2025年11月20日
リノベは「手段」ではない、新しい産業だ!
リノベーション市場の拡大と背景
日本国内における新築住宅着工数は、ここ10年で減少傾向にあります。一方で、全国には約850万戸もの空き家(総務省調査)が存在し、「建てる」から「活かす」時代へと住宅政策もシフトしています。
空き家活用とストック型社会
新築に比べて低コスト・短工期で住環境を改善できるリノベーションは、住宅政策の中心にもなりつつあります。
政府も「長期優良住宅化リフォーム推進事業」や各自治体のリノベに関する補助金があり支援強化傾向にあります。
ユーザー意識の変化
若年層を中心に「新築にこだわらない」価値観が定着しライフスタイルに合わせた空間設計や素材選定が可能なリノベに魅力を感じる人が増えています。
コストと自由度のバランスが良いのが決め手なのかもしれません。
脱炭素・SDGsとの親和性
解体せずに既存構造を活かすことで、建設時のCO₂排出を大幅に削減可能。環境配慮の観点でもリノベは注目を集めています。

建設業におけるリノベーションの位置付け
建設業界において、リノベーションはすでに“周辺事業”ではなく“主力領域”に進化しています。
マンション・店舗・オフィスの改修が急増
特に首都圏では、築20~40年のビルやマンションをリノベーションして再生する案件が増加。
商業施設・オフィスにおいても「入居テナントに合わせたコンバージョン(用途変更)」が求められています。
新築よりも求められる“設計力・提案力”
現場ごとに異なる建物条件を踏まえ、法規制や構造制約の中で最大限の価値を引き出す力が問われます。
「図面通りに施工」ではなく、「ゼロベースから価値を作る」仕事になりつつあるのがリノベーションです。
“空間再生”から“街の価値再生”へ
単体の建物改修にとどまらず、街区やエリア単位での再生プロジェクトへの参画も進んでいます。
現場から見た課題
職人さんの高齢化&多能工不足
壊す・組む・直す…リノベは幅広い技能が要求されるため、専門業種の知見のみならず周辺業種への理解度が求められます。
これは職人のみならず施工を管理する現場監督にも当然言えることです。
材料費・人件費コストアップ
価格高騰により「安さ勝負」では難しく、付加価値提案で顧客理解を得る工夫が必要となってきます。昨今外国人技能実習生が施工することが多い建設業ですが、コミュニケーション、文化の壁を感じるのも現実です。
【JID】として
当社(株式会社J.I developer 通称JID)
では一棟レジをはじめ、オフィスビル、商業施設と幅広くリノベーション工事を行なっております。
各物件にそれぞれの物語があり、求められる期待も異なります。
雨漏れを直してほしい
付加価値をつけて賃料を上げたい
リノベーションをして理想の住まいを作りたい
お客様に合わせた施工が可能でございます。
ご提案時には3Dパースを使用したご提案もさせていただき
素材選びから最適なリノベーションをご提案させていただきます。
新鋭のゼネコン企業として、
お客様の期待を超えた感動をご提供させていただきます!!


