
  • 地域小売店:約2,000円~2,600円

引っ越し時に家電の購入店で処分

引っ越し時に、過去の購入店で家電処分を行うこともできます。

特定の家電を処分する際にはメリットがありますが、購入した店舗を調べる必要があるのは、やや面倒な作業になるかもしれません。

なお、家電処分時の収集運搬費は以下の通りで、買い替え時よりも高めに設定されています。

  • 家電量販店:約2,300円~2,500円
  • 地域小売店:約2,500円~3,000円

引っ越し業者で家電処分

引っ越し業者に家電処分を依頼することも可能です。

引っ越しのタイミングで家電を処分でき、重い家電でも搬出を任せられるメリットがありますが、収集運搬費を含むと、家電リサイクル料金は高くなる傾向があります。

なお、引っ越し業者によっては、家電の買取にも対応可能です。

主な引っ越し業者の家電リサイクル料金

主な引っ越し業者の家電リサイクル料金は以下の通りです。

引っ越し業者 家電リサイクル料金(収集運搬費含む) 買取の有無
サカイ引越センター エアコン:3,990円~
テレビ:4,320円~5,970円
冷蔵庫:6,740円~7,730円
洗濯機・乾燥機:5,530円~
アーク引越センター エアコン:5,900円~(取り外しは別途4,000円)
テレビ:6,200円~
冷蔵庫:13,000円~
洗濯機・乾燥機:6,300円~
アリさんマークの引越社 エアコン:7,000円~8,000円
テレビ:約6,000円
冷蔵庫:9,000円~10,000円
洗濯機:6,000円~7,000円
日本通運 1点につき8,000~12,000円
※サイズやその他作業発生時には追加料金あり

自治体の委託業者で家電処

各自治体の委託業者でも、引っ越し時の家電処分を行うことが可能です。

申込みは家電リサイクル受付センター(東京都の場合)で行っており、回収時に収集運搬費を含む家電リサイクル料金を支払います。

参考までに、東京都の家電リサイクル受付センターの収集運搬費をまとめました。

対象家電 収集運搬費
エアコン 3,157円
テレビ(15型以下) 2,618円
テレビ(16型以上) 2,750円
冷蔵庫(170L以下) 3,157円
冷蔵庫(171L以上) 3,157円
洗濯機・衣類乾燥機 3,157円

 

指定集積所に搬入し家電処分

各自治体の指定集積所に自己搬入することでも、引っ越し時の家電を処分が可能です。

家電リサイクル料金は必要ですが、収集運搬費は必要ありませんので、お得に処分できるメリットがあります。

指定引取場所で家電を処分する手順は、以下の通りです。

  1. 郵便局で家電リサイクル券の購入
  2. 家電リサイクル券・家電一式を指定集積所に持ち込み、処分

ただし、重量がある家電は、取り外し・運搬に危険を伴うため、自己搬入には向きません

特に、エアコンは室内機で8~20kg程度、室外機で30~60kgとかなりの重さがあります。また、冷媒ガスに触れることによる凍傷・やけど、誤った手順での作業による爆発や破裂といったリスクもあるため、業者に依頼して処分するほうが安全です。

オークションやフリマサイトで家電処分

ネットオークションやフリマサイトで家電を売却し、処分することも可能です。だれでも金額も指定して出品ができます。

一方で、出品できたからといって必ず売れるわけではなく、たとえ売れても商品の状態に認識違いがあったり支払いがされなかったり、買い手と揉めることも少なくありません。

また、梱包から発送まですべて自身で手配しなければならないため、手間とお金もかかります。特に大型家電は、配送費用が高いため、手元にほとんどお金が残らないことも考えられます。

自治体で粗大ゴミとして家電処分

引っ越し時に処分する家電の中に、家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機)が含まれないのであれば、自治体で粗大ゴミとして処分が可能です。

自治体で家電を粗大ゴミとして処分する方法は、以下の通りです。

  1. 粗大ごみ収集受付センターへ申し込み
  2. 「粗大ごみ処理手数料券」をコンビニやスーパー、郵便局などで購入
  3. 指定された日時・収集場所に排出して処分

回収には予約が必要な自治体が多く、引き取りに来てもらえるまで最低でも1週間ほどかかります

また、1度に回収してもらえる個数制限がある自治体もあり、思うように処分してもらえない可能性があります。

リサイクルショップで家電処分

製造年式が5年以内の家電であれば、リサイクルショップで買取処分することも可能です。

買取での家電処分なので家電リサイクル料金が不要で、現金化できるメリットがあります。

ただし、リサイクルショップで値が付くのは人気メーカーで、使用感があまりないものに限られます。同じ家電でも、ノーブランドの製品は値が付きにくく、日本メーカーや海外の有名ブランドの新しい家電以外はまとまった金額にはならないでしょう。

不用品回収業者で家電処分

引っ越し時の家電処分は、不用品回収業者にも依頼できます。

家電の運び出しから処分まで任せることができ、依頼した日に即日で回収してもらえたり、深夜早朝の対応ができるのでとても便利です。

もちろん、家電以外の粗大ゴミや衣類・本など他の不用品も処分が可能です。

自治体では処分できない消火器や車・タイヤ・金庫なども処分できます。

ただし、単品での回収だと処分費は高くなる傾向がありますが、トラック積み放題プランという定額プランなら、お得に回収可能です。

トラック積み放題プランとは、トラックに積めるだけの不用品を定額で処分してもらえるプランのことです。

不用品が多ければ多いほどお得になります。

軽トラックから4tトラックまで、家電など不用品の量に合わせて選ぶことができるため、家電や粗大ゴミなどの不用品をまとめて処分する際には検討してみることをおすすめします。(適切なトラックは業者が選定してくれます。)

相場は以下の通りです。

トラックのせ放題プラン 目安の間取り 料金相場
(平車・箱車などトラックによる)
軽トラックのせ放題プラン 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラックのせ放題プラン 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラックのせ放題プラン 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラックのせ放題プラン 3DK以上 80,000円~要見積もり

※軽トラックが平ボディの場合、荷台に横向きに積むことになるため、箱型・幌付きタイプよりも積載量は少なくなります。

単品での家電回収料金相場は以下の通りです。

品目 回収料金相場
液晶テレビ 2,000円~5,000円
冷蔵庫 3,000円~5,000円
洗濯機 3,000円~6,000円

不用品回収業者を安く利用する方法

不用品回収業者を安く利用する方法

不用品回収業者を安く利用するためにはまず相場を知ることです。

そのうえで、相見積もりを取ることで安く利用することができます

相見積もりとは、いくつかの業者に見積もりを依頼し、価格競争を起こさせることで安くする手法です。

複数見積もりを取るだけで、最も低価格で依頼できる業者が分かるだけでなく、相場以上の請求をする業者を除外することもできます。

また、見積もりを出張見積もりで行えば、より正確な費用を把握できるだけでなく、スタッフの対応で業者を選定することも可能です。

見積もりを複数手に入れたら、低価格な業者に依頼しても良いですが、気に入った業者に最低価格を教えることで値下げに応じてくれることもあります。これが「価格競争」です。

注意点は、他社と比較しやすいよう、作業範囲や家電の数、回収時間帯など同条件で見積もりを取るようにすることと、業者の公式サイトから見積もりを依頼することです。

見積もりを複数一気に取得できるサイトを利用すれば簡単ではあるものの、中間マージンが発生してより価格が高くなる傾向にありますので注意をしてください。

その他「公式サイト限定クーポン券割引」「リピート割」など、業者がそれぞれ設けている割引を利用すれば通常よりも安い金額で依頼できることもあります。

こうした各種割引は公式サイト限定の場合が多いため、必ず公式サイトから見積もりを依頼してください。

不用品回収の見積もりのコツを知りたい方はこちら!

引っ越し時のどのタイミングで家電処分するのが良い?

引っ越しタイミング

家電処分は、引っ越し時の買い替えのタイミングで行うと、引っ越し直前まで家電を使用できるので便利です。

引っ越し当日に新居まで直接配送してもらえば、古い家電と入れ替えで処分できるので、有効な方法といえます。

しかし、テレビなどの家電の場合は問題ありませんが、冷蔵庫や洗濯機の場合は、処分時に中身を空にしておいたり、水抜きを行ったりしなければならないので、あまり現実的とはいえません。

そのため、引っ越し時に家電処分を行う際には、引っ越しの1ヶ月前にどの方法で処分するか計画をたて、1週間~3日で処分の準備を行うと良いでしょう。

引っ越し時の家電処分の注意点

くらしのマーケット引っ越し注意点

引っ越し時の家電処分は、処分する品目によって事前準備が必要になります。

ここでは、引っ越し時の家電処分の注意点に関して解説します。

冷蔵庫の処分時の注意点

冷蔵庫を処分する際には、水抜き霜取りを行う必要があります。

1週間前から徐々に冷蔵庫・冷凍庫の中身を空にするようにし、少なくとも処分日の2日前に電源を切り、霜取りを行いましょう。

霜取りは冷蔵庫の扉を開け、およそ15時間放置すれば完了します。

床が水浸しになる可能性もあるので、タオルを敷いておくと安心です。

霜取り完了後は水抜きを行います。冷蔵庫の蒸発皿の水を抜くので、蒸発皿の位置を確認しておきましょう。

蒸発皿の位置はメーカーによって異なるので、取扱説明書に従って水抜きを行うと確実です。

洗濯機を処分する際の注意点

洗濯機を処分する際には、水抜きを行いましょう。

給水ホースおよび排水ホースの水抜きを行っておかないと、引っ越しの際に床や荷物が水浸しになってしまうからです。

給水ホースの水抜きの方法は以下の通りです。

  1. 給水栓を閉める
  2. 洗濯機の電源を入れ、スタートボタンを押す
  3. 30分程度待って電源を切る
  4. 給水ホースを外し、水を抜く

続いて排水ホースの水抜き方法です。

  1. 洗濯機の電源を入れ、脱水コースを選びスタート
  2. 排水ホースを抜き、水を抜く

なお、洗濯機を撤去する際には、排水エルボーに注意が必要です。

排水エルボーは洗濯機の付属品ではなく、物件の備品なので、返却を求められることがあります。

エアコンの処分時の注意点

エアコンは自分で取り外すのは危険なので、業者に依頼するのがおすすめです。

特に、室外機を取り外す際に手順を誤ると、室外機内に空気が入り込み、爆発・破裂が起こる危険があります。

取り外しには専門的知識と技術が必要です。

さらに、知識がない人が作業すると使用時に不具合が起きやすい傾向があり、トラブル防止の観点から、自分で取り外したエアコンの設置依頼は断っている業者が多いようです。

自分で取り外すと設置も自分で行うことになってしまい、怪我や故障のリスクも上がってしまいます。

そのほか、落下による怪我や冷媒ガスによる凍傷・やけども起こり得ます。自分で取り外すリスクを考えると、業者に依頼したほうが負担は少なく、安全でしょう。

引っ越し時の家電処分でお困りの方は

使い分け

引っ越し時の家電処分方法について解説しました。

引っ越し時の家電処分方法はさまざまあるので、状況によって自分に最適な家電処分方法を選ぶことが重要です。

また、家電処分時の注意点や買取査定を高くするコツを押さえておくと、よりスムーズに引っ越し時の家電処分を行えます。

家電だけではなく幅広い不用品の回収が行えるので、不用品処分にお困りの方はぜひご利用ください。

軽トラック~4tトラック載せ放題プランもあるため、家電などの不用品や粗大ゴミが多い場合でも安心です。

そのほか、即日回収や深夜早朝の対応、時間指定も可能なので引っ越し以外にも活用できます。

シングルマザーマンション購入できるのか?

シングルマザーでもマンションを購入できる?マンション購入のメリット・デメリットもご紹介

マンションの間取り図

シングルマザーでもきちんと収入を得ている方なら、マンション購入も一つの選択肢かもしれません。

賃貸住宅に住み続けるより、マンションを購入した方が子どもに資産を残せるので、

安心だと考える方もいらっしゃるでしょう。

ただ、シングルマザーはローン審査に通るのか、それ以前にシングルマザーがマンションを購入できるものなのか、不安があるかもしれません。

そこで今回はシングルマザーでマンション購入を検討している方に、マンション購入のメリットとデメリットをご紹介します。

シングルマザーでもマンションは購入できる!

結論から申し上げると、シングルマザーでもマンションを購入できます。

「シングルマザーだから」という理由で住宅ローンが組めなかったり、ローンの審査で不利になったりすることは基本的にはありません。

一般家庭でパパやママが住宅ローンを組むときと同じで、審査をする金融機関にとって重要なのは、「返済できるかどうか」です。

住宅ローンの審査で見られる項目

住宅ローンの具体的な審査基準は公表されていません。

 

 

シングルマザーがマンションを購入するメリット

手を繋いで歩く親子

シングルマザーがマンションを購入する場合、次のようなメリットがあります。

自分に万が一のことがあっても子どもに家を残せる

マンションを購入にあたってローンを組む場合、「団体信用生命保険」への加入が義務付けられています。

これは被保険者に万が一のことがあったときに返済を肩代わりしてくれる保険で、その後の返済は不要となります。

賃貸の場合は家賃を払い続けなければなりませんが、購入したマンションならローンの返済不要で住み続けられるので、子どもに家を残せる点で安心感があります。

ローン完済後は住宅費負担が減る

ローンの返済が終わったら、家計に対する住宅費の負担が大幅に削減されます。

ただ、ローン完済後も固定資産税、修繕積立金、管理費などは支払い続ける必要がありますが、数万円単位で毎月の負担が減るだけでもメリットは大きいでしょう。

ローンを完済後、収入が下がっても生活に支障がなければ、転職したり働き方を変えたりして、新たなライフスタイルを楽しんでみてもいいかもしれません。

 

自分の資産になる

賃貸の場合は、何年家賃を払い続けていても自分のものにはなりません。

しかし、自分で購入したマンションは自分の資産になります。

子どもが独立したあとはライフスタイルに合わせてリフォームしたり、賃貸や売却したりといった選択肢も増えます。

ほかにも、将来的には子どもに相続させることも可能です。

 

セキュリティが整った家に住める

分譲マンションは長期間住むことを想定して造られているため、セキュリティや設備が整っている物件が多いです。

母子家庭あるいは子どもだけで留守番するという状況で、防犯面で不安を抱える方は、こうしたセキュリティが整ったマンションを選ぶと良いでしょう。

 

 

シングルマザーがマンションを購入するデメリット

新築マンション

シングルマザーがマンションを購入するとどのようなデメリットがあるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

ライフスタイルの変化で住み替えの可能性もある

シングルマザーのライフスタイルの変化として再婚や親の同居などが考えられます。

ママと子どもだけを基準とした間取りで暮らしている場合、家族構成が変わったときに広い家に引っ越しを余儀なくされる可能性もあります。

また、再婚相手の家に住む場合は売却の手続きも必要です。

修繕積立金・管理費の負担は続く

先述したとおり、ローンを返済しても修繕積立金や管理費は支払い続けなければなりません。

なかでも、修繕積立金は経年によって値上がりするところもあります。

マンション購入にあたっては、物件価格はもちろんのこと、こうした修繕積立金や管理費といったローン完済後も支払い続ける費用も考慮することが大切です。

なお国土交通省の「平成30年度マンション総合調査結果」では、それぞれの平均額は修繕積立金は12,268円、管理費は15,956円だったと発表しています。

※出典:
平成30年度マンション総合調査結果 | 国土交通省

シングルマザーがマンションを購入する際の注意点

水辺に立つタワーマンション

シングルマザーがマンションを購入するにあたって、気にしておくべき注意点をご紹介します。

子育て環境

そのエリアが子どもを育てやすい環境かどうかを確認しましょう。

長く住むことになるため、可能であれば現地に足を運び、マンションや学区内の雰囲気を実際に感じてみるなどの下調べをすると良いでしょう。

また、同じマンションに同年代の子どもの有無や、小学校や公園の場所、通学路やマンション周辺の安全性も要チェックポイントです。

 

勤務先への通勤時間

ママの勤務先への通勤時間も考慮して物件を決めましょう。

あまりにも通勤時間が長いと、体力の負担が大きく、子どもと過ごす時間も減ってしまうため、できるだけ短い方がベストです。

 

シングルマザーがマンションを購入するときに使える公的支援

シングルマザーがマンションを購入する場合、審査に通過すれば公的支援を受けられます。

母子父子寡婦福祉資金貸付制度」の「住宅資金」や「転宅資金」といい、自治体の福祉担当窓口で申請できます。

まとめ

シングルマザーがマンションを購入するのは、金銭的にも精神的にもハードルが高く感じるかもしれません。

しかし、ローンの審査に通るかどうか不安なのはパパママがいる一般家庭も同じです。

ローンの返済ができるか不安でも、自分の資産があるという安心感を得られるのが賃貸との大きな差ではないでしょうか。

マンションを購入する際はぜひ参考にしてみてくださいね。

冬の外装塗装

冬の外壁塗装が実はおすすめな理由とは?

冬は外壁塗装を避けるべき季節だと思われがちですが、実は多くの利点があるため、プロの塗装業者も冬の施工をおすすめしています。

冬ならではの特長が、外壁塗装の質を向上させたることや、スケジュール、コスト面でメリットをもたらすことがあるのです。

ここでは、冬の外壁塗装がなぜおすすめなのか、その理由を3つの観点から詳しく見ていきましょう。

 

乾燥が早い

冬の外壁塗装がおすすめされる大きな理由のひとつは、乾燥が早いことです。

冬は空気が乾燥しているため、塗料の乾燥がスムーズに進むという利点があります。特に夏の湿度が高い時期と比べると、湿度が低い冬は乾燥時間が短く、施工スピードも向上します。

外壁塗装において、塗料の乾燥時間は施工の仕上がりに大きく影響します。

湿度が高いと塗料がうまく乾かず、表面にムラや気泡ができるリスクがあります。しかし、冬の乾燥した空気ではこうした問題が少なく、均一できれいな仕上がりが期待できるのです。

 

業者のスケジュールが取りやすい

冬は、外壁塗装を依頼する上で業者のスケジュールが取りやすい時期です。

一般的に外壁塗装の繁忙期は春や秋で、依頼が集中するため予約が取りづらくなることがあります。しかし、冬は閑散期となり、依頼が少ないため業者のスケジュールに余裕が生まれます。

スケジュールに余裕があることで、施工日程の調整がしやすく、希望通りの日程で施工を進められる可能性が高まります。

また、施工中に天候の影響で工事が一時中断しても、柔軟に対応してもらいやすいというメリットもあります。結果的に、ストレスなく工事を進めることができるでしょう。

 

コスト面でお得になる可能性がある

冬の外壁塗装は、コスト面でもお得になる可能性があります。冬は外壁塗装業界の閑散期であり、業者によっては特別価格や割引を提供している場合があります。

繁忙期には見られないこうした料金設定は、閑散期ならではのメリットです。

また、業者のスケジュールが空いていることも、コスト面に影響します。繁忙期ではスケジュールが詰まっているため、業者の対応が限られることもありますが、冬はその点で柔軟な対応が可能です。

結果的に、希望する日程での施工が実現しやすく、コスト面でも無駄が減ります。適切な業者を選ぶことで、コストパフォーマンスの高い外壁塗装を実現できるでしょう。

 

冬に外壁塗装を行う際の注意点

冬の外壁塗装には多くのメリットがある一方で、施工を成功させるためには注意すべき点もいくつか存在します。気温が低すぎると塗料に影響が出ることや、天候によっては施工が中断されることもあります。そのため、冬場に外壁塗装を行う際には、あらかじめリスクや対策を理解し、しっかりと準備することが重要です。

ここでは、冬に外壁塗装を行う際に気をつけるべき主な注意点をご紹介します。

 

気温が低すぎると塗料に影響が出る

冬の外壁塗装で最も注意すべき点は、気温が低すぎると塗料に悪影響が出る可能性があることです。

特に、気温が5℃以下になると、ほとんどの塗料が正しく乾燥しにくくなり、塗膜(ぬりまく)の仕上がりが不均一になることや、剥がれやすくなるリスクが高まります。

気温が下がると塗料の粘度も上がり、塗装作業自体が難しくなるため、施工の質に悪影響を与えかねません。

したがって、冬に外壁塗装を行う際は、気温をしっかりと確認し、適切な時間帯に施工を行うことが必要です。また、冬場に適した塗料を選ぶことや、天気予報を確認して気温の変動に対応することが大切です。

 

日照時間が短くなってしまう

冬は他の季節に比べて日照時間が短く、特に日本の北部では午後4時頃には日が沈んでしまうことが多いです。

外壁塗装は明るい時間帯に行うのが望ましく、暗くなると塗料の塗りムラや作業ミスが発生しやすくなります。

そのため、冬場は日中の作業時間が限られるため、作業効率が落ちてしまうのです。

さらに、夕方になると気温も急激に下がるため、作業が終わった後の乾燥時間にも影響が出ます。

気温が低いと塗料が乾きにくく、完全に乾燥するまでに通常よりも時間がかかることがあります。このように、冬の塗装では日照時間の短さが作業全体に悪影響を及ぼす可能性があるため、効率的な施工を行うためには、できるだけ早い時間帯に作業を開始する必要があります。

また、冬の短い日照時間に対応するために、塗装業者が特別な照明設備を使用する場合もありますが、人工照明下での作業は、自然光下に比べて視認性が低いため、塗装の仕上がりに影響が出る可能性もあります。

そのため、日が短い季節では、天候の安定している日に集中して作業を進めるか、工期を調整して無理のない範囲で施工を進める計画が必要です。

業者とのスケジュール調整が非常に重要なポイントとなるため、事前に十分な打ち合わせを行い、無理のない施工計画を立てることが不可欠です。

 

施工が不可能な日もある

冬の外壁塗装では、天候の影響で施工が不可能な日が出てくることもあります。

特に雨や雪が降る日、または湿度が極端に高い日は、塗料が乾燥しにくくなるため、施工を中止する必要があります。さらに、気温が極端に低い日も塗料の乾燥に影響を与えるため、工事の進行が遅れる可能性があります。

このような天候による中断を避けるためには、事前に天気予報をしっかり確認し、施工スケジュールに余裕を持たせることが重要です。

特に冬場は、天候の変動が予測しにくいことが多いので、施工業者と綿密に打ち合わせを行い、予備日を設定するなど、フレキシブルに対応できるよう準備を整えておくと良いでしょう。

 

雪によって工期が大幅に延びることが

冬場の外壁塗装で避けられないのが、雪による影響です。特に日本の雪が多い地域では、塗装工事が雪によって中断することがしばしばあります。

雪が降ると、塗装面に積もることで塗装作業を中断せざるを得なくなり、施工が再開できるまでに数日間待つ必要が出ることもあります。

雪が積もることで、塗料の乾燥が妨げられるだけでなく、塗装面が損傷することもあります。

積雪によって塗膜に圧力がかかり、乾燥途中で割れや剥がれが生じる場合もあります。

そのため、雪が降り始める前に、施工部分がしっかりと保護されているか確認することが重要です。雪が予想される日には、あらかじめ防水シートやカバーを準備し、作業を中断する準備を整えておく必要があります。

また、雪の影響で作業が遅れると、工期全体が延びてしまうため、施工スケジュールの調整が必要です。

事前に予備日を設けておくことで、雪による予期せぬ中断があっても、計画通りに進めることが可能です。特に雪が多い地域では、業者としっかりとコミュニケーションを取り、柔軟なスケジュール管理が求められます。

さらに、豪雪地帯では、雪によって工期が数週間延びることも珍しくありません。

長期間の中断が発生した場合、塗装作業の途中で雪や水分が侵入し、既に塗った部分が損傷するリスクも高まります。

そのため、雪の日が続く場合には、施工中の防護策を徹底するか、無理に作業を進めず、天候が安定するまで待つのが賢明です。

 

霜が降りると仕上がりが悪くなる

冬場の塗装では、霜が降りる時間帯に特に注意が必要です。早朝や夜間に霜が発生すると、外壁の表面が湿気を含み、塗料がうまく定着しないことがあります。塗料が湿った状態の外壁に塗られると、乾燥時に気泡が発生することや、

塗膜が剥がれやすくなるリスクが高まります。これにより、塗装の仕上がりが悪くなり、短期間で外壁の劣化が進む可能性があります。

霜が原因で塗装の不具合が起こると、再施工が必要になることもあるため、特に冬場の塗装工事では、施工前の外壁の状態をしっかり確認することが大切です。

霜が降りている朝や、湿度が高い時間帯は、塗装作業を開始する前に十分な乾燥時間を設け、表面が完全に乾いていることを確認する必要があります。

また、塗装業者は天候や外壁の状態を常にチェックし、霜の影響がない時間帯に作業を進めることが重要です。

霜が発生しやすい地域や、特に寒冷な地域では、霜や結露の対策として、外壁の清掃や乾燥に十分な時間を確保することが求められます。

必要に応じてヒーターや送風機を使って、外壁表面の乾燥を促進する場合もありますが、これらの対策はコストが増える可能性もあるため、事前に業者と相談して施工計画を立てるのが賢明です。

霜による影響を防ぐためには、天候や気温の変化に柔軟に対応し、作業を進めることが成功のカギとなります。

霜や結露を避け、乾燥したタイミングを見計らって作業を行うことで、塗料の密着度が高まり、耐久性の高い外壁塗装が実現します。

 

正しい塗料の選び方が重要

冬の外壁塗装では、気温や湿度の影響を受けにくい塗料を選ぶことが成功の鍵となります。特に、低温環境下でもしっかりと硬化する塗料を使用することで、塗膜の品質が保たれ、仕上がりが良くなります。一般的な塗料では、気温が低いと乾燥や硬化に時間がかかり、品質が劣化するリスクが高くなるため、冬季に適した塗料の使用が重要です。

例えば、「低温対応塗料」や「速乾性塗料」など、冬場に適した塗料が多く存在します。

これらの塗料は、冬の寒さや乾燥した空気の中でも優れた性能を発揮し、施工後も長期間にわたり美しい仕上がりを保ちます。業者と相談して、最適な塗料を選ぶことが、冬の外壁塗装の成功に繋がります。

 

冬の外壁塗装を成功させるためのポイント

冬に外壁塗装を行う際、メリットを最大限に活かしながら、リスクを回避するためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。気温や天候の変化に柔軟に対応し、適切な塗料選びや綿密な打ち合わせを行うことで、施工の質を高めることができます。

ここでは、冬の外壁塗装を成功させるための3つの重要なポイントをご紹介します。

 

地元の塗装業者に依頼する

冬に外壁塗装を行う際には、地元の塗装業者に依頼することが成功のカギになります。地元業者は、地域特有の気候や冬の天候に関する知識が豊富で、気温や湿度などの影響を最小限に抑えるための対策を熟知しています。また、地域の気候に合わせた塗料の選び方や、施工のベストなタイミングについてもアドバイスしてくれるため、信頼性の高い施工が期待できます。

さらに、地元業者であれば、施工後のアフターケアも迅速に対応してもらえるメリットがあります。トラブルが起きた場合でも、すぐに現場に駆けつけて対応してもらえるので安心です。冬のように気温や天候の変動が大きい時期だからこそ、地域に密着した業者との連携が大切です。

 

業者との綿密な打ち合わせ

冬の外壁塗装を成功させるためには、施工業者との綿密な打ち合わせが欠かせません。冬場は気温や天候の影響を受けやすいため、施工スケジュールや天候の変動を考慮して、柔軟に対応できる計画を立てることが重要です。

例えば、天気予報をもとに施工日を調整したり、予備日を確保したりしておくことで、悪天候による工事の遅れを最小限に抑えることができます。また、塗料の乾燥時間や施工中の温度管理についても、業者と事前に話し合い、最適な対応策を講じることが成功のポイントです。

 

天候予報をしっかり確認する

冬の外壁塗装では、天候予報の確認が特に重要です。冬場は気温が低く、さらに雨や雪が降る日も多くなるため、天候によって施工が中断されるリスクがあります。塗装作業は、気温が5℃以上で雨や雪が降らない日が望ましいですが、塗料がしっかり乾くためには、天候が安定していることが必要です。

施工を成功させるためには、事前に天気予報を綿密にチェックし、適切な施工日を選ぶことが欠かせません。また、業者と協力して、予備日を確保しておくことで、悪天候が続いた場合でも柔軟に対応できるようになります。特に冬の天候は変わりやすいため、最新の天気予報を常に確認しながらスケジュールを組むことが大切です。

 

まとめ

本記事では、冬の外壁塗装が実はおすすめな理由について詳しくお伝えしました。

冬は乾燥が早く、業者のスケジュールも取りやすいため、施工の質が向上しやすい時期です。また、コスト面でもお得になる可能性があるなど、冬には多くのメリットがあります。

ただし、冬場の低温や天候の変動に対する注意も必要です。施工の成功には、適切な塗料の選定や業者との綿密な打ち合わせ、天候予報の確認が欠かせません。地元の業者に依頼することで、地域の気候に合った対応をしてもらい、スムーズな施工が期待できるでしょう。

冬に外壁塗装を考えている方は、今回紹介したポイントを踏まえて、賢く冬場の施工を進めてください。行動に移すことで、きれいで耐久性の高い外壁を手に入れることができます。

乾燥する時期は火災に注意!

冬は何故火災が増えるのか、それは空気の乾燥と暖房器具が主な原因です。

総務省の統計を見ますと、火災全体の原因として多いのはタバコと放火なのですが、建物火災に限ってみるとこんろやストーブ、配線器具などが上位にきます。

冬は空気が乾燥しているために火が広がりやすく、あっという間に大きな火災になってしまうのです。

ストーブをつけっ放しにして寝る

うっかりストーブをつけっ放しにして寝るのは非常に危険です。

ストーブが発火するのではなく、ストーブの周りにあるものがどんどん高熱になり、発火温度に達して火事が起こるということが多いようです。

 

ストーブの上に洗濯物

天気が悪くて洗濯物を部屋干しすることもあると思います。

そんな時、早く乾かそうとしてストーブの上に干していると、ストーブの上に洗濯物が落ちて引火し、火災になることがあります。

 

エアコンなら大丈夫?

じゃあ、エアコンだったら大丈夫じゃない?と思いますよね。

たしかに、エアコン自体はつけっ放しでも発火しませんし、洗濯物が落ちることもありません。

しかし、エアコンで部屋の中を温めていると、空気が乾燥します。

家の中我の空気が乾燥しているので、他のもので発火の条件が整ってしまった時に火災が起こりやすくなるのです。

 

火を使う回数も増える

夏場は暑くて料理したくない!と思う人も多いでしょう。ですから、電子レンジで調理できるものにしたり、買ってきて済ませたりすることもあると思います。

しかし冬は温かいものが恋しい季節。

料理をする機会も増えますし、卓上コンロで鍋を楽しむこともあるでしょう。

火を使うこと自体が火災の機会を増やしているので、火の元の管理は本当に重要です。

 

こんなところに注意!冬の火災を予防する対策

冬の火災を予防するのは実は簡単。湿度を上げることと火の元に注意するということです。

タバコの不始末に注意

火災の原因の1位はタバコですから、タバコを吸う人は本当に注意してください。

寝たばこは絶対に厳禁ですし、灰皿の吸い殻の始末も注意が必要です。

火を消したつもりでも、吸い殻がまだ熱を持っていることがあります。

それをビニールなどに入れてゴミ箱に入れると、その中で発火してしまうことがあるからです。

夏場など湿度が高ければ発火しづらいのですが冬は空気が乾燥しているからちょっとしたことでも火災が起きやすくなるのです。

タバコの吸い殻は必ず水に入れて処理した方が安全です。

 

ストーブの周りにものを置かない

ストーブの上で洗濯物を干すのもダメですし、周りに可燃性のものを置くのもダメです。

もちろん、つけっ放しで寝るのもダメ。

いちばんいいのは、最新式の電気ストーブに買い替えること。

万が一倒れても火が消えるようなストーブにすると、少しでも火災の機会を減らせると思います。

料理中はコンロから離れない

火を使っている間は、決して離れないようにしましょう。

ほんの少し時を抜かないことです。例えば「ピンポーン」と玄関の呼び鈴が鳴ったとき、ほんのちょっとだからと火をつけっ放しでその場を離れたりしないようにしてください。

 

放火を防ぐために

放火は年間を通して火災の原因第1位ですが、冬は特に火が燃え広がりやすいので、注意が必要です。

火がつきやすい燃えるゴミなどを家の周りに放置しておくと、放火犯の目に留まってしまいます。

物置や車庫には人が入れないようにするとともに、家の周りには燃えやすいものを置かないに気をつけてください。

 

あったら便利、防火グッズ

万が一に備えて、防火グッズを用意しておくと安心です。

住宅用消化器

小さいものでもいいので、住宅用の消化器があると安心です。万が一天ぷら油が燃えたりしても、冷静に行動することで火を小さくすることができるでしょう。

火災報知器をチェック

今では火災報知器は設置が義務づけられていますが、古い家だとついていないことも多いと思います。

家庭用の火災報知器は2000円前後で変えるので、是非設置してください。

また、設置されていても電池が切れていたりすると、肝心な時に作動しません。時折動作確認が必要です。

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秋バテ 体調不良に気を付けよう

意外と多い「秋バテ」の不調 – 症状は? どんな人がなりやすい? 対処法は?

ようやく気温も落ち着く兆しがみえてきました。いよいよ過ごしやすい季節の到来! と喜んでいるのも束の間、食欲の低下やだるさで調子が出ない……という方はいませんか? もしかするとその不調は「秋バテ」が原因かもしれません。

具体的な症状や原因、対処法などをまとめていますので、参考にしてみてください。

 

■秋バテとは? どんな症状があるの?

いわゆる「夏バテ」とはよく耳にする言葉であり、主に8月の暑い時期に体力や食欲が低下し、なんとなく体がだるくて食欲がなくなって食事量が減少するなどの不調があらわれる症状のことを指していますが、最近では「秋バテ」も注目されています。

秋バテとは、過酷な夏も過ぎ去り、涼しくなって過ごしやすいはずの秋のシーズンに入ったのに、涼しくなった9月下旬頃から、倦怠感を覚えて、食欲減退や食欲不振など夏バテに似た症状があらわれてしまう状態を意味しています。

秋バテにおける典型的な症状としては、身体がだるい、疲れがとれない、何事に対しても意欲が出ない、頭が痛い、立ちくらみやめまいがして頭がボーッとする、寝不足気味でスムーズに起きられない、めまいがする、お腹が張って胃がもたれる、などが挙げられます。

 

■秋バテの原因は?

秋バテの症状が引き起こされる大きな原因は、「秋の大きな環境変化」と「夏の疲れ」にあります。

我々は、自然と外部環境とのバランスを取りながら日々の健康を保っているため、気候が変化すれば、その変化に合わせて身体も順応させる必要があります。

秋の季節は、例えば10月になっても真夏日があるなど、気温が安定せずに一日の中でも外気温の温度差が激しいのが特徴的です。

一般的に、秋は天気の変化と1日の寒暖差が大きい季節であり、日中はまだ夏を引きずったかのように暑いのに、朝晩は冷え込む場合もあるので、体温を調節して身体が順応することも難しくなります。

また、この時期は台風の襲来で、気圧の変化による不調や、余分な体力を使うことによって疲れが残ってしまう傾向が見受けられます。

そのような環境変化や温度差が目立つ秋の時期に、夏の疲れを引きずったまま突入してしまうと、身体は知らぬ間に負担が重なって、秋バテの症状がみられるようになるのです。

 

■秋バテになりやすいのはどんな人?

「秋バテ」になりやすい人の特徴の一つとして、夏のダメージが長期化している場合が挙げられます。

夏場に冷房の効いた室内で過ごす時間の多かった人や冷たい食品などを摂り過ぎてしまった方は、自律神経のバランスが崩れて全身の血のめぐりが悪くなり、秋になって疲れやだるさ・肩こりや体調不良となって出現しやすくなります。

また、秋の時期に少し涼しくなったからといって、紫外線対策を怠り、紫外線を浴びすぎた場合には、疲労が蓄積されて、秋バテに関連する症状を引き起こすことも考えられます。

■秋バテになった時の対処法は?

秋バテは、主に生活リズムが崩れたときに起こりやすいので、普段から生活リズムを整えることが重要なポイントとなります。

 

【1】体を温める

夏のダメージが残っている場合には、それを取り除くために体の内外からじっくりと温めることが大切です。

37~40℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かり1日の疲れを癒しましょう。

また、毎日20~30分のウォーキングなど有酸素運動を取り入れる、就寝前にマッサージやストレッチで体のコリをほぐすといった手段も有効です。

秋のシーズンは、朝晩は特に冷え込むことが多いので、パジャマや布団に気を使いながら、ゆったりリラックスした睡眠を心がけて、心身共にリセットしましょう。

 

【2】食生活を工夫する

食生活においてはビタミンやミネラルなどの栄養素を積極的に摂ることによって秋バテを改善することが期待できます。

特に山いもやさつまいも、かぶやにんじん、しいたけなどは、慢性的な疲労を回復し胃腸を整えることができる旬の食材としておすすめです。スープや豚汁など煮込み系の調理で摂取し全身を温めて、血行を良くするように意識しましょう。

また、肉・魚・乳・大豆・卵など、良質なたんぱく質を含む食品を、朝昼晩で規則正しく食べることも大切です。

 

■病院を受診した方が良い目安は?

体がだるくて疲れやすい、朝スッキリ起きられない、1日中眠い、食欲がない、胸やけや胃もたれがする、肩こりや頭痛がひどい、めまいや立ちくらみを自覚する、何事にもやる気が起こらない、顔色がくすむ、舌に白いコケ状の舌苔が付着する、のなかで3項目以上当てはまったら、「秋バテ」の可能性があります。

セルフケアを実施しても症状が改善しない際には、出来るだけ早く心療内科などを受診して、相談しましょう。

また、漢方薬が効果的に働くことも期待できます。漢方外来など専門医療機関を受診して、漢方薬を活用することも方法の一つです。

しっかりと元気を補い、体調を整えて確実に疲労を改善するように努力しましょう。

 

子供がいる家庭のおすすめ物件

何階に住むべき?間取りは?

赤ちゃんがいる家庭におすすめの賃貸物件を解説

赤ちゃんの賃貸おすすめ

赤ちゃんが生まれたら家選びは慎重におこないたいですよね。

賃貸物件の間取りだけでなく、周辺環境や気をつけるポイントをまとめました。

ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

赤ちゃん家庭におすすめの周辺環境

赤ちゃんのいる子育て世帯が新しく住む場所を決めるときには、物件自体だけではなく周辺環境のよさに対しても気を配ってエリアを絞り込むとよいでしょう。

赤ちゃんのいる子育て世帯が暮らしやすい周辺環境には、以下のような特徴があります。

 

地域に子育て世帯が多く暮らしている

赤ちゃんや小さな子どものいる子育て世帯がたくさん住んでいる地域なら、赤ちゃんがいる家庭が暮らしやすいエリアだと想定できます。

周辺の商店街やスーパーでも子育て世帯向けの商品が充実し、生活面でも利便性が高いはずです。

また、若い人の人口が増えているエリアは、市区町村単位で子育て支援策をおこなっていることもあるため、自治体のホームページで確認してみるとよいでしょう。

なかでも小児医療に対する助成制度や、赤ちゃんへの養育手当を設けている市区町村は子育て世帯に人気があります。

 

安心して出かけられる公園や緑地が多い

公園が近くにあると赤ちゃんを気軽に散歩に連れて行けますし、近隣のママ・パパとのコミュニケーションも楽しそうですね。

楽しく安全に遊ぶには、その公園の特徴のチェックが大切です。樹木の剪定や害虫駆除、清掃など管理が行き届いているか、遊具が老朽化していて危険を感じないかなど、赤ちゃんを安心して連れて行ける場所かどうかを確かめましょう。

また、子どもがひとり歩きできるようになったときを想定し、公園周辺の交通量や危険箇所(暗い物陰や側溝など)の有無についても確認しておくことが大切です。

赤ちゃんが家にいることを想定して賃貸物件を探すときは、物件の間取りや広さ、部屋の特徴、どのようなポイントに注目して選べばよいのでしょうか。

赤ちゃんがいる子育て世帯におすすめの賃貸物件の特徴をご紹介します。

 

和室は赤ちゃんルームに最適

最近はオールフローリングの物件などに人気が集まっていますが、和室があると赤ちゃんと安心して暮らすための強い味方になってくれます。

特にリビングの隣に和室が配置されているか、リビングの一部に畳敷きのスペースがあるような間取りだと便利でしょう。

畳のクッション性は、赤ちゃんを転倒や落下による怪我からも守ってくれますし、座らせたり遊ばせたりするときも堅い床より安心です。

 

玄関の広さと収納の多さは押さえたいポイント

赤ちゃんを外へ連れて行くときに欠かせないベビーカーですが、とてもかさばります。

賃貸住宅の場合は主に玄関がベビーカー置き場になると予測できるため、間取りを見るときは玄関の広さにも注目しましょう。

また、紙おむつやベビーバスなどのベビー用品をしまう大きめの収納スペースも必要です。

クローゼットや押入れなど収納スペースが豊富かどうかも、間取りチェック時のポイントです。

2階以上ならエレベーターは必需品

ベビーカーで子どもを外に連れて行くとき、エレベーターがあるかないかでは体力負担や安全性が大きく変わります。

ベビーカーを使わないときでも、子どもを抱っこしたまま階段を往復するのはたいへんです。

2階以上の物件を検討する際は、エレベーターの有無を確認しましょう。

 

子どもが小さいなら低層階がおすすめ

アパートやマンション選びでは上層階の物件に人気が集まる傾向があります。

赤ちゃんや小さな子どもがいると状況は変わります。

赤ちゃんも幼児になれば走り回ったり飛び跳ねたりしますから、生活音で下の階に迷惑をかけないかと心配になります。

少し先のことを考えて1階の物件を選ぶ子育て世帯も多いです。

もちろん、赤ちゃんを外へ連れて行くときも1階ならかなり楽でしょう。

賃貸で気を付けるポイント

間取りや広さをどれくらい確保するか決めておきましょう。

赤ちゃんのときであれば1LDKで十分と感じるでしょう。

しかし、将来的に家族が増える可能性もあります。2LDK以上などゆとりある間取りのほうがよいと引っ越しを繰り返すのはもったいないです。

今後のライフスタイルの変化を予測し間取りや広さを選定すると長く安心して暮らせます。

また賃貸住宅には、さまざまなライフスタイルや生活時間で暮らす入居者がいます。

赤ちゃんがいる家では泣き声も大きく響きやすいです。

周辺への配慮も大切。次の項目でご紹介するアイデアを取り入れ、近隣の迷惑にならないよう工夫しましょう。

 

おすすめの対策方法

子育て世帯に限らず、賃貸住宅で暮らすどのような方も周囲へ迷惑をかけないための配慮が必要です。

赤ちゃんがいる家で、近隣に配慮が必要なことといえばやはり生活音・騒音の問題でしょう。

以下のような、賃貸住宅でもできる対策を取り入れて他の入居者への配慮も忘れずに。

  • 赤ちゃんルームを、壁が隣室に接していない部屋にする
  • 下の階に住人がいる場合、防音性のあるクッションマットなどを敷き防音対策をする
  • 防音カーテンで窓の外へ大きな声が漏れないようにする

まとめ

賃貸住宅を探すときは、家賃や床面積、何階にあるかなど物件情報そのものばかりに目が行きがちになります。

しかし、周辺環境や物件の詳しい特徴にも目を配り、さまざまな側面で赤ちゃんと一緒に住みやすい家を見つけることが大切。

赤ちゃんが暮らしやすい家であれば、大人も暮らしやすい家だといえます。

家族みんなが笑顔で生活できるよう、子育て世帯に最適な賃貸住宅と出会ってくださいね。