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塗装業者の選び方

塗装業者の選び方・注意点・トラブル対策まとめ!

悪質業者に騙されないために!

外壁塗装業者には、実は悪質な業者がたくさん存在しており特に最近は高齢の方がいるご家庭での被害が多いことが問題となっています。大切な住宅のリフォームだからこそずさんな工事や高額請求といったトラブルは避けたいものです。

そこで、よい外壁塗装業者の選び方や注意点、悪質業者かどうかの見分け方、よくある手抜き工事の実態、万が一トラブルになってしまった場合の対策までご紹介します。

外壁塗装業者の選び方

住宅フォームを行う企業にはハウスメーカーや工務店、ホームセンター、総合リフォーム会社、塗装業者、水回り工事専門など

いろいろな形態の会社があります。

その中でも外壁塗装を依頼する場合には、塗装業者、もしくは塗装経験があるリフォーム会社を選ぶことをお勧めします。

外壁用の塗料にはいろいろば種類があり、今ある建物の旧塗膜や下地によって適した塗料や施工方法が異なります。

そのため塗装リフォームの経験に長けた業者に任せることが望ましいです。

ただし、塗装業者を名乗る営業マンが自宅に来て、すぐ塗装するようにと提案されたまたは実績がある当社の塗装ならと勧誘されたなどの場合は悪質な業者である可能性があります。

外壁塗装は悪質業者が多いため注意!!その理由は?

外壁塗装ほど手抜きをしやすい工事はないと言われているほど、外壁塗装業界には悪質な業者が多く存在しています。

故意に手抜き工事をされた、材料の質や工事品質に見合わない、高い費用を請求されたといった、トラブルが多いのですが理由としては次のトラブルが存在します。

 

理由①:塗装工事に定価がない

塗装工事には定価がほぼ存在しません。

外壁塗装費用の内訳は、塗料代や塗装工事の人件費のほか、足場の設置・解体費用や、業者によって異なる諸経費なども含まれるため相場がはっきりと決まっていないのです。

また、使用する塗料のクオリティーによって値段に差があります。さらに、外壁の面積や劣化具合によって塗布する量や補修内容も変わってくるため、ほかの建物を塗装した場合と比較することができないのです。

理由②:工事品質の判断ができない

リフォーム完了時には手抜き工事をされたことにきずかづ数年後に塗膜が激しく劣化してきてから初めて実は質の低い工事をされていたと発覚する例も多くあります。

一般の方にとって塗装した直後の外壁は明らかに色むらがある/表面に凸凹やヒビ割れがあるといった状態でない限り、きちんと施工できているように見えてしまうためです。

理由③:外壁の劣化はそとから見えるため、飛び込み営業しやすい

家の中と違って外壁の劣化は外を歩いている人にも見えます。そのため突然訪問して早くリフォームした方がいいですよと営業しやすいのです。なので、地震や台風の直後には、外壁のひび割れや雨漏りの不安をあおる業者が増える傾向にあります。

訪問販売には警戒を!悪質な業者がよく使う7つの手口!

ここからはよくある悪質業者の手口について解説します。

特に連絡もなく突然訪問営業された場合には警戒した方がいいでしょう。

独立行政法人の発表によると、訪問販売によるリフォーム工事の相談件数は2024年10月の時点で1308軒もあることが分かっています。中でも60歳以上の高齢者が契約させられた事例が非常に多く、不審に思ったご家族からの問い合わせで判明したケースもあり、深刻な問題となっています。実際に、塗装業者から勧誘された場合や、これから見積もりを依頼する場合にも当てはまらないかチェックしてください。

1・外壁の状態を大げさに悪く言い、不安感をあおる

外壁がかなり劣化しているのですぐに工事を始めないと倒壊する

早急に塗り替えないと大変なことになる

などの言葉で、不安を過剰にあおってくる業者には気を付けましょう。天災があった後などに訪問業者が良く使う手口の一つです。実際は、チョーキング現象や大きなひび割れがあるなどわかりやすい症状が出ていない限りは、今すぐに塗り替えないと家全体が危険ということはありません。

2・契約を急かす

今日中に決めてくださいなどと、契約を急かす業者も要注意です。

冷静な判断ができないうちに、契約を結ぼうとしていることがあります。絶対にその場で契約はせず、家族と相談する、ほかの業者と比較したいといった理由を伝えいったん帰らせましょう。良心的な業者であれば後から再度見積もりを依頼しても親切な対応をしてくれるはずです。

3.特別価格などと大幅な値下げをする

今すぐ契約してもらえれば特別に。。。

この地域のモニターになってくれれば。。。などと、大幅な値下げをしてくる場合も注意が必要です。安くなった値段とほかの業者と比較するとそれよりも安い費用でできる工事だったと判明するケースがあります。

4・外壁塗装の耐久年数が長すぎる

外壁塗装は一般的に、10~15年の周期で塗り替えが必要です。

耐久性に優れた塗料を使用しても最長で20~25年前後で寿命が来ます。そのため40年もちます!永久に美しさが続きます!などの売り文句は信じてはいけません。施工実績がないオリジナル塗料を進められる場合も、耐久性のない塗料を使おうとしている可能性が高いため用心しましょう。

5・足場代0円と語ってる

外装塗装工事ではほとんどの場合、数十万円必要になることも少なくありません。足場を0円とアピールする業者もありますが、無料で設置することはあり得ないため別の費用項目に上乗せしていることも考えられます。

ただ、足場のスペースがない場合は施工時にゴンドラやクレーンを使って作業する業者もいるので

見積もり内容に足場もしくはゴンドラなどの費用が含まれているか、まずは確認してみましょう。

6・工事費用の全額先払いを要求してくる

リフォーム費用の支払いは工事前と工事後の分割、もしくは全額後払いが主流です。

先に全額先払いを要求してきた場合、ずさんな工事を行う、または着工せずに持ち逃げされるなどトラブルがあります。契約時に全額支払いを要求された場合、ほかの業者と比較して慎重に判断しましょう。

7・追加工事の提案

優良業者なら現場調査をしっかり行うため工事開始してから追加工事は基本的に発生しません。

ただし、内部の雨漏りのような契約時点では発見が困難な個所に瑕疵がある場合があります。

悪質業者の手口には、訪問業者によって軽めの施工を行った後、屋根の瓦が傷んでるから早急に事しないと地震で倒壊してしまうと不安をあおるように大げさなことをいって高額な工事を迫ってくる場合もあります。

優良業者か否かチェックするためのポイント

 

①資格・建設業許可を法宇していると安心

外壁塗装は、資格を持っていなくても運営できてしまうのが現状です。次のような資格を保有しているスタッフが在籍する業者を選ぶといいですよ。

・建設業許可

・塗装技能士

・外壁劣化診断士

・外壁塗装マスター

・雨漏り診断士など

いずれもしっかりとした知識や技術を持った人が取得できる資格で、建物の劣化状況にあった的確な提案をしてくれます。

②工事の期間が短い場合は要注意

天候にもよりますが一般的な戸建て住宅の外壁塗装の工期は、1から4週間程度かかります。工事スケジュールの目安として質問しておきましょう。

あまりにも短い期間で設定されている場合には、手抜き工事をされる危険性があります。

③提示された見積書の内容は適切か

外壁塗装では基本、ひび割れなどを補修する下地作業が行われ、その後3回塗りを行います。

4回塗りを推奨する丁寧な業者もあります。

見積書を提出されたらどの箇所に、どのような塗料を何回塗ってもらえるか細かくチェックしておきましょう。なおすべての工事内容をまとめて一式という表現で提示する業者もあるので詳細が記載されていない場合には内訳がいくらか聞いてみましょう。

最後に

外壁塗装では、安さを売りにしている業者も数多くいます。ですが、全てがそうとは言いません。良くない理由で安くなっているケースがあります。

この様な施工業者と契約してしまうと後から後悔してしまうことになります。

そのため外壁塗装の業者選びは安さだけで判断せず保証やアフター、施工内容や塗料、営業担当の人柄などをしっかりと確認して決めていくことが重要です。

熱中症対策の義務化がスタート

熱中症対策の義務化がスタート

 

2025年6月から企業に熱中症対策が義務付けられた。

建設業では猛暑の時に作業を中断するなど対策強化が進んでいます。

2025年の6月は観測史上で最も暑い6月でした。

月平均気温が1991年~2020年の30年間の平均値に比べて2.34℃高くこれまで最高だった20年の記録を塗り替えました。気象庁は9月まで全国的に高温が続く可能性が高いとみています。

建設現場で熱中症が起こる原因

 

熱中症が起こる主な原因は、作業環境や労働条件です。これらの要因が組み合わさることで体温調節が難しくなり熱中症が引き起こされるのです。これらの要因を理解ししっかりと対策を講じることが重要です。

・気温と湿度

先ず建設現場は直射日光を受けやすい場所であるため、高温多湿の条件下で作業を行うことが一般的です。特に、夏場は気温が上昇し湿度も高くなるため体が放熱できず熱がたまりやすくなります。

・肉体労働による脱水

次に、重い機材を運ぶ作業や高所作業などの体力を要する業務が熱中症のリスクを増大させます。これらの作業は身体に過度な負担をかけるため、発汗による水分や塩分喪失が進み、脱水症状を引き起こす原因となります。特に一日中外で働く場合、定期的な水分と塩分補給を行わないと知らず知らずのうちに体を蝕んでしまいます。

・労働時間

さらに作業時間が長くなることも問題です。工期の短縮を求められる中で休憩時間が短い場合や作業者同士のコミュニケーション不足により水分補給や休息が疎かになろことがあります。

熱中症の症状とは

熱中症は非常に危険な状態でありその症状を早期に認識することが命を救うことに繋がります。

熱中症にはいくつかの種類がありそれぞれに異なる症状が現れます。一般的に熱中症の症状は以下の3つです。

1.熱疲労

初期段階では、体が過度に熱を持ち体温調節がうまくいかなかくなります。

この状態では主に以下の症状がみられます。

倦怠感、頭痛、めまい、吐き気、筋肉のけいれんなどがあげられます。例えば、長期時間外で働いているときに疲れやすく感じたり、軽い頭痛がする場合はこの熱疲労の可能性があります。

2.熱射病

さらに進行すると、熱射病の段階に達することがあります。

この状態は生命に危険を及ぼす可能性があり高温環境にさらされ続けると発症します。

具体的な例としては、高体温、混乱、意識障害、発汗がないまたは極端に少ない症状がみられます。

特に、体温が40℃以上に達することがあるため迅速な対応が求められます。

3.熱失神

熱失神とは、体温が急激に上がることにより脳への血流が不足して意識を失う状態です。

この場合、周囲の人が気付くことも難しい場合があります。主な症状には、突然のめまいや立ち眩みがあり顔色が青白くなることがあります。このような症状がみられた場合はすぐに専門の医療機関に相談する必要があります。

建設現場ぼ熱中症対策事例

建設現場の熱中症対策は、効果的な方法を実施することで作業員の健康と安全を守ることに繋がります。

主に現場で使われている熱中症対策の事例はこちらです。

 

1・暑さ指数、気象予報の確認

暑さ指数とは、気温と湿度をもとに体感温度を計算した指標です。

気象庁とは定期的に暑さ指数を発表しているのでこの情報をもとに労働環境を調整する目安としています。

また、気象情報を事前に確認し特に予想気温が高い日には、作業の計画を見直すことや休憩時間を増やすなどの対策が取られています。毎朝の気象情報を確認する習慣をつけることで日々の作業スケジュールを柔軟に変更することが可能になります。また、必ず暑さ指数の指標を確認しその値に基づいて作業内容を調節しましょう。

 

2・休憩スペースの適切な設置

明るい日差しが照り付ける建設現場では作業員がしっかりと休むためのスペースが必要です。屋根付きの休憩場を設置することで熱中症のリスクを減少させることができます。このようなスペースでは冷却機能を持つ扇風機やエアコンを設置し作業員が涼しく過ごせるように配慮されています。

 

3・水分補給の徹底

作業中の水分補給は熱中症対策において非常に重要です。

多くの現場では、冷水やスポーツドリンクを常に用意し作業員には定期的に水分をとるよう促す取り組みが行われています。

日本熱中症予防協会によれば、運動時の水分補給量は1時間当たり1リットルを推奨していますが実際には体調に応じて量を調節することが大切です。

 

4・服装の工夫

重要な対策の1つとして、作業服を改善したり熱中症対策ウェアを配布するなど服装の工夫も行われています。

通気性の良い素材を使用した作業着や遮熱効果のある服を着用することで体温の上昇を抑えることができます。また、作業者には帽子や日焼け止めを使用するように指導することでさらなる熱中症の予防を図っています。

 

5・教育と啓発活動の実施

現場の作業員が熱中症の予防について理解していることは非常に重要です。そのため、定期的に熱中症に関する教育や啓発活動を実施し、作業員自身がこれを予防するための意識を高める取り組みも積極的に行われます。

もし熱中症になってしまった場合は?発症したときの対処法

熱中症になった場合、迅速かつ適切な対応が非常に重要です。

状況によって命に関わることもあるため、以下に示す対応策をしっかりと理解しておきましょう。

・初期症状を見極める

熱中症の症状には様々なものがありますが、初期症状を見逃さないことが大切です。軽いめまいや頭痛、吐き気、

などが感じられた場合これは体が熱にさらされすぎているサインです。このような症状に気付いたら直ちに安全な場所に移動し、適切な処置を行う必要があります。

・涼しい場所で休ませる

もし熱中症の初期症状に

きずいたらまずは涼しい環境に移動しましょう。屋外の直射日光を避けて日陰や室内に入ることが重要です。この際、周囲の人々に協力を仰ぎできる限り速やかに状況を改善するように努めます。

・水分補給をし体温を下げる

体が脱水になっている可能性があるため少しずつ水分をとってください。喉の渇きを感じる前に水分を摂取することが必要です。

氷や冷たいタオルを首の下や足の付け根にあてることで体温を効果的に下げることができます。

・救急車を呼ぶべきタイミング

もし体調が悪化し、意識がはっきりしない、あるいはけいれんなどの症状が現れた場合、早急に救急車を呼びましょう。

適切な処置がされないまま放置すると危険な状況に陥る可能性があります。迷わず周囲に助けを求めることが大切です。

まとめ

建設現場での熱中症対策は、作業員の安全を守るために必要不可欠です。毎年多くの熱中症患者が発生しておりそのリスクは常に高まっています。適切な対策を講じることで命を守るだけでなく作業効率の向上にも寄与します。

現場で実践可能な対策や万が一の際の対応を事前に知識として持つことが重要です。熱中症を未然に防ぐためにも皆様の積極的な取り組みをお願いいたします。

建設業界人手不足を乗り切るには?

建設業の外国人労働者雇用方法・人材不足を乗り切るには?在留資格と注意点を解説

 

技能実習や特定技能、一般就労、アルバイトなど、外国人を雇用する際には在留資格の管理とその知識が欠かせません。

特に建設業では間違った噂や勘違いが大きな問題に繋がることがあります。

最近よくニュースなどで聞かれる外国人労働者の強制送還、雇用会社の書類送検などもこの在留資格の管理不足から生じていることが多いのです。

 

 

建設分野で、外国人労働者を採用するには?

建設業ではこれまでも人手不足。高齢化が大きな経営課題になっています。その推移を統計資料で見ると、建設業に従事している人は19997年の685万人から2017年498万人までこの20年で187万人減少しています。

また、国土交通省によると建築業に関わる労働者の4人に1人以上が60歳を超えているとも言われています。

日本の人口減少の下でこの流れは今後さらに加速していくと思われます。

そこで最近では建設業においても外国人労働者の採用に積極的な事業者が増えてきました。以前からある技能実習制度でに加えて

外国人建設就労者受入れ制度の登場によって、建設業に従事する外国人労働者は急激に増えてきています。

 

雇用にあたり、外国人は在留資格が必要

ただし、注意が必要なのは在留資格です。外国人労働者を採用する際には、日本人の採用の場合と異なり在留資格の取得や管理が不可欠になります。在留資格は学歴や職歴など本人の履歴や身分によっても取得できる資格が変わるのが特徴です。

万が一、在留資格に不備があると外国人労働者本人は不法就労により強制送還、その雇用している会社も不法就労助長罪などの罪に問われてしまうことがあります。

この様に在留資格は外国人が日本に来てく働くために必要不可欠で取得していることが大前提です。

しかし、現在ではさまざまな制度が入り混じってかなり複雑になるため採用担当者の方がすぐに理解することも難しいのが現状です。ただし、建設業での外国人労働者の雇用に限って言えばまずは下記の点もしっかりと基本的には安心でしょう。

 

建設分野で働ける在留資格とは?

 

在留資格は役30種類ありそれぞれにできる活動が違います。

建設業の外国人労働者については、違法就労にならないようにするためにも特に以下の3つの資格について留意する必要があります。

・技術、人文知識、国際業務

・技能実習

・特定技能

 

このほかにも留学生のアルバイトを認める資格外活動、インターンシップ、ワーキングホリデーを認める特定活動などもあります。

ちなみに、この2つは業務内容や労働時間に制限がある場合もありますので注意してください。

さらに日本人と結婚している外国人の日本人や日本に長く住むことを認められた永住者という在留資格もあります。

これらの在留資格の場合は業務内容や労働時間に制限がなく日本人と全く同じように働くことができます。

 

建設分野で外国人労働者を受け入れるメリット

外国人労働者を受け入れることで得られる利点も多くあります。

 

 

人材不足の解消

建設分野で外国人労働者を受け入れるメリットとしてまずは人材不足の解消があげられます。

日本で働きたいという熱意のある若者を雇用することで事業を長く続けていく可能性を広げることができます。外国人という点だけを見れば言語や文化の違いから多少の不便もあるかもしれません。日本で働いてみたいという意欲の高い若者がたくさんいてその多くはとてもまじめで熱心な方々です。

 

社内の活性化

建設分野で外国人労働者を受け入れるメリットの2つ目として社内の活性化があげられます。外国人と一緒に働くことで日本人従業員の意識を高めたり社内に新しい変化や刺激を生んだりすることがあります。

しっかりとコミュニケーションをとりお互いの同じ部分をしり違うところを認めあう多文化共生の考え方は一緒に仕事や

生活をすることで養われます。仕事の仕方や働き方の変化が激しいこの時代において、多様性や変化を受け入れることは今後さらになってくるでしょう。

外国人雇用においても助成金の活用が可能で国からの支援を受けながら雇用ができることもメリットでしょう。

 

外国人労働者を雇用する際の注意点

外国人労働者を雇用する際に、特に注意していただきたい点を解説します。

特に技能実習や特定技能の場合には会社側の受け入れ体制や法令遵守がとても厳しく審査されます。労働関係、社会保険関係の法律についてはしっかりとあらかじめ体制を整えておくことが大切です。

 

労災に注意・言語の壁による事故も起こりやすい

外国人労働者を雇用する際は労働災害にも注意が必要です。事故発生率の高い建設業においては、労働災害に遭う確率も高くなっています可能な限り労働者の安全を図るためにも十分な対策が求められています。

とりわけ安全指導・教育や各種マニュアルについては、外国人労働者にもわかるように外国語への通訳・翻訳、図表やイラストなどを用いた注意喚起、丁寧な説明や訓練の実施が重要です。

万が一、病気やケガが生じた場合には外国語対応可能な病院・診療所への連絡先を確保するなど事前の準備もしっかりしておきたいものです。

 

文化や宗教・仕事観などの互いに理解する必要がある

外国人労働者を雇用することは、最初は大変だと思われるかもしれません。

日本人同士なら常識や当たり前だと思っていたことが、外国人労働者にはうまく伝わらないという経験はよくあります。

1つ1つ丁寧に説明したり、実際にやって見せたりするなどの工夫が必要かもしれません。これを不便・面倒と思わずに前向きにとらえたいものです。

そんな考え方もあるのか、何が同じで何が違うのか、しっかりと伝えるコミュニケーションに工夫の余地はないかなど

捉え方を変えればそれが仕事の仕方やほかの同僚にも良い効果をもたらすことがあるという会社も多くあります。

 

まとめ

この様に建設業で、外国人労働者を採用する場合には、日本人労働者の採用が人手不足を解消しさらに良い変化やw影響をもたらすきっかけとなることもあります。

会社が仕事をしていく中で人材はとりわけ大切なものです。外国人労働者特有の注意すべき点にはしっかりと留意しつつ多様で豊かな労働環境を整えていきたいですね。

太陽光パネル付き中古住宅!

太陽光付き住宅を購入する際に気を付けるポイント

2022年に東京都が環境保護条例を改正し、2025年4月以降に建築の確認済証を交付された住宅には、大手メーカーなどに太陽光パネルの設置を義務付けるなど、太陽光パネル付き住宅が注目を集めています。

日本では2012年前後から太陽光パネルを設置する戸建住宅が増えてきました。そこから約10年以上経過する中で今後さらに太陽光パネル付きの中古住宅が市場に流通することが考えられます。

ポイント1 太陽光発電にもメンテナンスが要な個所がある

先ず屋根に取り付けてある太陽光パネル自体は、メンテナンスが必要ないと言われることが多いです。

ここで最も注意するべき点としては太陽光パネルではありません。

太陽光パネルで発電した電気はそのままでは利用できず、その電気を家庭で使えるようにするにはその電気を変換するパワーコンディショナーという機械が必要になります。一般的な家電同様に約10年~15年周期で交換が必要とされています。

そのため、太陽光パネルの設置が増えてきた2010年前後から既に10年以上が経過しているので、太陽光パネル付きの中古住宅購入後すぐにパワーコンディショナーを交換する工事が発生する可能性もあるということに注意が必要です。

ポイント2 太陽光パネルの下にある屋根材のメンテナンス時の注意点

屋根をメンテナンスする際の方法は、

1.塗装

2.カバー方法

3.葺き替え

の大きく3つの方法が考えられます。

上記のうち、2.3に関しては屋根材自体を物理的に取り換えたり今の屋根材の上に新しい屋根材カバーをしたりするため

屋根材の上に取り付けている太陽光パネルに関しては脱着しなくてはなりません。太陽光パネルを脱着するにあたっては大きく2つの注意点があります。

 

先ず太陽光パネルを脱着する作業に費用が発生します。

屋根に取り付けてある太陽光パネルの枚数によりますが基本的には20~30万円程度の費用が発生するといわれています。

そのため屋根材のメンテナンス費用に加えて太陽光パネルの脱着費用も掛かるということも頭に入れておく必要があります。

2つ目は太陽光パネルを脱着することでもともと太陽光パネルに着けられている保証が外れてしまう可能性があります。

まずもともと太陽光パネルを付けた業者に脱着作業をお願いできる場合はそのまま最初の保証が有効という可能性があります。

しかし、違う業者に脱着作業を依頼した場合は、もともとついていた保証を引き継ぐことは基本的にできません。

そのため後々トラブルが発生した場合誰もその状況を保証できないということになりえます。

もしカバー工法や葺き替えでの屋根のメンテナンスを検討されている場合は太陽光パネルを最初に設置した業者に連絡し、脱着作業をお願いするといいでしょう。

また業者による屋根材のメンテナンスを行う場合には一般的に太陽光パネルで隠れている部分以外の範囲だけを塗装することが多いため上記のような脱着作業を伴わなくなります。

しかし、塗装の場合は塗料を扱うため塗料が太陽光パネルに付着しないよう注意することが大事です。太陽光パネルに塗料が付着することでその部分で正常に発電ができなくなる可能性や、部分的に熱を帯びやすくなるなどして故障の原因になる可能性も考えらるためです。

また作業中に物理的に太陽光パネルを破損しないように注意することも大切なため、屋根材のメンテナンスを担当する業者としっかりすり合わせをすることが需要です。

 

ポイント3 太陽光パネルの名義人変更が必須

太陽光発電で余った電気を売る制度は固定価格買取制度と呼ばれ、太陽光パネルを所有しているのか届け出を出して登録することになっています。

そのため太陽光パネルが設置されている中古住宅を購入する場合太陽光パネルの所有者も変わるため名義人を変更する必要が生じます。ただこの名義人変更が少し煩雑なため注意が必要です。

変更者だけが届け出を出せば完結するものであれば簡単ですが例えば前所有者である売主の実印と印鑑証明が必要なため

売り主の協力が必須であることと、状況次第では手続きが完了するまで3か月かかった事例もあります。

この点に関しては売主であったり不動産仲介再度も知らない場合も考えられるためしっかりと確認する必要があります。

最後に

太陽光パネル付き中古住宅はこれからどんどんと市場に流通していく段階と考えられるためまだ、不動産仲介でも取り扱いに慣れていない可能性も考えられています。

そのため太陽光パネル付き中古住宅のメリットだけに耳を傾けるのではなく充分に売主・仲介側とすり合わせをしてみんなが納得する不動産取引を実現することが大切です。

 

安い業者に注意!

外構工事は料金が安い業者に依頼してもいい?

注意点を解説!

 

住宅の建設と合わせて外構工事について調べている方の中には、なぜ業者ごとに料金が変わるのか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

外構工事の料金の違いには様々な理由があります。

 

 

外構工事の費用の相場

一般的な外構工事の費用の相場を把握しましょう。

新築住宅の外構工事にかかる費用の相場は100~400万円程度です。ただし、外構工事を行う面積や設置する構造物の数、スタイルなどによって大きく異なるので、あくまでも目安として考えてください。

 

また構造物もデザインや材質によって料金が異なります。

塀やフェンスは材質やデザイン、敷地の面積などによって費用に幅があるので予算とも合わせて考えてみてください。

 

駐車スペースも同様に、シャッターや屋根があるカーポートの場合は費用が高額になります。門柱、門扉や植栽は、

もともとデザインが決まっていたり、植物自体の価格が安かったりするので相場は20万円程度です。

 

料金が安い外構工事業者と高い外構業者の違い

外構業者の違いには施工を行う専門業者のコストの差に由来するものがあります。

ここからは、外構工事にかかる料金が業者ごとにどのように異なるのかを解説します。

デザイン性

料金が高い外構工事業者の中には外構のデザインを専門に行うデザイナーが在籍している場合があります。デザイナーと設計、施工を行う職人が別々に作業を担当するので、それぞれの人件費が発生する上に施工日数も長くなります。

一方で、料金が安い外構業者では、デザインと施工を同じ職人が行うことが多く、構造物も料金が安い既製品を使用するケースがほとんどです。

工事期間も短く施工人数も少なくて済むので工費は少ない傾向にあります。

 

アフターフォローの充実度

アフターフォローの内容や充実度でも工事費用に影響を及ぼします。

工事が終了し、依頼者に引き渡した後のことも考えている業者であれば万が一破損や不備があった場合の対応を含めた料金を設定しています。そのため、工事費用が高いと感じられるかもしれません。

だからと言って、設定料金が安すぎる業者に工事を依頼すると、後々十分なアフターフォローを受けられない可能性が高いです。

 

家の設計をハウスメーカーに頼んでいる場合は、同時に外構工事も依頼している方もいらっしゃるでしょう。

一般的には、ハウスメーカーに外構工事を依頼するとハウスメーカーが提携している業者に外構工事が再委託されることになります。この場合、一度ハウスメーカーを通すので仲介手数料が発生します。

この手数料は工事費用の10~30%程度に設定されているケースが多く、工事費用とは別途に数十万円の費用が掛かるのです。

一方で、ご自身で外構工事業者に分離発注する場合は、この手数料が発生しないので料金が安く済むでしょう。

 

料金が安すぎる業者には注意

 

 

料金が高い業者と、安い業者の違いはお分かりいただけましたか?

外構工事の費用を抑えたいからと言って料金が安いだけの業者を探すと以下のようなリスクがあるので注意が必要です。

まずブロックやコンクリートなどに安い材質のものを使用している業者は、構造物の耐久性が低くなるのでおすすめできません。

災害によって破損したり劣化によって崩れたりといったトラブルにつながる恐れもあります。

安さだけをうたう業者はアフターフォローが充実していない可能性があるでしょう。アフターフォローの内容は業者ごとに異なり

明確な決まりはありません。よって、相場より著しく低料金の業者は引き渡した後のサービスや補償がなく工事に不備があった場合も、免責適用という契約内容になっている可能性が高いです。

 

 

外構工事業者を選ぶ際のポイント

では、どのような業者に外構工事を依頼すればよいのでしょうか?

以下に、外構工事業者を選ぶ際に抑えておきたい3つのポイントを紹介します。

 

外構工事業者を選ぶポイント

・見積書は詳細に書かれているか

・施工実績が豊富か

・工事後のアフターフォローや保証は十分か

・資格を持った職人の在籍

・丁寧な現場調査と説明

・第三者機関による評価

 

業者から提示された見積書は細部まで確認してください。

どの程度でいくら費用が発生するのかまで詳細に書かれていれば工事のプランやスケジュールを細かく考えられている、優良な業者だと思います。

外構工事の実績が豊富であればそれに比例して工事の技術力があると評価してよいでしょう。

評判や口コミなどが良いかどうかも確認するとより安心して工事を任せられます。

そして、工事が完了した後不備や破損が見つかった際に無償で対応してくれるかどうかも重要なポイントです。補償がある場合は

保証期間と内容を、工事を依頼する前に確認しておきましょう。

 

まとめ

住まいの長期的な保護と価値維持に関わる重要な投資です。

安さだけで判断するのではなく見積書の内容をしっかりチェックし信頼できる会社を選ぶことが大事です。

適切な価格で質の高い工事を提供する会社を選ぶことで美しく耐久性のある仕上がりを実現し、長期的には費用対象効果の高い選択と言えます

見積書のチェックと会社選びに時間をかけることは決して無駄ではありません。

 

賃貸でもできる夏のカビ対策!

賃貸で今すぐできる夏のカビ対策!カビにくい物件選びのコツ!

賃貸マンションやアパートは、一戸建ての住宅と比べると湿気がこもりやすくなりがちです。

せっかく素敵な部屋を見つけて住み始めても湿気に悩まされると不快に感じますよね。湿気がひどくなりいやな臭いやカビが気になる方もいるでしょう。

 

 

賃貸マンションやアパートで湿気がたまりやすいのはなぜ?理由を解説

賃貸マンションやアパートは、一戸建ての住宅に比べると湿気がたまりやすい傾向にあります。

理由を見ていきましょう。

 

・窓が少なく空気があまり循環しない

一戸建て住宅の場合、独立した住戸なのである程度自由に窓を配置できますが、マンションやアパートの場合はそうはいきません。

隣の部屋と接しており窓を付けられる場所が限られているからです。

窓が少ないと空気が循環しにくくなり、室内に湿気がたまってしまいます。

 

・コンクリート造は調湿気効果があり木造住宅は湿気に強いとされています。

一方、賃貸マンションやアパートはコンクリート造がメイン。コンクリートには木材のような調湿効果がないので湿気がこもりやすい傾向にあります。

また、コンクリート自体にも水分が含まれておりしっかり乾くには数年かかります。

新築や築年数が浅い物件は湿度が高くなりやすいといえるのでジメジメ感やカビなどが気になる方は築年数が古い物件を選んだ方がいいです。

 

湿気が私たちに与える影響は?

湿気がこもったまま放置しておくとどのような問題があるのでしょうか?

湿気が与える影響を説明します。

 

・カビの発生

カビが発生しやすい室内の温度は、25℃から28℃です。湿度も60%を超えてくるとカビが発生しやすくなるといわれています。室温や湿度が高くなる梅雨のシーズンは、カビが生えるには条件が揃った時期だといえるので特に対策が必要です。

カビが生えるとまず気になるのは、独特な臭いや黒っぽいしみです。カーテンや壁紙にカビが発生してしまうと目立つこともあります。

またカビは80000種類以上あるとされています。中には、水虫や喘息、シックハウス症候群アレルギーなどの原因となるカビもあります。カビは私たちの体に様々な影響を与える可能性があるのでできるだけ発生させないようにしたいです。

・害虫が出やすくなる

カビの発生は、害虫の活性化にも繋がります。活動が活発になると考えられる主な害虫はダニや、チャタテムシなどです。食べ物のかすや保存食品を餌とするほかカビも好んで食べます。

・体がだるくなる

空気中の水分の量が増えて多湿な環境になると体内から汗や尿などの水分をうまく排出できなくなってしまいます。

体温調節の機能が低下し、体がだるいと感じたり食欲不振になったりすることもあります。

 

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今すぐできる湿気・カビ対策

・家具の周りに隙間を作る

家具は壁から5~10センチ程度離して設定しましょう。家具をピタッと壁に着けると空気が通らなくなり、カビが発生しやすくなるからです。家具は滅多に移動させませんが模様替えや引っ越しなどで動かしたときに壁にびっしり生えていることもあります。

また壁に加えて家具と床の間にも隙間を作るとさらに効果的です。

すのこを引きその上に家具を設置すると通気性が良くなりますが見た目に抵抗がある人は足つきの家具を選ぶといいでしょう。

・定期的に喚起をする

湿気対策には、換気が欠かせません。一人暮らしの場合、日中仕事で不在にしている間は窓が閉まっているので空気がこもってしまいます。外出前や帰宅後に20~30分窓を開けて喚起をする習慣をつけるようにするといいでしょう。

効率よく喚起したい人には、サーキュレーターの使用もお勧めです。

・洗濯物の部屋干しはなるべく控える

洗濯物の室内干しには防犯性が高く花粉や黄砂などもつかないメリットがあります。

しかし、湿気の事を考えると部屋干しはあまりお勧めできません。洗濯物は濡れているので狭い部屋に干すと急激に湿度が上がってしまうからです。

天気がいい日はできるだけ洗濯物は外に干すようにしましょう。どうしても部屋干しをしたいならば広い部屋に干したり除湿剤や除湿器を使いましょう。

 

湿気が気になる人向け<内見時のチェック>

湿気に悩まずに賃貸暮らしを送りたい人は物件選びからこだわりましょう。

・窓の数が多いか

できるだけ窓のかずが多い物件を選らびましょう。

理想的なのは、各部屋に2か所以上窓がある部屋です。湿気のこもりやすいキッチンやお風呂場、トイレにも「窓があるとさらに快適な暮らしが期待できます。内覧時には実際に窓を開けて空気の流れを確認しましょう。

・2階以上の物件か

賃貸マンションやアパートの1階の部屋は他の部屋よりも家賃が安く設定されている場合が多いです。しかし、1階の部屋の比べると多湿になりやすい点があげられます。1階の部屋は地面に近いので地下からの湿気の影響を受けやすく湿度が高くなってしまうのです。

・周囲環境に問題はないか

周囲環境も重要なポイントです。川や水路などが物件の近くにないか確認しましょう。川などが近くにあると自然を身近に感じれる点はメリットです。しかし、太陽の光で川の水が蒸発し周囲の湿気が高くなっています。川の方から吹いてくる風も、湿気を多く含んでいると考えられます。

また、物件の近くに高い建物がないかも大切です。

高い建物が周辺にあると日当たりや風通しが悪くなり室内がジメジメとしています。住宅街などにある低層のマンションやアパートは日当たりの良い場所が多いでしょう。

マンションやアパートは構造上、木造の一戸建て住宅と比べるとどうしても湿気がこもりやすくなってしまうことがあります。

湿気を放置しておくと室内の環境や私たちの健康に影響がある可能性も。

正しく対策すれば、湿気の影響で発生するカビなどはある程度防げます。

 

工事前の近隣挨拶は必要?

塗装工事前の挨拶は必要??

特に外装塗装の際は作業中の音や、匂いなど、近所へ配慮するべき問題があります。

せっかく自宅がきれいになっても、思わぬ近所トラブルに繋がっては気持ちよく住めません。

そこでこの記事では外装塗装にまつわる近所トラブルを事前に防ぐポイントを解説します。

 

 

外壁塗装の前に近所への挨拶は必要

外壁塗装の前には塗装業者が近所へ挨拶をするケースが多くあります。

しかし、これも必須ではないので、事前に塗装業者に挨拶周りの有無を確認しておきましょう。

挨拶周りは塗装業者に任せても問題ありませんが、施工主も一緒に行くのがお勧めです。

 

外装塗装前に挨拶をしないことでトラブルになるケースも

 

外装塗装はどのようなケースのトラブルが起こりやすい?

・塗料や水の飛散

外装塗装工事前には、平面の汚れを落とすために高い水圧で洗浄を行います。

この際の水しぶきが近所の家に飛散する可能性があります。また、スプレーを使った塗装の最中に塗料が飛散してしまうことも

あるでしょう。

もちろん、周りに塗料が付かないように養生というものをやります。

養生により、不必要な部分に塗料が付着することを防いでいます。

 

しかし当日の天候によっては予想よりも遠くまで塗料が飛んでしまったり風の風向きによって思わぬところに水が飛んでしまったりする可能性もあります。

そのため、塗装のスケジュールを近隣の方と共有し距離や位置によっては洗濯物を干すタイミングを調整してもらう必要があります。

 

・足場の組み立てに伴う騒音

 

次に注意したいのは足場の組み立ての騒音です。

外装塗装工事では地面に立っただけででは手の届かない雨どいや2階まで行うのが一般的です。

そのため職人が安全に作業をするための足場を組む必要があります。

足場を組む際にどうしても工具の音が響いてしまうケースもあります。足場は全体の工程から見ると早い時間から組み始めることもあります。

そのため人によっては迷惑になる可能性もあります。

また、洗浄するときやスプレーを使った塗装をするときは、機械のエンジン音が響く事があります。一瞬であれば我慢できるかもしれませんが、長時間鳴り響いていれば気になる人もいると思います。

 

・塗料の臭い

塗装に使う塗料の臭いは種類にもよりますが、匂いもトラブルの原因になります。

塗装業者が使う塗料は、ペンキのようにいきなり壁に塗るわけではありません。塗料メーカー指定の濃度まで薄めてから

使用することが一般的です。薄める際にシンナーなどの溶剤を使う塗料が油性、水だけで薄めるものが水性と言われています。

油性塗料を使う場合に、臭いがどうしても発生してしまいます。

 

・工事車両の駐車

最後は、工事車両の駐車に関してです。

塗装する家の状況によっては道路に車を止めたり、足場が道路まではみ出たりすることも珍しくありません。

もちろん、必要に応じて工務店や塗装業者は警察署に道路の占有許可を届け出る必要があります。

実際に住んでいる人にとっては車の出し入れに迷惑になることもあります。

 

特に資材の搬入を行うことの多い朝は通勤などで車を利用する人も多いでしょう。

狭い生活道路では、場合によって資材運搬のトラックでほぼ塞がってしまうことも考えられます。

道路は地域に住んでいる人全員が使うものです。大きな迷惑を掛ける可能性もあるため、

事前にしっかりと挨拶をしておく事が重要です。

 

外壁塗装工事の前に済ませておきたい近所への挨拶方法

外壁塗装は塗装業者が行いますが、ご近所の協力がないとスムーズな施工は行えません。

そのためにも、挨拶はしっかりと行いましょう。

 

挨拶をする範囲とタイミング

挨拶をするベストなタイミングは外壁塗装の1週間前です。挨拶に行くのが早すぎると忘れられてしまい、遅ければ急すぎる印象を与えてしまいます。

挨拶をする範囲は向こう3軒両隣が基本的です。

塗装方法や周辺の道路状況によっても挨拶をする範囲は変わります。外壁塗装をすることが決まったら、塗装業者と挨拶が必要な範囲を相談してください。

 

挨拶の際に伝えておきたいこと

 

大きく分けて2つです。

・自宅の外壁塗装に協力していただく事

・工事の日程、期間

外壁塗装中は様々なトラブルが発生する可能性があります。トラブルを避けつつ、しっかりとした塗装をするためには、以下のような近所の協力が必要不可欠です。

音の出る作業の時は窓を閉める

塗料や水が飛散する可能性があるときは洗濯物を干さない

資材搬入のトラックが出入りするときは車を使うタイミングをずらす

また、トラブルが発生しやすい施工を知るためにも作業のスケジュールも伝えておきたいところです。

事前に近所の人とスケジュールを共有していくことでトラブルが発生する確率は大きく下がります。

・施工業者、ご自身の連絡先

施工業者の連絡先を伝えておくことで、何かあればここに連絡すればいいと安心します。

施工業者の連絡先と併せてご自身の連絡先も伝えておきましょう。

 

 

挨拶で注意するべきこと

早朝・深夜・食事の時間はさける

相手のライフサイクルに配慮した時間帯を選びましょう。一般的に家事や支度で忙しい早朝・深夜・食事の時間帯は避けた方が無難です。タイミングが合わない場合は平日ではなく土日に訪問するなどして可能な限り顔を合わせて挨拶しましょう。

 

まとめ

近隣挨拶で伝えること4つ

①工期の期間

②施工業者の名前と連絡先

③ご自身の連絡先

④工事の大まかな内容

⑤ご近隣の方へお願いする事

外壁塗装は自宅のメンテナンス作業ではあるものの、近所の方の協力が必要です。

長いおつきあいになるかもしれないご近所同士だからこそ、しっかりと挨拶をしてお互いに助け合えるようにしておきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅内での熱中症

室内で起こる熱中症を予防しよう!!

対策法と快適な家づくりのコツ

 

 

日本の夏、6~8月の平均気温の長期的な上昇や都市化によるヒートアイランド現象などで、室内でも熱中症対策は重要になっています。そこで、エアコンの適切な活用など室内熱中症を予防するポイントや快適な家づくりのコツを紹介します。

 

1・熱中症発生状況とその原因は?

最悪の場合、死に至ることもあるなど決して油断できない熱中症。外出先や、運動中だけでなく実は室内でも頻繁に起きているのです。

熱中症の発症状況

総務省消防庁によると、熱中症になって救急搬送される人の人数は2018年に約9万5000人と前年の約1.8倍に急増しています。その後も、2021年を除いて毎年6万人から7万人が救急搬送されるなど、夏の熱中症対策は必須となっています。

 

また、医療機関での診断では、入院の必要ない軽症が60%以上、入院医療となる中等症が30%、3週間以上の長期入院が必要な重症も2%強、さらには死亡例などもあるなどして決して油断はできません。まずは熱中症にならないことが大切です。

 

熱中症による緊急搬送の発症場所

実は、発症場所は住居が最も多く、次が道路、その次が野外駐車場や野外コンサート会場等となっています。住居には、室内以外に庭、ベランダなども含まれ、室内での熱中症対策が十分でなかったことや、庭やベランダだからと熱中症への注意を怠ったことが考えられています。

 

 

室内熱中種の原因

室内熱中症は、環境、体の状態、行動の3つの因子によって引き起こされています。環境の変化によって体のバランスが崩れ、汗や皮脂温度による体温調整が難しくなり、体温が上昇してしまっているのです。

 

環境

気温が高い・湿度が高い・日当たりがいい・締め切った室内または部屋が狭い

・エアコンがない・急に熱くなった日・熱波の襲来など

 

近年は夜間も気温が下がりきらず、就寝中に室内熱中症になるケースもニュースなどでよく見かけます。

夜間もエアコンを使って適切な室温、湿度を保てば室内熱中症の対策になります。タイマーで数時間後にオフにする設定もありますが明け方まで寝苦しくなることも多いため、エアコンはつけたままにすることも考えましょう。

その場合は、設定温度に注意し、冷えすぎないようにしましょう。オンオフを繰り返す方が逆に電気代がかかることもあります。

 

身体の状態

高齢者・乳幼児・肥満と診断された方など・下痢やインフルエンザでの脱水状態・糖尿病や精神疾患といったとき・二日酔いや寝不足といった体調不良・低栄養状態など

 

行動

激しい筋肉運動や慣れない運動・長時間の屋外作業・水分補給ができない状況

たとえデスクワークであまり動いてなくても水分は体から失われていきます。しかも喉の渇きはしばらく続くと慣れてしまい、水分不足に気付きにくくなることもあります。

在宅ワーク中なども、適度に休憩を取り積極的に水分補給をするようにしましょう。

 

2・熱中症の症状と応急処置

万が一、熱中症になったらどうしたらいいのか?

ご自身の体調の変化や周囲の方の異変に気付くために注意すべき症状と応急処置、医療機関を受診する目安についてまとめてみました。

 

熱中症と思われる症状

以下のような、体調の異変を感じたら熱中症の可能性があります。

・顔のほてり

・体温が高い

・汗のかき方がおかしい

・体のだるさや吐き気

・めまいや立ち眩み

・呼びかけへの反応が鈍い、意識が遠のく

・まっすぐ歩けない

・筋肉痛や、手足の痙攣

・頭痛

こうした体調の変化は人によって感じ方が異なるうえ、同じ環境にいても一人一人の体の状態や行動などによって熱中症のかかりやすさは違ってきます。

誰もが熱中症にかかる可能性があることを忘れず、体調の変化を感じたら早めに応急処置や医師の判断を受けましょう。

 

3・室内熱中症を予防する10の対策ポイント

デスクワーク中くつろいで居るとき、就寝中など室内での熱中症は活発に活動していなくても起こります。

対策として十分な水分補給と適切な室温・湿度の調整など10のポイントをご紹介します。

 

こまめな水分や塩分を補給する

汗をかくことは、体の体温調節に役立ちます。知らない間に失われていく体の水分を補給ししっかり汗がかけるように水分を補給しましょう。喉が渇いたときは、すでに脱水症状は始まっているといわれます。

喉の渇きを待たず、定期的に水分をとることが大事です。通常の水分補給は水やお茶で十分ですが、ビールなどのアルコールは体内の水分を排出動きがありかえって水分不足を招くので、熱中症対策にはなりません。。

また大量に汗をかいたときは塩分も多く失われるため、水分と塩分の両方を補給することが大切です。

 

エアコンや扇風機などを使って適切な室温と温度を保つ

環境省は、熱中症対策としての湿度は28度を目安としていますが、これは28度を上回ると熱中症の危険度が増すという意味。

無理に28℃を維持する必要はないので、ご自身や家族や熱いと感じない温度に調節しましょう。

ただ、外との気温差が大きいと部屋から出入りするときに、体への負担が大きくなるため、温度を下げるなどして快適さを保ち

室温を下げすぎない工夫も必要です。

 

4・風通しを良くする

風の取入口と出口を設けるなど、部屋や家全体の風通しを良くします。

日光を遮る日陰を作る

窓はブラインド、すだれ、遮光カーテンなどで日光を遮り、必要以に室温が上がらないようにしましょう。

ベランダなど窓の外に植物によるグリーンカーテンを作ると

日陰ができる、壁の温度の上昇を抑える、見た目にも涼しいなどの効果が期待できます。

 

5・遮熱・断熱で室温を保ちやすくする

外からの熱を防ぐ遮熱、内部と外の熱の出入りを極力減らす断熱など、リフォームや新築などで自宅の住宅性能を

充実させれば室温を一定に保ちやすくなり熱中症にも役立ちます。

 

6・体が暑さに慣れる行動を意識して行う

気温が高い日が続くと、体は次第に暑さに慣れていきます。ただ、涼しい日の後に急に暑くなるなど気温が急変した場合体が暑さに慣れる時間がなく、熱中症になりやすいとされています。

あまり暑くならない時期から、無理のない範囲で軽く運動したり入浴で汗をかいたり、意識して体を暑さに慣らしていきましょう。

 

 

 

台風対策の押さえておきたいポイント!

工事現場での台風対策!最低限抑えておきたいポイントを解説

台風大国である日本の建設現場にとって台風は避けて取れない課題です。台風対策を怠ると、最悪の場合は死亡事故に

繋がる恐れもあります。

※台風5号は発達しながら北上し、15日にかけて、東日本や北日本に接近し、上陸するおそれがあります。

また、西日本から東日本では、15日にかけて、警報級の大雨となる可能性があります。

2025・7・14現在

 

 

押さえておくべき台風対策のポイント

台風シーズンに現場監督が心がけるべきポイントは次のようなものになります。

・高所足場の安全確認をしよう

現場における台風対策で最も気を付けたいのが足場の安全対策です。

足場がもし台風で倒壊すれば、近隣の住宅に大きな被害を与えます。現場外も巻き込んだ大事故につながる危険性があるため、

しっかり対策を講じてください。

 

 

特に高所の足場は要注意です。

地上では大した風でなくても、高所では強風になる場合があります。

具体的な対策としては、単管やクランプを差し込んで、足場の壁つなぎを補強しましょう。

また、養生シートの各所を縛り直したり、外したりするのも有効です。平地では足場を守ってくれる養生シートですが、

暴風時は逆に足場にかかる負担を大きくしてしまう可能性があることです。

 

資材の飛散を防止しよう!

建築資材が台風時に吹き飛ばされたり、雨の影響で流れだしたりしないための対策も必要です。

飛散しやすいのは、カラーコーンや安全看板、表示パネルなどです。特にパネル状の資材は飛ばされやすく、爪が付いた看板などは、風に飛ばされれば凶器と化す危険性もあります。

台風が接近してきたら現場内をくまなく確認し、ネットやメッシュシート、ロープなどで資材をしっかり固定しておきましょう。

撤去して事務所や倉庫にしまっておくのもお勧めです。

とにかく、作業したまま資材ほったらかし状態は避けるようにしてください。

 

・仮囲いの強化も必要

台風が近づくと工事現場の仮囲いも崩壊の危険性が高まります。

倒れた場合、現場外部への影響が懸念されるため対策が重要です。特に、控え部分に注意が必要ですので、弱い部分は手で揺すって確認し、単管を追加して補強しましょう。

 

・作業員の安全確保を行う

作業員の安全確保は、台風対策の中で最も重要な要素です。以下の対策を確実に実施し人命を最優先に考えましょう。

台風接近時には、恐怖や大雨の中での作業を即座に中止し、全作業員を安全な場所に避難させることが大切です。

事前に、避難経路や避難場所を明確にし、全作業員に周知徹底しておきましょう。定期的な、避難訓練が大切です。

 

・保険によるリスク管理

台風対策において、物理的な防御策と並んで重要なのが保険によるリスクです。

適切な保険加入は、台風による被害が発生した際の経済的損失を軽減し、工事の継続性を確保するうえで非常に重要な役割を果たします。

保険金を活用することで台風によって被害を受けた設備や資材の修復、交換を迅速に行うことができます。

そのため、工事の遅延を最小限に抑えプロジェクトの進行への影響を軽減することが可能です。

また速やかな復旧は、取引先や地域会社との信頼関係にも繋がります。

工事現場のリスク管理に適した保険には、主に以下のようなものがあります。

・建設工事保険

工事中の不測の事故による物的損害を補償

・賠償責任保険

第三者に対する賠償責任を補償

・動産総合保険

工事用機械器具等の損害を補償

 

これらの保険を適切に組み合わせることで、台風によるリスクを総合的に管理することができます。例えば、建設工事保険で工事対象物自体の損害をカバーし、賠償責任保険で周囲への影響に備え、動産総合保険で使用する機械や資材の保護を図るといった具合です。

保険の選択と加入にあたっては、工事の規模、期間、立地条件などを考慮し、専門家のアドバイスを受けながら最適なプランを選択することが重要です。

また、定期的に保険内容を見直し、工事の進捗や状況の変化に応じて適宜調査を行うことも忘れず行いましょう。

 

工事現場の台風対策に関するまとめ

法規制の理解から始まり、足場の安全確保、資材の飛散防止、重機の安全対策、作業員の安全確保、そして保険によるリスク管理まで包括的な対策をとることが重要です。

また、台風通過後の迅速な復旧と再会の為には、リスク箇所のチェックや修復開始の優先順位づけ資材の分別を行いましょう。

 

 

 

夏の外壁塗装工事は避けた方がいい??

はじめに

一般的に外壁塗装のベストシーズンは秋と春だと言われています。

外壁塗装工事は暑い夏でもできる?と外装塗装工事を検討されている方は不安な点もあるかと思います。

夏に外壁塗装をしても品質的に問題がないのか、過ごしにくくないか心配ですよね。

実は、外壁塗装は暑い夏場でも問題なく工事できます。

今回は、夏に外壁塗装を進めていくためにも、ぜひ参考にしてください。

 

1・外壁塗装工事は暑い夏でも品質に問題なし

外壁塗装工事は夏の季節でも品質に問題なく工事できます。外壁塗装工事は次の4つの条件を満たせば、品質を保って施工できる工事だからです。

1気温が5度以上

2湿度が85%以下

3強風・降雨・降雪の天候出ない

4結露が発生していない

夏は夕立など雨が降ることもありますが、外壁塗装工事は雨天でもできることがあります。足場仮設や高圧洗浄などの塗る作業でなければ雨が降っていても工程が止まることはありません。

条件を守って行えば熱い夏場でも外壁塗装工事は品質に問題なく行うことができます。

 

2・夏に外壁塗装工事を行う3つのメリット

夏の塗装は、春や秋と比較すると人気が低いですが実はいい点もあります。

1.夕方も明るい丁寧な作業ができる

夏場は日が落ちるのが遅く、作業が遅くまで丁寧に行うことができます。一般的に外壁塗装工事の作業は朝8:00~夕方18:00くらいまでの時間で行われます。

ただし、秋から冬にかけては日が落ちるのが早く暗くなり、気温も下がるので塗る作業などはできません。また、

暗いと細かい部分も見えないので、作業時間を短縮する場合もあります。一方夏は、作業時間中明るく気温も5℃以上あるので朝から夕方まで丁寧な仕事をすることができます。

 

2.費用がお得になる可能性がある

夏は春や秋と比べると閑散期になるので、工事費用がお得になる場合があります。春や秋はどの業者も値引きしなくても

工事が増えてきますが、夏や冬は工事が減ってくるので各業者間で価格競争が起こります。

そのため、春や秋などの季節に塗装工事を行うよりもおとくに工事を行うことができる場合がありますので、

夏の外壁塗装工事はお勧めです。

 

3.工期が遅れない

夏場は塗料が乾燥しやすいので工程間がスムーズに進み工期が遅れないことがメリットです。

塗料にはそれぞれ製造メーカーから乾燥時間を定められています。冬場などは定められた乾燥時間をおいても渇きが不十分なケースもあります。一方夏は、乾燥時間を置けば塗料が硬化しているので次の工程にスムーズに進むことができます。

足場が立っている状況を早く終わらせたい方は夏に外壁塗装を行うのもお勧めです。

 

大切なのは季節よりも業者選び?

湿度や気温によって塗料の質感や乾燥時間が変わってきますからそれをいかに技術や経験で調節しベストな塗装をするかは塗装職人の腕の見せ所となります。

 

また、梅雨や台風シーズンなど雨の多い時期は塗装の依頼が少なくなるのでスピーディーに対応してくれるかもしれません。

外壁塗装にいい季節は込み合いますので、直前に業者を探し始めてもご希望の工期に工事ができない可能性が高いです。

業者選びは1年中どんな季節でも大切です。