お知らせ

お家の地震対策

日本で起きている地震の割合

日本は毎年多くの自然災害が発生しており、災害大国と呼ばれています。豪雨や台風、火山の噴火など多くの自然災害があります。

原因は地震の原因となる岩盤プレートが他の国と比べて多く重なった場所に位置しているためです。

自宅の地震対策

家具の転倒防止

本棚、照明、冷蔵庫、テレビ、食器棚など重たいものなどは固定しておくことが大事です。

棚や冷蔵庫などは転倒防止グッズを取り付けましょう。

ガラス張りであればガラス飛散防止フィルムを貼りましょう。

家具の配置確認

部屋の出入り口付近や通路には家具を置かない

出入口付近に置いた家具が倒れてドアが開かなくなったり、廊下に置いた家具が倒れて通路を塞いでしまったりすることがあります。

避難経路が塞がれるのを防ぐために、出入り口の近くや廊下などに家具を配置しないようにしましょう。

背の高い家具はベッド・布団から離して設置する

背の高い大きな家具をベッドや布団の近くに設置しないようにしましょう。どうしても必要で大きな家具を設置する場合は枕元に置かないようにするなど工夫をしてケガのリスクを下げましょう。

重いものは低い位置に置く

重いものを低い所へ置くことで、重心を下げ家具を倒れにくくしましょう。例えば、食器棚では陶器やガラスでできた大きくて重いもの、本棚では百科事典などの重い本を下段に入れると、家具全体の重心が下がるので倒れにくくなります。

重いものが高い位置から落ちてくると非常に危険なため、重いものは低いところで置くようにしましょう。

避難グッズの準備

非常用の持ち出しに入れておく必需品

  • 飲料水バッグ(1人あたり500ml×3本)
  • 手間なく食べられる食料(1人1日あたり3食分)
  • 携帯トイレ(1人1日あたり1日約8回分)
  • LEDライト、ランタン
  • 電池式のモバイルバッテリー
  • マスク(1人1日あたり約3枚)
  • 常備薬、持病薬
  • 保険証のコピー
  • 印鑑
  • 現金(公衆電話用の10円玉を含ませる)
  • 紙のハザードマップ

大建工業から引用

 

そのほかにも、避難場所の確認などご家庭で話し合ったりして万が一のために備えましょう!!

ドローンによる屋外点検

ドローンを利用して屋根を点検できることをご存じですか?

ドローンはテレビ業界のみならず、多くの分野で実用化されています。その一つが、点検分野です。ドローンは安定した飛行により高品質な空撮を行うことができるため、屋根の点検に用いられています。

 

高所や危険作業、慢性的な人手不足など業務の自動化を推進します。

安全性向上: 危険な場所での点検作業をドローンによって行うことで、作業員の安全を確保しています。具体的には、酸素欠乏症の危険を伴う地下ピット内や、足場を使用しないと点検できない高所などでの点検作業が可能です。目視点検と同等レベルの成果を提供し、作業日数を削減しています。また、LiDARにより屋内でのドローンによる撮影位置の特定が可能であり、足場を使わないと点検できなかった高所などでも有効です。

コスト削減: 作業員が地下ピット内に立ち入ることなく、安全な場所での目視点検が可能となり、換気作業などのコストを削減しています

屋根が傷むリスクが無い

 ドローンは屋根に接触することなく点検を行うことができるため、点検作業によって屋根が傷んだり壊れたりするリスクはありません。人が屋根の点検を行う場合は、どうしても屋根の上を歩く必要があるため、屋根が傷む可能性があるのです。

業者と共に屋根の状態を確認できる

 ドローンを用いた屋根点検の場合、ドローンが空撮した映像を元に点検を行います。タブレットで映像を確認することができるため、点検業者と共に屋根の状態を確認できるのが特徴です。

 

とっても魅力的ですが、ドローンは建築・土木の現場に導入されて日が浅いですよね。
ドローン本体自体も開発途上にあり、これから先、もっと現場とマッチング技術をともなって、さらなる活用法が生み出されることに期待したいです!!
これから暑くなってきますが作業員の皆様、体調管理しっかりして現場盛り上げていきましょう!!
子育てしやすい物件

賃貸住まいでのメリット、デメリット

住宅設備の買い替えが不要💡

賃貸住宅の所有者は大家さんなので、賃貸住宅にもともと備わっていた住宅設備の定期メンテナンスや、定期的な入れ替えは基本的に大家さんがおこないます。給湯器や冷暖房設備など、買い替えるとかなりの出費となる設備も自分たちで買い替える必要がないため、住設にかかる費用を抑えることができます。

畳もおすすめ💡

子育て中の家族に優しい特性が多い!!

肌ざわりも優しく、赤ちゃんや子供が転倒しても衝撃を吸収しケガのリスクを抑えてくれます。フローリングに比べて吸音性が高いのも特徴です。

畳は吸放湿性や断熱性にも優れています。

和室がある賃貸物件は、洋室だけの物件い比べて同じ条件でも比較的

家賃が安く設定されています。

デメリット🌀

子どもが出す生活音に気を付ける必要がある

子育て中のご家族が住む家の中では、子どもが元気に遊びまわることで生活音が大きくなりがちです。

こどもの生活音が近隣の世帯に迷惑となる可能性もあるため、騒音の問題には注意が必要です。

 

ペットが自由に飼えない

賃貸住宅は一般的に「ペット不可」の物件が多く、それらの住まいでは犬や猫、小鳥などのペットを飼育できません。ペット可の賃貸物件も増えてはいますがおおむね家賃相場が高く、飼育可能なペットに制限が設けられていることも少なくありません。

 

 

このほかにも子育てをしていく中でデメリット、メリットでてくると思いますが

その際は私たちにご相談くださいね⭐

お家の壁お掃除方法!!

お家の中のお掃除は日常的にしてると思いますが、お家の外壁のお掃除はしたことありますか??

気にしたことない方も、気になってきたという方も今日の記事を読んで参考にしてみてくださいね😊👌

 

基本は水洗いです!!

水で落ちない汚れは、食器洗い洗剤や中性洗剤を薄めたものと、柔らかい布やスポンジを使用してみてください。

高圧洗浄は塗装などコーキング部分を傷める可能性があるためおススメしません。

 

モルタル

軽い汚れの場合は、ブラシやモップを使用してください。

ひどい汚れの場合、高圧洗浄もできますが水圧に耐えられない場合があるため低い水圧から試してみましょう。

金属サイディング

水洗いで表面の汚れを落としたのち、柔らかいスポンジや布でさらに汚れを落とします。

傷がつくとそこから錆が発生します。

たわしやブラシなどは避けて下さい。

 

家にあるアイテムでも可能ですが、業者さんにお願いするのが

きれいに仕上がりベストです。自分の力じゃだめかも、、といった方はぜひ

わたくしたちにお任せください⭐

 

 

建設現場の事故とリスク

建設現場の事故とリスク、そして必要な安全対策とは??

高所作業や重機の使用機械が多い分、安全管理のもとに作業を実施しています。それでも完全になくすことはまだできないのが実情です。

 

事故が発生する原因

・作業現場の環境要因

高所の作業場に手すりを設置していなかったり、足場が確実に組み立てられていなかったりです。

・管理的要因

作業員の体調管理がきちんと行われていなかったり機械や器具の欠損や不備などによって事故になるケースです。

人手不足が指摘されてる今、看過できない要因の一つとも言えます。

・事故発生の高い時期

例えば暑さがピークになる8月は熱中症になる人が多く、事故発生のリスクも上がります。

また、寒暖差によって体調を崩しやすい冬季期間中も危険です。

 

建設現場以外で想定される事故以外のリスク

・窃盗、盗難

多くの作業員が立ち入って作業します。屋外作業では関係者以外の方が立ち入れる状況になってるケースも

あるでしょう。そのような状況下では持ち物や資材が盗難にあう可能性もあります。

 

皆様これからも安全第一に頑張っていきましょう!!!

 

一人暮らし注意点!

この季節になると引っ越しや一人暮らしを考えたり始めたりする方が多いのではないでしょうか?

実家から急に一人暮らしや、上京する方など不安がたくさんありますよね、、、

なので今日は、一人暮らしをする際の注意点などお客様からのリアルな声も紹介していきたいと思います👌

 

日当たり・風通しが悪かった

お引越しの理由として、よく聞く理由ナンバー1が「日当たりが悪い」です。
日中は部屋にいないから、と思っていても、日当たり、風通しが悪い部屋ではカビなども発生しやすいです。
こればっかりは、自分ではどうしようもないので、お引越しの理由になりやすいのかもしれません。

内見をする時間帯を日当たりが確認できる時間帯にしたり、

クローゼットの隅やお風呂のカビも確認するといいです。

収納が少なかった

収納が少なく、暮らしてみると部屋がもので溢れて狭くなってしまう、というお悩みも、とても多いです。

私もこの経験があります。引っ越しの際に断捨離したつもりなのに

収納が足りませんでした、、、。
クローゼットの広さはもちろん、自炊をする人はキッチンの収納、掃除道具やメイク道具をしまう場所など、自分の生活スタイルに合わせて必要な場所に必要な収納があるかを確認しましょう!!

近所に買い物や食事ができる施設がない

自炊をする人ならスーパー、外食派なら飲食店。
毎日の生活に必須の施設が少ないと、暮らしにくいです。

一人暮らしとなると節約する為に自炊を始める人もいるのではないでしょうか?

コンビニやスーパーが近いととても便利です!!

              粗大ゴミの申し込みが間に合わなかった

               粗大ゴミの回収は、自治体に申し込むのが一番安く済む方法です。
ただし、自治体によって回収の日が決まっているため、忘れていて引越し日までに間に合わなかったというケースが多いです。

                 粗大ごみ回収、安く済ませたいですよね。

                 しっかり日にち確認しておきましょう!!

               お客様の声

 

⭐部屋の契約アンペアが小さくて、冬場にエアコンと電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちて、暮らしにくかった。事前に聞いておくべきだった

⭐夜すごく暗い閑静な住宅街だったので、歩くのがとても怖かった。部屋を見学するときは、昼間だけじゃなくて、夜の周りの環境も見たほうが女性は良いと思う。

⭐家賃を安いところにしたら、WiFiが設置できない物件だった。ポケットWiFiしか使えず困った。

などなど沢山ありますが、不安な事や分からないことはどんどん

                                     聞いてください!!!

お部屋探しは僕たちにお任せを!!😊👌

建設業の魅力について

お久しぶりです👷

しばらく更新できていませんでしたが、また更新頑張りたいと思います!!

今日は建設業の魅力をお伝えしたいと思います😊

 

建設業は、全ての産業を支える仕事

自動車・医療・金融・外食・不動産・・・など、たくさんの業種・職種が存在しますね。その中での建設業の位置づけとしては、これら「全ての産業を支える業種」だということです。車を作ったり走らせたりするにも、工場や道路が必要です。病院・銀行・飲食店の運営にも、建物が必要です。つまり、私たち建設業がなければ、どんな産業も成り立たないのです。そういった意味で、建設業は今後もなくてはならない存在なのです。

建設工事の魅力

こういった「社会貢献への実感」をしやすい点は、建設工事の大きな魅力です。あとは、ホワイトカラーに比べると圧倒的に体を動かす機会が多いため、スポーツのような感覚で汗をかきながら働くことが出来ます。その上で任務を遂行した後の喜びと達成感は、一味違ったものがあります。

            高い社会貢献度が建設業界の魅力・やりがい

建設業界が行う仕事は、人々の暮らしを支える街づくりを担っています。暮らしに欠かせない住宅はもちろん、水道や電気、橋や道路などのインフラ、災害の復興作業など、社会貢献度の高い仕事に携われます。人々の役に立っていると実感できる仕事は、大きなやりがいにつながるでしょう。

 

              大勢の仲間と造り上げる達成感

設計者、工程管理、現場管理、作業者など役割もさまざまです。
それら全ての人が協力し合い、造り上げるのが建物であり構造物です。
誰か1人でも欠けてしまったら、その建物も構造物も造れなかったでしょう。

同じ仕事に携わったにもかかわらず、一度も顔を見ることがなかった人もいると思います。
ですが、そのような大勢の仲間が自分の仕事を支え、さらに自分もその仲間たちを支えたからこそ建物や構造物が完成したのです。

これだけの大きなスケールの仕事ができるのも、建設業ならではといえます。
特にスケールの大きな建物や構造物が竣工した際の達成感は、その人たちにしかわからない感動ですね。

 

最近では、女性も建設業界に進出するケースが増えており、多様な人材が求められているため、未経験者でも活躍の場が広がっています。

性別関係無くいろいろな方が活躍できるお仕事は素敵ですね。

皆様これからも支えあいながら建設業盛り上げていきましょう!!!

 

 

 

 

子連れ引っ越しの大変さ

初めまして。鈴木といいます!

今日は子連れ引っ越しについてです。私も子連れ引っ越し経験者ですが、家事育児お仕事にプラスして引っ越し準備はとても大変でした、、、

スムーズな準備と当日の注意点を紹介!

予期せぬタイミングでぐずったり、危ないものを口にしようとしたり……赤ちゃん連れの引っ越しは、大人だけの引っ越しよりも何倍も大変なものです。

そこで働くママさんパパさんに少しでも役に立てればと思います!

前日や当日の荷物を選り分けておく

 

引っ越し後すぐに使う必要がある赤ちゃんのお世話グッズと、そうでないものとを選り分けておきましょう。

お気に入りのおもちゃやおむつ、哺乳瓶や着替えなどは新居ですぐに使う可能性が高いです。

必要なアイテムは引っ越し前夜にまとめて段ボールに詰めておき、引っ越し当日は一番最後に搬出してもらうように段取りしましょう。

そうすることで、新居に荷物を搬入したあとも、赤ちゃんのお世話に必要なアイテムをさっと取り出すことができ気持ちの余裕にもつながります!

 

子ども担当の大人を決める

引っ越し当日は、赤ちゃんのお世話担当の大人を誰にするか決めておくと、段取り良く引っ越し作業を進めやすくなります。

赤ちゃんのお世話担当はママ、引っ越しにまつわる作業はパパ、など、夫婦で事前に役割分担をしておけば、引っ越し当日も赤ちゃんから目を離すことなく安全に作業できます。

祖父母や兄弟などに赤ちゃんの面倒を見てもらえそうな場合は、引っ越し当日は親族に赤ちゃんを預けることを検討してみても良いでしょう。

近くの保育園を探して一時保育の手続きをしておくのも便利でした👌

 

ゆとりをもったスケジュールで

急な発熱や予期せぬ怪我など、赤ちゃん連れの引っ越しは準備段階から思いがけないトラブルが起きやすいです。

直前になって慌てることがないよう、できるだけゆとりを持ったスケジュールを組むのが大切なです。引っ越し後の片付けもあまり焦りすぎず、数ヵ月単位で少しずつ進めていくよう計画しておきましょう。

そのほうが気持ちに余裕を持って、赤ちゃんのお世話と引っ越し作業を両立できるはずです。

 

最後に新しい環境に慣れるまで一緒にゆっくり

引っ越しは、赤ちゃん連れとなるとさらに大変さが増してしまうもの。

赤ちゃんだけでなく、ママ・パパも引っ越し後しばらくの間は、忙しさや疲労感でついイライラしてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは、赤ちゃんを寝かしつけたあとに息つく時間を設けるなど、リラックスできる時間を意識して取るようにしましょう。

新しい環境に慣れるまでは、引っ越し後の片付けよりも家族のストレスケアを第一に考えることで、赤ちゃんも大人も新天地での生活を楽しみやすくなりますよ。

初めまして!!

今月から株式会社Y’supの事務員として勤務することになりました鈴木と言います。

 

今までは、飲食店での仕事をしていましたがご縁を頂きこの度初めて事務員として足を踏み入れることになりました。

時短勤務ですが、その中でも会社のご期待に応えられるよう最善を尽くしますので

どうぞよろしくお願いいたします。

会社初の女性社員ということで、皆さんとコミュニケーションを取りながら会社になじめたら

嬉しいです。

新しいことを覚えるのは好きですが、まだまだ分からないことが多いので

まずは早く事務所での業務を覚えて、サポートできるように頑張ります!

 

何卒よろしくお願いいたします。

 

仲介手数料だけを気にしていると大損?

不動産売却の仲介手数料とは?何に対して支払う費用?

不動産売却の際にかかる仲介手数料とは、何に対して支払う費用なのでしょうか
不動産売却の際にかかる仲介手数料とは、何に対して支払う費用なのでしょうか

不動産の売却時にかかる仲介手数料とは何のための費用なのでしょうか。その意味や一般的に含まれるものを解説します。

不動産会社の売却活動に対する成功報酬

仲介手数料は、売却を依頼した不動産会社に、売買契約成立に対する報酬として支払う手数料です。

不動産の売却活動で、不動産会社は広告、販売するための情報収集(物件調査)をおこない、物件情報をレインズや不動産ポータルサイト、自社ホームページに掲載し広く買主を募集します。
仲介手数料には、これら一般的な広告費や人件費、契約書や重要事項説明作成などの契約事務に加え、司法書士の手配、引渡しまでのサポート業務が含まれています。

出張費や特別な広告宣伝費は別途支払い

不動産事業者の業務を定める宅地建物取引業法では、仲介手数料の上限を定めています。不動
産会社は原則として、仲介手数料以外の報酬を受け取れません。

ただし、売主からの依頼を前提に、売却に必要な出張費や特別な広告費など、仲介手数料とは別に費用が発生する場合があります。

例えば、遠隔地の物件の売却にかかる交通費や宿泊費、仲介手数料の範囲内でまかなうことができない多額の費用をともなう広告費、地盤調査や建物調査にかかる費用などです。

不動産売却の仲介手数料はいくらかかる?

不動産売却において仲介手数料はいくらかかるのでしょうか
不動産売却において仲介手数料はいくらかかるのでしょうか

不動産売却の仲介手数料の計算方法や相場を解説します。

仲介手数料の上限は決まっている

売却価格に応じて仲介手数料の上限は3~5%と変動します

上図のとおり、不動産会社が受けとれる仲介手数料は、売却価格帯に応じて上限金額が定められているため、それを超えて請求できません(宅地建物取引業法46条)。

仲介手数料の計算方法

仲介手数料は価格帯によって手数料率が定められています。契約金額が400万円を超える場合、仲介手数料の簡易的な計算方法があります。

仲介手数料(上限)=契約金額×3%+6万円+税

例えば、売買価格が4,000万円の場合の仲介手数料は以下のようになります。

4,000万円×3%+6万円=126万円(税別)
仲介手数料には消費税(10%)がかかるため138万6,000円(税込)となります。

仲介手数料の相場

一般的に仲介手数料の相場はありません。仲介手数料は、法律上の上限を超えなければ自由に設定できます。

そのため、仲介手数料半額や契約金額に関係なく一律料金の報酬体系をとる会社もあれば、取引時の状況(両手取引や競合相手の有無など)によって変わる場合もあります。

仲介手数料の相場はありませんが、多くの不動産会社では、仲介手数料上限、いわゆる正規仲介手数料を採用しています。

仲介手数料を含め、売却にかかる費用の相場を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

低廉(ていれん)な空き家には特例がある

仲介手数料の額は、低廉な空き家、具体的には400万円以下の土地または建物の売買取引で特例があります。

仲介手数料とは別に、現地調査にかかる費用を18万円(消費税別)まで報酬として請求できる特例です。地方の空き家のような売買価格が低く、仲介手数料報酬も少なくなる取引が該当します。

中古住宅の流通促進を図るための特例ですが、売主の仲介手数料に対してのみ認められるもので買主には適用できません。

不動産売却の仲介手数料はいつ支払う?

不動産売却の仲介手数料を支払うタイミングはいつでしょうか
不動産売却の仲介手数料を支払うタイミングはいつでしょうか

不動産売却の仲介手数料は、売買契約成立に対する成功報酬です。契約が成立するまでは支払う必要はありません。

売買契約が成立すれば仲介手数料全額を請求されても違法ではありませんが、一般的には、売買契約時に仲介手数料の半金、残りを決済・引渡し時に支払います。

不動産取引は売買契約が成立して終わりではありません。そのあとも、決済・引渡しにむけて、司法書士の手配や引渡し前の物件・設備の確認、各種費用の清算書の作成などの業務が残されていることから、商慣習上このような取扱いが多くなっています。

支払い時期は、不動産会社に売却を正式に依頼する時(媒介契約締結時)にしっかりと確認しましょう。

不動産売却の仲介手数料は値引き交渉できる?

不動産売却の仲介手数料は値引き交渉できるのでしょうか
不動産売却の仲介手数料は値引き交渉できるのでしょうか

仲介手数料に上限はあるものの一律に決められた基準がないのであれば、値引き交渉ができるのでは?と思われるかもしれません。

値引き交渉自体は可能です。状況によって応じてもらえる場合もあるでしょう。ただ注意点があります。値引き交渉のリスクと、しないほうがよいケースを解説します。

値引き交渉が売却活用に与えるリスク

仲介手数料の値引き交渉をしたときの売却活動への影響も踏まえておくべきでしょう。

不動産会社の担当者は複数の物件を抱えているなか、手数料が他より低い物件だと、優先順位が下がったり、広告費をかけてもらえなかったりすることも考えられます。

また、仲介手数料が低い分できるだけ早く売却したいことから、買主からの価格交渉に対して売却価格の値下げをすすめられる可能性が高くなるかもしれません。

値引き交渉しないほうがよいケース

価格交渉をしないほうがよいケースもあります。欠陥や事故履歴がある物件の売却や、相場よりかなり高値での売却など、難易度が高い物件の、値引き交渉はおすすめできません。

他の物件以上に売却に手間や時間がかかるうえ仲介手数料が少ないとなると、担当者の売却活動にかけるモチベーションが下がりかねないからです。

また、不動産会社への売却の依頼の仕方として、1社のみ依頼する方法(「専属専任媒介」あるいは「専任媒介」契約と、複数の会社に依頼できる方法(「一般媒介契約」があります。複数の不動産会社に売却を依頼する場合、売主が他社と成約してしまえば仲介手数料を得られないため、値引き交渉は難しいでしょう。

仲介手数料が半額・無料の不動産会社ってどうなの?

仲介手数料が半額・無料の不動産会社は魅力的ですが、リスクについても考えておきましょう
仲介手数料が半額・無料の不動産会社は魅力的ですが、リスクについても考えておきましょう

広告やサイト上で、集客面や他社との差別化のために仲介手数料を半額、無料としている不動産会社を見かけることがあります。

しかし、売却の仲介手数料が無料になることは基本的にありません。売主の仲介手数料が無料となると、不動産会社は買主側からもらうしかなくなります。

この場合、購入希望者が限定されてしまう弊害をもたらす可能性があるため、おすすめできません。

一見魅力的な「仲介手数料半額・無料」の不動産会社ですが、他の部分で損をするリスクもあるので、一概にはいえないことを理解しておきましょう。

仲介手数料が安いほどいいわけではない

不動産売却において、仲介手数料が安ければいいというわけではありません
不動産売却において、仲介手数料が安ければいいというわけではありません

不動産売却において、仲介手数料が安いほどいいわけではありません。

不動産会社に売却を依頼する一番の目的は、より高く、より確実に売却することです。不動産は高額であると同時に相場がわかりにくい商品でもあるため、価格設定や買主との交渉で間違うと大きな損失につながる可能性があります。

そのため、査定価格や売り出し価格の設定、販売方法、買主との交渉など、安心して任せられる会社であるかが重要です。

また、会社だけでなく担当者の対応や相性も大切です。売却をスタートしてから引渡しが完了するまで、数カ月から長ければ1年以上かかる場合もあります。その間、担当者から販売状況の報告を受け、さまざまな相談をしながら進めるため、信頼でき、しっかりとコミュニケーションがとれる担当者であることが重要です。

不動産会社は、仲介手数料の額だけでなく、価格設定や販売方法など提案内容、担当者の対応や相性などを総合的に判断して決めましょう。

売却をキャンセルしたら仲介手数料は支払わなくていい?

売却するのをやめた場合、仲介手数料は払わなくてもいいのでしょうか
売却するのをやめた場合、仲介手数料は払わなくてもいいのでしょうか

もし、売却を途中でキャンセルした場合の仲介手数料はどうなるのでしょうか。
売却をキャンセルする時期が売買契約成立前であるのか、売買契約成立後(この場合は契約解除になります)で取扱いは異なります。

売買契約前のキャンセル

売買契約前のキャンセルで仲介手数料を支払う必要はありません。仲介手数料は売買契約成立した時に初めて請求できるものだからです。

ただし、媒介契約期間中に契約を解除した場合、売却を依頼する時に不動産会社と締結する媒介契約の種類や内容によって、売却活動にかかった経費や違約金が請求されることがあります。

依頼時に不動産会社と締結する媒介契約書の内容をしっかりと確認しましょう。

売買契約後のキャンセル(契約解除)

売買契約締結後に、売主の自己都合で売買契約を解除する場合、不動産会社は仲介手数料を請求でき、売主は支払う必要があります。

ただし売買契約の解除でも、手付金を放棄して契約を解除する「手付解除」や買主の住宅ローンの承認が得られず契約が解除される、「住宅ローン特約による解除」などさまざまなケースがあります。

例えば、住宅ローン特約による解除のような売主にも買主にも責任がないケースでは、不動産会社は仲介手数料を請求できず、売買契約時に支払った仲介手数料を返還してもらうことができます。

一方で、売主の自己都合による契約解除で、売買契約成立に尽力した不動産会社には何の落ち度もなければ、仲介手数料を支払う必要があります。

契約が解除になった場合の仲介手数料の取扱いを、媒介契約締結時にしっかりと確認しましょう。

まとめ

不動産売却の仲介手数料とは?

売却を依頼した不動産会社に、売買契約が成立した時に支払う成功報酬です。

不動産売却の仲介手数料はいくら?

宅地建物取引業法で売買価格に応じた仲介手数料の上限が定められており、簡易的な計算式は「売買価格×3%+6万円+税(契約金額400万円超えの場合)」です。

不動産売却の仲介手数料は値引きしてもらえる?

仲介手数料の値引き交渉自体は可能です。値引き交渉に応じてもらえるケースもあるでしょう。ただし、不動産をより高く確実に売却する意味では、デメリットとなることもあるため慎重な判断が必要です。

不動産売却の仲介手数料について解説しました。

不動産の売却では、物件の売れやすさやかけられる販売期間、住宅ローン残債の有無など売主の事情によってさまざまな状況が考えられます。

不動産売却を成功させるためには、そういった状況を踏まえ、適切な価格設定や販売方法を提案してくれる不動産会社を選ぶことが大切です。

仲介手数料の安さだけで不動産会社を決めてしまうと、不動産の売却自体がうまくいかない可能性もあります。

仲介手数料だけでなく、不動産会社や担当者の提案や対応など総合的に判断して不動産会社を選びましょう。

アットホームから抜粋