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工事前の近隣挨拶は必要?

塗装工事前の挨拶は必要??

特に外装塗装の際は作業中の音や、匂いなど、近所へ配慮するべき問題があります。

せっかく自宅がきれいになっても、思わぬ近所トラブルに繋がっては気持ちよく住めません。

そこでこの記事では外装塗装にまつわる近所トラブルを事前に防ぐポイントを解説します。

 

 

外壁塗装の前に近所への挨拶は必要

外壁塗装の前には塗装業者が近所へ挨拶をするケースが多くあります。

しかし、これも必須ではないので、事前に塗装業者に挨拶周りの有無を確認しておきましょう。

挨拶周りは塗装業者に任せても問題ありませんが、施工主も一緒に行くのがお勧めです。

 

外装塗装前に挨拶をしないことでトラブルになるケースも

 

外装塗装はどのようなケースのトラブルが起こりやすい?

・塗料や水の飛散

外装塗装工事前には、平面の汚れを落とすために高い水圧で洗浄を行います。

この際の水しぶきが近所の家に飛散する可能性があります。また、スプレーを使った塗装の最中に塗料が飛散してしまうことも

あるでしょう。

もちろん、周りに塗料が付かないように養生というものをやります。

養生により、不必要な部分に塗料が付着することを防いでいます。

 

しかし当日の天候によっては予想よりも遠くまで塗料が飛んでしまったり風の風向きによって思わぬところに水が飛んでしまったりする可能性もあります。

そのため、塗装のスケジュールを近隣の方と共有し距離や位置によっては洗濯物を干すタイミングを調整してもらう必要があります。

 

・足場の組み立てに伴う騒音

 

次に注意したいのは足場の組み立ての騒音です。

外装塗装工事では地面に立っただけででは手の届かない雨どいや2階まで行うのが一般的です。

そのため職人が安全に作業をするための足場を組む必要があります。

足場を組む際にどうしても工具の音が響いてしまうケースもあります。足場は全体の工程から見ると早い時間から組み始めることもあります。

そのため人によっては迷惑になる可能性もあります。

また、洗浄するときやスプレーを使った塗装をするときは、機械のエンジン音が響く事があります。一瞬であれば我慢できるかもしれませんが、長時間鳴り響いていれば気になる人もいると思います。

 

・塗料の臭い

塗装に使う塗料の臭いは種類にもよりますが、匂いもトラブルの原因になります。

塗装業者が使う塗料は、ペンキのようにいきなり壁に塗るわけではありません。塗料メーカー指定の濃度まで薄めてから

使用することが一般的です。薄める際にシンナーなどの溶剤を使う塗料が油性、水だけで薄めるものが水性と言われています。

油性塗料を使う場合に、臭いがどうしても発生してしまいます。

 

・工事車両の駐車

最後は、工事車両の駐車に関してです。

塗装する家の状況によっては道路に車を止めたり、足場が道路まではみ出たりすることも珍しくありません。

もちろん、必要に応じて工務店や塗装業者は警察署に道路の占有許可を届け出る必要があります。

実際に住んでいる人にとっては車の出し入れに迷惑になることもあります。

 

特に資材の搬入を行うことの多い朝は通勤などで車を利用する人も多いでしょう。

狭い生活道路では、場合によって資材運搬のトラックでほぼ塞がってしまうことも考えられます。

道路は地域に住んでいる人全員が使うものです。大きな迷惑を掛ける可能性もあるため、

事前にしっかりと挨拶をしておく事が重要です。

 

外壁塗装工事の前に済ませておきたい近所への挨拶方法

外壁塗装は塗装業者が行いますが、ご近所の協力がないとスムーズな施工は行えません。

そのためにも、挨拶はしっかりと行いましょう。

 

挨拶をする範囲とタイミング

挨拶をするベストなタイミングは外壁塗装の1週間前です。挨拶に行くのが早すぎると忘れられてしまい、遅ければ急すぎる印象を与えてしまいます。

挨拶をする範囲は向こう3軒両隣が基本的です。

塗装方法や周辺の道路状況によっても挨拶をする範囲は変わります。外壁塗装をすることが決まったら、塗装業者と挨拶が必要な範囲を相談してください。

 

挨拶の際に伝えておきたいこと

 

大きく分けて2つです。

・自宅の外壁塗装に協力していただく事

・工事の日程、期間

外壁塗装中は様々なトラブルが発生する可能性があります。トラブルを避けつつ、しっかりとした塗装をするためには、以下のような近所の協力が必要不可欠です。

音の出る作業の時は窓を閉める

塗料や水が飛散する可能性があるときは洗濯物を干さない

資材搬入のトラックが出入りするときは車を使うタイミングをずらす

また、トラブルが発生しやすい施工を知るためにも作業のスケジュールも伝えておきたいところです。

事前に近所の人とスケジュールを共有していくことでトラブルが発生する確率は大きく下がります。

・施工業者、ご自身の連絡先

施工業者の連絡先を伝えておくことで、何かあればここに連絡すればいいと安心します。

施工業者の連絡先と併せてご自身の連絡先も伝えておきましょう。

 

 

挨拶で注意するべきこと

早朝・深夜・食事の時間はさける

相手のライフサイクルに配慮した時間帯を選びましょう。一般的に家事や支度で忙しい早朝・深夜・食事の時間帯は避けた方が無難です。タイミングが合わない場合は平日ではなく土日に訪問するなどして可能な限り顔を合わせて挨拶しましょう。

 

まとめ

近隣挨拶で伝えること4つ

①工期の期間

②施工業者の名前と連絡先

③ご自身の連絡先

④工事の大まかな内容

⑤ご近隣の方へお願いする事

外壁塗装は自宅のメンテナンス作業ではあるものの、近所の方の協力が必要です。

長いおつきあいになるかもしれないご近所同士だからこそ、しっかりと挨拶をしてお互いに助け合えるようにしておきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅内での熱中症

室内で起こる熱中症を予防しよう!!

対策法と快適な家づくりのコツ

 

 

日本の夏、6~8月の平均気温の長期的な上昇や都市化によるヒートアイランド現象などで、室内でも熱中症対策は重要になっています。そこで、エアコンの適切な活用など室内熱中症を予防するポイントや快適な家づくりのコツを紹介します。

 

1・熱中症発生状況とその原因は?

最悪の場合、死に至ることもあるなど決して油断できない熱中症。外出先や、運動中だけでなく実は室内でも頻繁に起きているのです。

熱中症の発症状況

総務省消防庁によると、熱中症になって救急搬送される人の人数は2018年に約9万5000人と前年の約1.8倍に急増しています。その後も、2021年を除いて毎年6万人から7万人が救急搬送されるなど、夏の熱中症対策は必須となっています。

 

また、医療機関での診断では、入院の必要ない軽症が60%以上、入院医療となる中等症が30%、3週間以上の長期入院が必要な重症も2%強、さらには死亡例などもあるなどして決して油断はできません。まずは熱中症にならないことが大切です。

 

熱中症による緊急搬送の発症場所

実は、発症場所は住居が最も多く、次が道路、その次が野外駐車場や野外コンサート会場等となっています。住居には、室内以外に庭、ベランダなども含まれ、室内での熱中症対策が十分でなかったことや、庭やベランダだからと熱中症への注意を怠ったことが考えられています。

 

 

室内熱中種の原因

室内熱中症は、環境、体の状態、行動の3つの因子によって引き起こされています。環境の変化によって体のバランスが崩れ、汗や皮脂温度による体温調整が難しくなり、体温が上昇してしまっているのです。

 

環境

気温が高い・湿度が高い・日当たりがいい・締め切った室内または部屋が狭い

・エアコンがない・急に熱くなった日・熱波の襲来など

 

近年は夜間も気温が下がりきらず、就寝中に室内熱中症になるケースもニュースなどでよく見かけます。

夜間もエアコンを使って適切な室温、湿度を保てば室内熱中症の対策になります。タイマーで数時間後にオフにする設定もありますが明け方まで寝苦しくなることも多いため、エアコンはつけたままにすることも考えましょう。

その場合は、設定温度に注意し、冷えすぎないようにしましょう。オンオフを繰り返す方が逆に電気代がかかることもあります。

 

身体の状態

高齢者・乳幼児・肥満と診断された方など・下痢やインフルエンザでの脱水状態・糖尿病や精神疾患といったとき・二日酔いや寝不足といった体調不良・低栄養状態など

 

行動

激しい筋肉運動や慣れない運動・長時間の屋外作業・水分補給ができない状況

たとえデスクワークであまり動いてなくても水分は体から失われていきます。しかも喉の渇きはしばらく続くと慣れてしまい、水分不足に気付きにくくなることもあります。

在宅ワーク中なども、適度に休憩を取り積極的に水分補給をするようにしましょう。

 

2・熱中症の症状と応急処置

万が一、熱中症になったらどうしたらいいのか?

ご自身の体調の変化や周囲の方の異変に気付くために注意すべき症状と応急処置、医療機関を受診する目安についてまとめてみました。

 

熱中症と思われる症状

以下のような、体調の異変を感じたら熱中症の可能性があります。

・顔のほてり

・体温が高い

・汗のかき方がおかしい

・体のだるさや吐き気

・めまいや立ち眩み

・呼びかけへの反応が鈍い、意識が遠のく

・まっすぐ歩けない

・筋肉痛や、手足の痙攣

・頭痛

こうした体調の変化は人によって感じ方が異なるうえ、同じ環境にいても一人一人の体の状態や行動などによって熱中症のかかりやすさは違ってきます。

誰もが熱中症にかかる可能性があることを忘れず、体調の変化を感じたら早めに応急処置や医師の判断を受けましょう。

 

3・室内熱中症を予防する10の対策ポイント

デスクワーク中くつろいで居るとき、就寝中など室内での熱中症は活発に活動していなくても起こります。

対策として十分な水分補給と適切な室温・湿度の調整など10のポイントをご紹介します。

 

こまめな水分や塩分を補給する

汗をかくことは、体の体温調節に役立ちます。知らない間に失われていく体の水分を補給ししっかり汗がかけるように水分を補給しましょう。喉が渇いたときは、すでに脱水症状は始まっているといわれます。

喉の渇きを待たず、定期的に水分をとることが大事です。通常の水分補給は水やお茶で十分ですが、ビールなどのアルコールは体内の水分を排出動きがありかえって水分不足を招くので、熱中症対策にはなりません。。

また大量に汗をかいたときは塩分も多く失われるため、水分と塩分の両方を補給することが大切です。

 

エアコンや扇風機などを使って適切な室温と温度を保つ

環境省は、熱中症対策としての湿度は28度を目安としていますが、これは28度を上回ると熱中症の危険度が増すという意味。

無理に28℃を維持する必要はないので、ご自身や家族や熱いと感じない温度に調節しましょう。

ただ、外との気温差が大きいと部屋から出入りするときに、体への負担が大きくなるため、温度を下げるなどして快適さを保ち

室温を下げすぎない工夫も必要です。

 

4・風通しを良くする

風の取入口と出口を設けるなど、部屋や家全体の風通しを良くします。

日光を遮る日陰を作る

窓はブラインド、すだれ、遮光カーテンなどで日光を遮り、必要以に室温が上がらないようにしましょう。

ベランダなど窓の外に植物によるグリーンカーテンを作ると

日陰ができる、壁の温度の上昇を抑える、見た目にも涼しいなどの効果が期待できます。

 

5・遮熱・断熱で室温を保ちやすくする

外からの熱を防ぐ遮熱、内部と外の熱の出入りを極力減らす断熱など、リフォームや新築などで自宅の住宅性能を

充実させれば室温を一定に保ちやすくなり熱中症にも役立ちます。

 

6・体が暑さに慣れる行動を意識して行う

気温が高い日が続くと、体は次第に暑さに慣れていきます。ただ、涼しい日の後に急に暑くなるなど気温が急変した場合体が暑さに慣れる時間がなく、熱中症になりやすいとされています。

あまり暑くならない時期から、無理のない範囲で軽く運動したり入浴で汗をかいたり、意識して体を暑さに慣らしていきましょう。

 

 

 

台風対策の押さえておきたいポイント!

工事現場での台風対策!最低限抑えておきたいポイントを解説

台風大国である日本の建設現場にとって台風は避けて取れない課題です。台風対策を怠ると、最悪の場合は死亡事故に

繋がる恐れもあります。

※台風5号は発達しながら北上し、15日にかけて、東日本や北日本に接近し、上陸するおそれがあります。

また、西日本から東日本では、15日にかけて、警報級の大雨となる可能性があります。

2025・7・14現在

 

 

押さえておくべき台風対策のポイント

台風シーズンに現場監督が心がけるべきポイントは次のようなものになります。

・高所足場の安全確認をしよう

現場における台風対策で最も気を付けたいのが足場の安全対策です。

足場がもし台風で倒壊すれば、近隣の住宅に大きな被害を与えます。現場外も巻き込んだ大事故につながる危険性があるため、

しっかり対策を講じてください。

 

 

特に高所の足場は要注意です。

地上では大した風でなくても、高所では強風になる場合があります。

具体的な対策としては、単管やクランプを差し込んで、足場の壁つなぎを補強しましょう。

また、養生シートの各所を縛り直したり、外したりするのも有効です。平地では足場を守ってくれる養生シートですが、

暴風時は逆に足場にかかる負担を大きくしてしまう可能性があることです。

 

資材の飛散を防止しよう!

建築資材が台風時に吹き飛ばされたり、雨の影響で流れだしたりしないための対策も必要です。

飛散しやすいのは、カラーコーンや安全看板、表示パネルなどです。特にパネル状の資材は飛ばされやすく、爪が付いた看板などは、風に飛ばされれば凶器と化す危険性もあります。

台風が接近してきたら現場内をくまなく確認し、ネットやメッシュシート、ロープなどで資材をしっかり固定しておきましょう。

撤去して事務所や倉庫にしまっておくのもお勧めです。

とにかく、作業したまま資材ほったらかし状態は避けるようにしてください。

 

・仮囲いの強化も必要

台風が近づくと工事現場の仮囲いも崩壊の危険性が高まります。

倒れた場合、現場外部への影響が懸念されるため対策が重要です。特に、控え部分に注意が必要ですので、弱い部分は手で揺すって確認し、単管を追加して補強しましょう。

 

・作業員の安全確保を行う

作業員の安全確保は、台風対策の中で最も重要な要素です。以下の対策を確実に実施し人命を最優先に考えましょう。

台風接近時には、恐怖や大雨の中での作業を即座に中止し、全作業員を安全な場所に避難させることが大切です。

事前に、避難経路や避難場所を明確にし、全作業員に周知徹底しておきましょう。定期的な、避難訓練が大切です。

 

・保険によるリスク管理

台風対策において、物理的な防御策と並んで重要なのが保険によるリスクです。

適切な保険加入は、台風による被害が発生した際の経済的損失を軽減し、工事の継続性を確保するうえで非常に重要な役割を果たします。

保険金を活用することで台風によって被害を受けた設備や資材の修復、交換を迅速に行うことができます。

そのため、工事の遅延を最小限に抑えプロジェクトの進行への影響を軽減することが可能です。

また速やかな復旧は、取引先や地域会社との信頼関係にも繋がります。

工事現場のリスク管理に適した保険には、主に以下のようなものがあります。

・建設工事保険

工事中の不測の事故による物的損害を補償

・賠償責任保険

第三者に対する賠償責任を補償

・動産総合保険

工事用機械器具等の損害を補償

 

これらの保険を適切に組み合わせることで、台風によるリスクを総合的に管理することができます。例えば、建設工事保険で工事対象物自体の損害をカバーし、賠償責任保険で周囲への影響に備え、動産総合保険で使用する機械や資材の保護を図るといった具合です。

保険の選択と加入にあたっては、工事の規模、期間、立地条件などを考慮し、専門家のアドバイスを受けながら最適なプランを選択することが重要です。

また、定期的に保険内容を見直し、工事の進捗や状況の変化に応じて適宜調査を行うことも忘れず行いましょう。

 

工事現場の台風対策に関するまとめ

法規制の理解から始まり、足場の安全確保、資材の飛散防止、重機の安全対策、作業員の安全確保、そして保険によるリスク管理まで包括的な対策をとることが重要です。

また、台風通過後の迅速な復旧と再会の為には、リスク箇所のチェックや修復開始の優先順位づけ資材の分別を行いましょう。

 

 

 

夏の外壁塗装工事は避けた方がいい??

はじめに

一般的に外壁塗装のベストシーズンは秋と春だと言われています。

外壁塗装工事は暑い夏でもできる?と外装塗装工事を検討されている方は不安な点もあるかと思います。

夏に外壁塗装をしても品質的に問題がないのか、過ごしにくくないか心配ですよね。

実は、外壁塗装は暑い夏場でも問題なく工事できます。

今回は、夏に外壁塗装を進めていくためにも、ぜひ参考にしてください。

 

1・外壁塗装工事は暑い夏でも品質に問題なし

外壁塗装工事は夏の季節でも品質に問題なく工事できます。外壁塗装工事は次の4つの条件を満たせば、品質を保って施工できる工事だからです。

1気温が5度以上

2湿度が85%以下

3強風・降雨・降雪の天候出ない

4結露が発生していない

夏は夕立など雨が降ることもありますが、外壁塗装工事は雨天でもできることがあります。足場仮設や高圧洗浄などの塗る作業でなければ雨が降っていても工程が止まることはありません。

条件を守って行えば熱い夏場でも外壁塗装工事は品質に問題なく行うことができます。

 

2・夏に外壁塗装工事を行う3つのメリット

夏の塗装は、春や秋と比較すると人気が低いですが実はいい点もあります。

1.夕方も明るい丁寧な作業ができる

夏場は日が落ちるのが遅く、作業が遅くまで丁寧に行うことができます。一般的に外壁塗装工事の作業は朝8:00~夕方18:00くらいまでの時間で行われます。

ただし、秋から冬にかけては日が落ちるのが早く暗くなり、気温も下がるので塗る作業などはできません。また、

暗いと細かい部分も見えないので、作業時間を短縮する場合もあります。一方夏は、作業時間中明るく気温も5℃以上あるので朝から夕方まで丁寧な仕事をすることができます。

 

2.費用がお得になる可能性がある

夏は春や秋と比べると閑散期になるので、工事費用がお得になる場合があります。春や秋はどの業者も値引きしなくても

工事が増えてきますが、夏や冬は工事が減ってくるので各業者間で価格競争が起こります。

そのため、春や秋などの季節に塗装工事を行うよりもおとくに工事を行うことができる場合がありますので、

夏の外壁塗装工事はお勧めです。

 

3.工期が遅れない

夏場は塗料が乾燥しやすいので工程間がスムーズに進み工期が遅れないことがメリットです。

塗料にはそれぞれ製造メーカーから乾燥時間を定められています。冬場などは定められた乾燥時間をおいても渇きが不十分なケースもあります。一方夏は、乾燥時間を置けば塗料が硬化しているので次の工程にスムーズに進むことができます。

足場が立っている状況を早く終わらせたい方は夏に外壁塗装を行うのもお勧めです。

 

大切なのは季節よりも業者選び?

湿度や気温によって塗料の質感や乾燥時間が変わってきますからそれをいかに技術や経験で調節しベストな塗装をするかは塗装職人の腕の見せ所となります。

 

また、梅雨や台風シーズンなど雨の多い時期は塗装の依頼が少なくなるのでスピーディーに対応してくれるかもしれません。

外壁塗装にいい季節は込み合いますので、直前に業者を探し始めてもご希望の工期に工事ができない可能性が高いです。

業者選びは1年中どんな季節でも大切です。

エアコン24時間つけっぱなしはどうなる??

エアコンの電気代24時間つけっぱなしだとどうなるか?

 

エアコンの電気代は冷房でも暖房でも気になるところです。

夏はエアコンを使う分、電気代が多くかかります。夏になると電気代の請求が一気に増えてしまい驚いてしまうかたもおおいのではないでしょうか?

電気代が高い理由と1時間当たりの消費電力と電気代の目安についてです。

 

最新エアコンの電気代は安い

 

最新エアコンの電気代は昔のエアコンと比較して省エネです。

家電は毎年モデルチェンジし、少しづつ性能がアップしています。しかしながら、エアコンは毎年買い替えるような家電ではありません。

当然ながら、うちのは何年前に買った、、という家庭も多いでしょう。

 

エアコンの電気代を抑える賢い6つの使い方

エアコンの電気代は使い方によっても変わってきます。エアコンが稼働するとできるだけ負荷がかからないように使用すると消費電力を

少なく使えて電気代の節約につながります。

6つのポイントとしては、

・室内温度の目安は28℃

・エアコンは自動運転モードでの利用を基本にする

・こまめにオン・オフのし過ぎはダメ

・定期的に室内機のフィルターを掃除する

・扇風機やサーキュレーターを兼用する

・室外機の周囲にはものを置かない

 

エアコンは自動運転モードでの利用を基本にする

エアコンを運転するときに、電気代を気にして初めから弱運転をしていませんか?実は弱運転をすると、逆に電気代が多くかかってしまいます。

エアコンは室内温度を設定pン度まで下げる間が一番電気を使います。自動運転は一気に室温を設定温度まで下げそのあとは省エネ運転を

してくれるので、効率の良い運転方法といえます。

エアコンは自動運転で運転しましょう。

 

こまめにオン・オフしすぎてもダメ!

エアコンを使う際に室温が寒くなったらスイッチを切り、また熱くなったらスイッチを入れる

とこまめなスイッチのオンオフを繰り返してしまうと逆に電気代が高くなってしまいます。

エアコンは室温を設定温度にするまで一番電気代がかかるのでこまめにスイッチオンオフせずに、一度適温になったそのままの

温度を自動運転で保つ方が電気代を節約できます。

 

室内機のフィルターを掃除する

エアコンのフィルターがゴミや埃で目詰まりすると、運転効率が悪くなって余計な電気がかかってしまいます。

室内機のフィルターは2週間に1度は掃除するよう心かけましょう。

 

扇風機やサーキュレーターを兼用する

エアコンで送り出した冷たい空気は、部屋のしたの方にたまり暖かい空気は上部にたまります。

エアコン使用中は扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させて、温度差をなくしましょう。

部屋の温度を均一にすると無駄にエアコンの設定温度を上げる必要がなくなり電気代の節約につながります。

エアコン冷房時、エアコンの風向きとサーキュレーター・扇風機の風向きは以下のように設定しましょう。

・エアコンの向き:水平に設定

・扇風機、サーキュレーター:天井に向けて

 

室外機の周囲にはものを置かないようにする

エアコン室外機の周りに草が生えていたり、物が置いてあったりするとエアコンの効率が落ちて故障の原因にもなります。

室外機周りの草は刈り取り、植木鉢など物を置かないようにしましょう。

また、冬に室外機に雪が積もって室外機周りの温度が低くなってエアコンが悪くなり

無駄な電気代がかかってしまいます。室外機は、雪に弱いのです。室外機カバーで囲ってあげるようにしましょう。

 

まとめ

エアコンは賢く電気代を節約していきましょう。

最新のエアコンは省エネな機種が多いですが、フィルターが目詰まりしていたり室外機の周りの温度が低くなったりすると消費電力が上がり、

結果として電気代も高くなってしまいます。エアコンを効率的に使うにはこまめに掃除をする、室外機の周りの温度が下がらないように工夫するなど

ちょっとした手間が必要ですね。

 

 

建築機材高騰

近年、特にコロナ渦以降の建築資材の高騰は深刻化し建設業に携わる方々の不安が高まっているそうです。

残念ながら建築資材の高騰は現状収まる兆しが見えず、2025年以降も続く可能性が高いといわれています。

 

資材が高騰し続ける理由

1・ウッドショックによる木材不足

ウッドショックとはコロナ渦で2021年3月から輸入木材の需要が急増したことをきっかけに価格が急騰した現象を指します。

コロナ渦お影響がまだ続いてるの?と思われる方が多いかもしれません。実際、北米の住宅需要は落ち着きウッドショックは収束傾向にあるとみる向きもあります。

しかし、現状も輸入資材は依然として高騰し続けており、4年たった現在も元の価格帯に戻る傾向はみられておりません。

今後も続く可能性の方が高いでしょう。

2・アイアンショックによる鉄鋼価格の高止まり

アメリカや中国の住宅需要の拡大で、鉄鉱石の需要が供給を上回り未だ、値下がりの兆しが見えません。

日本は鉄筋や鉄鋼を輸入に頼っているため、ウッドショックと同様他国の住宅需要を大きく被ってしまいます。

アイアンショックも一時的な現象ではなくしばらくは続く可能性が高いといわれ鉄鋼の安定的な史仕入れのルートの確保や

代替素材の検討などの対応策が求められます。

 

3・ウクライナ情勢による物流の混乱

建築資材の高騰が続く背景にはウクライナ情勢が大きく影響しています。

戦争が勃発したことによりヨーロッパを中心とした国際物流に混乱をきたしてしまったからです。

具体的な影響としては、

輸送ルートの制約

建築資材を輸送する船舶や鉄道の通行が困難に。別ルートからの輸送で、輸送時間が長くなるとともに物流の遅延が発生し資材価格にも影響を与えた。

供給チェーンの減少ウクライナとロシアからの資材供給が減少し、これが世界市場に波及して資材価格が高騰した。

燃料費の上昇

戦争の影響で石油や天然ガスの供給が減少し価格が急騰。その結果、物流業者が運送コストえお引き上げざるを得なくなり

建築資材の価格にも反映された。

 

4・円安の影響による輸入コストの増加

 

日本の建築業界では鉄鋼、木材、化学製品など多くの資材を海外から輸入しています。

これにより、円安の影響を直接受け資材価格が高騰しているのです。

このように、建築資材高騰の原因は1つではなく複数の要素が絡み合っています。だからこそ、

すぐには価格の引き下げが期待できない現状があります。

なかなか値上がりしないからと言って、打つ手がないまま現状維持を続けることは大きなリスクが伴います。

 

 

建築資材高騰の中での現状維持が招く3つのリスク

 

建設業全体が建設資材の価格高騰による深刻な事態に直面しています。

・利益率が悪化するリスク

建設資材の価格高騰の中これまでと同じ感覚で経営を続けると利益率が大幅に悪化するというリスクがあります。

資材費の増加分がそのままコストとして重くのしかかり結果として得られる利益が大幅に目減りする可能性が高いためです。

・職場環境が悪化するリスク

建設資材が高騰しても、手を打たずに収益が下がり続けることで職場環境の悪化を引き起こすリスクが高まります。

利益が減少することで人件費の削減や労働条件の悪化が避けられなくなるからです。結果として以下のような負担を負わせざるを得なくなります。

・従業員のコストカット

・労働時間の延長

・福利厚生の削減

これらの措置は短期的にはコスト削減効果をもたらすかもしれませんが、従業員の士気を低下させ離職率の上昇を招き、

優秀な人材の流出に繋がります。さらには、職場環境の悪化により新規採用の難易度が上がり人手不足が一層深刻化するでしょう。

・最悪の場合事態継続が危うくなるリスク

資材価格の高騰が続く中で現状維持に固執することは、長期的に事業そのものの存続を脅かし最悪の場合倒産の恐れもあります。

利益率の低下は仕事の質を下げ案件を獲得できなくなり、さらに信用を失って金融機関からお金を借りれなくなるからです。

 

建築資材の高騰を乗り切る3つの対応

 

・リスクを最小限にするために計画決定のスピードを速める

・適正価格を守るためにスライド条項を適用する

・資材高騰対策として中古資材を採用する

リスクを最小限にするために計画決定のスピードを早める

資材価格の高騰に立ち向かうため今すぐ実行すべき対策は施工計画や資材発注などの、計画の決定スピードをあげることです。

今まで通り、検討に時間をかけて発注を行っていると、資材の価格上昇に追いつけなくなり損失を被ることになります。

資材価格が高騰し続ける現状では、発注が遅れるほどコストが急増する可能性が高くなります。

計画の遅れや発注タイミングのわずかな遅延が予算を大幅に超過させる事態を招かざる負えません。

 

まとめ

建築価格の高騰はウッドショックや半導体不足、円安や原油価格の高騰などが影響されています。

日本の建築費は長期的にみると穏やかな上昇が続いてましたが2020年のコロナウイルス以降急激に上昇しています。そして人材不足による人件費高騰により、建築価格は今後も引き都続き上がっていくことが予測されます。

 

 

 

後悔しない賃貸物件選びのコツ

後悔しない賃貸物件のコツ!

 

賃貸物件を選ぶ時には、できればじっくりと時間をかけて条件整理や部屋探しを進めたいところです。

焦って決めたばかりに住んでみて後悔してしまうといったケースも少なくありません。

今回は後悔しない物件選びのコツについて、失敗例とその対策をセットで紹介します。どのような点を意識するべきなのか、

具体的な失敗例を通して紹介します。

 

家賃に関する失敗例

 

希望条件を優先するあまり適正以上の家賃が発生してしまった

家賃よりも先に細かな条件を決めてしまった場合に起こりやすいケースです。賃貸物件を探すときには最初に無理なく支払える

家賃を決めてから条件を調整するようにすると便利です。

一般的に家賃は手取りの3分の1以内とされているのでまずはこの数値を目安にしながら固定費や生活費とのバランスを考慮して上限を設定しましょう。

 

管理費を計算に入れ忘れていた

賃貸物件には、管理費・共益費があらかじめ賃料に組み込まれている場合と、家賃とは別に請求される場合の2つのパターンがあります。家賃をほかの物件と比べる時には管理費も合算して比較するようにしましょう。

初期費用に目を向けていなかった

賃貸物件を借りる時には敷金や礼金仲介手数料といった初期費用が掛かります。目安は家賃の4~6か月分と大きな額になるので事前に把握しておきましょう。

住んでみてもっといい物件が見つかった

リサーチ不足のまま物件を選ぶと似たような条件でもっと家賃の安い物件を見落としてしまうケースがあります。

立地に関する失敗例

立地については、特に住んでみてから気づくポイントが多くあるためできるだけ事前に細かなリサーチをしておきたいところです。

 

駅からの時間が想像以上にかかる

まずは駅からの徒歩所要時間を確認しましょう。徒歩所要時間とは歩いて移動したときにかかる分数の事であり、不動産情報の表記ルールにのっとり、計算されています。

しかし、徒歩所要時間はあくまで概算であり物件の入り口から部屋までの時間、信号、踏切に引っかかる可能性、坂や階段の上り下りにかかる時間、駅の出入り口からホームまでの距離などは計算に含まれていません。

そのため、候補の物件が見つかったら実際に周辺施設まで歩いて時間やルートの状況を確認しておくことが大切です。

 

周辺の騒音が気になってしまう

利便性の高いエリアには、線路沿いや幹線道路沿いなどの騒音が気になりやすい物件もあります。

こうしたエリアでは二重窓などの騒音対策が取られているところも多いですが、対策がなされていない場合は音の問題が気になってしまうケースもあります。

騒音が気になる場合は、物件の防音対策とともに周辺エリアの交通量などもチェックしておきましょう

 

想像以上に生活利便性が低かった

生活利便性を決める要因は数多くあり、価値観やライフスタイルによっても異なります。

スーパーやコンビニまでの距離は多くの人が重要視しますがそれ以外にも幅ひろい視点で生活環境を考えることが大切です。

例えば、ペットを飼育している場合の動物病院までの距離、子育て世帯の場合の公園や小学校・幼稚園・保育園の有無や距離など、人によって重視するべきポイントは異なります。

日常生活に必要な施設を書き出して、あらかじめ条件を明確にしておくと部屋探しがスムーズに進むでしょう。

 

間取り・収納に関する失敗例

間取り・収納に関する失敗例は初めて賃貸物件を借りる場合に起こるものが多いです。

家具の設置が難しい、部屋に入らなかった

一般的に部屋の形状は正方形や長方形の方が使いやすいとされています。特殊な形状の場合は、内見時に細かく採寸しておくなどして問題なく家具を設置できるかチェックしましょう。

また、内見のタイミングでは玄関ドアの間口も確認することが大事です。大型のベッドなどは入らない可能性もあるので、あらかじめ採寸をしてから内見に臨むようにしましょう。

 

コンセントが不便な位置についていた

意外と見落としてしまいがちなポイントとしてはコンセントの位置によってある程度家電の配置が決まってしまうので、内見の時には間取り図に書き込んでおくといいでしょう。

 

ワンルームと1kの特徴を知らずに借りてしまった

一人暮らしをする場合は大きく分けてワンルームと1kの2種類から間取りタイプを選ぶケースが多いです。

両者の違いはキッチンと居室が仕切られているかどうかでありキッチンとの間に仕切りのある1kにはこのようなメリットがあります。

・キッチンの匂いが居住スペースに移りにくい

・玄関から居室が見えないため宅配などの対応がしやすい

・洗濯機の音が居室まで届きにくい

一方、ワンルームは同じ広さの1kと比べて家賃が安くなりやすいのがメリットです。そのため、あまり自炊はしない、家賃の安さを重視したいといった人にはお勧めです。

 

ゴミ置き場や駐輪場など共用部分も見ておく

ゴミ置き場や駐輪場などの共用部分は物件の管理状況を判断するうえで大きな材料になります。

整理清潔に保たれているか忘れずにチェックしておきましょう。

ゴミ置き場は、敷地内外どちらにあるかによって捨てやすさも変わります。忙しい方や不規則な仕事の方は、24時間捨てられる式内ゴミ置き場のある場所がいいでしょう。

 

自分で取り付けるものがないか確認

エアコンや照明、コンロなど自分で取り付ける必要があるものをチェックしておきましょう。コンロは、都市ガス、プロパンガスなどによって変わってくるため注意が必要です。

またウォシュレットを利用したい場合は入居後にウォシュレットの設置を検討できるかなどトイレも忘れずチェックしましょう。

 

まとめ

入居してから公開しないために、賃貸物件の内見は重要なもの。最近ではインターネットから部屋の写真や動画、VRなど

を使ってチェックできるようになりましたがやはり、内見で自分の目で見て体感することも大切です。

他人にとってプラスとなるポイントでも自分のライフスタイルや好みに合わなければ意味がありません。

あくまでも自分にとってどうなのかという視点をもって判断するようにしましょう。

塗装業未経験から挑戦

塗装業を未経験から挑戦!可能性を広げる理由!

塗装業界に興味はあるけれど、未経験だから不安だと感じていませんか?

実は多くの塗装企業は未経験者を積極的に募集しています。その理由や背景を探りながら未経験者が持つ強みについても解説します。

 

未経験者の強みと活かし方

未経験者が塗装業界に参入する際、その柔軟な発想や新鮮な視点は大きな強みとなります。経験豊富な職人が持つ技術や知識にとらわれず、自由な発想で新たなアプローチを試みることは業界の発展にも寄与する可能性があります。このような、未経験者の特性を活かすことで企業にとっても多くのメリットが生まれます。

未経験者は何も知識がない状態からスタートするため新しいことを学ぶ意欲が高い傾向があります。

この学びへの熱意は技術習得の速度を速める要因となります。

また、未経験者ならではの柔軟な考え方は、業務の改善にもつながります。経験者がこうするべきと思うことに対して

新しい視点での意見を出せるということは現場での効率化や作業環境の改善に寄与する事があります。

さらに、感情豊かさや人間関係を大切にする姿勢も未経験者の大きな強みです。塗装作業はチームで行うことが大いため

コミュニケーションが不可欠です。未経験者はまだ経験のないことに対して素直な感想を述べることでほかのメンバーとの意見交換が活発になり、チーム全体の活気を生み出す要因となります。

 

ただし未経験者がその強みを発揮するにはしっかりとした基礎を学ぶことに専念し、少しづつ経験を積み重ねていくことで

より高いレベルの技術を手に入れることができます。

このように、未経験者は特有の強みを持っておりそれをうまく活かすことで塗装業界においても価値のある人材として成長できるのです。勇気をもって挑戦すれば美しい仕上がりを手掛ける感動や、チームワークの大切さを実感できる瞬間が待っています。

 

塗装業界の魅力とは?

塗装業界は住宅や商業施設、橋梁などの建築物やインフラを美しく保つだけでなく耐久性や安全性を向上させる重要な役割を

果たしています。特に以下のような点が業界の魅力として挙げられます。

 

・需要が安定している

日本全国で建物や構造物の塗装需要は高く、景気に左右されにくい業界です。新築工事だけでなく、リフォームや補修工事の需要も多いため未経験からでも長く働ける環境が整っています。

・手に職が就く

塗装は専門技術が求められる職種であり、経験を積むことでスキルアップが可能です。一度技術を身に着ければどこでも通用するスキルとして活かせます。

・成果が目に見える仕事

自分が塗装した建物や構造物が完成することで、仕事の成果を実感しやすい職業です。この達成感が多くの職人たちを惹きつけています。

さらに塗装業界では地域社会での貢献を実感できる場面も多くあります。例えば老劣化した公共施設や学校を再塗装することで地域住民に新しい価値を提供する機会があります。

 

未経験から塗装業界に転職するメリット

未経験から塗装業に飛び込むことに不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、未経験からでも転職しやすい

環境が整っているのが塗装業界の特徴です。

 

・研修制度が充実

多くの塗装会社では未経験者向けの研修や教育プログラムを用意しています。道具の使い方や塗料の知識、作業手順など

基礎から学べる環境が整っています。

・先輩職人からのサポート

塗装業界では、職人のチームワークが重視されるため、先輩職人が指導の受けながら磨く事ができます。

・キャリアアップの可能性

技術を習得し経験を積むことで現場のリーダーや独立して自営業を始めることも可能です。

将来的なキャリアプランが広がる点も魅力です。

・転職後の安定性

特に、少子高齢化が進む日本では熟練職人の不足が課題となっています。そのため若い世代や未経験の需要が高く、安定した雇用を期待できます。

 

塗装業界で未経験から成功するためのポイント

未経験から塗装業界で成功するためには、以下のポイントを意識するといいでしょう。

1.基本的な体力と忍耐力を養う

塗装の現場作業は体力を必要とすることがあります。特に足場の上での作業や長時間の立ち仕事があるため、

日頃から体を鍛えておくのがいいでしょう。

2.安全意識を持つ

高所作業や有機溶剤を扱う場面が多いため、安全第一の意識が重要です。会社での安全研修や資格取得を積極的に受けましょう。

3.資格取得を目出す

未経験からでも取得できる資格が多くあります。例えば、塗装技能士や足場の組立て等作業主任者の資格はキャリアアップに役立ちます。

4.積極的な学びの姿勢

塗装業界では技術の進化が続いています。新しい塗料や技術について学び続ける姿勢が未経験者でも早く現場に馴染むためのカギとなります。

5.柔軟性を持つ

現場ごとに求められる作業内容が異なるため、柔軟に対応する力も重要です。また、さまざまな現場経験を積むことで多様なスキルを身に着けることができます。

 

最後に・・・

塗装業界では、未経験者にとっても魅力的な転職先です。需要の安定性やスキルアップの機会、そして目に見える成果を実感できる仕事の特性が多くの人々を惹きつけています。

未経験から塗装業界で成功するには基礎体力や安全意識を持ちながら、積極的に学び続ける姿勢が重要です。

そして、自分にあった求人を見つけるためには信頼できる情報源を活用することが大切です。

 

 

 

夏の時期に起こりやすい

注意したい!夏に時期に起きやすい塗料の不具合と取り扱い方法

 

夏の時期は気温が高く、晴れる日が続くため、塗料の渇きが早く屋根や外壁塗装を行う際の塗装工程も比較的スムーズに進むことが多い時期です。しかし、気温が高すぎることで塗料自体や塗装工事中に不具合が発生してしまうリスクも高まります。

今回は、夏に起こりやすい不具合事例と正しい塗料の取り扱いについて詳しくお伝えします。

 

可使時間超過によるゲル化

この事例は2液型塗料のみの発生する不具合事例です。

塗料やシーリング材、接着剤等において主剤と硬化剤、硬化促進剤などを混合してから使用可能な時間の事を可使時間といいます。

塗料の場合、可使時間を超過すると塗料の反応効果が進み粘土が上昇します。粘土上昇が進むと塗装作業が困難になり、塗料本来の色や性能を発揮できないなどの不具合が発生する可能性があります。

 

 

一般的な可使時間は2~3時間で設定されることが多いですが、猛暑時や直射日光下では塗料や希釈剤(水やシンナー)の

放置による温度上昇が原因で可使時間いないでも粘土上昇が始まることがあります。実際に、夏の現場作業で希釈剤として水道水の温度が高く可使時間が短くなったという事例も起こっています。

※温度が高い環境下では硬化反応が進みやすいため

 

不具合が発生したときの対処法

可使時間を超過しゲル化した2液塗料剤は廃棄してください。希釈剤を添加すると一時的に粘度は下がりますが、塗料の反応は進行中のため塗膜性能が低下する恐れがあります。

 

 

水性塗料の表面皮張り

この事例は水性塗料のみで発生する不具合例です。

塗料缶の内部で塗料の表面のみが乾燥し写真のように幕が張る現象です。特に夏場は気温が高いため塗料の感想が進みやすく、この現象が起こりやすい傾向があります。幕が張っていることにきずかず、その状態のまま攪拌をすると、塗料中に細かい粒が発生する場合があります。

皮張りが発生する原因

1.容器の蓋に隙間があり、水分が失われ表面乾燥が進んだ

水性塗料は、溶媒である水分が発揮することで塗膜となります。容器の蓋に隙間がある場合徐々に水分が発揮し塗料の表面が乾燥

皮張りが発生する可能性があります。夏場は気温が高いため水分が発揮しやすく、皮張りも発生しやすいです。

2・屋根に放置して一部に直射日光が当たり温められ部分乾燥した

塗料缶の一部に直射日なり光が当たると塗料缶内部で温度差が生じます。その結果、溶媒である水分は温度の高い箇所で水蒸気となり揮発し、塗膜乾燥します。発揮した水蒸気は温度の低い箇所で水分となり缶内で結露します。

3・使い残しを保管し、容器内の空き缶率が高くなった

一度開封をした塗料を同じ容器で保管すると使用した塗料の分だけ空間率が高くなります。

空間率が高くなると、空間に含むことのできる水蒸気の量が増加するため、水性塗料中の水分が発揮しやすくなります。

 

事前防止策

 

・一度開封した蓋はきちんと締め、水分の乾燥を防いでください。

・現場で保管する場合は、直射日光を避けて保管してください。

・少ない残ネタは空間率を下げるため小さい容器に移ししっかり密閉してください。

不具合が発生したときの対処法

表面の皮張りを取り除いて使用してください。皮張りに気付かず攪拌した場合は粒となって塗料中に存在するためストッキングなどで濾過したあと使用してください。

 

 

硬化反応によるダマの発生

この事例はA液にB液を添加した後、すぐに電動撹拌機などを用いて攪拌を行います。しかし、A液にB液を加えた後攪拌せずに

しばらく放置した場合、塗料内にダマが発生することがあります。

架橋反応で硬化する2液塗料は、A液B液を混合することで反応が始まります。そのため、A液にB液を添加した状態で放置するとA液に濃厚なB液が長時間接触した状態になります。

 

事前防止策

A液にB液を添加した後はすぐに攪拌し、すぐに使用してください。放置することで部分的に反応が進みダマの発生原因となります。

直射日光の当たる箇所での混合・放置は反応が早くなるため直射日光を避けた場所で行ってください。

 

夏に外装塗装をするときの注意点

・塗料の希釈量

外装塗装でに使用する塗料は水性塗料であれば水で薄め、油性塗料はシンナーで割って使います。この割合を希釈量といいますが

希釈量は塗料ごとに違うのでそれぞれ適切な希釈量を守る必要があります。外装塗装は家を雨水の侵入から守るために重要なものですが正しい希釈量も守って塗料を使わなければ塗料の保護機能を十分に発揮させることができなくなります。

間違った希釈量で塗装されると、外壁全体の耐久度が下がってしまうため、これは非常に重要な問題なのです。夏は特に気温が高いために水分やシンナーが蒸発しやすいので最初は正しい希釈量だったとしても、途中から希釈の割合が変わってきてしまいます。そのため、その都度希釈しなおして常に正しい希釈量を保つことが大切なのです。

 

まとめ

塗料は温度による影響を受けやすいため特に気温の高い夏場は塗料の取り扱いや塗装作業に注意が必要です。

夏場の塗装品質向上のためにもぜひ参考にしてください。

場の安心安全のため危険物について学び、適切に溶剤塗料を保管していきましょう。

 

住宅ローンについて

住宅ローンで頭金なしのフルローンを組むのはなぜお勧めできないのか??

貯金がなくて頭金は用意できないが、住宅を購入したい。そのような方は住宅を購入できないのか?

結論として諦める必要はありませんが頭金なしで購入するにはリスクがあります。

住宅ローンを組む際には、かつては頭金が物件価格の2割以上は必要とされていましたが、今では頭金ゼロでも住宅ローン

が組める、いわゆるフルローンというものが提供されています。

しかしながら、住宅を購入する際には、頭金を用意する方が安心です。リスクを踏まえたうえで、どの程度の頭金を

用意するのかいつ購入するべきなのかを検討しましょう。

1・頭金を用意せずにローンを組むことは可能

そもそも頭金とは物件価格のうち購入時に現金で支払う額の事を言います。かつては購入価格の7~8割までしかローンを組めない時代もあったのですがネット銀行が台頭し既存の銀行とのサービス競争が激しくなった結果、フルローンを組める銀行もできました。

また住宅を購入する際は物件価格だけでなく融資手数料や登記費用、印紙税といった諸費用が掛かります。この諸費用は基本的に自己投資で用意するものとされていましたが最近では諸費用リフォーム費用、さらには引っ越し費用まで物件価格に加えて融資してくれる住宅ローンを提供する金融機関も出てきています。

自己資金なしでも家が購入できるなら、すぐにでも買いたいと思われるかもしれませんが実際には頭金なしでフルローンを組むことはお勧めできません。その理由について詳しく説明します

金融機関によっては住宅ローンをフルで組めますがそれをお勧めできないのは理由があります。

2・住宅ローンの審査に通りにくくなる

頭金なしの場合、住宅ローンの審査は頭金ありの場合と比べて厳しくなります。ローン完済までは家や土地に金融機関の抵当権が設定され融資先に万が一のことがあってローンが払えなくなってしまうと金融機関はその物件を売却します。

そういった場合、物件の売却価格が住宅ローンの残高よりも安くなってしまうリスクが高まるため住宅ろーんの審査に通りにくくなるのです。

利息負担が増え、総返済額が大きくなる

頭金なしで住宅ローンを組むと借りる金額が大きくなるので当然払う利息額も増えます。また金融機関によっては、頭金の割合に応じて金利が異なる場合があります。

基本的に諸費用は自己資金が必要

諸費用とは前でも説明したような内容の費用ですが、その金額は新築住宅の場合は物価価格の3~8%と言われています。その金額を含めて住宅ローンを組むと確かに自己資産は少なくて済むのですが、金融機関側からすると延滞リスクが高まるため、金利が上がる場合があります。従って、諸費用は自己資金として用意しておく方がお勧めです。

そもそも頭金がゼロの状態で毎月返し続けることができるのか

フルローンの返済を返していくとなると毎月の返済額がかなり大きくなります。そもそも頭金がゼロということは

これまでお金を貯められていないということです。返せなくなるリスクを踏まえて想定している月々の返済額が現在の収入に対して適切なのかどうかを吟味しましょう。

フルローンを組まない場合はどうするか

資金援助のお願いをする

自己資産が用意できるめどが立たない場合、両親や祖父母など直系尊属に資金援助を頼むという手段が考えられます。

通常、直系尊属からであっても一定の金額を超える贈与には贈与税がかかります。しかし、住宅の購入、新築、増改築などのために

贈与を受ける場合、一定の限度額までは非課税となる制度があるのです。

地道に貯金から始める

そもそも貯金がない時点での住宅購入がライフスタイルに適していないという可能性もあります。

まずは物件価格の1割など目標を決めて貯金することから始めましょう。

身の丈に合った物件を選ぶには最初にシミュレーションで購入可能な物件価格を把握することが大切です。簡易的に毎月の返済額などが計算できるサービスもあるのでうまく利用していきましょう。

リスクがあるフルローン。少しでも貯金して頭金を準備しよう。

住宅ローンをフルローンで組むと様々なリスクがあることを見てきました。頭金なしでも組めることはできますが、長い返済期間にかかる金利の事などを考えると少しでも用意をしておいた方がいいです。