不動産業ブログ

エアコン24時間つけっぱなしはどうなる??

エアコンの電気代24時間つけっぱなしだとどうなるか?

 

エアコンの電気代は冷房でも暖房でも気になるところです。

夏はエアコンを使う分、電気代が多くかかります。夏になると電気代の請求が一気に増えてしまい驚いてしまうかたもおおいのではないでしょうか?

電気代が高い理由と1時間当たりの消費電力と電気代の目安についてです。

 

最新エアコンの電気代は安い

 

最新エアコンの電気代は昔のエアコンと比較して省エネです。

家電は毎年モデルチェンジし、少しづつ性能がアップしています。しかしながら、エアコンは毎年買い替えるような家電ではありません。

当然ながら、うちのは何年前に買った、、という家庭も多いでしょう。

 

エアコンの電気代を抑える賢い6つの使い方

エアコンの電気代は使い方によっても変わってきます。エアコンが稼働するとできるだけ負荷がかからないように使用すると消費電力を

少なく使えて電気代の節約につながります。

6つのポイントとしては、

・室内温度の目安は28℃

・エアコンは自動運転モードでの利用を基本にする

・こまめにオン・オフのし過ぎはダメ

・定期的に室内機のフィルターを掃除する

・扇風機やサーキュレーターを兼用する

・室外機の周囲にはものを置かない

 

エアコンは自動運転モードでの利用を基本にする

エアコンを運転するときに、電気代を気にして初めから弱運転をしていませんか?実は弱運転をすると、逆に電気代が多くかかってしまいます。

エアコンは室内温度を設定pン度まで下げる間が一番電気を使います。自動運転は一気に室温を設定温度まで下げそのあとは省エネ運転を

してくれるので、効率の良い運転方法といえます。

エアコンは自動運転で運転しましょう。

 

こまめにオン・オフしすぎてもダメ!

エアコンを使う際に室温が寒くなったらスイッチを切り、また熱くなったらスイッチを入れる

とこまめなスイッチのオンオフを繰り返してしまうと逆に電気代が高くなってしまいます。

エアコンは室温を設定温度にするまで一番電気代がかかるのでこまめにスイッチオンオフせずに、一度適温になったそのままの

温度を自動運転で保つ方が電気代を節約できます。

 

室内機のフィルターを掃除する

エアコンのフィルターがゴミや埃で目詰まりすると、運転効率が悪くなって余計な電気がかかってしまいます。

室内機のフィルターは2週間に1度は掃除するよう心かけましょう。

 

扇風機やサーキュレーターを兼用する

エアコンで送り出した冷たい空気は、部屋のしたの方にたまり暖かい空気は上部にたまります。

エアコン使用中は扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させて、温度差をなくしましょう。

部屋の温度を均一にすると無駄にエアコンの設定温度を上げる必要がなくなり電気代の節約につながります。

エアコン冷房時、エアコンの風向きとサーキュレーター・扇風機の風向きは以下のように設定しましょう。

・エアコンの向き:水平に設定

・扇風機、サーキュレーター:天井に向けて

 

室外機の周囲にはものを置かないようにする

エアコン室外機の周りに草が生えていたり、物が置いてあったりするとエアコンの効率が落ちて故障の原因にもなります。

室外機周りの草は刈り取り、植木鉢など物を置かないようにしましょう。

また、冬に室外機に雪が積もって室外機周りの温度が低くなってエアコンが悪くなり

無駄な電気代がかかってしまいます。室外機は、雪に弱いのです。室外機カバーで囲ってあげるようにしましょう。

 

まとめ

エアコンは賢く電気代を節約していきましょう。

最新のエアコンは省エネな機種が多いですが、フィルターが目詰まりしていたり室外機の周りの温度が低くなったりすると消費電力が上がり、

結果として電気代も高くなってしまいます。エアコンを効率的に使うにはこまめに掃除をする、室外機の周りの温度が下がらないように工夫するなど

ちょっとした手間が必要ですね。

 

 

建築機材高騰

近年、特にコロナ渦以降の建築資材の高騰は深刻化し建設業に携わる方々の不安が高まっているそうです。

残念ながら建築資材の高騰は現状収まる兆しが見えず、2025年以降も続く可能性が高いといわれています。

 

資材が高騰し続ける理由

1・ウッドショックによる木材不足

ウッドショックとはコロナ渦で2021年3月から輸入木材の需要が急増したことをきっかけに価格が急騰した現象を指します。

コロナ渦お影響がまだ続いてるの?と思われる方が多いかもしれません。実際、北米の住宅需要は落ち着きウッドショックは収束傾向にあるとみる向きもあります。

しかし、現状も輸入資材は依然として高騰し続けており、4年たった現在も元の価格帯に戻る傾向はみられておりません。

今後も続く可能性の方が高いでしょう。

2・アイアンショックによる鉄鋼価格の高止まり

アメリカや中国の住宅需要の拡大で、鉄鉱石の需要が供給を上回り未だ、値下がりの兆しが見えません。

日本は鉄筋や鉄鋼を輸入に頼っているため、ウッドショックと同様他国の住宅需要を大きく被ってしまいます。

アイアンショックも一時的な現象ではなくしばらくは続く可能性が高いといわれ鉄鋼の安定的な史仕入れのルートの確保や

代替素材の検討などの対応策が求められます。

 

3・ウクライナ情勢による物流の混乱

建築資材の高騰が続く背景にはウクライナ情勢が大きく影響しています。

戦争が勃発したことによりヨーロッパを中心とした国際物流に混乱をきたしてしまったからです。

具体的な影響としては、

輸送ルートの制約

建築資材を輸送する船舶や鉄道の通行が困難に。別ルートからの輸送で、輸送時間が長くなるとともに物流の遅延が発生し資材価格にも影響を与えた。

供給チェーンの減少ウクライナとロシアからの資材供給が減少し、これが世界市場に波及して資材価格が高騰した。

燃料費の上昇

戦争の影響で石油や天然ガスの供給が減少し価格が急騰。その結果、物流業者が運送コストえお引き上げざるを得なくなり

建築資材の価格にも反映された。

 

4・円安の影響による輸入コストの増加

 

日本の建築業界では鉄鋼、木材、化学製品など多くの資材を海外から輸入しています。

これにより、円安の影響を直接受け資材価格が高騰しているのです。

このように、建築資材高騰の原因は1つではなく複数の要素が絡み合っています。だからこそ、

すぐには価格の引き下げが期待できない現状があります。

なかなか値上がりしないからと言って、打つ手がないまま現状維持を続けることは大きなリスクが伴います。

 

 

建築資材高騰の中での現状維持が招く3つのリスク

 

建設業全体が建設資材の価格高騰による深刻な事態に直面しています。

・利益率が悪化するリスク

建設資材の価格高騰の中これまでと同じ感覚で経営を続けると利益率が大幅に悪化するというリスクがあります。

資材費の増加分がそのままコストとして重くのしかかり結果として得られる利益が大幅に目減りする可能性が高いためです。

・職場環境が悪化するリスク

建設資材が高騰しても、手を打たずに収益が下がり続けることで職場環境の悪化を引き起こすリスクが高まります。

利益が減少することで人件費の削減や労働条件の悪化が避けられなくなるからです。結果として以下のような負担を負わせざるを得なくなります。

・従業員のコストカット

・労働時間の延長

・福利厚生の削減

これらの措置は短期的にはコスト削減効果をもたらすかもしれませんが、従業員の士気を低下させ離職率の上昇を招き、

優秀な人材の流出に繋がります。さらには、職場環境の悪化により新規採用の難易度が上がり人手不足が一層深刻化するでしょう。

・最悪の場合事態継続が危うくなるリスク

資材価格の高騰が続く中で現状維持に固執することは、長期的に事業そのものの存続を脅かし最悪の場合倒産の恐れもあります。

利益率の低下は仕事の質を下げ案件を獲得できなくなり、さらに信用を失って金融機関からお金を借りれなくなるからです。

 

建築資材の高騰を乗り切る3つの対応

 

・リスクを最小限にするために計画決定のスピードを速める

・適正価格を守るためにスライド条項を適用する

・資材高騰対策として中古資材を採用する

リスクを最小限にするために計画決定のスピードを早める

資材価格の高騰に立ち向かうため今すぐ実行すべき対策は施工計画や資材発注などの、計画の決定スピードをあげることです。

今まで通り、検討に時間をかけて発注を行っていると、資材の価格上昇に追いつけなくなり損失を被ることになります。

資材価格が高騰し続ける現状では、発注が遅れるほどコストが急増する可能性が高くなります。

計画の遅れや発注タイミングのわずかな遅延が予算を大幅に超過させる事態を招かざる負えません。

 

まとめ

建築価格の高騰はウッドショックや半導体不足、円安や原油価格の高騰などが影響されています。

日本の建築費は長期的にみると穏やかな上昇が続いてましたが2020年のコロナウイルス以降急激に上昇しています。そして人材不足による人件費高騰により、建築価格は今後も引き都続き上がっていくことが予測されます。

 

 

 

後悔しない賃貸物件選びのコツ

後悔しない賃貸物件のコツ!

 

賃貸物件を選ぶ時には、できればじっくりと時間をかけて条件整理や部屋探しを進めたいところです。

焦って決めたばかりに住んでみて後悔してしまうといったケースも少なくありません。

今回は後悔しない物件選びのコツについて、失敗例とその対策をセットで紹介します。どのような点を意識するべきなのか、

具体的な失敗例を通して紹介します。

 

家賃に関する失敗例

 

希望条件を優先するあまり適正以上の家賃が発生してしまった

家賃よりも先に細かな条件を決めてしまった場合に起こりやすいケースです。賃貸物件を探すときには最初に無理なく支払える

家賃を決めてから条件を調整するようにすると便利です。

一般的に家賃は手取りの3分の1以内とされているのでまずはこの数値を目安にしながら固定費や生活費とのバランスを考慮して上限を設定しましょう。

 

管理費を計算に入れ忘れていた

賃貸物件には、管理費・共益費があらかじめ賃料に組み込まれている場合と、家賃とは別に請求される場合の2つのパターンがあります。家賃をほかの物件と比べる時には管理費も合算して比較するようにしましょう。

初期費用に目を向けていなかった

賃貸物件を借りる時には敷金や礼金仲介手数料といった初期費用が掛かります。目安は家賃の4~6か月分と大きな額になるので事前に把握しておきましょう。

住んでみてもっといい物件が見つかった

リサーチ不足のまま物件を選ぶと似たような条件でもっと家賃の安い物件を見落としてしまうケースがあります。

立地に関する失敗例

立地については、特に住んでみてから気づくポイントが多くあるためできるだけ事前に細かなリサーチをしておきたいところです。

 

駅からの時間が想像以上にかかる

まずは駅からの徒歩所要時間を確認しましょう。徒歩所要時間とは歩いて移動したときにかかる分数の事であり、不動産情報の表記ルールにのっとり、計算されています。

しかし、徒歩所要時間はあくまで概算であり物件の入り口から部屋までの時間、信号、踏切に引っかかる可能性、坂や階段の上り下りにかかる時間、駅の出入り口からホームまでの距離などは計算に含まれていません。

そのため、候補の物件が見つかったら実際に周辺施設まで歩いて時間やルートの状況を確認しておくことが大切です。

 

周辺の騒音が気になってしまう

利便性の高いエリアには、線路沿いや幹線道路沿いなどの騒音が気になりやすい物件もあります。

こうしたエリアでは二重窓などの騒音対策が取られているところも多いですが、対策がなされていない場合は音の問題が気になってしまうケースもあります。

騒音が気になる場合は、物件の防音対策とともに周辺エリアの交通量などもチェックしておきましょう

 

想像以上に生活利便性が低かった

生活利便性を決める要因は数多くあり、価値観やライフスタイルによっても異なります。

スーパーやコンビニまでの距離は多くの人が重要視しますがそれ以外にも幅ひろい視点で生活環境を考えることが大切です。

例えば、ペットを飼育している場合の動物病院までの距離、子育て世帯の場合の公園や小学校・幼稚園・保育園の有無や距離など、人によって重視するべきポイントは異なります。

日常生活に必要な施設を書き出して、あらかじめ条件を明確にしておくと部屋探しがスムーズに進むでしょう。

 

間取り・収納に関する失敗例

間取り・収納に関する失敗例は初めて賃貸物件を借りる場合に起こるものが多いです。

家具の設置が難しい、部屋に入らなかった

一般的に部屋の形状は正方形や長方形の方が使いやすいとされています。特殊な形状の場合は、内見時に細かく採寸しておくなどして問題なく家具を設置できるかチェックしましょう。

また、内見のタイミングでは玄関ドアの間口も確認することが大事です。大型のベッドなどは入らない可能性もあるので、あらかじめ採寸をしてから内見に臨むようにしましょう。

 

コンセントが不便な位置についていた

意外と見落としてしまいがちなポイントとしてはコンセントの位置によってある程度家電の配置が決まってしまうので、内見の時には間取り図に書き込んでおくといいでしょう。

 

ワンルームと1kの特徴を知らずに借りてしまった

一人暮らしをする場合は大きく分けてワンルームと1kの2種類から間取りタイプを選ぶケースが多いです。

両者の違いはキッチンと居室が仕切られているかどうかでありキッチンとの間に仕切りのある1kにはこのようなメリットがあります。

・キッチンの匂いが居住スペースに移りにくい

・玄関から居室が見えないため宅配などの対応がしやすい

・洗濯機の音が居室まで届きにくい

一方、ワンルームは同じ広さの1kと比べて家賃が安くなりやすいのがメリットです。そのため、あまり自炊はしない、家賃の安さを重視したいといった人にはお勧めです。

 

ゴミ置き場や駐輪場など共用部分も見ておく

ゴミ置き場や駐輪場などの共用部分は物件の管理状況を判断するうえで大きな材料になります。

整理清潔に保たれているか忘れずにチェックしておきましょう。

ゴミ置き場は、敷地内外どちらにあるかによって捨てやすさも変わります。忙しい方や不規則な仕事の方は、24時間捨てられる式内ゴミ置き場のある場所がいいでしょう。

 

自分で取り付けるものがないか確認

エアコンや照明、コンロなど自分で取り付ける必要があるものをチェックしておきましょう。コンロは、都市ガス、プロパンガスなどによって変わってくるため注意が必要です。

またウォシュレットを利用したい場合は入居後にウォシュレットの設置を検討できるかなどトイレも忘れずチェックしましょう。

 

まとめ

入居してから公開しないために、賃貸物件の内見は重要なもの。最近ではインターネットから部屋の写真や動画、VRなど

を使ってチェックできるようになりましたがやはり、内見で自分の目で見て体感することも大切です。

他人にとってプラスとなるポイントでも自分のライフスタイルや好みに合わなければ意味がありません。

あくまでも自分にとってどうなのかという視点をもって判断するようにしましょう。

塗装業未経験から挑戦

塗装業を未経験から挑戦!可能性を広げる理由!

塗装業界に興味はあるけれど、未経験だから不安だと感じていませんか?

実は多くの塗装企業は未経験者を積極的に募集しています。その理由や背景を探りながら未経験者が持つ強みについても解説します。

 

未経験者の強みと活かし方

未経験者が塗装業界に参入する際、その柔軟な発想や新鮮な視点は大きな強みとなります。経験豊富な職人が持つ技術や知識にとらわれず、自由な発想で新たなアプローチを試みることは業界の発展にも寄与する可能性があります。このような、未経験者の特性を活かすことで企業にとっても多くのメリットが生まれます。

未経験者は何も知識がない状態からスタートするため新しいことを学ぶ意欲が高い傾向があります。

この学びへの熱意は技術習得の速度を速める要因となります。

また、未経験者ならではの柔軟な考え方は、業務の改善にもつながります。経験者がこうするべきと思うことに対して

新しい視点での意見を出せるということは現場での効率化や作業環境の改善に寄与する事があります。

さらに、感情豊かさや人間関係を大切にする姿勢も未経験者の大きな強みです。塗装作業はチームで行うことが大いため

コミュニケーションが不可欠です。未経験者はまだ経験のないことに対して素直な感想を述べることでほかのメンバーとの意見交換が活発になり、チーム全体の活気を生み出す要因となります。

 

ただし未経験者がその強みを発揮するにはしっかりとした基礎を学ぶことに専念し、少しづつ経験を積み重ねていくことで

より高いレベルの技術を手に入れることができます。

このように、未経験者は特有の強みを持っておりそれをうまく活かすことで塗装業界においても価値のある人材として成長できるのです。勇気をもって挑戦すれば美しい仕上がりを手掛ける感動や、チームワークの大切さを実感できる瞬間が待っています。

 

塗装業界の魅力とは?

塗装業界は住宅や商業施設、橋梁などの建築物やインフラを美しく保つだけでなく耐久性や安全性を向上させる重要な役割を

果たしています。特に以下のような点が業界の魅力として挙げられます。

 

・需要が安定している

日本全国で建物や構造物の塗装需要は高く、景気に左右されにくい業界です。新築工事だけでなく、リフォームや補修工事の需要も多いため未経験からでも長く働ける環境が整っています。

・手に職が就く

塗装は専門技術が求められる職種であり、経験を積むことでスキルアップが可能です。一度技術を身に着ければどこでも通用するスキルとして活かせます。

・成果が目に見える仕事

自分が塗装した建物や構造物が完成することで、仕事の成果を実感しやすい職業です。この達成感が多くの職人たちを惹きつけています。

さらに塗装業界では地域社会での貢献を実感できる場面も多くあります。例えば老劣化した公共施設や学校を再塗装することで地域住民に新しい価値を提供する機会があります。

 

未経験から塗装業界に転職するメリット

未経験から塗装業に飛び込むことに不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、未経験からでも転職しやすい

環境が整っているのが塗装業界の特徴です。

 

・研修制度が充実

多くの塗装会社では未経験者向けの研修や教育プログラムを用意しています。道具の使い方や塗料の知識、作業手順など

基礎から学べる環境が整っています。

・先輩職人からのサポート

塗装業界では、職人のチームワークが重視されるため、先輩職人が指導の受けながら磨く事ができます。

・キャリアアップの可能性

技術を習得し経験を積むことで現場のリーダーや独立して自営業を始めることも可能です。

将来的なキャリアプランが広がる点も魅力です。

・転職後の安定性

特に、少子高齢化が進む日本では熟練職人の不足が課題となっています。そのため若い世代や未経験の需要が高く、安定した雇用を期待できます。

 

塗装業界で未経験から成功するためのポイント

未経験から塗装業界で成功するためには、以下のポイントを意識するといいでしょう。

1.基本的な体力と忍耐力を養う

塗装の現場作業は体力を必要とすることがあります。特に足場の上での作業や長時間の立ち仕事があるため、

日頃から体を鍛えておくのがいいでしょう。

2.安全意識を持つ

高所作業や有機溶剤を扱う場面が多いため、安全第一の意識が重要です。会社での安全研修や資格取得を積極的に受けましょう。

3.資格取得を目出す

未経験からでも取得できる資格が多くあります。例えば、塗装技能士や足場の組立て等作業主任者の資格はキャリアアップに役立ちます。

4.積極的な学びの姿勢

塗装業界では技術の進化が続いています。新しい塗料や技術について学び続ける姿勢が未経験者でも早く現場に馴染むためのカギとなります。

5.柔軟性を持つ

現場ごとに求められる作業内容が異なるため、柔軟に対応する力も重要です。また、さまざまな現場経験を積むことで多様なスキルを身に着けることができます。

 

最後に・・・

塗装業界では、未経験者にとっても魅力的な転職先です。需要の安定性やスキルアップの機会、そして目に見える成果を実感できる仕事の特性が多くの人々を惹きつけています。

未経験から塗装業界で成功するには基礎体力や安全意識を持ちながら、積極的に学び続ける姿勢が重要です。

そして、自分にあった求人を見つけるためには信頼できる情報源を活用することが大切です。

 

 

 

夏の時期に起こりやすい

注意したい!夏に時期に起きやすい塗料の不具合と取り扱い方法

 

夏の時期は気温が高く、晴れる日が続くため、塗料の渇きが早く屋根や外壁塗装を行う際の塗装工程も比較的スムーズに進むことが多い時期です。しかし、気温が高すぎることで塗料自体や塗装工事中に不具合が発生してしまうリスクも高まります。

今回は、夏に起こりやすい不具合事例と正しい塗料の取り扱いについて詳しくお伝えします。

 

可使時間超過によるゲル化

この事例は2液型塗料のみの発生する不具合事例です。

塗料やシーリング材、接着剤等において主剤と硬化剤、硬化促進剤などを混合してから使用可能な時間の事を可使時間といいます。

塗料の場合、可使時間を超過すると塗料の反応効果が進み粘土が上昇します。粘土上昇が進むと塗装作業が困難になり、塗料本来の色や性能を発揮できないなどの不具合が発生する可能性があります。

 

 

一般的な可使時間は2~3時間で設定されることが多いですが、猛暑時や直射日光下では塗料や希釈剤(水やシンナー)の

放置による温度上昇が原因で可使時間いないでも粘土上昇が始まることがあります。実際に、夏の現場作業で希釈剤として水道水の温度が高く可使時間が短くなったという事例も起こっています。

※温度が高い環境下では硬化反応が進みやすいため

 

不具合が発生したときの対処法

可使時間を超過しゲル化した2液塗料剤は廃棄してください。希釈剤を添加すると一時的に粘度は下がりますが、塗料の反応は進行中のため塗膜性能が低下する恐れがあります。

 

 

水性塗料の表面皮張り

この事例は水性塗料のみで発生する不具合例です。

塗料缶の内部で塗料の表面のみが乾燥し写真のように幕が張る現象です。特に夏場は気温が高いため塗料の感想が進みやすく、この現象が起こりやすい傾向があります。幕が張っていることにきずかず、その状態のまま攪拌をすると、塗料中に細かい粒が発生する場合があります。

皮張りが発生する原因

1.容器の蓋に隙間があり、水分が失われ表面乾燥が進んだ

水性塗料は、溶媒である水分が発揮することで塗膜となります。容器の蓋に隙間がある場合徐々に水分が発揮し塗料の表面が乾燥

皮張りが発生する可能性があります。夏場は気温が高いため水分が発揮しやすく、皮張りも発生しやすいです。

2・屋根に放置して一部に直射日光が当たり温められ部分乾燥した

塗料缶の一部に直射日なり光が当たると塗料缶内部で温度差が生じます。その結果、溶媒である水分は温度の高い箇所で水蒸気となり揮発し、塗膜乾燥します。発揮した水蒸気は温度の低い箇所で水分となり缶内で結露します。

3・使い残しを保管し、容器内の空き缶率が高くなった

一度開封をした塗料を同じ容器で保管すると使用した塗料の分だけ空間率が高くなります。

空間率が高くなると、空間に含むことのできる水蒸気の量が増加するため、水性塗料中の水分が発揮しやすくなります。

 

事前防止策

 

・一度開封した蓋はきちんと締め、水分の乾燥を防いでください。

・現場で保管する場合は、直射日光を避けて保管してください。

・少ない残ネタは空間率を下げるため小さい容器に移ししっかり密閉してください。

不具合が発生したときの対処法

表面の皮張りを取り除いて使用してください。皮張りに気付かず攪拌した場合は粒となって塗料中に存在するためストッキングなどで濾過したあと使用してください。

 

 

硬化反応によるダマの発生

この事例はA液にB液を添加した後、すぐに電動撹拌機などを用いて攪拌を行います。しかし、A液にB液を加えた後攪拌せずに

しばらく放置した場合、塗料内にダマが発生することがあります。

架橋反応で硬化する2液塗料は、A液B液を混合することで反応が始まります。そのため、A液にB液を添加した状態で放置するとA液に濃厚なB液が長時間接触した状態になります。

 

事前防止策

A液にB液を添加した後はすぐに攪拌し、すぐに使用してください。放置することで部分的に反応が進みダマの発生原因となります。

直射日光の当たる箇所での混合・放置は反応が早くなるため直射日光を避けた場所で行ってください。

 

夏に外装塗装をするときの注意点

・塗料の希釈量

外装塗装でに使用する塗料は水性塗料であれば水で薄め、油性塗料はシンナーで割って使います。この割合を希釈量といいますが

希釈量は塗料ごとに違うのでそれぞれ適切な希釈量を守る必要があります。外装塗装は家を雨水の侵入から守るために重要なものですが正しい希釈量も守って塗料を使わなければ塗料の保護機能を十分に発揮させることができなくなります。

間違った希釈量で塗装されると、外壁全体の耐久度が下がってしまうため、これは非常に重要な問題なのです。夏は特に気温が高いために水分やシンナーが蒸発しやすいので最初は正しい希釈量だったとしても、途中から希釈の割合が変わってきてしまいます。そのため、その都度希釈しなおして常に正しい希釈量を保つことが大切なのです。

 

まとめ

塗料は温度による影響を受けやすいため特に気温の高い夏場は塗料の取り扱いや塗装作業に注意が必要です。

夏場の塗装品質向上のためにもぜひ参考にしてください。

場の安心安全のため危険物について学び、適切に溶剤塗料を保管していきましょう。

 

住宅ローンについて

住宅ローンで頭金なしのフルローンを組むのはなぜお勧めできないのか??

貯金がなくて頭金は用意できないが、住宅を購入したい。そのような方は住宅を購入できないのか?

結論として諦める必要はありませんが頭金なしで購入するにはリスクがあります。

住宅ローンを組む際には、かつては頭金が物件価格の2割以上は必要とされていましたが、今では頭金ゼロでも住宅ローン

が組める、いわゆるフルローンというものが提供されています。

しかしながら、住宅を購入する際には、頭金を用意する方が安心です。リスクを踏まえたうえで、どの程度の頭金を

用意するのかいつ購入するべきなのかを検討しましょう。

1・頭金を用意せずにローンを組むことは可能

そもそも頭金とは物件価格のうち購入時に現金で支払う額の事を言います。かつては購入価格の7~8割までしかローンを組めない時代もあったのですがネット銀行が台頭し既存の銀行とのサービス競争が激しくなった結果、フルローンを組める銀行もできました。

また住宅を購入する際は物件価格だけでなく融資手数料や登記費用、印紙税といった諸費用が掛かります。この諸費用は基本的に自己投資で用意するものとされていましたが最近では諸費用リフォーム費用、さらには引っ越し費用まで物件価格に加えて融資してくれる住宅ローンを提供する金融機関も出てきています。

自己資金なしでも家が購入できるなら、すぐにでも買いたいと思われるかもしれませんが実際には頭金なしでフルローンを組むことはお勧めできません。その理由について詳しく説明します

金融機関によっては住宅ローンをフルで組めますがそれをお勧めできないのは理由があります。

2・住宅ローンの審査に通りにくくなる

頭金なしの場合、住宅ローンの審査は頭金ありの場合と比べて厳しくなります。ローン完済までは家や土地に金融機関の抵当権が設定され融資先に万が一のことがあってローンが払えなくなってしまうと金融機関はその物件を売却します。

そういった場合、物件の売却価格が住宅ローンの残高よりも安くなってしまうリスクが高まるため住宅ろーんの審査に通りにくくなるのです。

利息負担が増え、総返済額が大きくなる

頭金なしで住宅ローンを組むと借りる金額が大きくなるので当然払う利息額も増えます。また金融機関によっては、頭金の割合に応じて金利が異なる場合があります。

基本的に諸費用は自己資金が必要

諸費用とは前でも説明したような内容の費用ですが、その金額は新築住宅の場合は物価価格の3~8%と言われています。その金額を含めて住宅ローンを組むと確かに自己資産は少なくて済むのですが、金融機関側からすると延滞リスクが高まるため、金利が上がる場合があります。従って、諸費用は自己資金として用意しておく方がお勧めです。

そもそも頭金がゼロの状態で毎月返し続けることができるのか

フルローンの返済を返していくとなると毎月の返済額がかなり大きくなります。そもそも頭金がゼロということは

これまでお金を貯められていないということです。返せなくなるリスクを踏まえて想定している月々の返済額が現在の収入に対して適切なのかどうかを吟味しましょう。

フルローンを組まない場合はどうするか

資金援助のお願いをする

自己資産が用意できるめどが立たない場合、両親や祖父母など直系尊属に資金援助を頼むという手段が考えられます。

通常、直系尊属からであっても一定の金額を超える贈与には贈与税がかかります。しかし、住宅の購入、新築、増改築などのために

贈与を受ける場合、一定の限度額までは非課税となる制度があるのです。

地道に貯金から始める

そもそも貯金がない時点での住宅購入がライフスタイルに適していないという可能性もあります。

まずは物件価格の1割など目標を決めて貯金することから始めましょう。

身の丈に合った物件を選ぶには最初にシミュレーションで購入可能な物件価格を把握することが大切です。簡易的に毎月の返済額などが計算できるサービスもあるのでうまく利用していきましょう。

リスクがあるフルローン。少しでも貯金して頭金を準備しよう。

住宅ローンをフルローンで組むと様々なリスクがあることを見てきました。頭金なしでも組めることはできますが、長い返済期間にかかる金利の事などを考えると少しでも用意をしておいた方がいいです。

 

 

 

 

 

 

安全衛生管理や熱中症対策

 

全国安全週間は厚生労働省と中央労働災害防止協会の主唱により、

産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ることを目標として

1928年から毎年実施されています。

また2025年6月1日には改正労働安全衛生規則が施行され、企業による職場の熱中症対策が罰則付きで法的に義務化されました。

建設業界は事故やケガ、熱中症などのリスクが高く従事者の命と健康を守るためには現場の安全衛生管理が欠かせません。

 

安全家性管理のための総務的な取り組み

2025年6月から義務化された熱中症対策に思うこと

健康管理でこれからの時期、特に気を付けたいのが熱中症。6月からは熱中症対策が法的に義務化されました。確かに年々暑くなっている印象です。

 

 

いざというときの連絡体制や、処置の仕方がわかっている人は必要ですし管理者として対応が求められる職長自身も体調に気を付けないといけません。

熱中症対策義務化の対象となりそうな業種は?

 

今回の改正省令では熱中症対策を義務図ける、職種・業務などは定めていません。上記の条件に当てはまる作業を行う企業は

すべてが対象となり、作業内容が屋内か屋外かなども問われません。

そのため、建設業や警備業などの屋外作業が多い業種だけでなく工場や倉庫での作業を中心とする業種も場合によっては対象となるでしょう。そのほか、外回りが多い営業職なども気温31度を超える日に1時間以上で歩く場合は対象となります。

 

6月から企業に求められる熱中症対策

熱中症の基本的な考え方は、

見つける、判断する、対処する

です。

 

1.報告体制の設備

熱中症の被害を拡大させないためには早期発見が必要です。そのため、熱中症の自覚、他覚症状が現れたらその旨をだれに

報告すればいいか明確である体制や熱中症の初期症状がある労働者を早期に見つけられる体制が企業に求められています。

熱中症が疑われる症状としてはめまいや頭痛、吐き気、倦怠感などがあげられます。

労働者自身にこのような自覚症状がなくても大量に汗をかいているぼーっとしているなど普段と違う様子が見られたら早期発見

できるかもしれません。

 

2.実施手順の作成

熱中症の疑いがある労働者を把握した場合、迅速かつ明確な判断を行い、重篤化を防ぐために必要な措置を講じることも企業の義務です。いざというときに明確な判断ができるよう事業場ごとに緊急連絡網や緊急搬送先の連絡および所在地などを関係者に周知しましょう。

 

 

熱中症対策が罰則付きで義務化される背景

今回の熱中症対策義務化では近年の深刻な状況とこれまでの対策では不十分であったという現状認識に基づいています。

地球温暖化の影響による熱中症リスクの増加

地球温暖化の影響によりひと昔と比較すると近年の夏の暑さは異常ともいえる状況が続いています。

これに伴い、職場における熱中症の発生が急増しており、労働災害は深刻な問題となっています。

職場における、熱中症による死傷者数の増加

2021年から右肩上がりとなっており2024年には1257人を記録しそのうち31人がなくなっています。厚生労働省の統計によると

これらの熱中症による死亡災害のほとんどの原因が初期症状の放置・対応の遅れです。

 

※初期症状の放置・対応のおくれで死亡に至ったケースがほとんど

2020年から2023年にかけて発生した103件の熱中症による死亡災害のうち100件は重篤化した状態で発見される。

医療機関に搬送しなかったなど初期症状の放置や対応の遅れが原因と言われています。

熱中症はほかの災害と比較して死に至る割合が5から6倍です。体温が高くなったり、意識がもうろうとしたりといった

熱中症の初期症状がみられても大丈夫だろうと自己判断したり周囲が異変に気付いても対応が遅れたりすることが重篤化を招いています。

 

現行法令の不備と改正の必要性

これまでの労働安全衛生法の規則では、

 

“高温などによる健康障害を防止するための必要な処置を講じなければならない”

とされており労働安全衛生規則において労働者に与えるために塩及び飲料水を備えること。などが義務づけられていました。

しかし現状は熱中症関連の労災事故の多くで原因とされる初期症状の放置や対応の遅れに対応する明確な規定がありませんでした。

この現状を改善し、熱中症による健康障害の疑いがあるものの早期発見や重篤化を防ぐための対応を事業者に義務図けるため

この度労働安全衛生法第22条第2号では以下のように定められています。

“事業者は高温による労働者の健康障害を防止するために必要な措置を講じる義務がある”

 

そしてその具体的な措置は労働安全衛生規則で定められているものとされています。

今回の改正はこの法律の規定を受けて熱中症対策を労働安全衛生規則に明記するものです。

 

 

熱中症リスクは総合的に判断する

熱中症は作業高度や着衣の状況によってもリスクは高まります。特に身体作業強度が高いほどあるいは透湿性・通気性の

悪い服装であるほどWBGT基準は低く設定されるべきとされています。

自社の業務が熱中症対策義務化の対象となる作業に該当しない業務であってもこれらの要素によって熱中症のリスクが高まる場合は義務化される対策に準した対応が望ましいとされています。

 

労働者への周知・教育を徹底する

整備した報告体制や実施手順は、関係者に漏れなく周知し内容を理解してもらうことが非常に重要です。

単に文章を配布するのではなく、労働衛生教育として熱中症の症状・予防方法・緊急時の対応手順などについて教育を行うことが求められています。

労働育成教育の実施に当たっては厚生労働省や環境省が運営するサイトに掲載されている教育用教材を活用することが推奨されています。事業者が自ら実施することが難しい場合は外部の関係団体から行う教育を活用するのもいいでしょう。

効果的な職場における熱中症対策事例

作業時間の短縮

WBGT値が基準値を大幅に上回る場合は、原則として作業を控えます。

暑熱順化への対応

暑さに慣れていない人は熱中症リスクが高いです。熱へのばくろを7日以上増やして作業時間を調整しながら

徐々に暑さに慣れさせることが待っています。特に新規採用者や夏季旧家などで熱へのばく露が中断した後の労働者には

計画的な暑熱順化プログラムを組みましょう。

 

水分や塩分の摂取

のどのフキを感じる前に作業前後に加えて作業中も定期的に水分と塩分を摂取することが求められています。

管理者は摂取状況を確認したり水分を常備したり休憩設備を工夫したり労働者の摂取を徹底しましょう。

 

まとめ

これは最近の猛暑による熱中労働災害の増加、特に初期症状の放置や対応の遅れによる重篤化を防ぐための重要な法改正です。

厚生労働省などが推奨するその他で熱中症対策も参考にしつつ総合的な対策を推進し労働者の安全と健康管理確保に努めましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賃貸のエアコンが壊れた時の対処法!!!

梅雨が明け、これから毎日かかせないエアコン。そのエアコンが壊れてしまったら大ピンチですよね。

賃貸のエアコンが壊れてしまったときどのように対処すればいいのでしょうか?

連絡先はどこなのか、費用はいくらくらいかかるのか、修理にどれほど時間がかかるのか?

など、心配なことはたくさんあります。賃貸のエアコンが故障したときに焦らず対応できるように故障かどうかのチェック方法や

連絡先の確認方法、費用負担のルールなどを詳しく解説します。トラブルにならないためには、日頃のメンテナンスも大切です。

 

1.賃貸のエアコン故障:状況を確認

賃貸のエアコンが故障したとおもったとき、焦る気持ちがまずあると思いますが一旦落ち着いて最初にセルフチェックしましょう。

・電源が入らない

コンセントが抜けていないか、ブレーカーが切れていないか

問題ない場合は故障の原因が高いです。

リモコンが効かない

リモコンの特定のボタンが効かない場合、リモコンの掃除をしてみましょう。

ほかには、リモコンの電池切れも可能性が高いです。物件に取扱説明書がある場合は見ながら作動確認しましょう。

 

2.エアコン本体のランプが点滅している

エアコンが正常に可動しているときはエアコン本体の運転ランプやタイマーランプは、点灯しています。

エアコンに何らかの異常が発生している場合、ランプが点滅したり繰り返しエラーを伝えます。

メーカーや機種によってエラーコードが異なりますので、メーカーホームページを確認の上自身で対応できる内容であれば

指示に従ってください。

 

3.エアコンから匂いがする

 

しばらくエアコンを使っていないシーズン初めでは匂いの強い食品やたばこ、ペットの内部に蓄積して匂いが出ることがあります。

特に梅雨や夏場など湿度が高い時期は感じやすい傾向があります。自動フィルター機能があるエアコンでも同様です。

しばらく、運転することで匂いが収まることがありますが、それでも匂いが取れない場合はエアコンのクリーニングが必要な可能性があります。

自分でできること

エアコンのフィルター清掃は自分でできるメンテナンスです。

エアコンのフィルターには埃がたまりやすいためこまめな

清掃をしなければなりません。

フィルターを掃除しなかったことによる故障は入居者の落ち度と判断され故障した際の費用を負担しなけらばならないこともあるので注意が必要です。

自分でできないこと

まず、費用が掛かるため賃貸物件の退去に必ずしも行うものではありません。フィルターを掃除しても匂いが取れない場合、

管理者へ連絡しましょう。

入居して間もない場合は、大家さんの負担でエアコンの内部洗浄を行ってくれるかもしれません。

ただし、清掃をほとんど行ってこなかった場合や自身が喫煙していたなど管理状況が良くない場合は、自己負担で対応しなければならない可能性が高いです。

仮に自己負担だったとしても、管理者の確認なく、業者を手配しエアコンの内部洗浄を行うことができません。

 

4.音がする

エアコンは少なからず音がするものです。

ただし10年以上前に製造されたエ室内機の音の場合

室内機から音がする場合フィルターを一度はずし取付直すことで改善することもあります。

室外機からの音の場合

エアコンの室外機は、冷房での運転時より暖房での運転時の方が音が大きくなります。冷房時よりも音が大きいと感じた場合は

故障の可能性は低いです。冷房時より音がうるさくなった同じ暖房使用時と比べても音が大きくなったと感じた場合は取扱説明書を

確認して下さい。室外機の使用はメーカーや機種によって異なります。

 

5.水漏れする

エアコンの室内機から水漏れが発生している場合は、故障の可能性が非常に高くなおかつ緊急性があります。

放置してしまうとエアコンの故障だけでなく壁紙やフローリング、建具などの腐食や汚損、カビの発生、ひどい場合は

下階での漏水などに繋がる可能性があります。

本体の後ろの壁を伝って漏れている場合

エアコンの排水ができていない可能性があります。ドレーンホースが詰まっている可能性が高いです。

放置してしまうとエアコンの故障だけでなく壁紙やフローリング、建具などの腐食や汚損、カビの発生、ひどい場合は

下階での漏水などに繋がる可能性があります。

 

6.冷えない・冷えが弱い

省エネモードで運転している

外気温が著しく高く、省エネモードで運転している場合冷えない冷えが弱くなる可能性があります。

通常運転で冷えるかどうかを確認してみましょう。

温まらない、温まり具合が悪い

適切に温度を設定しているか、暖房の場合、温度設定が適切な温度か確認しましょう。暖房で温度設定が低い場合設定温度をあげて様子見ましょう。

 

賃貸のエアコンが故障した場合エアコンが設備かどうか費用負担する際に重要になります。

ワンルームや1kでエアコンが1台の場合は設備である可能性が高いですが、LDKや2部屋以上の場合などではエアコン1台は設備でもう1機は自身で取り付けることが可能性としていることも多いです。

 

賃貸のエアコンが設備である場合

エアコンは大家さんの所有物ということになります。物件の設備として入居者が使用できることを意味しておりメンテナンス費用は原則大家さんが負担することになります。

ただしフィルター掃除を怠った場合など、入居者に過失がありエアコンが故障してしまった場合は、入居者が修理費用を負担しなければならないというのが原則です。

その他、リモコンの電池などの消耗品の取り換えは、入居者の負担とする特約を定めていることが一般的です。

 

賃貸のエアコンが残置物である場合

ワンルームやエアコンが1機の場合は設備である可能性が高いですが2部屋以上の場合や、居室とLDKがある場合ではエアコン1機は設備でもう1機は自身で取り付けることが可能としていることも多いです。

設置したエアコンを前入居者が大家さんに相談のうえで退去時に撤去せずおいていった物を使用していい場合があります。

この場合エアコンは設備でなく残置物として取り扱われます。

残置物は大家さんの所有物ではないため故障してしまった場合に大家さんの修理義務はありませんので実費で修理しないとなりません。

 

賃貸のエアコンが故障したとき勝手に業者を呼んで直すのはNG

賃貸のエアコンが故障したときに勝手に業者を呼んで直してはいけません。エアコンが設備の場合、エアコンの所有物は大家さんです。場合によってはメーカー保証期間の場合もあります。

安くメンテナンスを頼んでいる業者があるかもしれません。必ず管理者に連絡して対応してもらうようにしましょう。

ただし何度も連絡しているのにも関わらず一向に対応してもらえない場合、2020年の民放改正により、自分で手配することが認められるようになりました。ただし、トラブルになるのを避けるためにも、連絡はメールなど履歴が残る形で行うことをお勧めします。

 

最後に、

夏の暑い時期や真冬で凍えるほど寒い時期にエアコンが故障してしまうととても困ります。

焦る気持ちは当然ありますがまず落ち着いてセルフチェックしましょう。

また、エアコンの性能を維持するためにも日常にメンテナンスもとても大事です。急に困ることがないようにこまめに

清掃するようにしましょう。

 

 

 

 

建設現場で想定される事故と原因

建設現場の安全対策!!想定される事故と原因とは??

 

建設現場では様々な事故が発生します。これらの危険に適切に対応するにはその要因や原因を

知るところから取りかからなくてはなりません。

建設現場で想定される事故やその発生原因について解説します。

あわせて実際に多くの現場で採用されている安全対策についてもご紹介します。

 

建設現場では安全対策が難しいといわれる要因

建設現場は複数の要因により、ほかの職場よりも安全対策が難しいといわれています。以下は建設現場の安全管理を困難にしている要因です。

  • 作業内容が日によって異なる
  • 様々な業種の専門工事事業者が働いている
  • 単品受注生産である
  • 作業員の雇用期間が短く管理しずらい

建設現場は、業務だけでなく必要な安全対策が異なる業種の作業員や従業員が複数いる状態です。そのうえ、作業内容は日々異なるうえに、同じ建物を同じ現場で作る機会は一度きりしかありません。

安全対策をしようにも、作業ごとの対策が必要なうえに短いスパンで切り替わります。当然、安全対策のマニュアル化にも限界があります。作業をする作業員への継続的な教育や訓練も難しい状態です。安全対策がほかの業種よりも困難であるのも、ある意味当然といえるでしょう。

建設現場で想定される事故と原因

建設現場では、複数の業種が専門的な知識と技術を持って建物を作り上げています。様々な機械を用いて作業する分、想定される事故やその原因もたくさんあります。安全対策のためには、これらに関する知識が必要です。

まずは想定される事故とその原因について知っておきましょう。

建設現場で想定される事故

建設現場では様々な機械や建材・材料を使う関係から、想定される事故もたくさんあります。特によくあるのが、以下の事故です。

墜落・転落

足場などを使った高所作業では、墜落や転落の発生リスクが非常に高くなります。建設業での死傷事故のなかでも、最も大きいリスクでもあります。

墜落・転落と聞くと、高所から落ちるようなイメージを持つかもしれません。実際に、そのような事故もたくさん発生しています。しかし、実際はそれだけでなくトラックの荷台のようなあまり高さを感じないところから落ちて負傷するケースもあります。墜落や転落の安全対策は、高さに関係なく負傷の可能性がある場所なら必ず実施しなくてはなりません。

崩壊・倒壊

墜落や転落と同じくらいよくあるのが、崩壊や東海への巻き込みです。崩壊や倒壊は作業中思わぬタイミングで発生することがあります。また、大雨や台風などの自然災害が原因であるケースも少なくありません。現場で作業する作業員だけでなく、その近くにいた歩行者などを巻き込んでしまったケースもあります。

交通事故

事故が発生するのは、現場内で行う作業だけではありません。現場周辺や機器や建材・建設時に出たごみの搬入出ルートで発生する交通事故も、建設現場で注意すべき事故の一種です。交通事故に巻き込まれるだけでなく、作業員が加害者になるケースも十分想定できます。

また、道路工事や過料改良工事のように、車の走行が想定できる現場での作業中に、作業員が事故に遭うケースもあります。

激突

機械や建材を移動中、誤ってほかの従業員にぶつけてしまうのも、よくある事故のひとつです。軽微な接触でも衝撃が大きい分、被害が大きくなりがちな事故でもあります。

飛来・落下

建材や素材は、倒壊だけでなく飛来・落下の原因になります。強風であおられた建材や、高所から落下した素材が作業員に当たった場合などが該当するケースです。建材や機材だけでなく重機などの機械が落下したために、大事故につながった事例などもあります。

挟まれ・巻き込まれ

機械や機材に作業員やその体・衣類の一部が巻き込まれる・挟まれるのも、建設現場で発生しがちな事故の一種です。こちらも飛来や落下同様、状況により重大事故につながることがあります。

建設現場で事故が発生する原因

建設現場では様々な事故が発生します。事故の内容はそれぞれ異なっても、大元の発生原因は以下の3つのうちどれかが関係しています。

  • 作業員の意識・環境
  • 安全管理
  • 機械・道具

建設現場で安全対策を講じる際は、上記3つの原因を意識しなくてはなりません。適切な対策を取るためにも、原因に関する知識も身につけましょう。

作業員の意識・環境

作業員の注意力や集中力が低下していると、事故を誘発してしまう恐れがあります。注意力や集中力の欠如は、事前点検の抜けや漏れによる事故を招いてしまいます。

事故を招く原因は、作業員の意識だけではありません。環境も深く関係します。作業環境そのものが安全性を損ねる状況であった場合、落下などの事故を招く恐れがあります。

安全管理

事故の発生は作業員の意識や環境だけでなく、それらを管理する側が原因を作り出している場合があります。作業員の体調管理が不十分な場合や、人手不足で無理な作業をさせていた場合などです。

体調不良の状態で作業すれば、当然注意力や集中力も散漫になります。人手不足で無理な作業を行っている場合も同様です。

機械・道具

現場で使用する重機や機械・道具の欠陥や不備・劣化も、事故につながる要因の1つです。現場で使用するものの標準化が不十分な場合や、適切な点検と整備が行われていない場合も、この原因に該当します。

重機や機械・道具はいつの間にか摩耗し、故障していることも多いものです。万が一の事態を防ぐには、定期的な点検や整備を行わなくてはなりません。

建設現場の安全対策13選

事故の内容や原因は複数あります。様々な事故による影響を最小限に抑えるには、1か所・1つの対策だけでは不十分です。そのため実際の建設現場では、複数の対策が行われています。建設現場で実際に活用されている安全対策をチェックしてみましょう。

安全衛生管理計画を作成する

建設現場に関わる企業や事業者は「安全衛生計画」を作成しなくてはなりません。また、ただ作成するだけでなく、記載した以下の内容を実施する必要があります。

  • 安全衛生管理における基本方針
  • 安全衛生管理における目標
  • 労災防止対策
  • 計画に対する労働者代表の見解

上記の内容は記載されるものの一部です。このほかにも、実施期間や次年度計画における検討事項などを記載し、内容に沿って実施します。

定期的に機器を点検する

思わぬ事故を防ぐには、建設現場で使用する機器の異常をいち早く察知しなくてはなりません。そのためには、重機や機械などの大きいものから、工具や建材・安全器具などの身近なものまで、定期的に点検する必要があります。

点検のタイミングは詩行前後や自然災害発生後など、事故が起こる前や起こる可能性があるときに行うのが一般的です。また、やみくもに点検するのではなく、点検個所や内容を記載したリストを作成し、効率的に点検することも重要です。

上下・高所作業の安全対策を行う

上下作業や高所作業は、落下や転落などの事故が起こる可能性が考えられます。できることなら避けるべき作業ですが、これらの作業を完全に避けることは不可能です。万が一事故が発生しても、被害を最小限に防ぐ対策を行いましょう。

  • 高所作業場に落下防止用のネットを張る
  • 作業や移動において不安定になる恐れのある足場に手すりを付ける
  • 危険な場所での作業や移動では作業員同士で声かけをする
  • 足場が不安定な場所での作業や移動では安全帯を身につける

このように、上下や高所での作業でできる安全管理はたくさんあります。現場や施工する建物の状態などに合わせて、適切な方法を選択しましょう。

工法を確認する

工法は施工を効率的に行うだけでなく、作業員の安全を確保する要素があります。決められたルールに従って、正しく作業するのも安全管理における重要なポイントです。

作業手順書を施工前に作成し、作業員にルール順守の習慣を身につけさせることも、安全管理の一環といえます。また、元請や自社の責任者が定期的に現場を巡視し、危険行為をしていないかをチェックすることも大切です。

KY訓練を実施する

KY(危険余地)訓練とは、作業前に作業中に発生する可能性がある事故を想定した訓練です。作業員がそれぞれ業務中のリスクを想定することで、危険回避への意識を高める効果が期待できます。

作業は現場にいる全員で行うため、作業員ごとに意識がバラバラだとKY訓練を行っても意味がありません。実施の際は、現場で働く作業員全員が集まるときに行いましょう。

天候に応じた対策を行う

事故は大雨や台風・強風などの天候や、季節の変化によっても発生します。これらの対策もしっかり行いましょう。

たとえば大雨や台風の場合、足元が滑りやすくなることによる転倒リスクや、立地による浸水などの被害が予想できます。滑り止めや、浸水による被害を防ぐ対策が必要です。
風が強い日や季節は、軽い設備や資材が飛ばされる恐れがあります。この場合、重しや資材などをまとめておくロープの増設などの対策が有効です。

天気や季節による事故やトラブルは、それぞれ有効な対策が異なります。対策を講じるときは、発生前に必要な対策を調査・実施しましょう。

5Sを徹底する

5Sとは、以下の頭文字を取った言葉です。

  • 整理
  • 整頓
  • 清掃
  • 清潔

この5つの要素を徹底することで、事故の起きにくい環境を整備できます。労災予防の基本的な考え方です。

5Sを徹底して実施する習慣を企業全体で身につけることで、複数の事故要因を防ぐ効果が期待できます。

ヒヤリ・ハットを共有する

「ヒヤリ・ハット」とは、重大事故につながらなかったものの、直結する恐れのあった事例を指す用語です。医療や介護のように人命が関わる業種や、建設現場や工場のように、作業中重大事故が起こる恐れのある業種で使われています。

このヒヤリ・ハット事例を共有するのも、重要な安全対策です。現場で実際に目撃・体験した事例を共有し、全体で注意することで事故の予防につながります。

作業員を教育する

危険を予知するには、その内容や発生原因などを知っておかなくてはなりません。そのためには、作業員の危機管理教育も必要です。

事故は現場に入りたての頃だけでなく、慣れてきたときにも発生するため、現場入りしたタイミングや経歴に関係なく実施しましょう。全体で危機管理意識を共有するためにも、作業員の教育は業務開始前に実施しましょう。

コミュニケーションを強化する

作業員間で事故や危険回避に関する情報を共有するには、コミュニケーションを強化する必要があります。注意事項を共有しやすい現場を作るためにも、作業員間でコミュニケーションを取りやすい環境を整備しましょう。コミュニケーションの強化は、作業員同士のトラブルや連係ミスを防ぐ効果も期待できます。

労災に備え環境を整える

ここまで解説した対策を徹底しても、事故の発生をゼロにはできません。事故の予防だけでなく、万が一事故が発生した場合の対応も行いましょう。

労災や事故が発生した際に原因調査や再発防止対策をスムーズにできるよう、事前に環境を整えておきましょう。また、これらの内容を通常の業務フローにすぐ反映できる仕組みも必要です。建設現場での安全対策には、事故予防だけでなく万が一の事態が発生したときの対処も欠かさず行いましょう。

グッズを活用する

建設現場の安全対策には作業員用のグッズを活用することも重要です。主な安全対策グッズは下記の通りです。

  • ヘルメット

ヘルメットは作業現場に必須の安全グッズです。高所からの自身の落下、転倒をはじめとして飛来する物体から頭部を守るために不可欠な安全対策グッズです。

  • トランシーバー

建設現場では多くの作業員が出入りしているため、話し声や複数の重機の音などによって重要な指示が聞き取れないことがあります。込み入った現場でもトランシーバーを活用することで指示を耳もとで直接聞くことができます。

  • ハーネス

建設現場では高所作業も多く落下防止対策が必須です。高所作業ではハーネス及び胴ベルトの2種類のみが労働安全衛生法によって認可されています。高さ6.75m以下の作業では胴ベルトの使用が認められていますが、原則としてフルハーネス型の着用が推奨されています。

建設現場で事故が発生した場合の対応

現場で事故が発生したとき、まず何をすればいいのか知らないと適切な対処はできません。事故が発生したときの対応に関する知識も身につけておきましょう。

救命活動・二次被害の防止措置

事故が発生したら、すぐに現場への立ち入りを禁止し、作業員を対比させます。このとき、重機や機械の類もすべて停止しましょう。これらの対応はすべて二次被害を食い止めるための対処です。同時に、事故の状況を把握し、救助活動と救急車などの手配を行います。救助活動は安全が確保できる場所で行いましょう。救急車が来るまで、救命処置や応急手当てをしてください。これらの状況に対応するために、AEDや救急キットを用意しておくとより安心です。なお、これらの用意をする場合は、作業員全員に場所と使い方を周知しておきましょう。

並行して、現場責任者や該当する役職に第一報を正確に報告し、指示を仰ぎます。救急車が到着したら、救急隊員の指示に従いましょう。負傷者には必ず付添人を同行させます。また、治療の経過報告も定期的に行わせましょう。

 

事故現場の保全と調査

事故の原因を突き止めるには、発生個所の保全が必要です。事故現場は片づけず、調査を受けられる状況を確保しておきましょう。調査の際は警察や労働基準監督署の聞き取りも行われます。必要な情報はある程度まとめておきましょう。

 

災害調査の書類準備

事故調査では書類の提出も行います。必要書類で用意できるものはあれば、事前に作成しておきましょう。調査で活用されるもののうち、新規作成するのは以下の書類です。

  • 災害速報
  • 災害発生までの経緯を時系列純に記録した書類
  • 現場写真と説明文書
  • 被災者および会社名・会社概要・職長や作業責任者が確認できる書類
  • 事件現場の見取り図

書類を用意する際は、不備などのないようご注意ください。

 

建設現場で事故が発生した場合のペナルティ

事故が発生してしまうと、関係者への損害賠償はもちろん、企業そのものにもダメージが与えられます。

  • 事故に関する保険の保険料の値上がり
  • 再発防止対策に向けた費用
  • 事業発注者からの指名停止措置
  • 現場監督の過失責任を問われる
  • 企業の信用やイメージダウンによる顧客離脱

事業の運営において致命的なものばかりです。これらのペナルティを受ける事態を避けるためにも、普段から現場の安全対策は入念に行いましょう。

賃貸の火災保険について

賃貸の火災保険とは??

入らないとどうなる?保険料や補償額の相場はいくらが妥当?自分で加入する流れや相場も解説

 

 

賃貸契約の際に必ず加入を求められている火災保険。

当たり前のように加入の申し込みをしている人も多いはず。

しかし、賃貸の火災保険の内容について理解できているだろうか?賃貸の火災保険とはどのようなものなのか

保険料や補償額の相場は適正なのか。

いわれるがままに契約してしまうと思わぬ出費になることも。

 

火災保険の基本と最新の制度改訂

2024年の制度改正で話題となっているのが、火災保険の保険料。損害保険料率算出機構によると、2024年10月より

火災保険の参考準率を全国平均で13%上げると発表されそれに従い各社の保険料も引き上げられる。

実際には、築年数、地域、建物の構造によっても保険料は変わるため一律ではなく地域によっては保険料が値下げとなり

あるいは、20%以上の値上げとなったりさまざまです。

 

そして大きく変わるのが、水災補償。

今まで全国一律だった水災率をリスクの度合いに応じて1~5等地と細分化。水害被害が多い地域は保険料が高く、その最大が

5等地。被害が少ない地域は保険料も安く、5等地の保険料は1等地に比べて約1.2倍となる。

 

 

賃貸で火災保険は必須?強制加入?

火災保険の加入は強制ではないが、冒頭で述べた通り必須といえるだろう。

火災保険に入らないで万が一火災などの大きな事故を自分が

起こしてしまった場合、建物自体は大家さんの火災保険でカバーできるとしても、自分の家財や復習費用、隣家への補償など

は、大家さんの火災保険には頼れないのだ。賃貸契約の際に火災保険に加入するのは必要なことだ。

 

賃貸で火災保険が必要な理由

 

・もらい火の場合でも家財の損害は自己負担になるから

もらい火の場合、建物の損害については大家さんの火災保険で補償される。しかし、家財の損害までは補償してもらえない。

家電や家具などの家財の損害を補償したい方は火災保険に加入しておこう。

・賃貸物件には現状回復義務があるため

火災や水漏れで部屋に損害を与えた場合、部屋を入居時と同じ状態にする原状回復義務がある。

経年劣化部分に関しては原状回復できないが、不注意で損害を与えた部分などは契約者が自己負担で修復してから

撤去しなければなりません。

万が一、自己負担で修復できない場合、大家さんに損害賠償金を支払う必要があるが、それを準備できないときでも

火災保険で準備することができる。

・ほかの住人に損害を与えた場合のため

水漏れなどで同じ建物に住む住人に損害を与えた場合、損害分を補償する必要がある。

自分で支払うとなると大きな負担となる可能性があるため、火災保険で備えておくといいでしょう。

 

賃貸の火災保険料の相場

不動産会社から提示されるプランについてはよく検討しましょう。

本来、所有している家財などは人それぞれで補償金額も異なるはずだが大抵の場合は、すべてがセットされた特定の

プランしか提示されないことが多い。

家財保険は年齢によっても異なるが単身世帯は100~500万、二人暮らしで500~1500万、三人家族で600~1600万と言われている。

1人暮らしでそれほど家財もないのに家財補償がほんとに500万必要なのかは考えるべき点です。

また、借家人賠償責任保険、個人賠償責任保険が1000万程度というケースも少なくない。

しかし万が一の時は、自防事故に発展する可能性も考えると補償額は1億円といったプランが安心といえるでしょう。

火災保険は建物の構造や地域補償内容によって大きく変わる。

 

・地域による保険料の違い

なぜ、住むエリアによって火災保険料が設定されているのか。それは、エリアによっては災害の危険度が違うから。

九州は台風や豪雨など過去に大きな傾向にある。だが、それは持ち家の場合。賃貸ではそんなに差異はない。

 

補償内容による保険料の変動

補償内容によって保険料が異なるのは、どの保険でも同じ。

火災保険の場合、火災以外にも台風などの風災、洪水、土砂崩れといった水災、大雪などの雪災、盗難、水漏れなど保険のプランに応じて補償範囲は様々。

また、近隣住民に与えた損害をカバーする個人賠償責任保険や地震に備えた地震保険などの補償を加えることもできる。

リスクに備える補償や特約をふやせば補償は手厚くなるが、保険料も高くなる。

また、火災・落雷などの火災に関する補償のみにすれば保険料は低く抑えることができる。住まいの環境に合わせて、

どんな補償が必要か見極め組み合わせを考えよう。

 

火災保険を抑えるポイント

賃貸契約を締結する際には紹介された保険会社のプランをそのまま契約してしまうことが多tいのではないでしょうか?

賃貸契約で保険会社や契約内容が指定されている場合を除けば、自分で必要な補償を選んで契約した方が保険料を安く抑える

事ができる。

・家財の補償が多すぎる場合には金額を検討する

・特約の種類と内容をチェックして不要な特約は外す

・シンプルなプランも検討する

賃貸住宅用の火災保険に加入する場合でも、給排水管の破損による家具の損害は対象外、

空き巣による家財の盗難被害は対象外、などのように契約内容によってさまざまなプランがある。

保険料はシンプルにな程安くなる傾向にあるため、必要な補償に交じりこんだプランを選べばその分の保険料を抑えることができる。

・保険期間や支払い方法を工夫する

火災保険の保険料は契約期間が長いほど安くなる傾向がある。

そのため保険料を抑えるには1年更新ではなく賃貸契約の更新に合わせて2年契約にするなど長期契約にするといい。

保険料の総額は月払いより年払い、年払いより一括払いの方が安くなるため支払い方法も考えるといいでしょう。

 

地震保険の加入は火災保険とのセットのみ

 

いつどこで起きてもおかしくない地震。持ち家の購入の場合は地震保険への加入が進んでいる。では、賃貸物件の場合は加入するべきだろうか。賃貸物件の建物自体は、賃主が地震保険への加入を決める。

賃借人が加入するのであれば家財保険同様、自身の家財のために加入するということになる。

ただし、地震保険は単独で加入することができず、火災保険とセットで加入するしかない。

その際、補償額は家財保険の補償額の最大50%まで。さらに地震による被害、倒壊の状態によって補償額も変わってくる。

 

地震によって引き起こされた火災の倒壊については家財保険では補償されない。そのため、地震保険への加入を

考える必要があるものの持ち家ではなく、賃貸で、加入すべきかどうかは検討の必要があります。

建物自体は賃借人が気にすることではなく自分の家財の破損、流出などによるリスクを地震保険で賄いたいのか、保険料負担との兼ね合いで検討すべきだろう。

 

火災や地震などの被害にあったとき、当面の生活を立てなおすには火災保険、地震保険は頼りになるものです。

しかし、賃貸物件もさまざまな観点で物件選びをするようになり保険についても補償内容をきちんと理解し、

比較検討する事も大事。

万が一に備えるための保険は安心につながると同時に困ったときはほんとに使えるものでなければなりません。